MEMO

PS3の世界同時障害、原因は「2010年を閏年と認識していたため」
昨日のPS3の件は無事に解決したようですね。結局、プログラムのミスでなぜか今年を閏年だと判定してしまっていたことが原因だったとのこと。バグって思いもよらないところに潜んでいるものだから、まさか閏年の計算が間違っているなんて夢にも思わなかったんでしょうね。
閏年は西暦が4で割り切れる年のうち、100で割り切れない年か400で割り切れる年が該当するんだったと思いますが、どうやったら2010年を閏年とする記述になるのか、ちょっと気になります。

MEMO

共通ポイント「ポンタ」スタート 会員争奪戦が激化へ
テレビのニュースで見て、「へぇ~、そんなのができたんだぁ」と思ったけど、よく考えたらわざわざテレビで対立の構図まで作って煽るほどの話題なのか? これ絶対電通が絡んでるだろと思って「Ponta 電通」で検索して、出てきたWikipediaを見てみたら、

「Ponta」、「Point terminal」、「Point terminal」のロゴ、イメージキャラクターのタヌキが日本郵政グループの郵便事業会社と株式会社電通の合弁会社の株式会社JPメディアダイレクトによって登録商標とされている。

と書かれていたのでどうも本当に関わっているみたいです(どういう関わり方なのか、さっぱりよく分からないのも電通らしい)。とにかく電通さんは公共の電波を使ってタダで宣伝できていいですね。
 

 
祖父江慎さんがつぶやく、ディック・ブルーナ「うさこちゃん」について
うさこちゃんの絵本、祖父江さんがリデザインするとは初めて知りました。それにしても専用フォントまで用意するとは、すごい気合いの入れ方です。

僕は小さい頃にうさこちゃんの絵本とは出会わずに大人になってしまったので、そういうちょっと残念な気持ちも込めて、数年前に4冊セットになっているのを姪にプレゼントしたことがあったんですが、そのときに改めて読み返してみて、フォントのことが気になっていたんですよね。アンチック体って言うんですか、絵本にはああいうフォントってよく使われているけど、なんかちょっと古さを感じるなぁって。

その点、祖父江さんの作ったウサコズフォントは見事ですね。丸ゴシックでも一見かわいい感じにはなるけど、へなっとしすぎていてあまり綺麗ではないんですよね。それにひきかえ、このフォントは文字としてのたおやかな美しさがあって、見とれてしまいました。これはうさこちゃんだけとは言わず、他の絵本にも採用していいんじゃないでしょうかね。
 

 
64年の歴史に幕…さくらや全店閉店
さくらや、とうとう閉店しちゃいましたね…。
振り返ってみると、冬の早朝、始発電車に乗って新宿まで行き、並んでWiiを買ったのはさくらやホビー館だったし、「東芝のHDDレコーダーが安売りされている!」との書き込みを2ちゃんねるで見かけて、その日のうちに買いに走ったのは新宿東口駅前のさくらやでした。あとそのレコーダーが壊れたときにもお世話になりました。思えばいろんなことがあったんだなぁ~。
そんなふうに思い出に浸っていたら、ふとこの絵のことを思い出しました。

Shinjuku Photoshop 
行儀が悪くて申し訳ないのですが、西島大介さんの「新宿フォトショップ」というタイトルのイラストです(イースト・プレス刊「COMIC CUE VOL.100」P94-95より)。

2001年に描かれたもので、現代の街並みを舞台にして未来的な世界と原始的な世界を描いて対比させているという作品なんですが、その舞台となった新宿が9年経つと右奥のMY CITYはルミネエストに名前が変わり、中央奥のヨドバシカメラは外観がすっかり変わってしまい、そしていちばん手前に大きく描かれているさくらやはなくなっちゃうという、移り変わりの激しさに改めて驚いてしまいます。
 

 
■昨日から、プレイステーション3に不具合が出ています。

SCEJ、PlayStation Networkで障害発生 現在は原因を究明中
世界中でPlayStation Networkに障害

上記の記事ではあくまでネットワークに障害が出ているという書き方になっていますが、実際には違っていて、旧型PS3の一部(20GB、60GB、40GBモデル。80GBと新型は大丈夫)において、電源を入れると、ネットに繋がっている、繋がっていないに関わらず、保存しているデータがおかしくなったりして、正常にゲームが遊べない状態になってしまうというものらしいです。

前にも1度、ファームウェアをアップデートすると正常に起動できなくなってしまうという不具合が発生したことがありましたが、今回のはそれを上回る規模で発生しているみたいで、ちょっと心配です。

ソニー・コンピュータエンタテインメントが今日になって新しく発表したお知らせによると、今日中には修正できる見込みなので、それまではPS3の使用を控えた方がいいとのこと。

僕は毎日PS3を起動させているわけじゃないので別にいいけど、これからハードディスクレコーダーがわりにしようと思っている人とかには、ちょっと不安になるニュースですね。

あと昨日は2ちゃんねるも終日ダウンしていたので(こちらも現在継続中)、趣味がネットとゲームという人にはすごく暇な1日だったかと思われます。

TOPICSキャラ絵本

昨年発表された合田経郎さんの新キャラ、「なまいきヴォルク」の絵本が発売されました。

なまいきヴォルク
[本]なまいきヴォルク/ごうだつねお(amazon)

講談社 2010.2.19発売 1300円
ISBN:978-4-06-215955-5

ヴォルクと女の子との交流を描いたおはなしで、ヴォルクはぬいぐるみ、女の子は生身の子を使った写真絵本になっています。僕は写真よりもイラストの絵本の方が好きなのでどうかなと思ったけど、撮り方も綺麗で、引き込まれました。

知らない誰かと友達になることをテーマにしたおはなしは、合田さんが手掛けた「どーもくん」や「こまねこ」にもあるんだけど、どれもすごく好きなので、今回もど真ん中、完全にツボなストーリーでした。なんかこう、胸がキュンとなるあの感じを出せるのが、すごいなぁって思います。

ちなみにキャラクターの設定もちょっと変わっていて、ヴォルクはおおかみとぬいぐるみのハーフということになっています。ぬいぐるみだけど生きていると。で、女の子以外にはただのぬいぐるみに見えるようです。ということで、次作があるとしてもあくまでヴォルクと女の子という2人の関係を描いたおはなしになるんでしょうね。最初の発表だとアニメーションにもしたいという話もあるようなので、今後の展開にも期待です。

なまいきヴォルク(公式サイト)
dwarf…合田さんの会社、ドワーフのサイト。3/13にジュンク堂新宿店にてトークイベントとサイン会が開催予定です。

ドワーフの新キャラ「なまいきヴォルク」(2009.10.15)

MEMO

デヴィ夫人と行く 北朝鮮ツアー
すごいですねー。デヴィ夫人と旅行と言うだけでもすごいのに、行き先が北朝鮮! すごすぎます。そういえば昔、海外旅行してみたい国ってある? と尋ねられたときに、「特にないけど、強いて挙げるなら北朝鮮」って答えたら、すごく怪訝な顔をされてしまったことを思い出してしまいました。

どうせ行くなら想像もできないようなところに行ってみたいと思いませんか。僕だけかなぁ。でも北朝鮮って観光で行くだけならけっこう普通の国っぽい気もするんだよね。なんとなく。
 

「モヤモヤさまぁ~ず2」ゴールデン進出の勝算はてなでテレビの土踏まずさん)
「モヤさま」みたいな深夜ならではのゆる~い番組をゴールデンにしてどうするんだーと思ったけど、確かに「気分転換」と考えるとちょっといいのかもしれませんね。日曜夜7時はいくらなんでも激戦すぎる気がしてやっぱり不安だけど、これまでと変わらないスタンスで続いてほしいと思います。

この番組を見てると、東京という街の包容力のすごさに驚かされます。僕だっていつも東京を歩いているはずなのに、1000円自販機も10円ゲーム機も1度も見たことがないですよ。でも番組だと当たり前のように遭遇するんですよね。それだけ僕が見落としているというか、目に入っていないということなんでしょうね。国内でもこんなに知らないものがあるんだから、やっぱり海外なんていいかな、なんて思ってしまいます。

あと「モヤさま」ですが、現在月~金の帯で、午前11時30分から再放送もされています。先週の水曜日から始まったようですですが、DVDの宣伝が目的のようなのでそんなに長くは続けないと思われます。テレビ東京だけかと思ったら系列局でもやっているみたいなので、見られる地域の方は要チェックです。

TOPICSBOOK

別にイラストレーターを目指しているわけでもなんでもないただの人が読んでもつまんないかな? と思ったけどなかなか面白かったので紹介です。

イラストレーションキャラクターのつくり方
[本]イラストレーションキャラクターのつくり方/KAIGAN(amazon)

誠文堂新光社 2010.2.18発売 1890円
ISBN:978-4-416-61014-5

タイトルになっている「イラストレーションキャラクター」という言葉はあまり聞いたことがなかったんですが、なんとなくイメージしてみると、文章などが付随せず、「絵」として見せることを前提に作られたキャラクター、という感じでしょうか。でも本の中では特に説明がなかったので、ただ単に「イラストレーターが作るキャラクター」的な意味合いで使われているのかもしれません。

本の中身は9人のイラストレーターにスポットを当てて、創作にあたっての考え方、描き方を紹介した内容になっていて、今の仕事をするようになったきっかけや、仕事をする上で気をつけていることなどと言った質問をQ&A形式でまとめていたり、実際の制作の手順を写真入りで紹介したり、といったページで構成されています。全体的に文字は少なめ、写真多めで見やすい感じ。取り上げられているイラストレーターは以下の方々です。

田代卓
・上田三根子
佐野研二郎
天明幸子
デハラユキノリ
安藤忠
バタフライ・ストローク・株式會社(青木克憲)
あべたみお
久保誠二郎

お顔を見るのははじめての方が多かったんですが、特に「キレイキレイ」や「ぼくのなつやすみ」を手掛けている上田三根子さんって雑誌のインタビューとかでもあまり見ない気がするので新鮮でした。ちなみに上田さんはキャラクターを描く上で気をつけていることとして、10年経っても古くさい印象を与えないように、身につける服や小道具に気をつけているそうです。確かに上田さんのイラストって普遍的でありながらも、おしゃれで品のいい印象がありますもんね。

あと、制作上パソコンでの作業が入ってくると思うんですが、どのあたりまで手作業でやっているのか、前から気になっていたポイントだったんですよね。これもそれぞれ違いがあって面白かったです。天明幸子さんの場合は、鉛筆で描いたラフスケッチをスキャナで取り込んで、タブレットで線をなぞっているんですが、久保誠二郎さんの場合は下書きの段階できれいにペンで清書して、それをIllustratorでトレース(2Dイラストの場合)。上田三根子さんは太めのペンで清書して取り込み、その線をそのまま活かして色を付けていくといった具合。
田代卓さんの場合は最終的にIllustratorで仕上げるにも関わらず、下絵の段階で円形定規や雲形定規を使って完全な線を描いてしまうんですね。これはデジタル作業を他の人にまかせても微妙なニュアンスを再現できるようにそうしているんだそうです。

Q&Aの部分ではキャラクターに対する考え方などのほか、営業的な活動やプレゼンテーションに関することなどにも触れられていたりもしているのがちょっと興味深かったです。イラストをお仕事にすると言ってもいろんなやり方、立ち位置があるんだなぁと思いましたです。

[本]イラストレーションキャラクターのつくり方(出版社の紹介ページ)
KAIGAN…編集を担当した会社のサイト。

MEMO

■昔は好きだったんだけど「TSUNAMI」の頃からあまり聴かなくなり、それだけだったらよかったんですが、なぜかだんだんと桑田のことが大嫌いになってしまい、好きだった頃の曲も拒否反応が出て聴けなくなっていたんですが、この前実家に帰って荷物を整理していたら昔買ったCDが出てきて、懐かしい気持ちになって持って帰っていたのでした。

今日、10年以上ぶりに聴いてみたのですが、よかったです。

Young Love