TOPICSBOOK

NHKのキャラクター、「どーもくん」の11周年を記念したファンブックが登場しました。

どーもくん11年。
[本]どーもくん11年。アニバーサリーファンブック1998-2010(amazon)

主婦と生活社 2010.7.23発売 1890円
ISBN:978-4-391-13903-7

11年っていうのがちょっと中途半端な気はしますが、ともかく記念です。中身はオールカラーで、どーもくんのこれまでのヒストリーを年表にまとめたページや、NHKテレビスポットの紹介、メイキング資料などをまとめたページにグッズ紹介、それからTVシリーズの紹介ページといった構成になっています。

他にも合田経郎さんと峰岸裕和さんへのWインタビュー(4ページ)や、合田さんに聞いたどーもくんQ&Aのコーナー(1P)もあって、「どーもの口は閉じないの?」なんていう素朴な疑問が投げかけられて面白いんですが、全体的に見るとやや物足りない印象がありました。やっぱりどーもくんは動画で見る方がいいもんね…。というわけでせっかく紹介してみたものの、どうせならもうちょっと奮発してDVD(amazon)を買うのをおすすめしておきます。

ただ、表紙のどーもくんに特殊加工が施されていて、もふもふとしたさわり心地なのはよいです。

[本]アニバーサリーファンブック1998-2010 どーもくん11年。(出版社の紹介ページ)

「NHK どーもくん展」に行ってきた(2010.4.12)

MEMO

アヤパン、北川の母に2年前から退社時期を相談
フジテレビの高島アナ退社のニュース。辞めるときは結婚発表と同時になるのかと思っていたら、時期をずらすみたいですね。
交際相手のゆずの北川悠仁さんについては、お母さんが宗教団体「かむながらのみち」の教主ということで、かねてから「それってどうなの」的に言われていましたが、もちろん新興宗教のすべてが怪しい団体というわけではないんだし、しっかり者の高島アナなら広告塔にされたりと言ったヘンなことには巻き込まれないと思うんですよね。

それよりも、お義母さんの跡を継いで高島アナが教主となるという可能性はないのか、という点が気になります。しゃべりのプロを経ての教主というのは今までにない経歴になると思うし、もし実現したら創価学会の池田大作名誉会長クラスの知名度を誇る宗教家になれると思うんだけどな~。
…なんて妄想を描いてしまいますが、でもまあ、そんなわけないか。

高島アナは人気があるんだし、結婚したとしてもテレビの世界で活躍してほしいものです。

HEADLINE

スヌーピーは4足歩行だった?8/28に世界ふしぎ発見で「ピーナッツ」特集…これは楽しみ。
[DVD]ムーミン谷の彗星…新たな特典を付けての再販。9/3発売です。
リサとガスパール とびきりキュートなパリの住人…9/11から公開です。
miffy×miffy×miffy 写真展 誰の心にもミッフィーは遊んでいる…8/13-25、渋谷ロゴスギャラリーで開催中。
ハローキティ、『いいとも!』テレフォンショッキング出演決定
タモリ、キティちゃんに「口、ないよね」AKBとお友達?…先週17日に登場。裕子おねえさんも登場して面白かったです。当日のサイン会が15時以降だったのはこれのためだったのかと後から気づいたり。
マクドナルドのハッピーセット、次は『太鼓の達人』–「マクドナルドン」も
人気マンガ採用のマクドナルド広告、フランス人に不評…このへんの感覚は微妙によく分からん。
ボートピア名古屋のマスコットが気持ち悪い (YouTube)…笑ったです。
ひこにゃんの携帯クリーナーが鬼畜仕様だった件(ニコニコ動画)…こんなことってあるんだね。びっくり。
不二家、誕生60周年「ペコちゃんの歌」 森高千里さんを起用

[本]ポケモンぴあ(amazon)…9/10発売。表紙のピカチュウ、スリムだね。

横井軍平展 ゲームの神様と呼ばれた男…8/18-29、原宿VACANT似て開催中。8/21のトークショーに行ってきたのでまた後で感想的なものを書きます。8/27にも別メンバーでのトークショーが開催予定です。

Animations Festival ’10…山村浩二さんとアニメーション研究家の土居伸彰さんがセレクトした短編アニメーションの上映イベント。9/18-10/1、吉祥寺バウスシアターにて。

[雑誌]CUT2010年9月号「ジブリがアリエッティに託したもの」(8/19発売)…宮崎駿2万字インタビュー掲載です。→amazon
原発PR館でのトトロ販売に批判 ジブリ撤退を表明
「福島第二原子力発電所エネルギー館」における「どんぐり共和国」の運営について…文章を読むと原発うんぬんというか、ジブリキャラを使って特定企業の広報活動を行っているかのような誤解を招いたことへの対応のようです。ただ、そこで働いていた方たちが職を失うようなことがあるとしたら気の毒なのでそのあたりのフォローもしてほしいところ。別会社のことなので難しいとは思うけど。

『美女と野獣』が3Dになって帰ってくる!あの感動をもう一度
世界で一つ 純金「スティッチ」大阪にお目見え
ミッキーの冒険はこうして始まる、『エピック・ミッキー』オープニング
「ドナルドに胸触られた」 女性客、米ディズニーを提訴…そんなことってあるのかな…。
 

ひこにゃん有料化でグッズ激減 「市増収2400万円」に黄信号…元が0円だったんだから1件でも申請があれば増収になるわけで、黄信号というのはおかしいと思うんだけど。
浅井三姉妹のゆるキャラ、元祖と新顔が対面 仲良し?…「県のキャラクターが一方的に活動することのないよう、イベントなどの情報はこちらにも伝えてほしい」って。なんで県が民間キャラの面倒をそこまで見ないといけないのやら。
愛称を募集しておるぞ 川島町のマスコットキャラクター…イチジクのおじいさんキャラ。
開聞岳にゆるキャラ誕生「かもんちゃん」/指宿市…名付け親が5歳と17歳の2人っていうのがなんだか微笑ましい。
淡路市のシンボルキャラクター決定 愛称を募集
八幡浜ちゃんぽん「ゆるキャラ」決まる
松阪市マスコット「ちゃちゃも」グッズ好評
ヒバゴン「出没」あれから40年 広島で記念切手発売…なんなのヒバゴンって。最近の目撃例はないのかな?
インド人もビックリ!しどけない寝姿せんとくん…インドだったらもっとわけの分からん神様とかいるから違和感ないな。

MEMO

MOTHER3 ~待っていてくださった皆さまへ~

↑はNINTENDO64版「MOTHER3」が開発中止になったときに「ほぼ日刊イトイ新聞」上に掲載されたテキストですが、よく見たら日付が10年前ですよ。もうそんなに前のことになっちゃったんですね。

「MOTHER3」はその後ゲームボーイアドバンスで無事発売されて、よかったよかった、という話になったんですが、あまりに鬱な展開が続くため、一部では「あんなのはMOTHERじゃない」と受け入れることができなかった人もいたようです。

んで、なんで今頃「MOTHER3」の話なんか書いているのかというと、少し前にニコニコ動画で実況プレイ動画を見つけてはまっちゃったんですよね。これです。

MOTHER3を孤児(みなしご)が初めてやると凄い

UPしているのはすぎるさんという、その界隈では有名なプレイヤーの方ということで、ホント面白いんですよね。ちょっとだけ人を選ぶ部分はあるかもしれないけど(笑)。そこでそういう風に解釈するんだ、とか、そういった発見も多くて楽しかったんですが、今週あたりでエンディングまで行っちゃうみたいで、つい寂しくなってこんなところで取り上げてしまいました。最後までがんばれすぎる!

MEMO

■映画「ヒックとドラゴン」。原作が児童文学で、監督が「リロ・アンド・スティッチ」の人達で、ドリームワークス制作の3DCGアニメーションと聞き、なんだか面白そうだと前から気にはなっていた作品なんですが、評判もいいみたいなんで先日見に行ってきました。

そしたらもう、これはホントに見に行ってよかった。ドリームワークスの3DCGアニメといえば「シュレック」のブラックなユーモア溢れるイメージが強かったけど、これは真逆というか、全然立ち位置の違うファンタジーになってるんですね。バイキングとドラゴンという定番な登場人物、そして直球なストーリーのため、見る人によっては「子供っぽい」と思っちゃうようだけど、僕はというと最初から最後まで驚きの連続で、すっかりはまっちゃいました。

登場するドラゴンたちもそれぞれかっこよさと愛らしさがあって、特にトゥースのしぐさの可愛らしさといったら! 目を見張るものがありました。そして主人公ヒックと父親の関係などに、「スティッチ」のときにもあった家族をテーマにしたシリアスな一幕なんかもあったりして。

少し前にピクサーの「トイ・ストーリー3」も(ちゃんと「1」「2」の予習もした後に)見に行ったんですが、これも完結と呼ぶにふさわしい本当に素晴らしく非の打ち所のない作品だったんですよ。でも霞んじゃいましたもん。「ヒック」のせいで。なんなんだろうね、このハイレベルな戦いは。比べるもんじゃないことは分かっているんだけど、僕の中では明らかに頭1つ抜けて見えました。だから敢えて書きますが、今回は「ヒックとドラゴン」の勝ちです。

ちなみにこの2作が初3D映画体験でした。「トイ3」が109シネマズ川崎のIMAXデジタル3D、「ヒック~」はTジョイ大泉のDolby 3Dです。作品が違うので3D形式の比較は難しいですが、どちらもメガネは軽かったし、それほど暗くもならず、不満なく見られました。

作品の3Dの使い方としては「トイ3」の方は無理に3Dを際だたせることなく自然な演出に徹していた印象。対する「ヒック~」の方はダイナミックな動きのあるシーンに効果的に取り入れていた印象です。どちらも、ただ驚かしてやろうというような、わざとらしい使い方をしていなかった点は共通していてよかったです。

「ヒック~」はもう既に2作目の制作が決定しているそうですが、これ以上何をやるのかという気もしないでもなく、そこはちょっと心配です。もしこの2作目が不安を吹き飛ばすような出来になるのなら、そのときは改めて驚きとともにひれ伏すことになるでしょう。

TOPICSBOOK

今月10日で創業50周年になったサンリオから、これまで生み出したキャラクターやグッズなどを振り返る書籍が発売されました。

SANRIO MEMORIES
[本]SANRIO MEMORIES(amazon)

サンリオ 2010.8.10発売 1974円
ISBN:978-4387100669

50年とはすごいですよね。どんな歩みがあって今に至っているのか、まずはこれまでのサンリオの歴史をすごくざっくりとまとめてみました。

1960年 株式会社山梨シルクセンター設立
1962年 初のオリジナルデザイン「いちご」発売
1971年 直営店「ギフトゲート」1号店を新宿にオープン
1973年 社名を株式会社サンリオへ改称
1973年 雑誌「詩とメルヘン」創刊
1973年 オリジナルキャラクター「バニー&マッティ」開発
1974年 オリジナルキャラクター「ハローキティ」開発
1975年 月刊誌「いちご新聞」創刊
1975年 アニメーション映画「ちいさなジャンボ」公開
1976年 アメリカ・カリフォルニア州に「ギフトゲート」オープン
1978年 「サンリオ文庫」「サンリオSF文庫」刊行開始
1985年 テレビアニメーション「夢の星のボタンノーズ」放送
1990年 テーマパーク「サンリオピューロランド」オープン
2005年 テレビアニメーション「おねがいマイメロディ」放送
(参考:サンリオのあゆみWikipedia

こうやって振り返るとサンリオが大きく変化していったのは1970年代だということが分かります。当初は山梨県の絹製品を販売する会社としてスタートして、しばらくするとギフトグッズを扱うようになり、後に外部の作家が手掛けたキャラクターのグッズを販売をはじめるようになる、というのが創業から1970年代前半までの流れです。1974年~1975年頃に「ハローキティ」「リトルツインスターズ」「マイメロディ」などのオリジナルキャラクターを開発してからは、現在まで続くサンリオの方向性、そして人気を決定づけることになると。

この本ではそういったサンリオそのものの歴史というよりも、主に「ハローキティ」以降のオリジナルキャラクターとそのグッズたちを振り返っていく内容になっています。昨年、ハローキティ35周年を記念して「HELLO KITTY MEMORIES」という本が発売されましたが、装丁や構成に共通点があるので、あの感じで全キャラクターをまとめてみたものと思うと分かりやすいです。

こうやってサンリオキャラクターを振り返ってみると、やっぱり歴史の厚みがすごいなぁと思います。キティやキキララ、マイメロなど、最初期のキャラクターが今も変わらない人気を誇っている一方、80年代、90年代、そして00年代にも人気になったキャラクターがたくさんいて、今も露出を減らさずにサンリオの顔として活躍しているのが他の真似できないところです。

ところで、サンリオはこの本とほぼ同時にもう1冊、「Sanrio 50th Anniversary Official book」という記念ブックも発売しています。こちらは一般流通向けではなく、現在お台場で開催されているイベント「Green Tokyo Hello Kitty & Friends」の特設会場で販売されているものです(他のサンリオショップなどでも販売されているのかは未確認)。

こちらもテーマとしては同様で、サンリオのキャラクターとグッズを振り返る内容になっているんですが、掲載されているイラストなどが別のものになっていたり、「SANRIO MEMORIES」では触れられていなかった小ネタやいちご新聞の歴代表紙なども掲載されていて、2冊買っても楽しめるように工夫されています。

ただ、ページ数は少ない(72ページ+α)ので、どっちか片方だけ買うとしたら市販の方でいいと思います。
「Sanrio 50th Anniversary Official book」についてはこちらのエントリーでも紹介していますので、気になる方は見てみてください。

[本]SANRIO MEMORIES(出版社の紹介ページ)
サンリオ(公式サイト)

キティの涙(2009.10.29)