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2005年11月30日(水) 8:18
[本]ペンギンのおかいもの/さかざきちはる

JR東日本が発行しているICカード式の乗車カードといえば「Suica(スイカ)」。おそらくSuicaが利用可能な地域で日常的に電車を利用している人なら見ない日はないだろうというくらいお馴染みのキャラクターといえば、マスコットキャラクターになっているペンギンくん。そのペンギンくんの絵本「ペンギンのおかいもの」が発売されたので紹介です。11/28、幻冬舎より発売されました。

元々、あのペンギンはキャラクターデザインを手掛けた絵本作家、坂崎千春さんの作品に登場するペンギンのキャラクターがモデルになっているんですよね。なので、まわりまわって絵本の世界に戻ってきたという感じでしょうか。

[本]ペンギンゴコロ(amazon)
[本]ペンギンスタイル(amazon)
[本]ペンギンジャンプ(amazon)
(過去に発売されたペンギン絵本3部作です)

これまでのSuicaの広告展開では、ペンギンくんの素性自体はほとんど語られてこなかったと思うんですが、今回発売された絵本ではちょっとだけ語られています。

まず、名前が「スイッピ」と言うそうです。たぶんこれはSuicaの利用イメージから来た名前ですよね。5兄弟の四男で、まだ子供のようです。ちなみに他の兄弟の名前は不明で、上の兄弟はスイッピに比べるとそんなにかわいくない気がします(笑)。

タイトルどおり、5兄弟がお買い物をする内容になっているんですが、もしかしてSuicaで買い物するのかな? と思っていたけど、そこまでのタイアップ作品ではないようで、作品中にSuicaは出てこず、広告とは独立した創作絵本になっていて、途中で絵の中からペンギン兄弟を探したりする遊びもあったりして、子供が楽しめる作りになっています。ぜひシリーズ化してほしいなぁと思いました。

Suica(JR東日本公式サイト)…スイッピがイラストで使い方を説明してくれるページもあります。

[本]ペンギンのおかいもの(amazon)…カバーは緑の半透明の紙になっていて、下の絵が透けて見えるようになっています。
[本]クウネルがいく(amazon)…坂崎さんと言えば、今年9月に雑誌「ku:nel」のキャラクターの絵本も発売されています。
  
  Mr.カラスコ、選手を差しおき地元FM局にレギュラー番組…パフォーマンスも披露できないラジオでどうやって?
エプソンダイレクト、ディスニーキャラクターをデザインしたノートPC

ケロロSHOPが新宿にオープン!
鳥取・北栄町がコナン君入り証明用紙

「マクドナルド」が「ウェンディーズ」で窃盗、逮捕…同姓同名の人が。そんな体を張ったネタいいからー。
  
  ■「どうぶつの森」、阿佐ヶ谷でもすれ違い通信ができました。ちょっぴり感動です。さっそくいただいたリンゴを植えました。リンゴ、リンゴ、500ベル〜。
  

 

2005年11月28日(月) 8:00
  ウィスット・ポンニミット個展 inside the wall…11/22-12/25、世田谷IID Galleryにて。噂のタイ人漫画家の個展です。11/25にはしりあがり寿さんを招いてのライブドローイングが行われたそうです(→模様はこちら)。前に渋谷で開催されたイベントに行ったんだけど、その時サイン貰ったんですよね〜(プチ自慢)。マジックすごい持ち方だった。

スヌーピー展 開場前からファン詰め掛け…そんなに人気なんだ。へぇ〜。
スヌーピーコンテスト グランプリに橋本若菜さん…画像はこちら。スヌーピーに着せる服のデザインコンテスト、毎年やってるそうですね。

トゥーン・ディズニー、12/4開局…「ディズニーチャンネル」に続くディズニー専門チャンネルが登場。こっちはアニメ専用だそうです。いいなー。
ボブとはたらくブーブーズ グッズ、チェキラッオンラインショップにて取扱開始
任天堂が「メトロイド」と「ゼルダ」を映画化?…メトロイドはともかく、ゼルダはやばそうな気が。

「ソレハ イキモノ?」―― ブログが鍛えた人工知能「20Q」…これ僕もネットでやりましたよ。バンダイだったとは知りませんでした。いいなー、ほしいなー。
「たまごっち」人気で増収増益 バンダイ…今度は引き際間違えないでね。
バンダイがSNS構築ソフト デジモンやたまごっちで展開
  
  ■先週発売された「TV Bros.」はクルテクが表紙でかわいいですね。中で2ページの特集があります。

あとこの号にはキリンジの堀込高樹インタビューも。ソロ作品、当初はゲストボーカルを迎えるという話だったと思ったのに全曲本人が歌ってるんですね。これは期待大です。というかもう発売中ですね。

ブロスと言えば数号前に編集長が替わりました。その途端、例の編集長が趣味でやってた美形のコーナーが終わったりと、微妙に変わってきています。今号からは椎名基樹さんの連載が始まってます。



■今号の「ファミ通」には読者コーナー「ファミ通町内会」のプチ冊子がついてますね〜。また単行本化の計画があるとか、しかも過去5年の投稿すべてを1年1冊で収録して5冊くらい出す計画とか書いてました。ほへー。そんなの出たら、買ってしまうかもしれません。

1コ前の号を立ち読みしてた時のことですが、「わたしの報告書」に載っていた「ユンボのように力強く、ソナーのように正確に。ユンソナでーす」っていうネタが思いっきりツボにはまってしまい、笑いをこらえるのに大変でした。鎖骨が痛くなった。

ファミ通といえば、数号前から”ゲームソムリエ”ことブルボン小林さんの連載が始まってて、これがものすごくおもしろいので要チェックです。ゲーム雑誌という比較的ゆるめの世界に突如と現れる芥川受作家の文章というギャップもあるんだと思うんですが、世の中にこんなに上手い文章があるのかと毎回感嘆します。コンティニューとかじゃなくてファミ通ってところもいいなーって思います。単行本になったら買いますよ、これは。

今号ではゲームじゃなくていきなりほしよりこさんの「きょうの猫村さん」の話から始まったのもびっくりでした。みんなが誉める猫村さんってスゴイ。



■さて、どうぶつの森です。見知らぬ誰かさん宛ての手紙の文章を考えるのがこんなに楽しかったなんて。ということでまだすれ違い通信にはまり中です。ただ、キャラの名前を本名ベースにしたので、それだと性別が特定できちゃうんですよね。別にそれでもいいとは思うんだけど、やっぱりそこは、受け取った人が自由に妄想を膨らますことができた方がいいだろうということで、別にハンドルネームと同じ名前のキャラも用意してみました。どっちかに統一したいところ。

手紙もいいけど、早くたぬきちさんに借金返して部屋を広くしたいなぁ。
  

 

2005年11月27日(日) 2:54
●ぴちょんくんの2足歩行ロボットが誕生

珍しく冬にぴちょんくんのニュースが飛び込んできました。それもぴちょんくんのロボットができたというから2度びっくりです。確かに、少し前から空気清浄機の広告などでロボットのぴちょんくんが出てましたもんね。でもまさか実際に作っていたとは知りませんでした。

この「ロボぴちょんくん」はぴちょんくんが乗り込むロボットとして作られたそうで、ちゃんと操縦席にぴちょんくんもいます。実物は70cm、4kgで、完全2足歩行するだけじゃなく、CMソングにあわせて手足を動かしたりすることもできるそうです。更に空気清浄機と同種のセンサーも搭載されていて、空気中の煙やにおいを検知するとパンチを連打するんだとか。ぴちょんくん、なんだか頼もしくなったものです。

ダイキン工業はこのロボぴちょんくんを使ってお得意の子供攻めに、って言い方悪いか、幼稚園や小学校などにロボぴちょんくんを派遣する全国キャラバンを予定しているそうです。

現在テレビCMもオンエア中ですが、CMソングがぴちょんくんの歌じゃないところが少し寂しいところ。でも冬に見られただけでもいいかな。この勢いで来年もいろいろやってほしいです。

ダイキン工業…特設ページ「ロボぴちょんくん ロボット開発プロジェクト」のページが開設されています。キャラバンの申し込みもこちら。開発メンバー紹介のページに、ぴちょんくんのキャラデザインを手掛けた伊藤由美子さんの経歴とコメントも載ってます。こうばしコーンの「きつねとごまあざらし」、カネボウの「つるるん点心」も伊藤さんが作ったキャラとの記載が。
ぴちょんくん情報(ダイキン工業)…通常のぴちょんくんのページはこちら。

嫌な煙にパンチ 二足歩行型ロボ ダイキンが披露(産経新聞 2005.11.25)
あの「ぴちょんくん」が二足歩行ロボに……(ITmedia 2005.11.24)
「ロボぴちょんくん」登場 ダイキン、PRで活用(京都新聞 2005.11.24)

#566 [CD]Living in Hawaii/ぴちょんくん(2005.6.17)
  
タナカカツキのタナカタナ夫展−アンビエント・マンガの世界−

これに行かずして年が越せるか! とでも言うようなイベントが来月開催されますよ〜。漫画家、映像作家として、ブッチュくんやトン子ちゃん、だめっ子ボブなどの衝撃キャラを生み出し、「うたばん」の宇宙人が飛んでる映像などでもおなじみ、タナカカツキさんの展覧会がラフォーレミュージアム原宿にて開催されます。期間は年の瀬押し迫った12/14〜28日です。

その展示内容は、「マンガ」がキーワードになっていること以外はまだ謎多き部分が多そうですが、ファンなら楽しめること間違いなしなのは確実なので、そこは別に心配しなくてもいいですね。あと注目は同時に開催されるトークショー。3回あってそれぞれタナカさん+2人の構成になっているんだけど、12/17は明和電機社長の土佐信道さんと伊藤ガビンさん、12/18は電気グルーヴのピエール瀧さんと天久聖一さん、12/23はいとうせいこうさんと伊藤ガビンさんというゴージャスさ。チケットは会場受付にて初日から販売らしいので、初日と当日の2日スケジュール押さえないといけなさそうですね。うーん、どうにかして見に行きたいなぁ。特に2日目。

会場では「タナカカツキのタナカタナ夫DVD」というDVD作品集も先行販売されるそうです。

タナカカツキ(公式サイト)
ラフォーレミュージアム原宿

#221 [本]オッス!トン子ちゃん/タナカカツキ(2003.4.26)…トン子ちゃんは更に文庫化され、扶桑社より11/30発売となっております。→amazon
  
  ■先日、ミュージックステーションに安室奈美恵が出ていたんですが、Mステ公式サイトの出演後のメッセージを見てみると、なぜかジャイアンとムク(ジャイアンの飼い犬)のイラストが。やけに上手いよねぇ。更に前回出演時のものもチェックしてみたら、なんとこっちはきれいなジャイアン! ジャイアン好きなのだろうか…。


それにしても先日のMステはジャニーズ2組にエイベックス系女性ソロシンガー3組という寡占状態ですごかったです。特にスペシャルでもないのに安室、浜崎あゆみ、BoAが一度に出てくるって珍しいよねぇ。そして来週は浜崎あゆみと宇多田ヒカルが同時に登場。と言っても特に絡みはないんだろうけど。


■昨日は「祖父江慎+cozfish展」を見に銀座へ行きました。最終日だけあって、人いっぱいでしたー。でも「ほぼ日」のコーナーで見どころは押さえていたのでよかったです。前にCOOPER日記さんで取り上げられていた「オトキノコ」の筐体も1体展示されていて、そういえばこれも祖父江さんだったっけーと思ったり。装丁というか、本を読み入ってる人もいて、つられて読んでしまったり。楽しいイベントでした。ただ、これまでの仕事をまとめた本の予定価格がすごく高かった気が( たしか8000円とかだった)。どんな本になるんでしょうか。



■さてさて、先日は謎のダイイングメッセージのようなコメントのまま更新がちょっと止まってしまって自分でもびっくりでしたが、「どうぶつの森」の話です。かなりスローなペースで続けているんですが、それでもあれからいろいろありましたよ。でもその前にまずはたぬきちさんですよ。前の作品の時はたぬきちさんのお店へ閉店間際に滑り込み、本来の閉店時間を過ぎてからゆっくり買い物を楽しむという、やな趣味があったんですが、DSのたぬきちさんは閉店時間が来たら自動的に追い出しやがるんですよ。思わず「ぬなー!」と思い、あんな更新になってしまったのでした(ちなみに実際に更新したのは翌朝です)。DSだとスリープ機能がついているので、閉店時間経過後も店から出ずにスリープすれば、今夜はオマエを寝かさないぜとばかりに朝までずっとたぬきちさんに店番してもらうことも可能かと思ったのに。って、なんでそんなにたぬきちさんを働かせたいのかは謎なんですが。

そしてすれ違い通信、試しましたよ。海に手紙を入れたボトルを流して、すれ違い通信機能をオンにしたままDSを持ち歩けば、同じようにDSを持ち歩いている人と町ですれ違いざまに勝手に通信を行い、相手が書いた手紙が海に流れ着くんですよね。そうやってみずしらずの人からの手紙を楽しめると言うわけなんですが、どうも阿佐ヶ谷あたりをぶらぶらしているだけではさすがに引っかかりもしないようで、ならばということで金曜日の夜に新宿西口のヨドバシまで行って参りまして、ここならさすがに誰かとすれ違えるだろうと思ったんだけど、ここでは誰ともすれ違えなかったんですよね。でもその後、タワーレコードに寄って、出たときに確認してみたら無事にすれ違えてました。そしたら手紙にプレゼントがついてるんですね。そんな機能知らなかったので、こっちは手紙だけにしちゃってましたよ。

そして、昨日の銀座でも無事すれ違いに成功しました。今度は村の名産、さくらんぼをつけて流しました。今度は相手の方はプレゼントなかったけど、おもしろい内容で嬉しくなりました。こりゃすれ違い通信にはまりそうな予感です。

ちなみに、こちら送った手紙の中身ですが、このさくらんぼになにか付加価値をつけなければと思い、「これはおおつかあいさんがくわえていたやつです!」ってかなり謎なメッセージを書いて送ってしまったのですが、そんな内容でよかったのだろうかと、いまだに自問自答です。
  

 

2005年11月24日(木) 11:15
  ■たぬきちが…。
  

 

2005年11月23日(水) 6:46
●[DS]おいでよ どうぶつの森

「どうぶつの森」の待望の新作がニンテンドーDSで登場! ってことでさっそく買ってきました。初代64版を発売日に買ったほどの森ファンの僕ですが、その後にゲームキューブで発売された2作はスルーだったんですよね。というわけで4年ぶりに森へ戻って参りました。

今作でも、現実世界と同じ時間が流れている、どうぶつたちが暮らす村で部屋を借りて生活するという、内容自体に変化はありませんが、DSのワイヤレス機能を使ってインターネットに接続し、遠く離れた友達と同じ村の中で遊ぶことができたりといった新要素もたくさん追加されています(果たして僕も誰かと遊べる日はやってくるのでしょうか)。

最初に画面を見た感想としては、先日までPSPのゲームで遊んでいたこともあってか「ちっちゃい画面だなぁ」なんて思ったりもしたんですが、前作と変わらぬ雰囲気で、慣れればそんなに気にはなりません。タッチペンで操作するとまったり度が更にUPしていい感じです。でもやっぱり最初はたぬきちさんにこき使われるので、そんなにまったりもしてられないんですけど。

新しい施設もいろいろあって、天文台ではオリジナルの星座を作れたり、とたけけさんが現れるという噂の「純喫茶 ハトの巣」(今日はいなかった)でコーヒーを飲んでみたりと、ひととおり村の中をまわってみたんだけど、何かが足りないような。なんだろう、この心の中にぽっかりと空いた満たされぬ空白は…。と、思い巡らしていたところ、重大なことに気がついてしまいました。

「ああ! DSにはリセットボタンがないっ!」

ということはあれですか。ゲーム中、リセットすすと次に始めたときに目の前に現れて説教たれることでお馴染みのもぐらのリセットさん、今作ではリストラか!? …と、思いつつも試しにきちんとセーブせずに電源切ってみたところ、やっぱり健在でしたよこのお方。もはやリセットさんに怒られないとこのゲームをやった気がしない体になってしまっている僕としては大変嬉しい限りです。リセットさん、これからもよろしくお願いいたします。


思わずデジカメで記念撮影してしまいました。

おいでよ どうぶつの森(公式サイト)
『おいでよ どうぶつの森』の小冊子配布中、TVCMも続々Nintendo iNSIDEさん)…これもお店でもらってきました。無線インターネットサービス「ニンテンドーWi-Fiコネクション」対応ソフト第1弾ということで、気合い入ってます。
[DS]おいでよ どうぶつの森(amazon)

キャラコラム64.どうぶつの森で暮らした1年間(2002.5.10)
  
  ■今年は少なく見積もってもあと3本くらいほしいゲームがあるんだけどどうしよう。


■僕のDS本体といえば、ずっとこのサイトを見てくれている方ならご存じかもしれませんが、以前奇跡が起こって当ててしまったエレクトロプランクトン展特別仕様のものなんですよね(詳しくはこちら)。この時は無邪気にも箱にしまわず使う宣言をしてしまったんですが、その後、引っ越しとかいろいろあってしばらく使わなかった時期があり、久しぶりに出してみたら。…えっと、ここから先はお察しください。
というか、ありえないこすり傷がついていたんですね、ハイ。見た瞬間、もう死ぬ、というか殺されると思いました。誰かに。でもプリントされたふたの部分じゃなくて下側の部分だったのが救いでした。これからは大事に使いますです。

でもいい話もあって、前使っていた本体を妹にあげたら大変喜ばれまして。一緒に「アナザーコード」も送ってあげたら、4回もクリアしたーなんて言ってました。今はアドバンスの「メイドインワリオ」を子育ての合間に遊んでいるそうです。 「今度”森”が出るよ」と耳打ちしておきました。
  

 

2005年11月22日(火) 8:36
  みづゑ2005/11/21発売号「みづゑ100年記念 アーティスト100人のメッセージ」…創刊100年!ということで国内外の様々なクリエイターによるものづくりについてのメッセージが掲載されています。すごいです。

おおたんです よろしくネ 太田市マスコットキャラクター決定
「ももっち」が岡山県のマスコットに“昇格”

ソニックが六本木ベルファーレをジャック!…ソニックらしい派手なイベントですね〜。DSで新作出るんだ。
  
  ■ドキドキ。いよいよ「おいでよ どうぶつの森」の発売が迫って参りました! 予約してないけどちゃんと買えるんでしょうか、ちょっぴり不安だったりします。今発売中の「ニンテンドードリーム」にはどうぶつの森のCD(6曲入り)がついてくるので要チェックです。
  

 

2005年11月21日(月) 3:30
[本]ワタシとまめゴマ日記/ヨネムラマユミ

サンエックスキャラ、まめゴマの絵本が11/14に主婦と生活社より発売されました。これね、珍しく買ってしまいました。いやー、この本、今年読んだキャラクター絵本の中ではいちばん好きかもしれません。

「まめゴマ」はその名から想像がつくとおり、家で飼えるくらい小さなアザラシというモチーフのキャラクターなんですね。今年の春頃に登場したキャラだったと思うけど、その後すぐにバンダイなどからもグッズが発売されたり、雑誌の「ね〜ね〜」にも載ったりと、速いスピードでいろいろ展開されていたんだけど、これまで僕の中での関心は低かったのでした。やっぱり見た目がそれほど個性的じゃないし、と思ってたんですよね。

でもこの絵本ですよ。普通のキャラクター絵本だと、キャラクターたちがその世界の中でわいわいやっているっていうパターンが多いと思うんだけど、これはちょっと違っていて、まめゴマを飼っている女の子の視点で書かれた飼育日記的な内容になっているんですね。それがちょっと面白そうだなぁと思ってたわけなんですが、実際に読み終わると「僕もまめゴマ飼いたい!!」と、すっかりまめゴマファンですよ。いやホント。この本の最後には、このお話はフィクションで〜というよくある断り書きがあるんですが、これがなければ、ガチでペットショップにまめゴマ買いに行っちゃうくらいの人が現れても全然おかしくないくらいのリアリティでまめゴマとの生活が描かれています。この作り込み方は本当にすごいと思いました。

例えば、「まめゴマって犬や猫くらいの知能はありそうだなぁ」とか、読み手が勝手に想像できたりするのは、作品の中で直接描かれていない部分の設定や世界観が一貫しているからなんだと思います。

あとこの作品で注目と言えば、まめゴマを飼っている「ワタシ」さんの存在ですね。キャラクターの脇にいる女の子と言う設定自体は、例えばリラックマのカオルさんとかいるし、そんなに珍しいことではないんですが、この物語ほど重要な存在として描かれている作品は少ないかもしれません。
ワタシさんはひとり暮らしがちょっぴり寂しいと思っている20代の会社員、という設定なんですが、まめゴマの話とともにワタシさんの日々の生活も垣間見ることができて、そこがまた楽しいし、まめゴマのリアリティに深みを与えているんですね。会社員と言ってもキャリアウーマンっていう感じではなく、素朴でかわいらしい感じに描かれています。

ただ、新しいグッズのシリーズにあわせたらしいカバーイラストがかわいらしすぎて、元々まめゴマのファンの人かかわいいものが好きな人しか手に取りそうにないところがちょっぴり残念かも。ファンじゃない人や、隠れかわいいもの好きの野郎どものみなさんにも手にとってみてもらいたい一冊です。

まめゴマ(サンエックス公式サイト)…来年春にはバンダイから「まめゴマ飼育日記」という携帯ゲームも発売されるとか。

[本]ワタシとまめゴマ日記(amazon)
[本]ワタシとまめゴマ日記(7&Y)
[本]小屋犬/ヨネムラマユミ(amazon)…作者のヨネムラさんは以前に「小屋犬」というキャラも手掛けています。
  
[本]じっくりおまめさん/たちもとみちこ(amazon)

原田知世さんが出演するAGF「ブレンディ」のCMの中に出てきていた絵本、「じっくりおまめさん」が実際に出版されたということで紹介。11/15、学習研究社より発売です。

作者は絵本作家の立本倫子さん。主にcolobockle(コロボックル)という名前で幅広く活動されているので、そっちの方が有名ですね。独特の手作り感溢れる作風が特徴の方で、今回の本もそういった雰囲気を継承しています。CM撮影時には表紙だけしかなかったんだけど、その表紙の評判がよくて実際に絵本にすることになったんだそうです。

そういえばコロボックルさんって、絵本雑誌のPookaに載っている作品などを見たことはあるけど、ここで取り上げるのは初めてだし、どんな人なのか詳しく知らなかったのでネットに載ってたインタビューページなどへのリンクを使ってざざーっと紹介してみます。

えるふぷらざ人物レポート…へー、あの絵はコンピューターで作っているんですね。
ユウchanインタビュー…イラストとかデザインワークなどがメインの活動なのかなと思ってたけど、絵本づくりには強いこだわりがあるみたいですね。
ママリブ:スマイルスポット…中目黒にある築40年の一戸建てを改装して作ったというアトリエ兼ショップの紹介。すごく感じよさそうなお店だなぁ。

colobockle…そしてこちらが公式サイト。コロボックルというのはアイヌの伝説に出てくる妖精の名前なんだとか。綴りは勝手に当てはめたものだそうです。

この冬は他にもいろいろ本が出るみたいです。詳しくは公式サイトを見てもらった方がいいけど、せっかくなのでここでも今まで出ている主な本も込みで紹介です。

[本]アニーのちいさな汽車/colobockle(amazon)…Pookaに収録されていた物語を描き足して本に。絵本としてはこれがデビュー作になるそうです。
[本]ニノのまち―colobockleの紙工作えほん/colobockle(amazon)…自分で町の建物を作って遊ぶことができます。
[本]コロボックルディクショナリー/colobockle(amazon)…アルファベットをキーワードに絵や文章が収録されたちょっと変わった作品集。
[本]はだかの王様/アンデルセン、中井貴恵、colobockle(amazon)…「ブロンズ新社の名作絵本シリーズ」の中の1冊。

[本]てぶくろ/たちもとみちこ(amazon)…10/25に発売された「ブロンズ新社の名作絵本シリーズ」の新作。ウクライナの民話だそうです。
[本]かぞえてあそぼう123/みなみざわみよじ、たちもとみちこ(amazon)…11/5に新風舎より発売された幼児向けの仕掛け絵本。
[本]トムのおもちゃ箱―colobockleの紙工作えほん/たちもとみちこ(7&Y)…12月初旬発売予定の紙工作絵本第2弾。

ちなみに「てぶくろ」以降の作品からは著者名を変更されたそうで、ちょっとややこしいことになっています。
  
  ■おまめさんと言うと、某バラエティ番組総合演出の方を連想してしまいます…。


■そういえば、「ガキの使い」のセットが変わりましたね。5年も同じものを使っていたんだとか。新セットもフレイムグラフィックスデザインでした。


■気がついたらまたサイトの更新にすごく時間をかけていますよ。もっと短時間で更新できるようになりたいのになぁ。これからはもっと楽にしよ。
  

 

2005年11月20日(日) 17:03
●北京五輪のマスコットキャラクター発表

2008年に開催される北京オリンピックのキャラクターが11日に発表されました。発表前から、やっぱりパンダ? それとも別の何か? と、いろいろ言われていたけど、ふたを開けてみるとなんと5人(?)組でした!

愛称は”幸福をもたらす子供”という意味を持つ「福娃(フーワー)」。それぞれ、魚、パンダ、五輪聖火、チベットカモシカ、ツバメをモチーフにしたキャラクターになっています。それぞれ五輪の色に対応した5色の色分けがされていて、それぞれの名前をつなげると「北京へようこそ」という意味になるそうです。まとめると以下の通り。

 
モチーフ 名前 読み
年画(正月に飾られる絵)に描かれる魚と波 貝貝 ペイペイ(Beibei)
パンダと宋時代の漆器の蓮模様 晶晶 ジンジン(Jingjing)
聖火(中国伝統的な炎の模様) 歓歓 フアンフアン(Huanhuan)
チベットのアクセサリーとチベットカモシカ 迎迎 インイン(Yingying)
ツバメと燕形の凧 妮妮※ ニーニー(Nini)

※女偏に尼という字(たぶん機種依存文字なので一応説明です)

ということで、パンダもいるし、他にもいろいろいて楽しげなキャラクターになっています。オリンピックのマスコットキャラクターって、ちょっと難解というか、「どういう経緯で決まったんだろ」というような変わったものが多いと言う印象があったのですが、福娃については、「ああ、普通にグッズになりそうなキャラクターだなぁ」と思ったのが第一印象でした。頭の飾りが複雑すぎて気軽に真似して描けないとか、いろいろ意見もあるようですが、そういうところも含めてなんとなく中国らしくていいんじゃないかなー、なんて思いました。


北京五輪のマスコットが決まる(05.11.11 中国国際情報局)…上の絵はタッチが違うけど、元になったイラストなのかな。
2008年北京五輪マスコットは5種類の「福娃」(05.11.11 中国情報局)…発表会の画像。着ぐるみが登場しています。
北京五輪マスコットは過去最多の5体(05.11.11 日刊スポーツ)…こちらにも着ぐるみ。アップで見るとちょっと怖いかも。

北京五輪 早くも「マスコット」商戦(2005/11/14)(05.11.14 Business i)
北京五輪:先日発表された商品人形、早くも横流し品登場(05.11.17 NSN毎日インタラクティブ)…3日後って早っ!
中国/五輪キャラクター、日本アニメに酷似 パロディー版が原因(05.11.18 Business i)…これ、見出しが更に誤解を生むことになっているんですが、実際は五輪キャラを見て日本の戦隊ものに似ていると思った人が、それっぽいパロディアニメを制作しネット上で公開、更にそれを見た人の間でパクリ疑惑のような誤解が広まったという話、のようです。確かに日本のキャラクター文化の影響は受けているような印象は受けるけど、実際には「酷似」と言われるほど似ているキャラはいないよね。たぶん。

北京五輪公式サイト…日本語のページはないけど、こちらにキャラクター紹介のページがあります。モチーフになったものとの比較画像とか。
オリンピック・マスコットこぐまのミーシャ☆Bear Cub Misha☆さん)…モスクワオリンピックのマスコット、こぐまのミーシャについてのサイトの中の1コーナー。歴代のオリンピックマスコットが画像つきでまとめられていて見応えがあります (音出ます)。ちなみにこれまででいちばん種類が多かったのは1998年長野冬季オリンピック「スノーレッツ」の4種類だったそうです。
  

 

2005年11月19日(土) 2:55-3:38
  [雑誌]ね〜ね〜12月号、リラックマが表紙…11/15発売。クリスマスモード。
空港から「フー」サンタ希望の幼・保育園募集…こちらもサンタ姿がお似合いです。
モリゾーとキッコロが戻ってくる・20日に名古屋で…協会によると、2人も喜んでいるとのこと。先日 、電気店のオープンイベントにむりやり連れてこられた件についても尋ねてほしいところです。
スヌーピーライフデザイン展が開催…11/19-1/15、東京国際フォーラムにて。チケットは大人1300円。
キティの結婚式東京でも サンリオと阪急ホテル
かわいい子供用食器シナモンロール、ウサハナ、ハローキティのお茶碗と丼
サンリオがたまごっちキャラ商品化…他社もの初挑戦…他社の国内キャラを扱うのは初だそうです。


バッファロー、ディズニーキャラのUSB Hub
歌舞伎ディズニーキャラクターの福袋
セイコークロック、ジャンボサイズのミッキーマウス目ざまし時計
ウォルト・ディズニー、「Disney BB on フレッツ」で「トゥーンタウン・オンライン」を提供…フレッツユーザー以外も利用可能に。
D3パブリッシャー、映画「チキン・リトル」プロデューサーインタビュー


“SCP色”を打ち出したライセンスビジネス…キャラビズによるソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)古川社長へのインタビュー。SCPはライセンサーでもライセンシーでもなく“感動と夢のプロデュースカンパニー”であると。かっこいい! 来年発表されるという新展開にも期待です。


手塚漫画「どろろ」妻夫木&柴咲で実写映画化
石ノ森章太郎:仮面ライダーなどハリウッドで映画化
チビ太が大人になって登場! チビ太の燗酒
東京・青梅で限定発売! 赤塚不二夫の酒
杉並アニメーションミュージアム 「ドーン!! 藤子不二雄(A) 〜アニメの世界〜」企画展開催
バンダイ ロボット研究所が“ドラえもんの作り方”を発表!?


「福福の島」森川幸人インタビュー
「福福の島」レビュー:アナタの1日に“癒し”と“幸せ”を提供する、ちょっと不思議な世界


全日空商事、オリジナル「ポケモンピカシール」付きバナナを販売こちらが公式サイト。
自分で作るポケモン。丸美屋「ホットケーキ」と「きりぬきのり」
「デジモンミニ」11月23日全国発売…たまごっちに続きまさかのデジモン復活。
「クレイアニメ 太鼓の達人」第2シーズン放送決定
原寸ピクミンを並べる幸せ―「ピクミン2 コレクションフィギュア3」発売
ゆうこりんがバスガイドやお姫様でおもてなし―オシャレ魔女 ラブ and ベリー「親娘オシャレ バスツアー」…ゆうこりんもいろいろ大変ですね。


KDDI、ワンセグ対応の『W33SA』など携帯電話3機種を発表…山下浩平さんデザインの「Hello Messenger」がかわいいな。
新潟国体マスコット決まる…トッキッキ。モンキッキーみたいな名前ですね。
カボたん出張「どこへでも!」”国際交流”に、運動会に…貸し出しは無料、身長制限や、着替えを見られないようにしないといけない等の要望があるそうです。
カバヤの気になるキャラ「カバガラス」に迫る
  
  ヘンなことばっかりやってます! 祖父江慎+cozfish展

ほぼ日で祖父江慎さんの展覧会についての特設ページが登場。見てから行くか、行ってから見るかがポイントですが、26日までなのでうかうかしてられません。


■最近いろいろとめまぐるしい気がします。そんな中、16日にまたライブに行ってきました。Jamiroquai@日本武道館。武道館も初めてだし、海外アーティストのライブも初めてでした。Jamiroquaiというと全盛の頃ももう10年近く前っていう印象でしたが、JKは落ち着くことなく跳んだり跳ねたり踊ったり、ステージを縦横無尽に駆け回るアグレッシブなパフォーマンスを見せつけてくれました。また日本に来てね!


■今年はもう1件、どうしても見ないことには年が越せないライブがあるんだけど、チケット取れなかったんだよね。どうにかして入手しないと。


■今日こそはトピックスを書く予定でしたができませんでした。えーっと、忘れないうちに何を取り上げるか書いておきますと、北京五輪のマスコット、それから「まめゴマ」の絵本、コロボックルさんの絵本、それから時間があれば「あおくび大根」について、そんなところの予定です。こうやって先に書いてしまうと、この時点でちょっぴり満足してしまい、書く気がなくなる恐れがある諸刃の剣です。


■最近の気になったニュースと言えば、徳島の小学校が変なオヤジ(児童の父親)に支配されてしまってたという。校長をはじめ、学校中の教師が連日に渡って長時間拘束され説教を聞かされたり、暴力を振るわれたり、挙げ句にお金まで脅し取られてたって。しかも2年間も。まるでいじめっ子といじめられっ子のような、すごい話です。


■あとは、電車の操縦席に子供を入れて会社が懲戒解雇にしたら抗議殺到という話。でもこれって解雇にしなければしないで抗議殺到ですよね。どっちにしろ殺到ですよ。そろそろ”殺到”の基準を考え直した方がよさそうな気もします。

事件そのものについては当日の状況に不明な点が多いですよね。普通に考えると、母親は何してたの? 父親だって3歳の子供を追い出すくらいできたんじゃ? と思うんですが、何か事情があったんでしょうか。なんでもないとしたら、気の毒だけどしょうがない気はしますよね…。人の命に関わる仕事って本当に大変です。
  

 

2005年11月16日(水) 2:24
  ■またPSPの「福福の島」についてです。僕はこのゲームの作者である森川さんのゲームに対する考え方(特に、従来の意味でのゲームとはまた違ったアプローチでおもしろい作品を作り出そうとしているところについて)が好きで、そういう考え方の人が今、どんな作品を出してくるのかにすごく興味があったんですね。

でも、ここ数日やった感想としては「ゲーム作るのって本当に難しいんだなぁ」という、そんな感じになっちゃいます。

もう少し、途中経過でもなんでもいいので、片鱗が見えてきてもよさそうな気がしたんだけど、実際には「やっぱりこっちに道はなかったか!?」と思っちゃうような、かなり閉塞的な印象を受けてしまいました。なにが違うんだろう。そもそもなにを期待していたんだっけ。これは必要か? こういうことだっていうのはわかるんだけど。なんでこうしなかったんだろ。あとはどこをどうすれば……。そんなことばっかり考え込んでしまいます。


いやな客です。


あとなんか、ネット上ではこのゲームが任天堂の「どうぶつの森」に似ているという話で盛り上がってて、それがまた悲しくなってしまいます。本当に。

そうは言ってもまだ買ったばかりですよ。根を詰めてやるタイプのゲームでは全然ないので、しばらくはのんびりと続けてみようと思います。少なくとも22日までは。



■更新したいことがたまってきてますが、今日は眠いので寝ます。
  

 
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