TOPICSキャラ絵本

「ねぇ知ってる?」
そんな言葉とともに、ひょいと現れてはナゾの豆知識を披露するキャラクター、「豆しば」の書籍が発売されました。

豆しば
[本]豆しば 枝豆しばとアラスカの冷蔵庫/キムソクウォン、渡部祥子(7&Y)

主婦と生活社 2008.11.21発売 880円
ISBN:978-4391137163

豆しばとは豆なのか、犬なのか…。なんだかよく分からないキャラですが、本を見れば何か分かるかも! と思ったものの、本の中身はというと豆しばが豆知識を披露し続けているという、ずっと豆しばのターン状態で、結局いちばん知りたかった豆しばについての知識は全然教えてくれないのでした…。

ちなみに披露されている豆知識は、いろんな雑学本などを参考にしているようで、「え、そうなの!?」っていう意外な話が多かったです。豆知識好きのキャラ好きさんにおすすめの1冊です。

[本]豆しば 枝豆しばとアラスカの冷蔵庫(主婦と生活社紹介ページ)
[本]豆しば 枝豆しばとアラスカの冷蔵庫(amazon)

豆しば(公式サイト)…こちらのページでちょっとだけ中身が見えます。

かわいい顔で毒を吐く「豆しば」、仕掛けた電通の意図は何?(日経トレンディ 2008.8.22)…本の著者、キム・ソクウォンさんは電通のコピーライター。

TOPICSキャラ絵本

サンエックスの人気キャラ、「まめゴマ」の絵本が発売されましたので紹介です。

まめゴマ
[本]まめゴマ―手のひらにのるちっちゃなあざらし/ヨネムラマユミ(amazon)

主婦と生活社 2008.7.11発売 840円
ISBN:978-4391136531

「まめゴマ」の絵本というと、今まで3冊発売されている「ワタシとまめゴマ日記」シリーズ(amazon)を思い浮かべますが、今回の絵本はそれとはまた別です。たぶん、雑誌「ね~ね~」で連載されていたものをまとめたものなんじゃないかと思うんですが、今までのような物語仕立てではなくて、まめゴマの生活・生態をレポートした感じの内容になっています。

そうなると気になるのは「ワタシとまめゴマ日記」シリーズはもう発売されないのか…という点なんですが、特に完結と銘打たれていなかったと思うし、待っていればまたいつか4作目がでるんじゃないかと思います。

[本]まめゴマ―手のひらにのるちっちゃなあざらし(主婦と生活社 紹介ページ)
[DS]まめゴマ2 うちのコがイチバン!…まめゴマと言えば、7/31にはDSのゲームの2作目がクリエイティヴ・コア(旧・TDKコア)より発売されます。前作は約15万本というこの手のゲームとしてはかなりのヒットを記録したそうなので、今作も期待です。大きな変化として、前作ではドット絵だったイラストが、3Dモデルになっています。→amazon

まめゴマ ワタシとまめゴマネット(サンエックス公式サイト)…上記のゲーム情報も随時更新されています。

リアルに飼いたい「まめゴマ」(2007.1.7)
[本]ワタシとまめゴマ日記/ヨネムラマユミ(2005.11.21)

TOPICSキャラ絵本

JR東日本の地域では「Suica」のキャラクターとしてもおなじみの、ペンギン「スイッピ」の絵本が約3年ぶりに発売されました。2作目になります。

ペンギンのゆうえんち
[本]ペンギンのゆうえんち/さかざきちはる(amazon)

幻冬舎 2008.6.25発売 1260円
ISBN:978-4344015326

前作、「ペンギンのおかいもの」(amazon)ではスイッピ5兄弟がデパートに行くという内容でしたが、今回は舞台遊園地ということで、たくさんのお客ペンギンたちに加えて、色々なアトラクションも描かれていて楽しい内容になっています。最後にはちょっとしたオチ的なものもあったりします。

ちなみに「スイッピ」はSuicaのペンギンと同じ見た目ですが、名前や家族構成などの設定はこの絵本だけのものらしいです。これまで1作しか発売されていなかったので、続編が出ることにはあまり期待していなかったのですが、こうなると3作目、4作目と期待してしまいます。出るとしてもまた数年後になっちゃうんだとは思いますが、その時にも紹介できるようにサイトを続けていきたいものです。

[本]ペンギンのゆうえんち(幻冬舎の紹介ページ)

[本]ペンギンのおかいもの/さかざきちはる(2005.11.30)

TOPICSキャラ絵本

1月に紹介した「アンラッキーくん」の新作絵本が早くも登場しましたー。

身代わりアンラッキー
[本]身代わりアンラッキー 月のペンダントのひみつ/くどうのぞみ

PHP研究所 2008.6.20発売 1050円
ISBN:978-4569687902

そして今回の絵本にはストラップ付きの初回限定セットもありますのであわせて紹介。

身代わりアンラッキープチ開運BOX
[本]身代わりアンラッキー プチ開運BOX/くどうのぞみ

PHP研究所 2008.6.20発売 1575円
ISBN:978-4569296111

アンラッキーくんは人にくっついて小さなアンラッキーを引き起こすことを仕事にしているゴーストなんだけど、なぜか結果的にはラッキーな展開を起こしてしまうというキャラクターです。

今回のストーリーはサブタイトルにもなっている月のペンダントを巡るおはなしがメインになっているんですが、他にも短めの話やキャラクター紹介ページなどもあります。あと前作は80ページのソフトカバーだったのに対して、今回は48ページのハードカバー(本のサイズも微妙に変更)になっているんですね。なのでボリューム的にはあっさりした感じに仕上がっています。

そして初回限定セットに付いてくるストラップ。月のペンダントを付けたアンラッキーくんなんですが、こんな感じになっております。
ストラップ

立ったところ

後ろには立派な羽もあります。
後ろ姿

更に、今回の絵本発売とともに公式サイトもオープンしています。ぬいぐるみの販売や壁紙、携帯サイトなども用意されていて、なかなか凝っています。なんとなくPHP研究所って堅いイメージがあったから、こうしたキャラクター展開を行うのは意外な気がしますね。もしかすると、ドアラの本が予想以上に売れたからこういう予算が下りたのかもしれません(笑)。ともかく1アンラッキーファンとして末永く展開してほしいなぁと思います。

不幸を吸い取る「身代わりアンラッキーくん」-絵本から飛び出しストラップに(烏丸経済新聞 2008.6.23)…この記事によると、PHP研究所の社長がアンラッキーくんを気に入ってグッズを作ることになったんだとか。へぇ~。くどうさんのコメントによると月のペンダントありきでストーリーを考えたっぽいですね。次作があるとすれば、アンラッキーくんはデフォルトでペンダントを付けているのかなぁ。付けてなくてもキャラとしてのバランスはいいと思うんだけど。

アンラッキーくんの部屋(公式サイト)
Room226(くどうのぞみ公式サイト)

[本]アンラッキーくん/くどうのぞみ(2008.1.23)

TOPICSキャラ絵本

「リラックマ」でおなじみのコンドウアキさんによる新キャラクター、「うさぎのモフィ」の絵本が発売されましたので紹介です。

うさぎのモフィ
[本]うさぎのモフィ/コンドウアキ, 相澤タロウイチ(amazon)

主婦と生活社 2008.5.30発売 980円
ISBN:978-4391136067

コンドウアキさんと言うと、フリーになってからもサンエックスのイメージがありましたが、今回のモフィはソニー・クリエイティブプロダクツの会社創立30周年記念として誕生したオリジナルキャラクターなんですね。"記念"なんて銘打ってるわけですから、会社的にも気合いも入ってるんじゃないかと思われます。

今回の絵本は連名になっていて、キャラクターデザインなどのアートワークとおはなしをコンドウアキさん、イラストを相澤タロウイチさんが担当されているようです(ちなみに相澤さんはコンドウさんの旦那さんです)。

絵本の内容は、モフィが旅をしながら何かを見つけようとするおはなしなんですが、相澤さんのふわっとしたイラストがちょっと寂しげな物語の雰囲気にぴったりで、なかなかいいコラボレーションになってるんじゃないかと思います。

ただ、個人的にはその物語があまり好みじゃなかったんですけどね。やけにシリアスすぎるというか…。コンドウさんが物語を描いたのははじめて、っていうことになっているみたいですが、「みかんぼうや」の絵本だって立派な物語でしたよね。個人的にはみかんぼうやの方がコンドウさんらしさが詰まっているような気がするんですが、どうなんでしょうか。

ウサギのモフィ(公式サイト)
ソニー・クリエイティブプロダクツ
[本]うさぎのモフィ/コンドウアキ, 相澤タロウイチ(主婦と生活社)

[本]木からおりたミカン みかんぼうや/コンドウアキ(amazon)…健気なみかんぼうやがくじけながらも頑張るストーリー。コンドウさんの作品の中ではやっぱりこの本がいちばん好きだなぁ。

[本]しりとりおふろ/コンドウアキ(2007.4.5)

TOPICSキャラ絵本

サンエックスのキャラクター、「ねこのパンヤ」が絵本になりました。

ねこのパンヤ
[本]ねこのパンヤ/おかだなおこ(amazon)

小学館 2008.2.26発売 1300円
ISBN:978-4097263173

「ねこのパンヤ」は2005年8月にリリースされたキャラクターなんですね。その後は特に展開がなかったと思うんですが、いきなり絵本になるとはすごいです。

中身は、キャラクター絵本によくあるようなバラエティ色の強いものではなく、一般的な創作絵本に近い形態でした。サンエックスキャラクターの絵本では珍しいタイプだと思います。

ねこのパンヤの、パン職人としての生活がやわらかいタッチのイラストで背景まで丁寧に描かれていて、パンヤとその仲間達ののんびりとした暮らしぶりが伝わってきます。

ちなみに、絵本の中には同じくサンエックスキャラクターの「ルゥ&スゥ」も登場します。おそらく作者が同じだからだと思うのですが、「ルゥ&スゥ」は2006年9月から本格展開されているキャラクターなのでパンヤよりも知名度がありそうな気がするんですよね。それでもパンヤを主人公にしたところに、なにか思い入れのようなものを感じるのでした。

ねこのパンヤ(サンエックス紹介サイト)
ルゥ&スゥ(サンエックス紹介サイト)