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2006年9月14日（木） 2：36
　 ■新しいiPodが発表されました。クリップ型になったshuffleや、アルミ仕様になったnano、80GBにパワーアップしたモデルなど、いろいろ出てきましたが、冷静に自分が買うとしたら…と考えると、いちばん微妙なバージョンアップとなった30GBのモデルになっちゃうところがちょっともの悲しくもあり。で、昨日はわざわざ新宿西口のヨドバシカメラまで新iPodを見に行ったんですよ。と言ってもnanoしか展示されていなかったんですが、これが思わず衝動買いしそうなくらいいい感じでした。とにかく薄い！！ 8GBモデルの黒がかっこよかったです。でも別にそんなに小さくなくていいんですね。で、そうなると8GBのnanoと同じ価格の30GBノーマルiPodになっちゃうというわけです。

iTunesもバージョンアップしたということで、さっそくインストールしました。見た目もちょっとシックな色づかいに変わりました。心なしか音質が良くなっているような気も。そして今回いちばんのびっくりが、ギャップレス再生に対応したこと。そんなのできるんならもっと早くやってよ！ と思いながらもすごく嬉しいです。これで曲間が繋がっているアルバムも心おきなく聞けます。あとはアートワークの自動取得もいいですね。ただ、新機能のアートワークをパラパラめくる機能がパソコンのスペック低くて使用不可でした…。残念。あと気になるのは、若干CPUの使用率とか負担が大きくなってるっぽいですね。このへんはマイナーアップデートで改善してほしいところ。

iTunes Music StoreもiTunes Storeに名称変更して、”Musicだけじゃない”色を出してきました。注目はiPod上でできるゲームの販売を開始したところです。今のところエレクトロニック・アーツのゲームやナムコのパックマンが売られているようですが、どうなんですかね。任天堂のbit Generationsみたいな感じのオリジナルタイトルが出ればはまりそうですが。あとiTunes上でもできたらいいのにと思いました。

ついでに現時点での個人的iTunes＆iPodの使用状況を調べてみました。
iTunesライブラリ曲数：7726曲（36.95GB）
最初に曲を追加した日：2003/12/2
再生回数100回以上の曲：30曲
再生回数10回以上の曲：772曲
再生回数1回だけの曲：1328曲
未再生の曲：4143曲（19.1GB）

半分以上未再生ですか…（苦笑）。たぶん、再生回数はかなり多いと思います。家にいるときはテレビ見ているとき以外ほとんどiTunesで曲を聞きながらネットしてますので…。ハハハ。ちなみにいちばん再生回数の多い曲は500回以上も聞いてました。しかも今年の曲だし。
　　

 

2006年9月13日（水） 2：18
●ポドリーの絵本が3作品登場

「ポドリー」と言うのは、ピンクの凶暴クマ「グル〜ミ〜」でおなじみの森チャックさんが手掛ける狼の頭をかぶった羊のキャラクターなのですが、この秋、関連作品が3作品もどどっと登場するそうです。というわけで同時に紹介してみます。

○「がおくんのかわをかぶっためぇめぇさん」10/6発売
ポドリーの絵本というと、2003年にマガジンハウスより発売された「がおくんのかわをかぶっためぇめぇさん（上）」という作品があったのですが、これは名前のとおり話の途中で終わっていたんですよね。下巻、なかなか出ないなぁ〜と思っていたら、どうも下巻を出すのはやめたみたいで、判を小さくして全部の話を1冊に収録する形で発売元をゴマブックスに変更してのリリースになるそうです（他の2作品もゴマブックスです）。今回、値段を1575円と下げてお買い得になりました（上巻は1890円でした）。

○「ママのおっきなおさいほばこ」9/6発売（→amazon）
こちらは番外編的な位置付けの作品で、4月に発売された「グル〜ミ〜」と「クマキカイ」の絵本と同じミニサイズの絵本になっています（上の画像はこの作品の表紙）。ポドリーが母親とはなればなれになるまでを描いた作品だそうです。

○「にくがにげた。〜おにくのメアティ〜」10/6発売
これも番外編なのですが、ちょっと変わった作品です。本編に登場するお肉のかたちをしたキャラクターが主人公になっています。えーと、そんなキャラいたかなぁ。読んだのかなり前なのでどんな話だったか忘れてしまいました。ともかくチャックさんは動物の命に対して、かなりこだわりがあるというか、重要なテーマとして扱われている場合が多いので、この作品もそういったチャックさんならではのストーリーが期待できそうです。

→グルルジャアナル（森チャック公式サイト）…10/6以降にサイン会も予定しているようです。

◇#655 森チャック展覧会「描キテシ止マム展 ─額装ラクガキ壱佰点展示即売会─」（2006.5.3）
　　
●[本]みんなのトニオちゃんRETURNS／菅原そうた

もうかなり前になりますが、ここでも取り上げたこともあるみんなのトニオちゃんが人知れず帰ってきてました（8/21頃、ゴマブックスより発売）。ロックバンド「B-DASH」のジャケットイラストに登場するトニオちゃんが主人公の全編CG漫画なのですが、前の作品は文芸社から出ていたので、もしかして同じ中身のものを版元変えて出したのかと思ってちらっと立ち読みしてみたら、どうも前作には未収録の作品っぽかったです。

上のリンク先に菅原そうたさんのコメントがありますが、「バカ気持ちいい」っていうのには確かに頷けます。「とにかくこれを出したい！」っていう気持ちだけで作られた衝動の塊のような作品ですもんね。そういう作品独特の、突き抜けるような気持ちよさがあります。

それにしてもそうたさんって今はどんなことやっているんでしょうか。この作品を出すことに死ぬほど悩んだっていうくらいだから、もっとカッコイイCGを作っているのかもしれないけど、こういうむちゃくちゃやってる作品も平行して作り続けてほしいです。

○[本]みんなのトニオちゃんRETURNS（amazon）

◇#69 B-DASHジャケットキャラ「トニオちゃん」の漫画発売（2002.8.6）
　　

 
　

2006年9月12日（火） 1：41
　 ■玄関ページの絵を変えました。なんか「がんばらなくてもいいよ」的な台詞が似合いそうな絵になったかも。う〜ん。



■「おじゃる丸」の原案者として知られる犬丸りんさんが自殺したそうですね。犬丸さんと言えば以前ここで「桃太郎ぽけら異聞 ももぺ」という本を紹介したことがありました。3年前に発刊されたものですが、どうも本としてはこれがいちばん最近の作品になるみたいです。仕事上の悩みがあったみたいですが…。



■僕がはじめて生で見たお笑い芸人と言えばダイノジなんですが、そのおおちさんがエアギターの世界チャンピオンになったそうですね。でもなんか、そこは本当に1位になっちゃダメだろ、的な感想になっちゃいますよね、やっぱり。空気を読めと。金剛地さんのあの風貌で、謎の世界大会で謎の4位というところがおもしろポイントだったのにー。



■もうすぐAppleが何か発表するらしいですね。そろそろiPodもminiから別のものに買い換えたい感じなのですが、新機種的な発表はあるかな〜。



■そういえば任天堂も9/14、15あたりに世界各地でイベントを開くらしいですね。Wiiの発売日と価格が発表されそうでこちらも楽しみです。この際だから日本では11/11に発売してみるっていうのはどうでしょうか。1回くらい試しにやってみて欲しいところです。



■先日、Heartsdalesのライブを見に行ったばかりで、まだまだ余韻に浸っていたいところだったんですが、9日にまたライブに行ってきました。今度は日本音楽界に君臨するテトリスマスター、じゃなくてシンガーソングライターの宇多田ヒカル様ですよ。当初はそんなに高いお金出してまで見て、そんなによくなかったらどうしようという気持ちもありましたが、結果としてはそんな気持ちも吹き飛ぶいいライブでした。見に行ってよかった！

会場となる代々木競技場第一体育館は、たぶん今までライブで行った会場の中ではいちばん大きいところだったんじゃないかと思うんですが、えらく前の方のチケットが手に入り、しかも1つ前の席が空いていて見晴らしもよくて、贅沢空間でした。

Opening
Passion
This Is Love
traveling
Movin'on without you
SAKURAドロップス
FINAL DISTANCE
First Love
Devil Inside
Kremlin Dusk
You Make Me Want To Be A Man
Be My Last
誰かの願が叶うころ
COLORS
Can You Keep A Secret?
Addicted To You
Wait & See〜リスク〜
Letters
Keep Tryin'

Automatic
光

事前にセットリストなどは見ないで行ったので、てっきり新しいアルバムメインになるのかな？ と思っていたらほとんど全部シングル曲で構成されていてびっくりでした。まあ、そりゃツアーは6年ぶりだからね〜。んで、事前にどうしても気になっていたことがあって、それは「UTADA（海外盤）の曲はやるのか？」という点だったんですが、見事に3曲もやってくれました。UTADAの「EXODUS」はここ数年に聞いたアルバムの中ではTOP3に入るくらいリピートした作品だったので、生で聞けて嬉しかったです。しかも3曲とも好きな曲だったし、ライブ向けのアレンジがされていて迫力もありました。あとは僕のいちばん好きな「Letters」を披露してくれれば、思い残すことは何もない…と思ってたら、「私のいちばん好きかもしれない曲です」というMCのあとにLettersがきてもう感動。紀里谷さんが手掛けた映像もおもしろかったです。

全体を通して思ったのはやはり、宇多田、歌上手すぎるの一言。今更と言われようがそれに尽きます。なんとなくライブ映えしなさそうな印象を勝手に持っていたんだけど、1曲目で即座に撤回しましたよ、脳内で。ただ、曲の音程を変えて歌っている箇所が多かったという印象も同時にありました。別に声が出せないというわけでもないんだろうけど、やっぱりツアーだから、全部原曲通りやると負担があるのかもしれません。

観客は思ったより年齢層高めな印象で、10代はかなり少なそうな印象がありました。20〜30代がメインなのかな。もっと上の50、60代くらいの高齢な方もちらほらいたようです。そういうところもあってか、観客はすごくノリノリってわけでもないんですね。手拍子してるか、棒立ちかのどっちかで、体を揺らすこともなく、という感じで。でも盛り上がってないというわけじゃなくて、これはこれでよい雰囲気でした。宇多田のライブはこんな感じなんだ〜と。


帰りは渋谷方面に出て、モスバーガーを食べて帰りました。って、そんな情報はどうでもいいですか。なんとなく、あのへんでライブがあった帰りにはモスバーガーに寄るのがお決まりみたいになってきたので書いてみました。
　　

 

2006年9月5日（火） 2：33
●[本]コケピ／play set products

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「モダンペット」などでおなじみ、プレイセットプロダクツの新作絵本が登場しました。先月、ポプラ社の「キャラコレクション」というシリーズの第2弾として発売されているようです（ちなみに第1弾は「ビタイヌ」という絵本です）。

「コケピ」はこけしをモチーフにしたキャラクターで、家族になっているんですよね。この絵本は「ウォーリーをさがせ」みたいな絵探し絵本になっているようです。コケピはプレイセットのキャラの中でもけっこう前からいる印象があるので、やっと絵本になったんだ！ と思いました。今度本屋で探してみようっと。

→コケピ（プレイセットプロダクツ公式サイト内の紹介ページ）

○[本]コケピ（7&Y）
○[本]コケピ（amazon）
　　
●プレイセットプロダクツのイベントが2つ開催

今月はプレイセット関連の話題が目白押し。ということで続けていきますが、イベントが2つもほぼ同時に開催されるんですね。まず1つ目が原宿LAPNET SHIPで9/12-26まで開催される「プレイセットプロダクツ展」。これは、これまでプレイセットが手掛けてきたグッズたちを販売する、ショップ形式のイベントのようです。

そしてもうひとつが渋谷ロゴスギャラリーにて9/14-26まで開催される「The world of tezuka moderno ―日本で生まれた世界のキャラクター―」。これは手塚治虫のキャラクターをプレイセットがリデザインしたブランド「tezuka moderno」のお披露目イベントなんですね。会場ではプレイセット描き下ろしの原画と、手塚治虫のオリジナル原画が同時展示される他、ぐっずも先行＆限定販売されるそうです。


あとついでに、プレイセット関連のキャンペーンも2つ紹介しておきます。1つ目がアサヒ飲料の「モダンペットつながるフィギュア」キャンペーン。9月上旬から全国のスーパーマーケットで「若武者清らかな味わい」「十六茶」「スーパーH2O」の2リットルPETを買うとおまけが付いてくるそうです（全9種類）。

2つ目が本日9/6から9日まで開催されるデイリーヤマザキと明治製菓の共同企画、「モダンペットオリジナルクリアファイルプレゼント」キャンペーン。デイリーヤマザキで対象の明治のお菓子を2個買うとクリアファイルがもらえるそうです（→詳しくはこちら）。どちらのキャンペーンも景品がなくなり次第終了になります。

→play set products（公式サイト）…アサヒ飲料のキャンペーンについてはこちらのNEWSのコーナーを参照です。

◇#650 [本]SCARECROWMAN／play set products（2006.4.18）
　　
　 ●Firefoxに日本発のマスコット 名前募集中…「クールなイメージでとらえられることが多いFirefoxに親しみやすさを加えたい」そうですが、これまた微妙なキャラですね。
●「Ｍｒ・カラスコ」故障で今季絶望…久しぶりのカラスコネタですが、なんと”右手羽元損傷”で今季の活動は絶望とのこと。
●稀勢の里にキティちゃんの化粧まわし…「虎に変身したキティちゃんが、竜と戦うイメージ」！！！

●はばタン、全国発信 郵政公社が切手販売
●はばたん、水田アートに　豊岡、赤米などで…田んぼアートってちゃんと計算して田植えするのできっちりした絵ができあがるんだけど、こ、これは…！ 田んぼでヘタウマを実現するとは！
●田んぼにアンパンマン“出現”…こっちはいろんな苗を使って手が込んでるみたい です。

●カワイイっ!!　歩行者信号機の人型マーク…うさぎ型いいな〜。


●香港ディズニーランド、入場者数が500万人を突破
●米ディズニー、ＴＶアニメ携帯配信・まず日本で…携帯でアニメねぇ〜。
●防災週間ポスター エルモがモデルに 東京消防庁から感謝状
●楽しく学ぶ著作権…ピポサルが登場。小さい頃から著作権について考えるのはいいことだと思いますです。
●今秋また帰ってくる！実写版ドラマ「ちびまる子ちゃん」…このドラマ、録画した気がするのにそういえば見てないし。どこへ行ったんだー。
●ヅラおやじ大集合！ デハラさん新作フィギュア展…渋谷ロゴスギャラリーで9/1-12まで開催。9日には「お野菜戦争」のサイン会もあるんだよね（詳しくはこちら）。

●さあ新学期！規則正しい生活を　ＰＴＡ連合会…高知県はなんでもかんでもやなせたかしさんにキャラ作ってもらいすぎ です。
●八戸署の交通安全キャラ決まる…高校生がデザイン。完成度高いな〜。
●新キャラは「たまごろー」 南区・木村さんの案を採用…「自分の殻を破る」のが夢って、殻そのものにしか見えないんですが…。


●しずかちゃんのホントの人気の秘訣を探る
●菓道の「〜太郎」商品を探る…いつか菓道のキャラクターを特集したい…というのが僕の長年の夢です。 ちなみに好きな太郎は「もろこし輪太郎」。
　　

 

2006年9月5日（火） 2：33
　 ●隔週刊 ハローキティアクセサリーコレクション…デアゴスティーニから本日創刊。純銀アクセサリーがコレクションできるそうです。全50号で、創刊号が990円、以降は1980円とのことなので最後まで買い続けると98010円になります。
●サンリオ、ハローキティ仕様の軽量モバイルノートPC…こちらはエプソン製で189000円。
●「ハローキティ アップル型液晶カラーテレビ」9月27日より、発売のお知らせ…これはかわいいですね〜。ファンシー。でも9.6型ってどんな用度に使えばいいんだろ。84000円。
　　
　 ■さっきまで久しぶりにがっつりとネタ集めをしてみましたが、集め疲れて更新する時間がなくなっちゃいました。ということで今日はキティちゃん関連だけにして寝ることにします。ちゃんと集めてみると、いろいろと気になるものを見つけるし、集めなければ気にならない。そんな感じです。



■テレビ番組の制作に関わっている人がｙoutubeについて書いているブログを見て、本筋とはちょっとずれたところで若干違和感を感じて、自分なりにテレビ番組について考えてみたけど、やっぱりテレビから流れる放送とパソコンで見るyoutubeとでは同じ映像コンテンツとは言っても性質は全然違うよね〜、ということでした。で、あと思ったのが、僕はテレビ番組が映像コンテンツの中でいちばん好きだなぁということ。世の中的には映画＞テレビなのかもしれないけど、僕としては映画よりもテレビ番組作っている人の方が遙かに尊敬できます。特に、ゴールデンで放送されている番組ってやっぱりすごいよ、と思うのです。この先はどうかわからないけど、今現時点で見たらテレビ番組作っている人達がいちばんおもしろいこと考えているんじゃないかなー。

いつもここでは、やれTBSは陰湿だとか、TBSはちょっとずれてるとか、TBSは1回楽天にでも買われろとか、テレビ局の文句ばっかり書いているけど（って例えがTBSばっかりになってしまった…）、やっぱり僕はテレビが好きで、それだけ期待も大きいから、そういうことを書いてしまうんだなぁ、と思いました。



■先週のことですが、メディアクリエイトのゲームランキングで1位〜10位までニンテンドーDSのソフトが独占したそうですね。本体の方もずっと売れ続けているみたいで、今年に入ってからお店で売られているのを見たのは旧DS1回だけですよ。DS Liteはほとんど完全予約制みたいな感じですね。で、ずっと前にも書いたんだけど、僕は任天堂ファンだったから発売日にDS買ったけど、もしそうじゃなければいつ買ったかなぁ…と想像してみると、たぶんまだ買ってないと思うし、最終的にも買わないと思うんですよね。そうやって考えたら、みんな別に任天堂ファンでもないのにDSとか買ってすごいなぁ…とぼんやり思います。

ランキング1位になっている「ファイナルファンタジー3」は当時ファミコン版を友だちから借りて遊んだ思い出があります。恐ろしく長いと評判の最終ダンジョンを4時間くらいかけて攻略していて、途中で全滅しそうになりながらもどうにか最終ボスまでたどり着いたんだけど、やっぱり体力残り少なかったから全滅しちゃって、「さすがに今日は疲れたから明日もう1回やろ」と思って次の日電源入れたらデータ消えてたっていう。でももうあの長いダンジョン攻略しなくていいんだと思ったら、ちょっとほっとした気分にもなり、なんだか不思議でした。
　　

 

2006年9月4日（月） 16：56
●[本]うさるさん。／たみやともか

最近キャラクターブックに力を入れているらしいメディアファクトリーから新しいキャラ絵本が9/15に発売されます。「うさるさん」というこのキャラクター、うさぎなのか、おさるなのか、なんなのか？ と思ったら、その正体はおさるのきぐるみを着たうさぎさんのようです。ただし、ふつうのきぐるみではなくて、着た瞬間に正義の味方になっちゃうらしく、この本ではそんな”ヒーロー”うさるさんの活躍が繰り広げられているようです。

おなかのところにある「う」の字がチャーミングなうさるさん。ところでこのイラスト、なにやら某文具メーカーっぽい雰囲気も…と思ったら、作者のたみやともかさんって、「チーズ一家」や「あつがりさん」の作者さんだったんですね。どうりで！ 2004年に退社して、現在はフリーで活躍されているそうです。

→うさるさん（公式サイト）
→tomoきゃ。…たみやともかさんのホームページ。「うさるさん製作日誌」もあります。

○[本]うさるさん。…楽天ブックスでは壁紙がもらえる予約キャンペーン開催中。ぬいぐるみとのスペシャルセットも100個限定予約中です。

◇#571 [本]チーズ一家　とろけるまいにち。／たみやともか（2005.8.6）
　　
●しずくちゃん、アニメ化決定

これは「ほのかなハーブ」さんの8/28ところで知ったんですが、ななんと、「しずくちゃん」がテレビ東京でアニメ化されるそうです。タイトルは「ぷるるんっ！しずくちゃん」。今のところテレビ東京では10/7より毎週土曜日9：30より、テレビ大阪では10/8より毎週日曜日7：00から放送されることが決まっているようです。

「しずくちゃん」は2001年に誕生して以来、今に至るまで女の子を中心にすごい人気を誇るキャラクターではありますが、アニメ化されるところまでいくとは思ってもみませんでした。ファンシーキャラクターのアニメ化というと、「こげぱん」や「たれぱんだ」もされてたりしますが、あれはCS放送で短編だったと思うし、地上波で30分番組になるのはすごいんじゃないでしょうか。あとは「マイメロディ」みたいにアニメ独自の世界を作るのか、絵本の世界を広げていくのかが気になるところです。しずくちゃんは脇役キャラも個性派揃いなので、どちらにしてもすごく楽しげなアニメになりそうな予感です。

→しずくちゃん（クーリア公式サイト）…現時点でここでは発表されていなくて、絵本の発行元、岩崎書店のお知らせコーナーにて告知があります。

○[本]しずくちゃん7 わくわく★しゅうがくりょこう／ぎぼりつこ…そういえば7作目となる新刊絵本も先月発売されています。しずくちゃんたち、今回は修学旅行で奈良・京都に行ったんだとか…。→amazon

◇#520 [本]しずくちゃん4 ぼくらのだいぼうけん。／ぎぼりつこ（2005.1.21）
　　
●[雑誌]MOE 2006年10月号、かこさとし特集（9/2発売）

絵本の雑誌「MOE」の今月号では、「だるまちゃんからからすのパンやさんまで」と題して、絵本作家かこさとしさんの巻頭特集が組まれています。かこさんの巻頭特集はこの雑誌でも珍しい気がしたので取り上げてみました。

かこさとしさんは、今から40年以上も前に最初の絵本を刊行されて以来、80歳になる現在も現役で作品を生み続けている作家さんなのですが、これまで手掛けた絵本は500作にも及ぶそうなんですね。いろんなタイプの絵本があるので多いとは思っていたけど、そんなにあるとはびっくりでした。

今回の特集は代表作「だるまちゃん」シリーズを時系列で紹介したり、からすのパンやさんのパンを実際に作っていたり、かこ絵本のおもしろさ7つのポイント、そしてインタビュー、などといった構成になっています。インタビューでは、1つの企画のために10〜15年くらいかけて資料を集めてストックしておくといった話から、おもしろさの3原則の話、敗戦を経験し、次の世代に同じ過ちをさせないために働こうと思った、といった絵本の仕事に関わるようになった経緯が語られていました。

○[雑誌]MOE 2006年10月号（amazon）
○[本]絵本への道―遊びの世界から科学の絵本へ／加古里子（amazon）…こちらは1999年に発売された、かこさんのこれまでの絵本人生をまとめた1冊です。

◇#293 バンプレスト新作キャラクタグッズ内見会、加古里子「だるまちゃん」グッズ登場（2003.9.4）
◇#621 [雑誌]MOE 2月号、リラックマなど（2006.1.22）
　　
　 ■9/2にHeartsdalesのラストライブに行ってきました。当初はチケットも取れなかったし、残念だけどまあいいかと思っていたけど、途中で「やっぱりこれ行っとかないと一生後悔する！」と思い直し、ヤフーオークションでチケットを手に入れたのでした。

Heartsdalesの活動終了に思うことは、もったいないの一言に尽きます。もっともっと、ずーっと続けてほしかったなぁ。Heartsdalesの音楽って、もちろんヒップホップがベースにあるんだけど、かなり純度の高いアイドルポップスとしても聞くことができるんですよね。そこがすごくおもしろくて好きだったんですよね。他にこんなことやってる人なんていないし、本当にもったいないです。

ライブはとにかくゲストがゴージャスでした。初期プロデューサーのVERBAL（m-flo）をはじめ、DOUBLE、山本領平、Mummy-D（RHYMESTER）、ZANE（three NATION）、Melodie Sexton、加藤ミリヤ、そしてSOUL'd OUTの3人というラインナップ。そのおかげもあってライブはかなり盛り上がっていましたが、ただ、そのためコラボ曲中心の披露になってしまい、歌ってくれなかったシングル曲が何曲かあったんですね。僕がいちばん好きな「fantasy」もイントロ部分のみで、ちょっと残念でした（最後なのにー）。

あとは最後のわりにステージと観客との一体感がちょっと薄い気がしたけど、これはやはり単独ライブがこれまでほとんどなかったからなんでしょうかね。でも生の2人は期待通りのパフォーマンス＆存在感で、2人のかっこいいラップ、Rumの繊細できれいなボーカル、そしておねーちゃんの圧倒的で迫力あるビジュアル（笑）と見どころ満載でした。2人とも身長 が高いのか、ゲストの人達が小さく見えました。今後の2人の予定も語っていて、Rumは「絵の方をやってみたい」、おねーちゃんのJewelsは「しばらくVACATION」とのこと（笑）。

んで、会場ではRumの絵本が売られていたんですね。Heartsdalesが好きで絵本に興味がある人もそういないだろうと言うことで買ってみました （2000円）。


この絵本はRumが昨年まで在籍していた多摩美術大学の卒業制作作品として作られたものなんだそうです。家族のことについて1ページひとネタという感じで綴られていて、 家族と離れて暮らしている人が読んだら思わず家に電話したくなりそうな、楽しくて、ちょっぴり切ない気もするいい絵本でした。ただ、このイラスト。僕好みのラフでかわいい作りではあるんだけど、もしこれが本屋で売られていたらびっくりするだろうな、というか、美大生が描いたとは思えないような適当感溢れる絵なんですね。この絵本にはそういう絵がぴったりあってるからいいけど、今後はどんなことをやるんだろ…とちょっと気になってしまいます。公式サイトも準備中のようだけど…。
　　

 
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