MEMO

■プライズフェアはプライズメーカーのエイコー、システムサービス、セガ、タイトー、バンプレスト、フリューの6社が合同で年4回開催している関係者向けの内覧会なんですが、年2回あるアーケードゲームのイベント(9月のアミューズメントマシンショーと2月のAOUアミューズメントエキスポ)に併催される回については一般にも公開されているんですね。今回、実際に見に行ってみようかなと思っていたんだけど結局面倒になって行きませんでした…。幕張遠いんだもん。
 

3DSの発売日は11月20日? TwitterでDSアクセサリー会社の社員が暴露はちま起稿さん)
Twitterでやっちゃった人が現れたみたいですね(現在はアカウントごと削除)。でもソフトメーカーならともかく、アクセサリーメーカーになんて事前に発売日情報行ってるのかなぁ。
ちなみに任天堂は9月29日に3DSの詳細な発売時期を発表すると公表していますが、ニンテンドーDSのときは2004年9月21日に発売日発表、同年12月2日発売というスケジュールだったので、11月下旬という発売時期もありえなくはないと思われます。
 

ゲーム界“下克上” 交流型が勃興、王者・任天堂ピンチ!?
あとゲーム絡みでこの記事についても。本当にDeNAの社長がこんなこと言ったかどうかは置いておくとして、モバゲーみたいなソーシャルゲームと、任天堂のようなコンシューマーゲームって直接食い合うような競合関係にはない、よね? ゲームやらない人にとってはどっちも同じ”ゲーム”なのかもしれないけど。
まあ、世の中なにが起こるかわからないので、将来ソーシャルゲームがすべてのゲームを駆逐してしまい、クリスマスに子供が起きたら靴下に携帯電話が入っていて、
「わぁ~、これ欲しかった幻の釣り竿だ~!」
なんていう光景が当たり前に見られる未来がやってくるのかもしれません。僕は想像しただけでなんだかげんなりしてしまったけど…。

MEMOTV

昨日の「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)。東京スカイツリー周辺をぶらぶらするということで「おしなりくんの家」も登場していました。肝心のおしなりくんは動かない日だったようですが、それでもああやって店内に佇んでいてくれるんですね。

おしなりくん

店内にはキャラクター募集で送られてきた563点の葉書が飾られているそうです。そういうのっていいですね。僕もなにか書いて送ってみたらよかった。

ほぼ東京タワー
▲中には受け狙いのキャラクターもいるようです。もしこのキャラが採用されていれば、ノッポンもびっくりだったことでしょう…。

四角いおしなりくん 
▲四角いおしなりくん。これはこれで素敵。

惜しいおしなりくん
▲惜しいおしなりくん。確かに採用されたおしなりくんに似ています。なるほど。
 

また、この番組では街中に置かれているガチャガチャをよくやってるんですが、そこで度々名前を目にしていたバリューマーチャンダイズという会社の事務所を見つけ、訪問していました。

VALUE MERCHANDISE CO.,LTD
▲あ、ここはあの…!?

社長の広瀬久照さん
▲社長の広瀬久照さん。

おもちゃ
▲事務所内にはガチャガチャの景品がたくさん。

さまぁ~ずが社長に社名の由来を尋ねると、会社ができた経緯を話してくれました。

突然声をかけるバイヤー
昭和40年、おもちゃの買いつけに来ていた外国人バイヤーに広瀬は突然声をかけられた。

「広瀬、ガチャガチャを日本に広めないか?」

握手するバイヤーと久照
そしてバイヤー、スタンレーシャーレットとともにバリューマーチャンダイズを設立。

浅草に1号機を設置
まだガチャガチャが普及していない日本で浅草に1号機を設置した。

これは、いける
「これは、いける」

ボウリング場にも設置
その後、ボウリング場に置きたいというオファーがあり、全国的にガチャガチャが普及。新商品開発に追われる生活のなか、広瀬は使用料のかかるキャラクターものに頼ることなく独自のアイデアでガチャガチャ商品を生み出していった。

広瀬は言った。

広瀬さんの名言
「野球選手は3割でいいが、我々は7割打たなければやっていけない」

数々のアイデア 
子供たちの笑顔を思い浮かべ考え続けた数々のアイデア。

今でも現役の広瀬さん 
81歳になった今でも現役で商品開発をし続ける、まさにガチャガチャに人生を捧げた男なのだ。

♪BGM:スガシカオ「Progress」
 

そして新作のガチャガチャとして「モヤモヤ発光体」というおもちゃが紹介されていました。

モヤモヤ発光体 
▲大江アナが商品名について「この番組を意識した訳では…」と尋ねると社長は「ちょっと意識したような気がする」とのこと。社長曰く「この業界でモヤモヤって一番有名なんですよ」。

また、バリューマーチャン史上最も売れた商品と失敗した商品も紹介されていました。

ぷよぷよボール 
▲最も売れたのは10年前に発売した「ぷよぷよボール」。どこかで見たようなキャラですが現在までに400万個も売れてるそうです。

メモロク犬
▲失敗したのは「メモロク犬」。ロボット犬がしゃべった声を録音してくれるという一見ちょっと便利で楽しそうなグッズなんですが、再生音量が小さすぎてよく聞こえないのが失敗だったそうです。

ガチャガチャの世界は大手の玩具メーカーだけではなく、こうしたメーカーが独自のひらめきで日々新作を生み出し続けているから、21世紀になった現在もどこか昭和の時代を感じさせるような雰囲気が残っているんだなぁと思った次第であります。

MEMO

原宿で44年…キデイランド原宿店、現行店舗での営業終了
昨日で閉店でしたね。せっかくなので行ってみようかなと思ったりしたんだけど、結局行きませんでした。仮店舗が17日にオープンするので、そっちは開店直後に行ってみようと思います。

あとキデイランドといえばこのニュースも。

吉祥寺に人気キャラクター専門店集結、「キャラパーク」が関東初登場
吉祥寺・伊勢丹跡に複合商業施設「コピス吉祥寺」-今年10月開業へ
10月15日(金) 『キャラパーク』吉祥寺オープン!

今年3月に閉店した伊勢丹吉祥寺店の跡に開業予定の商業施設「コピス吉祥寺」のテナントとして、キデイランドがキャラクターの複合店舗「キャラパーク吉祥寺」をオープンするそうです。「キャラパーク」という名称は福岡の「天神キャラパーク」に続いて2か所目だったかな。
303坪の敷地にキデイランドのほか、スヌーピータウンショップ、リラックマストア、ミッフィースタイル、ハローキティショップ、カピバラさんキュルッとショップ、Blythe shop by JunieMoon、トミカショップの8つのお店が集まって構成されていています。スヌーピー、リラックマ、トミカのショップは東京駅一番街にある「東京キャラクターストリート」などにもありますが、ミッフィーとカピバラさんのショップは関東初上陸(大阪梅田にある店舗に続いて2店舗目)、ハローキティショップとBlythe shopは初形態のショップとのことです。

吉祥寺といえば、ソニー・クリエイティブプロダクツ直営店だった「m.i.x!」をキデイランドが引き継いで運営していた店舗があったんですが、入居していた駅ビルのロンロンが改装するために閉店しちゃった、ということがあったんですよね。寂しいなぁと思っていたら、こんな大きな店舗になって帰ってくるとは思ってもみませんでした。

「コピス吉祥寺」には他にもムーミンのカフェができたりするそうですが、ジュンク堂書店も出店するため書店競争の激化が気になります。規模は1040坪で、新宿店の2フロア時代(1100坪)と同規模、これまで吉祥寺最大の書店として駅ビル地下で営業していた啓文堂書店(500坪)の倍らしいから周辺ではぶっちぎりの大型書店となるんですね。中央線沿線で見てもあおい書店中野本店(900坪)を超える規模です。啓文堂書店は工事のためちょっと離れたマルイに移転して若干縮小しているらしいし、その隙間にうまいことはまるかもしれません。

ロンロン跡にできるアトレ吉祥寺のフルオープンが9/21、続いてコピス吉祥寺が10/15オープン、そして啓文堂書店やユザワヤが入っていた駅ビルがちょっと先の2013年にリニューアルオープン予定とのことなので、吉祥寺駅周辺はこの数年でがらっと変わりそうです。

TOPICSBOOK

ミッキー・マウスにドナルド・ダック、バックス・バニーやトゥイーティー、ポパイ、ベティ・ブープ、トムとジェリー、ウッディー・ウッドペッカーなどなどなど、現在もアメリカン・ポップカルチャーの象徴的存在として生き続けているキャラクターたち。
そんな数々の名作を生み出したアメリカアニメーション黄金時代の歴史をまとめた書物が発売されています。

マウス・アンド・マジック上
[本]マウス・アンド・マジック―アメリカアニメーション全史 上/レナード・マルティン・著、権藤俊司・監訳、出口丈人、清水知子、須川亜紀子、土居伸彰・訳(7net)
(amazon)
楽工社 2010.4.26発売 5145円
ISBN:978-4-903063-42-3

マウス・アンド・マジック下
[本]マウス・アンド・マジック―アメリカアニメーション全史 下/レナード・マルティン・著、権藤俊司・監訳、出口丈人、清水知子、須川亜紀子、土居伸彰・訳(7net) (amazon)
楽工社 2010.7.1発売 5145円
ISBN:978-4-903063-43-0

アメリカの映画史研究家、レナード・マルティンが1987年に上梓した「OF MICE AND MAGIC: A History of American Animated Cartoons」(amazon)という書籍を翻訳したもので、上下巻あわせて800ページ超、値段も1万円越えという大著となっています。作品は主に制作スタジオ別に章立てでまとめられていて、このような順番で収録されています。

【上巻】
サイレント時代
ウォルト・ディズニー
アブ・アイワークス
マックス・フライシャー
パラマウント/フェーマス・スタジオ
ポール・テリーとテリートゥーン

【下巻】
ワーナー・ブラザーズ
MGM
ウォルター・ランツ
ヴァン・ビューレン・スタジオ
コロムビア――チャールズ・ミンツとスクリーン・ジェムズ
UPA
その後の物語

作品そのものの解説だけではなく、詳細な調査により当時の時代背景や制作にまつわるエピソードなどが多面的に掘り下げられていて、まさに「全史」といった内容です。巻末にはDVD・作品リストも収録されています。

この手の本といえば、以前森卓也さんの「定本 アニメーションのギャグ世界」という本を取り上げたことがありましたが(こちらは1978年に発売された書籍の復刻版)、あの本も1つ1つのギャグを恐ろしいほど丁寧に掘り下げ、鋭く解説していく凄まじい内容でしたが、こちらもこちらですごいボリュームで圧倒されてしまいます。この時代のアニメーションが好きならば、どちらの本も手に取ってみて損はないかと思います。

[本]マウス・アンド・マジック―アメリカアニメーション全史 上(出版社の紹介ページ)
[本]マウス・アンド・マジック―アメリカアニメーション全史 下(出版社の紹介ページ)

TOPICSBOOK,企業キャラ

これはアメリカの昔懐かしい広告キャラクターを集めた書籍です。

アド・ボーイ
[本]アド・ボーイ~アメリカン・ヴィンテージ広告・キャラクター大全~/ウォーレン・ドッツ、マサド・フセイン(amazon)

グラフィック社 2010.7発売 1575円
ISBN:978-4-7661-2123-0

1950~70年代頃のキャラクターを集めているそうです。思わず「懐かしい」なんて書いてしまいましたが、実際にはほとんど見たことないキャラクターばかりなのでどっちかというと新鮮です。それもすごく。今の時代にはないセンスだしね。
カラーでビジュアルメインの内容になっていて、ページ数もそこそこあるのに意外と安いのもよいです。

[本]アド・ボーイ~アメリカン・ヴィンテージ広告・キャラクター大全~(出版社の紹介ページ)

[本]Meet Mr. Product: The Art of the Advertising Character(amazon)…同じ著者によるアメリカ広告キャラクターをまとめた書籍。こちらは翻訳されていません。2003年2月、Chronicle Booksより発売。
[本]アメリカン・キャラクター大図鑑(amazon)…これも著者の1人(ウォーレン・ドッツ)による1950~90年代にかけてのアメリカ広告キャラクターを扱った書籍ですが、こっちはちゃんと翻訳済みです。現在は入手困難みたいだけど。1999年1月、グリーンアロー出版社(現・Bbmfマガジン)より発売。

MEMO

■いつの間にか紹介しようと思っていた本が溜まってしまっていたので、ギリギリまでやらずにいた夏休みの宿題を消化するかのごとく片付けてみました。といってもまだあるんだけど。

ちなみに僕は夏休みの宿題に関しては”9月に入ってからやる派”でした。でも基本的に小心者なので、2学期は小動物のようにビクビクと怯えながら学校に行くはめになっちゃうんですよね。そんななら、さっさとやればよかったのにね…。
 

24時間テレビ関係者の呟き(Togetter)
いろいろ言われているけど、中の人の偽りのない率直な意見であることは確かっぽいですね。このへんの考え方は、食い違う人とはずっと分かり合えない部分が大きいと思うので、それぞれが思ったようにやるしかないんでしょうね。

僕は24時間テレビなんて見たくもないし協力もしたくない派だけど、こういう番組を作りたい、協力したいと思う人の意見は尊重するべきだとは思っています。

ただ、このTweetの中でも島田紳助がよく言う例の言葉が出てくるでしょ。「しない善よりする偽善」っていうやつ。この言葉を聞く度にもやもやとした気分になってしまいます。僕の中での偽善は「やらない方がマシな行い」なのが前提条件になっているので、当然「する偽善よりもしない善」の方がマシなのです。

安っぽい例えでアレですが、例えば宿題やるのをしょっちゅう忘れる僕みたいな人がいて、そこに先生に怒られたらかわいそうだから毎回全部写させてあげる、という人が現れたら、「それって友達思いのいい奴やん?」とも言えるけれどでも! 長い目で見たらマズイよね…。

場当たり的な善行によって状況がより悪くなる危険性ってあると思うんだよね。そんなの当然分かってるよ、って言うんならいいんだけど、僕にはあの言葉からそういう重みを背負っているようには感じられないんだ。たぶん僕がバカだからなんだと思うけど。ろくにやってこなかったからね…、しゅくだい。