TOPICSMOVIE,アニメ

今年はブログでなんにも作品を紹介しないまま終わるのか…、と思っていたところへ絶対取り上げておきたい作品が出てきたのですべり込みで更新しておきます。

2010年代最高のアニメーション映画

『羅小黒戦記』は中国で今年9月に公開されたアニメーション映画です。日本でも館数で言えばかなり限定的ですが、10月から公開されています。

僕はたまたまこの映画のポスターを見かけて気になったんですよね。目の大きな黒猫のキャラクターが中心に描かれたイラストです。

これからこの映画を見て感じたことを書くのですが、正直なところ何にも読まずに見に行ってほしいというのがいちばん訴えたいことだったりします。本当に最高に面白かったので。

見出しにもしてますが、僕の中では2010年代、つまりこの10年に見たアニメーション映画の中で間違いなくベストでした。こんなに揺さぶられた作品はなかったです。

日本作品の影響を色濃く受けたビジュアル

中国のアニメーション事情がどうなっているのか詳しくはありませんが、この作品においては日本のアニメ、漫画の影響をダイレクトに受けて作られている印象を受けました。

ただ、それも上辺だけを真似しました、というレベルではなく、ちゃんと咀嚼されているんですね。ジブリっぽいという感想が多いみたいですが、それだけじゃなく少年漫画とか、いろんなエッセンスを感じることができます。

これはビジュアルだけでなく、ちょっとしたセリフやギャグなんかにも現れていて、とっつきやすく感じました。

怒濤のアクションシーン

この作品の見どころの1つにアクションシーンがあります。これが本当にすごい! 登場キャラクターには属性があり、火や氷、木や鉄と言ったものを自在に操りバトルするのですが、いろんな場所を舞台に、とんでもないスピードで繰り広げられるんですよね。カメラワークや表現方法がすごいんです。特に木を操るフーシーのバトルシーンの表現には驚きました。

シャオヘイのかわいさ

シャオヘイとはポスターにも出ていた主人公の黒猫(の妖精)のことなんですが、すっごくかわいいです。冒頭に森を駆け抜けるシーンがあって、この時点で心を奪われましたもん。表情も躍動感もたまりません。

物語が進むと違う姿も見せてくれるんですが、そっちはそっちですっごくかわいいです。アクションシーンのかっこよさと、シャオヘイのかわいさはこの映画の2大見どころと言っていいでしょう。

シンプルなテーマと見せ方

この作品を通して最も心を打たれたのが、テーマとその見せ方です。テーマ自体はシンプルで、特別なものではないかもしれません。ですが、ものすごく丁寧に描くことで強い説得力を持たせることに成功しているんですね。実際に見て聞いて感じることの大切さ。そして登場人物の言動に対する納得感をしっかり感じることができました(最近プロットの意外性を重視するためか、ここで「え?」ってなってしまう映画が多い気がするんですよね)。

最後にもうひとつ。こうしたテーマの作品が、今の中国から届けられる意味についても考えてしまいます。この作品は"共生"が大きなテーマになっています。もちろん、直接的に何かを想起させるような表現なんてないですが、こうした普遍的で揺るぎない価値観を改めて見つめ直す作品が出てくるのは、すごくいいことだと思います。もっと中国の作品を見てみたくなりました。

羅小黒戦記パンフレット
▲強いて欠点を言うならこのパンフレット。解像度の荒い画像が使われていたりしてちょっと微妙でした。本編で字幕が早すぎるところがあるのも欠点かな。

映画 羅小黒戦記 公式サイト…ちなみにこの作品、元は2011年からWebで連載されていたアニメーション作品だったそうです。そちらもチェックしてみたい。

COLUMNアニメ

2016年も今日が最後と言うことで、最後にこのテーマに触れておきます。今年はもうね、「星の子ポロン」の1年でしたよ。

「星の子ポロン」って何? という方のために簡単に説明しますと、僕が1990年頃に見ていた昔のアニメで、なんだかすごい内容なんだけど、当時の記憶があやふやな上に、ネット上にもほとんど情報がないと言うことで、何度かこのサイトでも取り上げていたんですよね。

正義の使者、星の子ポロン(2000.3.10)

最初に取り上げたのはこのサイトを始めて10ヶ月後、ポロンを視聴していた頃からすると10年が経った2000年のことでした。

情報を募集する形にしていた甲斐もあって、その後は当時の視聴者の方から散発的に情報をいただくことがあったんですが、そういったことも徐々になくなり、僕の中でもポロンのことは遠い昔の話になっていきました。

ところが、それから更に9年後の2009年、ニコニコ動画にポロンの本編動画が投稿されるという事件が起こり、晴れて19年ぶりにポロンを視聴することができたのでした。ポロンとはどんな作品だったのかを知りたかっただけの僕にとっては、本編動画というのはこれ以上ない情報だったわけで、僕の中のポロンの情報を追い求める旅にもひとまず終止符が打たれることになったのでした。

その後の僕は、年1、2回くらいかな、ふとポロンのことを思い出した時にネットを検索してみたり、Twitterでポロンを視聴した人の感想なんかを眺めて1人モニターの前でニタニタしていることはあったものの、それ以上のことはありませんでした。

ところが、2015年頃から独自にポロンのことを調べている人達がいるっぽいことに気づくんですね。どうも「チャージマン研!」(初放送の時期がポロンと同じで超展開アニメという共通点もあり、このアニメ経由でポロンのことを知る人が多い)のファンの方の中に、ポロンのことに強く興味を持った集団がいるみたいだぞと。
最初は今なおポロンのことをそんなに気に掛けてくれる人がいるんだ、嬉しいな、くらいにしか思っていなかったんですが、その人達は僕が思っていた以上に"ガチ"だったんです。

その人達は「星の子ポロンまとめWiki」というサイトを立ち上げて、ネット上に散らばるポロンの情報を収集した上で、更に図書館などで当時ポロンを放送していたテレビ局についての情報や、製作会社の情報などを次々にまとめていったんですね。そしてついに、2016年1月、新たなポロン本編動画の発掘に成功し、ニコニコ生放送で公開されるに至ったのでした。

そこからの流れは、ジェットコースターのようにすごかった。数時間分の録画テープを所有している人の存在が発覚し、毎週新作が公開されるようになったり、ポロンの上映会が開催されたり(僕も行きました)、ガジェット通信が主催する「アニメ流行語大賞」の特別賞を受賞したり…。今月にはついに、ポロンと同じ会社が製作した、ポロン以上に幻の作品と言われていた「ガンとゴン」の発掘にも成功してしまいます。

その行動力の凄まじさは、「そんなことできるんだ!」の連続でした。それはある意味、ポロン本編自体よりもすごいものを見せられているという感覚というか。

対して、僕はこれまで何をやっていたんだという反省も大きかったです。だってこの十何年という時間がありながら、ポロンの情報を収集するために自分から動くということを何もやってこなかったという現実をまざまざと突きつけられたわけだもん。

ただ、仮に僕が1人で動いていたとしてもこんな発掘にまでは決して至らなかったと思います。そもそもポロンにかける熱量が違うし、これは多くのポロニスト(←ポロンファンの呼称です)の方達の頑張りが成し遂げたことなんだと思います。

というわけで、今年はいいものを見させてもらったなという1年でした。本当に、当時ポロンを見ていてよかったと思いました。2017年にはどんなことが起こるのか、楽しみです。

TOPICSMOVIE,アニメ,感想

父を探して
久しぶりに映画についてのつたない感想でも書いてみます。現在、渋谷・シアター・イメージフォーラムにて公開中の「父を探して」というブラジルのアニメーション映画です(途中からネタバレっぽいことも書いてます)。

数々の受賞歴

この作品は2014年にはアヌシー国際アニメーション映画祭の最高賞と観客賞を同時受賞したり、2015年のアカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされるなど、数々の賞を受賞しているんですが、僕的には日本での配給をアニメーション研究家の土居伸彰さんが昨年新しく立ち上げたニューディアーという会社が行うということで、気になっていたんですよね。

シンプルすぎるキャラクター

もうひとつ気になったのは、かわいくも異常なまでにシンプルなキャラクターです。十数分の短編アニメーションならわかるんですが、長編ですよ。しかもこの作品、全編セリフもないんですね(実際には会話しているシーンはあるんですが、翻訳や吹き替えはされていません。どうも架空の言葉らしい)。いったいどんな見せ方で何を描くのか、気になりながらも事前情報には一切触れず見てきましたよ。

全編手描きの鮮やかな色と音で描かれる「現実」

この作品の見どころは、なんと言っても音楽にあわせて動きまくる映像です。色鉛筆や油絵、コラージュを駆使して描かれた、秩序的だったり無秩序だったりのイマジネーション溢れる予想のつかない映像。それに土着的というか、どこか懐かしさのある音楽が加わって、独特なファンタジックワールドが構築されています。この映像を浴びるように見ているだけで、幸せな気持ちになるんですね。正直言ってそれだけでいいんじゃないか、という気すらするんですが、この作品は許してくれません。

最初、この絵柄でこの題名ですよ。子供が父親を探すために町内を探検するみないな、ミニマムな世界を舞台にしたファンタジーが繰り広げられるのかなと思っていました。が、全然違うんですね。逆ですよ、逆。いろんな意味で。
実際にこの作品で描かれているのは、なかなかにハードな「現実」の数々でした。このギャップが凄まじかった。

特に、自然の風景と対比的に描かれる機械や乗り物のような人工物への異物感ありありの悪夢的な描写。このイヤ~な感じは「MOTHER3」を思い出しましたよ。
あと頭に浮かんだのが小沢健二の「うさぎ!」。あの作品は童話的な形態を取りながら、過剰なまでにグローバル化していく社会経済への明確な批判を目的にした作品でしたが、この作品でもかなりはっきりとした描写が出てきます(よく考えたら「うさぎ!」はボリビアを舞台にしていたので、南米つながりでもありますね)。

タイトル、そしてキャラクターの意味

「父を探して」という一見ほんわかしたタイトル、これは邦題で、ポルトガル語の原題(O Menino e o Mundo)や英語題(The Boy and the World)では「少年と世界」という意味になっているそうです。それを知り最初は、この邦題、そのまますぎると思ったんだけど、改めて考え直すと「少年と世界」の方がそのまますぎて正確じゃない気もしてくるんですね。どちらのタイトルも、そんな作品の二面性を表しているのかもしれません。

最後に、なぜここまでシンプルなキャラクターなんだろうと考えてみるんですが、この少年キャラ、特徴的なのが顔の輪郭、というか頭が正円なんですよね。普通、ここまで"手描き"にこだわっている作品だったら円にするにしても、フリーハンドのちょっとゆがんだ円にする気がします。
でも、ここまで個性を与えないことで、逆に映像の中では唯一無二の個性を放っています。
そして終盤、少年が何かを見つめるシーンがあって、作品の中では何を見つめているかはちゃんと明示されているんだけど、そうじゃない感覚に陥るんですね。ひょっとしたら、この感覚のために正円なんじゃないかと。あらゆる個性を取っ払いつつ、主人公としての個性も備えるという、ありえない二面性を体現したのがこのキャラなのではという気がしてきました。
とか言いながら、あとでメイキングを見たら元からあったデザインみたいでしたけど(笑)。でもやっぱりこのキャラクターの特殊な見た目は作品を象徴している気がします。

正直見終わった直後はけっこうもう、いろいろショックで絶望的な気持ちになってしまったんですよ(だって、あれがああってことは、そういうことでしょ!?)。でも改めて振り返ると、過去から現在、この世界が直面している現実を直視しているからこそ、描ける希望がここにはあるのかもしれません。もう1度見たらまた感じ方変わるんだろうなぁ。

父を探してパンフレット
▲パンフレットはポストカード型でした。

父を探して(公式サイト)…現在は1館だけでの上映ですが、順次地方でも公開されるようです。
長編アニメーション映画『父を探して』予告編(YouTube)
『父を探して』メイキング(YouTube)
Emicida – Aos olhos de uma criança(YouTube)…ブラジルのラッパー、エミシーダが歌う映画のエンディングテーマのPVです。映画の映像がふんだんに使用されています。

TOPICSアニメ

「カリメロ」の新テレビアニメシリーズが10/7、朝7:30からテレビ東京系の放送局にてスタートします。

カリメロは1963年にイタリアで生まれた黒いヒヨコのキャラクターで、頭にかぶった殻がチャームポイント。
日本では1974年にテレビアニメシリーズが製作・放送され人気となった後、17年後の1992年にも新シリーズが作られていました。昨年で誕生から50周年を迎えるということで3度目のアニメ化となったようです。前作から21年の歳月を経ての放送となるので、インターバルが果てしなく長いものの、息の長いキャラクターになりました。

前2作は日本で製作されていましたが、今回はフランスのゴーモンアニメーションというところが製作したようです。今作の特徴としては3DCGアニメーションになっていること。カリメロの他にもプリシラやピーターなど、おなじみのキャラクターたちが登場するようですが、CGになってちょっと新鮮な印象になっています。

昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭でその映像が初公開され、同時期に日本でも放送予定であることが発表されていたのですが、その後あまり情報がなく、いつ放送するのかなぁ…なんて思っていたのですが、いつの間にか放送日が決まっていて危うく見逃すところでした。

一体どんな作品になっているのか、21世紀のカリメロの活躍が楽しみで、今からわくわくなのです。

『カリメロ』CGアニメで復活 テレ東で10・7スタート(ORICON STYLE 2014.9.1)
テレビ東京、日欧共同製作アニメーション「カリメロ」新TVシリーズに出資 講談社も参加(アニメ!アニメ! 2013.6.14)

カリメロ(テレビ東京公式サイト)…ちなみに15分番組です。
カリメロパーク(ファンサイト)…しれっとリンクしてみましたが、かつて僕が作って現在絶賛放置中になっているファンサイトです(そう、僕はカリメロファンなのですよ)。せっかくなので今回の件の情報と、現在キデイランド原宿店で先行販売されているカリメログッズについての情報を掲載しておきました。

TOPICSアニメ

このサイトでは何度か紹介しているのでおなじみ(なはず)のゲームソフト「ラビッツ・パーティー」シリーズですが、ゲーム情報サイトdoope!さんによるとラビッツ発売元のユービーアイソフトがCATVチャンネルのニコロデオンと提携し、2013年からアニメーションシリーズを放送開始することが明らかになったそうです。

しかも、アニメーションを手掛けるのが「ウォレスとグルミット」でおなじみのアードマン・アニメーションズとのこと! この情報自体は2010年に発表されていたそうなんですが、ラビッツファンなのに全然知りませんでした…。とにかくあのアードマンが手掛けるのなら間違いないと思いますので、完成を期待して待ちたいと思います。

ただ、ニコロデオンは2009年に日本撤退していて視聴不能な上、ラビッツ自体も国内ではほぼ無名の存在ですのでパッケージ等が発売される可能性も非常に低そうなのが気がかりです。どうにか国内でも見られるように今から”スッポン”に向かってお祈りしないといけないかもしれません。

「ラビッツ」のアニメシリーズが2013年にスタート!Ubisoftがニコロデオンとの提携を発表doope!さん 2011.10.6)

ラビッツ・パーティー タイムトラベル(公式サイト)…海外向けにはラビッツシリーズの公式サイトがあるんですが、日本向けにはないので1月に発売されたWii5作目のサイトにリンク。最新作という意味では3DS版の「ラビッツ タイム・トラベル」もありますが、こちらは2Dアクションなので内容は別モノです。
今後の予定としては11月にXbox360のKinect向けに「Raving Rabbids: Alive & Kicking」というタイトルが発売されますが、今のところ国内販売は未定。また、派生元のレイマンシリーズ最新作「Rayman Origins」がマルチプラットフォームで発売予定ですが、国内向けには現在PlayStation Vita用のみが正式発表されています(発売時期は未定)。

Aardman(公式サイト)…長編作品の最新作はドリームワークスと共同制作した「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」。この作品は国内では劇場公開されなかったので知名度は低いですがDVDは発売されています。そして今年はソニー・ピクチャーズとの共同制作第1弾作品「アーサー・クリスマスの大冒険」が公開。こちらは日本でも11/23に公開される予定です。

[Wii]ラビッツ・パーティー TV Party(2009.1.22)
[本]ウォレスとグルミット ザ・コンプリート・ブック(2009.7.29)

TOPICSアニメ

ソニー・クリエイティブプロダクツのキャラクター、「うさぎのモフィ」の新しいアニメーションが制作されることが発表されました。モフィのアニメというと公式サイトで連載されていたショートアニメがありますがそれとは別物で、なんとイタリア国営放送と、同じくイタリアのアニメーション制作会社Misseri Studioとの共同制作となるそうです。
テレビ用5分×26話のシリーズとして作られるそうで、欧米やアジア圏など、海外での放送や商品化も前提に展開していくんだそうです。

Misseri Studioというと日本でも放送されたことのある「A.E.I.O.U.」や「ミオ&マオ」といった作品でも知られるように、一風変わったコマ撮りアニメーションを得意とするスタジオですが、今作でも綿(コットン)を使用したストップフレームアニメーションという世界初となる方法が採用されているそうです。公開されている写真を見ると、モフィの世界観を表現するのにぴったりあっていて、ぐっと期待が高まりました。

ちなみに「うさぎのモフィ」は2007年にソニー・クリエイティブプロダクツが創立30周年を記念し、「リラックマ」の作者として知られるコンドウアキさんと共同制作したオリジナルキャラクターで、翌2008年に絵本が2冊発売されているんですが、その後はやや停滞気味な展開となっていたのでした。
今年に入ってからは5月に主婦と生活社のWebサイト上でショートコミックを連載開始するとともに、新キャラクターの「こねこのソラ」を登場させるなど、新たな展開が続いていたのですが、ここにきてこんな大ネタが来るとは予想していませんでした。

ソニー・クリエイティブプロダクツとしても、最近は海外のキャラクターを国内で展開するのが中心になっていると思うので、逆にオリジナルキャラクターを海外展開するというのはかなり思い切った展開なんじゃないでしょうか。ぜひ成功して新たな国民的キャラクターに育てていってほしいなぁと思います。
作品の完成は2013年2月ということでかなり先ですが、それまで楽しみに待ちたいと思います。

ソニーCP、伊社とアニメ制作 14年めど30カ国で放送(日本経済新聞 2011.10.3)
ソニー・クリエイティブ プロダクツ オリジナルキャラクター「うさぎのモフィ」のアニメーション 国際共同制作 スタート(ソニー・クリエイティブプロダクツ 2011.10.3)…PDFです。画像はこちらのリリースにあります。

うさぎのモフィ(公式サイト)
うさぎのモフィ 連載ショートコミック(主婦と生活社)
akibako コンドウアキのWeb(公式サイト)

[本]うさぎのモフィ2 わすれんぼうの森(2008.12.5)