(株)グローバル・ライツ
所在地:東京都渋谷区
URL:http://global-rights.co.jp/
グループ全体のエンターテインメントビジネスに発生する知的財産権の開発、獲得、利用促進、管理を行っているという、消費者には全く縁のなさそうな企業、それがグローバル・ライツです(^^)。名前に「ソニー」とつかない珍しい会社でもあります。ネームバリューが必要ないばかりか、時には邪魔になるとの判断でしょうか(?)。
ちなみに知的財産権とは、音楽出版権、書籍出版権、マーチャンダイジング化権、映像化権、ゲーム化権等のことを言うそうです。
メモ:この会社の主要部門だった音楽出版権部門が「株式会社ソニー・ミュージックパブリッシング」として独立したそうです(でもHPは変わってないみたいです)。音楽出版と言っても楽譜を出すわけではなく、楽曲の利用促進全般に関わる業務をするそうです(発掘アーティストのレコード会社への売り込み、タイアップの取得等)。ちなみに契約アーティストは宇多田ヒカル、bird等がいるそうです。
さてそれでは本題。どんなキャラクターの知的財産権を取得しているのでしょうか??
「のばらの村のものがたり」 公式HP
これはかわいいキャラクターが登場しました。ジム・バークレムという方が作った絵本「ブランブリーヘッジ(Brambly
Hedge)」がアニメーションになったということらしいです。
ちなみにアニメはイラストではなく、繊細なデザインの人形(ねずみだけど)を使ってるようです。
ビデオの他に、絵本、グッズも発売されているそうなのでチェックです。詳しいことは公式HPまで。
「パーシーとどうぶつたち」 紹介HP
紹介HPでは原題「パーシー・ザ・パーク・キーパー(Percy
the Park Keeper)」の表記になっています。これはイギリスの絵本作家ニック・バトワースの本をアニメ化した作品で、絵本は世界で200万部を売るベストセラーになっているほどの人気なのだそうです。
その内容は、公園の管理人パーシーと動物たちとが繰り広げる心暖まるお話だとか。
グローバル・ライツではテレビ番組放送権、ビデオグラム化権を所有しています。紹介HPには何も書かれていませんが、実はすでに2つとも実現されています。
ビデオは99年9月、SPE・ビジュアルワークスより4作が発売。
「パーシーとどうぶつたち〜あらしのあとで〜」
「パーシーとどうぶつたち〜ちからをあわせて〜」
「パーシーとどうぶつたち〜ひみつのめいろ〜」
「パーシーとどうぶつたち〜ゆきのふるよる〜」
各2980円で、日本語版と英語版(字幕なし)を連続で収録しているそうです。
テレビ放送は今年のお正月にNHKBSで放送されたようです(詳しくは不明)。
更に、92年から96年にかけて金の星社より絵本も発売されています。
◇世界の絵本ライブラリーシリーズ 各1400円
ゆきのふるよる(これのみ1280円)
あらしのあとで
ちからをあわせて
ひみつのめいろ
アマンダのすてきなちょうちょ(←これは別の作品かも)
◇パーシーとゆかいななかまたちシリーズ 各850円
キツネのしゃっくり
おこりんぼのウサギ
風船のすきなハリネズミ
おふろぎらいなアナグマ
◇パーシーとどうぶつたちシリーズ 各680円
ゆきのふるよる
あらしのあとで
ちからをあわせて
ひみつのめいろ
同じタイトルがありますが、サイズが違うようです。
「ウォレスとグルミット」 公式HP
ここにきて超メジャーキャラが登場しました!
発明家のウォレスと、字まで読めちゃう頭のいい犬グルミットが活躍するクレイアニメですね。
確かに公式HPはグローバル・ライツのサーバ内にありますね〜。
「CHUICHI」 公式HP
レコード会社は東芝EMIの宇多田ヒカルですが、音楽出版権を持つのはソニー系のこの会社。更にこの方が作ったキャラクター「CHUICHI」の商品化権もここが持っているそうです。昨年はソニーのCMに登場しましたし、何かとソニーな宇多田さんですね(!?)。
しかしこの公式サイト、東芝EMIの宇多田ヒカルオフィシャルサイトとは相互リンクされてるのに、グローバル・ライツのサイトとはどちらからもリンクされていませんねえ。変なの。
「アメイジングツインズ」
昨年日立のCMに登場した目を引くキャラクター、「アメージングツインズ」。香港のデザイナーが生み出したそうですね。先鋭的です。
グローバルライツではこのキャラのマーチャンダイズ化権を取得しています。これからどんな展開になるのか楽しみですね。
→日立HP内アメイジングツインズコーナー…紹介があります。レオとベンソンって言うんですね…。
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