MEMOレポート

急に寒くなったので凍えながら暮らしています。

9/23から10/3まで開催されていた第24回文化庁メディア芸術祭、今年は3回くらい行きました。コロナのため、前年に続いて受賞者が登壇するトークイベントはほとんど開催されなかったのが残念でしたが(いつものように開催されていれば、功労賞を受賞された声優の野沢雅子さんのお話が生で聞けるチャンスだったのに!)、見どころが多くて楽しかったです。毎年言ってますが、ブログで感想をちゃんとまとめたいものです。いつかは……。

そして、10/23にはかねてからの念願だった、東京2020オリンピック・パラリンピックのマスコット、ミライトワとソメイティに会ってきました。10/16から10/24まで、有楽町にある東京スポーツスクエアで開催されていた「東京2020 ARIGATOイベント」という催しの中で、グリーティングイベントが毎日開催されていたんですよね。

生で見たミライトワ&ソメイティは、もうほんっとにかわいかった!

ミライトワ&ソメイティ
▲動きのひとつひとつがかわいかったです。

グリーティングへの参加は朝早くから並んで整理券をゲットする必要があるため最初から諦め、自由に撮影できる時間を目当てに行ったら運良く最前列で見ることができました。ということで動画も撮ったので貼り付けますよ。

YouTubeへのアップロード、なんと10年ぶり(!)でした。撮影自体も久しぶりだったので音とか失敗しているところもありますが大目に見てください。

ミライトワとソメイティのオブジェ
▲こちらは会場にあったオブジェです。

パタパタ応援マスコット ミライトワ&ソメイティ
▲珍しくグッズも買いました。パタパタ応援マスコット。後ろのひもを引っ張るとすごい勢いで旗を振ってくれます。

オリンピック関連のイベントが終わってもこのままずっと活動して欲しいところですが、東京都の説明によると「マスコットを含めた大会知的財産の使用権は、2021年12月31日まで」とのことなので、どんなに遅くても今年いっぱいまでの活動となるみたいです。寂しいなぁ。

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先日、AC部が手掛けるキャラクター、イルカのイルカくんの展覧会、『イルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカ展』に行ってきましたので写真で報告です。会場は伊勢丹新宿店本館6階のアートギャラリー。イルカのイルカくんの展覧会を見るのは2019年に原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSで開催された「イルカのイルカくんの九周の名月展」に行って以来2度目です。

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▲入り口です。

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▲壁いっぱいに並んでいます。

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▲伊勢丹でお買い物したのかな?

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▲ビビッドな作品。

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▲和風なデザイン。

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▲やっぱりでけえ。

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▲いっぱいくっつきました。

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▲口(?)がチャームポイントです。

ちなみに、イルカのイルカくんは音楽ユニットgroup_inouの「THERAPY」という曲のMVに登場するキャラクターで、数年前には絵本化もされています。group_inouは5年前から活動停止中ですが、イルカのイルカくんはそれとは関係なく活動しています。なぜこんなに推されているのかは謎。

MEMOレポート

先日Twitterでも報告しましたが、現在東京国立近代美術館で開催されている「ピーター・ドイグ展」に行ってきました。

ピーター・ドイグはイギリス人の現代画家です。正直に言うと僕は最近まで全く知らなかったのですが、テレビで『ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ』という作品が紹介されているのを見て、実物を見てみたくなったんですね。ところが、行こうと思っていた矢先に休止になっちゃって、今月無事に再開されたのでようやく見に行けたのでした。

会場は撮影OKでSNS等にアップロードもOKとのことだったので、ブログでもいくつか写真を添えて紹介してみます(クリックすると高解像度画像になります)。写真では分かりづらいですがどの作品もかなりの大きさがあります。

『ブロッター』
『ブロッター』という作品。氷の張った湖とその背景が層のように見え、独特の空間の広がりを感じます。

『ブロッター』のアップ
中央の人物のアップです。白い絵の具の塊が点在しています。

『のまれる』
『のまれる』という作品です。2015年に2600万ドル(約30億円)で落札されたんだとか。ほへー。

『ロードハウス』
『ロードハウス』という作品です。この絵が今回の展示ではいちばん好きでした。見た瞬間、「なんじゃこりゃー」って思いましたもん。人の生活が垣間見える家が描かれた中央の層の上に、重く広がる青い層は何を意味しているんでしょうか。「天地創造」の地裏の世界を思い出してしまいました(あ、ゲームの話です……)。

『ロードハウス』のアップ
中央の家をアップで。ディテールがすごいなー。

『ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ』
そしてこれが『ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ』です。メインビジュアルにもなっている幻想的な作品です。タイル貼りのダム湖に佇む怪しげな2人に目が行きがちですが、左右に配された樹木の描写もすごいです。

『夜のスタジオ(スタジオフィルムとラケット・クラブ)』の一部分
『夜のスタジオ(スタジオフィルムとラケット・クラブ)』という作品を下から。近年の作品は初期作品に比べると薄塗りになっています。

現代のアートシーンで活躍されている方の作品というと、文脈を理解しないで見てもさっぱり分からない一見さんお断りなイメージがありましたが、ピーター・ドイグの作品は僕みたいな人がいきなり見に行っても十分楽しく鑑賞できたのがすごいなと思いました。とは言え、『のまれる』なんかは何がすごいのか全然分からなかったりもするんですけどね。

幻想的でありながら、そこに描かれているのはファンタジーではなく、地に足が付いているようにも思えます。こういう世界の描き方もあるんだなぁと思いました。

ピーター・ドイグ展は会期を延長し、10/11まで開催中です。

TOPICSイベント,レポート

今年のメディア芸術祭の受賞作品展は6月13日~24日開催ということで、今回もたっぷり見てきました。
(2018.7.1追記:写真と、映像作品の感想を追加しました)

毎年、展示だけでなく映像上映や関連イベントもできるだけ参加するようにしていて、今回も気になったものはだいたい参加することができました。主な参加イベントは以下の通り。

・エンターテインメント部門 大賞受賞者トーク:上田文人『人喰いの大鷲トリコ』
・アニメーション部門大賞『夜明け告げるルーのうた』トーク付上映
・アニメーション部門大賞『この世界の片隅に』トーク付上映
・功労賞・竹内オサム ビランジを通して語るマンガ研究の世界

上田文人さんのトークイベントは、なかなか生でお話を聞く機会なんてないと思うので参加できてよかったです。土曜日ということもあってか、講堂の席がぎっしり埋まるほどの人気でした。

『夜明け告げるルーのうた』のトークでは監督の湯浅政明さんが登場。湯浅さんのお話を聞くのは8年ぶりでした。

『この世界の片隅に』のトークは監督の片渕須直さんと、主役のすずを演じた女優ののんさんが登場。のんさん、直視できないくらいキラキラしてました。

漫画研究家の竹内オサムさんのトークでは、批評・評論とはまた違う、地道なデータを積み重ねる漫画研究の重要性について貴重な話が聞けました。

それぞれ、ちゃんとメモも取ったので、また改めて個別にまとめたいところなんですが、毎年そう言いながらやってないんですよね……。すみません。

映像の上映プログラムでは会場には展示されていない審査委員会推薦作品等もじっくり見ることができます。その中で心に残った作品をいくつか紹介します。

『Candy.zip』
日本の短編アニメーション。パソコンで作成したドキュメントがキャンディになる世界で、オフィスで働く女の子が主人公。ある日、同僚に自分自身がZIPファイルのキャンディにされてしまい、そこからどうにか復讐を遂げるというストーリー。あらすじだけ書くと突飛すぎて意味不明気味ですが、なぜかすんなり世界に入っていけてしまうのがすごいです。カラフルで透明感のある映像が綺麗でした。

『Gokurosama』
日本のショッピングモールを舞台にしたフランスの3DCGアニメーション。こういうのってヘンテコ日本になりがちだけど、どういうわけかやたら忠実に日本が再現されていて逆に面白いです。女の子が使っているスマホが富士通製のパロディになっているところに日本に対する謎のこだわりを感じました。現実には富士通のスマホを使う女の子ってかなり少数派でしょうけど…。

『RAINBOW』
韓国の短編アニメーション。どこにでもいそうな地味な女の子が、なぜかこの世界におけるヒーローと付き合っていて、不釣り合いな自分に悩んでしまうというちょっと切ないストーリー。このヒーローというのが、超人的な力を持つ青年で空も飛んだりするんですが、見た目は肌が青いところ以外、普通の人みたいなところがなんかぐっときました。

『Toutes les poupées ne pleurent pas』
カナダの人形アニメーション。映像に登場する2人の男女は一緒に暮らしながら人形アニメーションを制作しています。この時点でメタ的な設定なのですが、途中から登場するもう1人の女性のおかげで物語は更に入り組んだ構造を見せ、観客は今まで見せられていたものは何だったのか、考えざるを得なくなります。

『さらば銀河系』
日本の短編アニメーション。ゴミため場に住む謎の動物の親子のストーリー。ひょんなことからロボットと間違われて連れ去られてしまった親を取り戻すべく、子供は冒険の旅に出ます。キャラクターデザインやクレイアニメのような質感の表現など、言われなければ海外の作品のようなセンスを感じました。

『monoscape』
こちらはアート部門の映像作品。港湾施設でコンテナを運搬している映像が延々と続く作品。代わり映えのしない場面が延々と続くので、気がついたら途中で寝てしまったんですが、後になってあれは何だったんだろうと妙に気になってしまいました…。

『サウンドロゴしりとり』Youtube
こちらはエンターテインメント部門の映像作品。NHK『テクネ映像の教室』で放送され、その後Twitterでも話題になったのでご存じの方も多いかもしれません。大画面で見ると面白さも倍増で、テンポの速さも相まって笑いが追いつかない現象が起こっていました。

『宇宙ショートショート絵巻「反物質の子どもたち」「太陽症候群」』
こちらもエンターテインメント部門の映像作品で、NHKが制作したものです。宇宙科学を題材にしたファンタジーストーリーなんですが、横長い紙にイラストレーターが鉛筆でどんどん絵を描く映像と、俳優の朗読を組み合わせるという斬新な見せ方の作品になっています。イラストは100%ORANGEと長崎訓子さん、朗読は神木隆之介さんと菊池亜希子さんがそれぞれ担当しています。
反物質の子どもたち(NHK)
太陽症候群(NHK)

続いて、展示会場の写真もどうぞ。

Yin
▲個人的に今回いちばん面白かったフランスの短編アニメーション作品『Yin』の原画。

Negative Space
▲人形アニメーション『Negative Space』のセット。

Negative Space
▲続いて小道具。写真だとサイズ感が分かりませんが小さくて細かいです。

Negative Space
▲そして登場キャラクターの人形たち。

ハルモニア feat. Makoto
▲手描きアニメーションのミュージックビデオ、『ハルモニア feat. Makoto』の原画。枕のキャラクターがかわいいです。→Youtube

夜明け告げるルーのうた
『夜明け告げるルーのうた』のキャラクター原案を担当したねむようこさんのイラスト。

この世界の片隅に
『この世界の片隅に』の展示。

COCOLORS
▲アニメーション作品『COCOLORS』の展示。

進化する恋人たちの社会における高速伝記
▲アート部門『進化する恋人たちの社会における高速伝記』。僕が好きだった『千年家族』というゲームを更に高速化・抽象化した感じで見ていて楽しかった。

人喰いの大鷲トリコ
『人喰いの大鷲トリコ』の展示。等身大のトリコがこちらのアクションに反応するというインタラクティブな展示で、今回のためだけに作られたんだとか。

Pechat
▲エンターテインメント部門の『Pechat』。ぬいぐるみに付けるボタン型のスピーカーです。隣にはしっぽが付いたクッション型ロボットの『Qoobo』も展示されていたけど写真に撮れず。

ねぇ、ママ
▲マンガ部門大賞を受賞した池辺葵さん作『ねぇ、ママ』の展示。

AIの遺電子
▲山田胡瓜さん『AIの遺電子』の展示。会場ではじめて読んだけど面白かったです。こういう作品好き。

五万人だ!!
『夜の眼は千でございます』で優秀賞を受賞した上野顕太郎さんの展示。

甘木唯子のツノと愛
▲久野遥子さんの『甘木唯子のツノと愛』の展示。今にも動きそうな線がすごい。

増村十七さんのサイン
『バクちゃん』でマンガ部門新人賞を受賞した増村十七さんのサイン。会場の壁に描かれていました。作品は電脳マヴォで公開されています。

「文化庁メディア芸術祭」これまでのエントリー(2016.2.16)…2016年、2017年分は結局何も書いてないんだっけ…。

MEMOイベント,レポート

■前回のエントリー、1ヶ月ぶりの更新なのに内容があんまりすぎたので追加で更新です。

最近キャラクターに関する話題をまったく書かないので、すっかりそっち方面に興味をなくしてる疑惑がある当サイトの管理人ですが、たまにですがイベントを見に行ったりもしています。地味に。その都度書けばいいんだけど、面倒でTwitterですら行った報告せずという有様で、いろいろ溜まってしまったのでこの辺でまとめて放出しときます。

まずは昨年12/27から1/13まで渋谷・PARCO GALLERY Xにて開催された「コップのフチ子展」。タナカカツキ先生が生みだした人気のガチャグッズですが、まとめて並んでいるのを見るとまた違った魅力に気づかされますね。無料で狭い会場ながらも壮観で見ごたえのある展示内容でした。

コップのフチ子1
▲コップのフチにずらーり

コップのフチ子2
▲でっかいフチ子さん

コップのフチ子3
▲圧巻のフチ子タワー

コップのフチ子4 
▲いっぱいいるー

コップのフチ子とふなっしー
▲ふなっしーとのコラボの原画
 

続いては、同会場で4/11から4/29まで開催された「田辺誠一画伯・展 かっこいい犬。わんダーランド」。俳優の田辺誠一さんがTwitterで披露したイカしたイラストがついに展覧会に。グッズもたくさん発売されてますよね。すごいなー。

かっこいい犬1
▲もっちーです。かっこいいですね

かっこいい犬2
▲こちらももっちー(抜け殻)です。おおきいですね

他に田辺さんが展覧会のために描いたキャンバス画も展示されていたんですが、普通に綺麗な絵でした。グッズ化している商品もきちんとまとめているなぁという印象でしたが、綺麗にしすぎると本来の魅力が薄れてしまうような気もするので、落としどころが難しそうです。
 

お次は4/24から5/17まで渋谷・PARCO MUSEUMにて開催された「FUNASSYI FANTASY WORLD」。って、パルコばっかりじゃないですか。まあいいけど。
ふなっしー初の展覧会ということで、梨の妖精ふなっしーが地上に舞い降りてからの活躍ぶりを写真や映像で振り返るというのがメイン展示です。他にもふなっしーにまつわるグッズやインタラクティブな仕掛けを楽しめる展示などもありました。有料イベント(500円)ということもあってか場内はそこまで混んでなく、ゆったり見ることができました。

ふなっしー1 
▲いろんなおともだちとの思い出。楽しそうです

ふなっしー2
▲入り口にある記念撮影コーナー

ふなっしー3
▲”プリケツ”も再現です

ふなっしー4
▲ふなっしーが優勝した「ご当地キャラ総選挙2013」のトロフィー

ふなっしー5
▲連日大行列だったFUNAcafeのメニュー

ふなっしー6 
▲梨風呂なっしー

ふなっしー7
▲ふなっしー2号機も展示! 足の裏はこんななのかぁ(メモメモ)
 

そして最後、これはイベントじゃないけど、昨年12月に池袋・サンシャインシティ内にオープンしたポケモンセンターメガトウキョーに行ってきました。それまでのポケモンセンタートウキョーは浜松町にありましたが、滅多に行かないところだったので、こっちの方が行きやすくて便利かなと思いました。

ポケモン1
▲入り口ではリザードンとピカチュウがお出迎え。

ポケモン2 
▲こちらはミュウツーとルカリオ…なんですが、実はピカチュウ以外はメガシンカ形態なんですね(正式名はメガリザードンX、メガミュウツーY、メガルカリオ)。最近の作品は追っかけてないのでよく分かりませんが、きっと強いんだと思います。

店内は外国から来たお客さまも多くて賑わっていました。昨年は妖怪ウォッチに押されて消えそうなんて言われてたけど、やっぱりポケモンはまだまだ人気ですよ。もっとがんばれー。

TOPICSショップ,レポート

東京スカイツリー

テレビで連日報道されていたのでうんざりしている人も多いんじゃないかと思いますが、東京スカイツリーのオープンにあわせて誕生したショッピングモール「東京ソラマチ」に行ってきました。
このところすっかり出不精になっちゃっていたので、たまには人だらけの空間に身を置いてみるのもいいんじゃないかと思い、敢えてオープン初日に特攻してみました。当日はご存知のとおり悪天候でしたが、それにも関わらず多くの人でごった返していました。

東京ソラマチにはキャラクター関連のショップも充実していて、「東京キャラクターストリート」や「キャラパーク吉祥寺」に並ぶ新たなキャラスポットといった趣もあります。いろいろと見どころがありましたので、せっかくなので僕目線でざざっと紹介してみようかなと思います。

まず「東京ソラマチ」の概要をざっくり説明しておきますと、1F~8F、30F、31Fにわたって312の店舗が入居する商業施設で、スカイツリーとともにオープンしたプラネタリウム、水族館、東京スカイツリーイーストタワーとあわせて、複合施設「東京スカイツリータウン」を構成しています。

メインは1F~4Fのフロアなんですが東西に細長くなっていて3つのエリアに分かれています。思っていたより広くて、何がどこにあるのかも簡単に把握できないので移動がけっこう大変でした。また、1Fと4Fはエリアが分断されているので雨の日は2F・3Fを利用して移動した方がいいかもしれません。テナントは広さよりも店舗数重視で、チェーン店は他の店舗より小さい規模になっているところがほとんどでした。なので、特定の店舗に明確な目的がある人よりも、横断的にいろんな店舗をざっくり見たい人向きの構成ですね。

それではここからはキャラクターショップを中心に気になったお店をフロア別に紹介してみます。(リンク先は東京ソラマチ公式サイトのショップ紹介ページです)

■1F West Yard
ポン・デ・ライオンパーク by ミスタードーナツ
報道で気になっていたお店がこちら。ミスタードーナツ初となる「ポン・デ・ライオン」を店名に冠したお店です。こちらでは限定のポン・デ・ライオンドーナツなるものが食べられるとのことなので、さっそく注文してみましたよ。

ポン・デ・ライオンドーナツ
▲ポン・デ・リングの真ん中がライオンの顔に!

顔部分はチョコレート、顔の下は丸いドーナツになっていて、中に生クリームが入ってました。

ポン・デ・ライオンパーク
▲店内の内装もポン・デ・ライオン仕様です

■1F St.Street
ムーミンハウスカフェ
東京ドームシティなどにもあるムーミンのカフェがソラマチにもオープン。

■1F Tower Yard
THE SKYTREE SHOP
スカイツリーの公式グッズがたくさん販売されています。ソラカラちゃんグッズがほしければこちらです。

■1F East Yard「ソラマチ商店街」
アンパンマンキッズコレクション
アンパンマンの子供向けのアパレルショップ。都内では3店舗目。

■2F East Yard
三省堂書店
こちらではどういうわけかHTB北海道テレビの人気マスコットキャラ「onちゃん」のグッズがたくさん販売されていました。店内の様子は下のonちゃんのブログで紹介されています。
東京スカイツリータウンでonちゃんグッズ!(onちゃんのブログ「おんぶろ」)
あと、島田ゆかさんのサイン本が10冊くらいありました。

どんぐり共和国
おなじみのジブリグッズのお店です。トトロとメイの出会いのシーンを再現した展示があったり、トトロやネコバスのぬいぐるみがいたりと、店内はトトロ押しでした。ハンカチとかの限定グッズもあったみたい。
他のキャラクターショップからかなり距離がある上に、店舗自体が離れになっていて、雨の日にはちょっと不便な感じかも…。傘にビニールを包むためだけに店員さんがスタンバっててくれていました。

■3F West Yard
リラックマストア
都内では3店舗目となるリラックマのお店です。他店では他のサンエックスキャラのグッズも売られている場合がありましたが、こちらはリラックマオンリー。
スカイツリーとリラックマ
▲撮影スポットはこんな感じ。

プラレールショップ
トミカショップ
ジャンプショップ
リラックマストアと同じ並びにあります。このへんは東京キャラクターストリートを彷彿とさせますね。

■3F Tower Yard
ディズニーストア 
ユニベアシティ
▲入口ではユニベアシティがお出迎え。

ダブルシー
若槻千夏がプロデュースするガールズブランドのショップ。ちょうどマスコットキャラのクマタンがいたのでパチリ。
クマタン

■3F East Yard
ロフト
ロフトにしてはかなり小規模な店舗で生活雑貨が中心。ミッフィーのこけしが売ってました。

■4F West Yard
Tree Village
日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの民放5局のグッズが購入できるショップです。店内はかなり広くて見ごたえありました。
日テレのエリアでは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」グッズが充実してて目を引きました。昨年お亡くなりになった「おばちゃん3号」のグッズもまだ売られているんですね…。
Tree Village
▲店内のあちこちには謎のキャラクターがいます。このキャラや店舗のトータルデザインを手掛けたのはアートディレクターの森本千絵さんとのこと。

サザエさん茶屋
Tree Villageに併設されているサザエさんをテーマにしたカフェ。サザエさん焼きなどのメニューがあります。サザエさんのこういった店舗はお台場、海ほたるに続いて3店舗目です(たぶん)。

NHKキャラクターショップ
Tree Villageの横にあるNHKのショップ。一緒にしちゃえばいいような気もしますが、そうできない事情があるんでしょうかね。入口にはどーもくんをモチーフにしたでっかいオブジェがありました。

すみだ水族館(5F)
5Fの施設ですが、4FのWest Yardからしか行けないのでここで紹介。グッズショップには海の動物をモチーフにしたアイテムがたくさん販売されていて、中でも「SUMIDAアクアリウムアートワークス」というシリーズでは寺田順三さんやプレイセットプロダクツなど、様々なアーティストとコラボしたペンギングッズが展開されていました。

ソラマチファーム
▲水族館と同じエリアにはソラマチファームというミニ農園スペースもありました。

■4F East Yard
アランジアロンゾ
都内2店舗目となるアランジアロンゾの常設ショップ。まさかお店が増えるとは思っていなかったのでびっくりです(ちなみにわるものが店長らしい)。スカイツリーが描かれた限定グッズもいろいろと販売されていました。

とちまるショップ
栃木県初となるアンテナショップもソラマチにオープン。栃木県のマスコットキャラクター、とちまるくんの名を冠しています。ただ、店内にはとちまるくんのグッズは売ってない様子でした(宇都宮市のミヤリーのグッズはちょこっとだけあった)。当日はとちまるくん本人も来てたようなんだけど会えませんでした。残念!

Hello Kitty Japan
4店舗目となるキティちゃんの専用ショップ。
和服キティちゃん
▲和服キティちゃんがお出迎え

トーキョータイヤキ
こちらでは「およげ!たいやきくん」のたい焼きが販売されていました。
トーキョータイヤキ

元祖食品サンプル屋
テレビとかでも注目を集めていた食品サンプルのショップ。人がたくさんで大人気でした。

ウルトラマンワールドM78
入口にでっかいウルトラマンが!
ウルトラマン

GIANTS OFFICIAL STORE
ユニホームを再利用して制作された「リサイクルベア」というぬいぐるみが数量限定で販売されていました。27日まで各日100個限定で販売されるそうです。

MEDICOM TOY
メディコムトイのベアブリック専用ショップ。
ベアブリック
▲店舗には右のベアブリックのでっかいバージョンが展示してありました。

ナノブロックストア
ナノブロック初の専門ショップだそうです。
ナノブロック

■5F East Yard
メイキングツアー TREE of DREAMS 東京スカイツリーのつくりかた
セガトイズが運営しているらしいアトラクション施設。東京スカイツリーができるまでの物語が楽しめるらしいです。売店ではオリジナルキャラクターのグッズも販売されていましたが、公式サイトにはそのキャラの情報は一切出てないですね。ちょっと不憫だ…。

スペース634
ここは催事スペースらしく、スカイツリー絡みのグッズがたくさん販売されていました。
おしなりくんレゴ
▲こんなおしなりくんレゴも展示されていました。

■7F
コニカミノルタプラネタリウム”天空” in 東京スカイツリータウン
プラネタリウム、なかなかの人気のようでした。

■8F
千葉工業大学東京スカイツリーキャンパス
大学…ってなんなの? と思って近づいてみたら、係の人から「今なら待ち時間なしでご入場できまーす」と話しかけられ、よく分からぬままに入ってみたら、なかなか楽しかったですよ。大学で研究・制作しているロボットや、紙とスクリーンを使ったインターフェース、火星探索船の操縦アトラクションなどが展示されていて、大学の人がちょっと癖のあるおもしろトークで解説してくれます。おすすめ!
 

以上です。スカイツリーに関しては計画当初から名前がダサいとか、下町に似つかわしくないとかいろいろな声もありましたが、できちゃたものはしょーがないですので、周辺地域とともに盛り上がっていってもらいたいです。

ところで、ずっと東京に住んでいるのにこれまでスカイツリーを1度も見たことがなかったんですよね。なので目にした際に思わず「おおー!」って声が出てしまいました。でっかいですね、やっぱり。おそらく僕の生活圏内からでも見ようと思えばいくらでも見えたんじゃないかと思うんですが、遠くの風景って意識しないとなかなか目に入ってこないんですよね。遠くから見たスカイツリーというのもなかなかよさそうですので、今後はもうちょっと意識をしながら暮らしてみたいと思います。