TOPICS新キャラ

今月初めに「Dominino(ドミニーノ)」というキャラクターのサイトがオープンしています。ドミノのような外見のカラフルなキャラクターで、現在のところサイト上には物語的なコンテンツはありませんが、元々はクレイアニメ用のキャラとして作られたようです。

ちなみにこのキャラクターの展開には芸能プロダクションのホリプロが関わっているようで、ホリプロサイト内のタレントファイルコーナーでも紹介されています。ホリプロのキャラクターというと「お茶犬」が真っ先に思い浮かびますが、気がつけば他にもいろいろと増えているようですね。

9/19頃にはMONO COMME CA店頭にて、グッズやTシャツなどの商品が発売されるそうなので要チェックです。

Dominino(公式サイト)…コムサ系店舗を展開しているファイブフォックスはネット上に情報を載せない方針とかで、どこに店舗があるのか思い出すのに苦労しますが、ドミニーノの取扱店舗についてはこちらのエントリーにて詳しいリストが公開されていました。

MEMOTV

「やりすぎコージー」が“月9革命”を起こす!? 過激な深夜番組がまさかのゴールデン進出
僕はテレビ番組と言えば、深夜番組よりもゴールデン番組の方が好きなんですが、そうは言っても過去、深夜からゴールデンタイムに移行した数々の番組たちがどのような末路を辿っていったか、知らない訳じゃありません。しかもそれが、大好きな「やりすぎコージー」のこととなれば、心配にならないはずはありません。どういう経緯でそうなったのかは知りませんが、でももう決まったことのようですので、1ファンとしてはゴールデン番組史に名を残すような番組になることを期待したいと思います。

改めて、何でそんなにこの番組が好きなのか考えてみたんですが、やっぱり僕にとっての「やりすぎ」は”マイノリティのための番組”なんですよね。他の番組では見たことのないような地下芸人、変な趣味の放送作家、たまに有名な芸人が出たと思ったら他では考えられないようなポイントにスポットを当ててみたりとか、そういうところなんですよね。

多くのバラエティー番組での笑いの取り方の1つのパターンとして、常識のあるマジョリティが非常識なマイノリティを笑う、という構図があります。このとき視聴者も番組に出演する多くのマジョリティとともに、安全なポジションからその様子を眺めることになります。これにいきすぎた演出が加わると、時にPTA的なところから「いじめに繋がる」などとバッシングされることもあるあれです。

でも、「やりすぎ」の場合は根本的に構図が違うんですよね。まず番組の出演者ですが、レギュラー陣、ゲストともども最初からマイノリティ側なんです。司会の今田耕司、東野幸治なんて芸能界において立派なポジションを確立した、いわば成功者にも関わらず、自分やお互いが抱える過去の暗い話をあけすけもなく披露しては笑いあいます。
更にやりすぎガールを除くと唯一の女性レギュラー陣であり、日本に5つしかない民放キー局の看板アナウンサーでもあるはずの大橋アナですら今田・東野の手にかかれば、「え? なんでフジや日テレじゃなくてテレ東なん?」「アヤパンと比べてどう思う?」などという口撃によって、普段意識すらしていなかった心の傷口をほじくり出されて”こっち側”に引きずり出されてしまいます。

番組でそういう場面を見る度に、今田・東野、そして番組スタッフから視聴者へ込められたメッセージを感じるんです。
「安全なポジションから人を見下げて笑うだけで、何がおもろいんや。おまえも傷の一つくらいあるやろ。それやがな。いいからこっち来て地べた座ろうや。そんでみんなで笑おうや。」
笑いの下の平等。まさにそんな感じのメッセージです。

そしてこれは、どんなことだって笑いにしてみせる! という強い自信のある人だけが発せられるメッセージでもあるんですよね。このメッセージ自体は、ゴールデンになったら控えなければいけないという性質のものでは決してないと思います。

あれ、気がついたらやけに熱く語ってしまいました…(恥)。ともあれ、今まで散々やりすぎまくった番組ですので、ゴールデンになっても深夜の時とそっくりそのまま、というわけにはいかない部分も多いと思います。ただ、何も考えずに笑えるばかばかしささえ失わずにいてほしいなと願うばかりです。

TOPICSブログ

東京タワーのマスコットキャラクターとしておなじみのノッポンブラザーズですが、今日9/14からブログをはじめると言う記事がIT Mediaに掲載されました。

「ライバルはガチャピン」――東京タワーの「ノッポン」がブログ開始(2008.9.12)

ノッポンと言えば、注目を集めていたのが公式サイトに設置されていた掲示板。みんなからの素朴な書き込みに対してノッポン兄が付ける、マスコットキャラとは思えぬ冷めたコメントが話題を呼び、かつてフジテレビ系列で放送されていた「トリビアの泉」で紹介されたり、書籍が出版されたりもしていました。

その後、ネット上ではブログをはじめたガチャピンが話題になったり、”ゆるキャラ”ひこにゃんが注目を浴びたり、動画サイトでドアラの奇妙な動きに盛り上がったりと、度々キャラクターが話題になる現象が起こるようになりました。

しかし、そうやっていろんなキャラが注目を集めるうちに、ノッポンのことはあまり話題に上らなくなってしまったのでした。ちょうどお笑いブームが来る直前にブレイクしてしまったため、微妙な存在になってしまった「テツandトモ」のような状況です。

そんな中、今あえて掲示板を捨ててブログをはじめることにしたノッポンに、どんな心境の変化があったのかは分かりません。最初の更新ですでに「今さらキャラクターがブログかよ」とぼやくノッポン兄ですが、今振り返ってみても、ノッポンのような類い希なるセンスで存在感を放つキャラクターって他にはいないんですね。
掲示板での経験を活かして、今までのキャラクターブログにはない旋風を巻き起こしてくれることを期待したいです。

ノッポン(東京タワー公式サイト)
ノッポンブログ ~双子のセレナーデ~

[本]東京タワーのノッポン/ノッポン(2006.8.21)

MEMO

■13日に吉祥寺のスターパインズカフェにて、また山本精一さんのライブを観てきました(ソロライブは3度目です)。今回ははじめて、リハーサルが押してるとかで、開場時間が過ぎてもしばらく外で待たされました。その間、会場の前の道を自転車に2人乗りした若者が通ったんですが、入り口のところの告知板を見て、「あ、精ちゃんだ」「精ちゃんが来てる」と言いながら通り過ぎていきました。山本さんってリスナーから「精ちゃん」って呼ばれていたんですね。はじめて知りました。

内容はだいたいいつもの感じでしたが、いつもより更にリラックス度が高かったかも。最後のアンコールの時、お客さんからリクエストを募っていて、その時に「ロビンソン」(スピッツの「一期一会」というトリビュートアルバムで、羅針盤名義でカバー)をリクエストした方がいたんだけど、やっぱりやってくれませんでした。というか羅針盤の曲自体、ソロライブでは披露してくれてないですよね。たぶん。またやってほしいなぁ。

あと、今回のライブを含めて3回連続でya-to-iというユニットで発表した「空の名前」という曲を披露してくれました。ya-to-iは僕が山本さんにはまるきっかけになったユニットで、しかもこれは大好きな曲なのですごくうれしい選曲です。でもこの曲って、本来は女性ボーカルで、作曲も別のメンバー(ムーンライダーズの岡田さん)が担当してるんですけどね。それでもやるんだから、きっと山本さんのお気に入りなんでしょう。今度CDがリリースされることがあれば、山本さんバージョンの「空の名前」も収録してほしいです。

TOPICSイベント,レポート

ヘッドラインには書きそびれてしまっていたのですが、8/22から昨日(9/11)までの期間、渋谷ロフトにて「POP BOX -祭-」というイベントが開催されておりまして、最終日の昨日に行ってきたのでした。

これは新宿にあるグッズショップ兼ギャラリー、FEWMANYがプロデュースした催しで、新進気鋭なクリエイターの方達の作品を小さなボックスに区切って展示・販売しているというものなんですね。今回が2回目の開催となります。

イベントに参加されているクリエイターの方達は元々FEWMANYにゆかりのある方なんだと思うんですが、実はそっち方面の方には全然詳しくないんですよね。今回も30組近い方がボックス展示されていたようですが、その中で過去にこのサイト内で触れたことのある方というと、デビルロボッツ、タケヤマ・ノリヤさん、デハラユキノリさん、NEKONOKOさん、マッシュルームカフェ、浦山亜由美さんくらいでしょうか。なので僕にとっては普段触れない作家さんたちの作品がたくさん見られるところが新鮮で楽しいイベントだったりします。

今回見た中で、特に目を引いたのはヨシカワナオヒデさんのイラスト。独特の透明感のあるイラストだなぁと思いましたです。サイトを見てみると色は指で塗ってるらしいですね。

あと、なにげにコンドウアキさんが「ニャーおっさん」のイラストを展示されていました。今はなきキャラクターサイト「chara.cc」のマスコットキャラクターだったニャーおっさんですが、また日の目を見る日はやって来るのでしょうか…?

冊子 
▲会場で配布されている冊子。左は前回のものです。

こうしてたくさんの方達の作品に触れると、ただただ「すごいなー」という感想になっちゃいますね。みなさん、自分の掴んだものを信じて、研ぎ澄まして、世界を構築していますもんね。

それに比べると僕なんかは元々何も掴もうともしていないし、たまたま何か手に引っかかったかと思えば、「これは泥だんごなんじゃないか」と疑って、すぐに手放してみたり、「そのうちきれいな水晶玉が手に引っかかるんじゃないか」なんて思ってぼーっと待ってみたりしているだけですもんね。最初から水晶玉を掴む人なんていないのにね。

と言うことで最後はなんだかよく分からん話になっちゃいましたが、また次回開催されるようなことがあれば、今度はライブペイントなどのイベント開催中に見に行ってみたいなと思うのでありました。

POPBOX-祭- 渋谷ロフトにて…FEWMANYによる特設サイト。ライブペイントなどのイベントの模様や、各ブースの様子などが公開されています。