■またモスですがチリバーガー、スパイシーチリバーガーのシリーズが2/23で販売終了になってしまうということなので、食べに行ってきました。
たぶん15年以上ぶりに食べたけどちょうどいい辛さでおいしかった! なくなってしまうとなるとやっぱりちょっと寂しいなー。あっても注文しなかったくせにわがままな話です。
キャラクターの話題を追っかけています。
ブログパーツの「メロメロパーク」のキャラクターデザインなどで知られるヨシヤスさんの新キャラクター、「ブクブクアワー」の本が2/20に発売されます。
[本]ブクブクアワー/ヨシヤス(amazon)
メディアファクトリー 2009.2.20発売 893円
ISBN:978-4840126700
フリーマガジン「L25」のモバイルサイト上で昨年9月から4コマ漫画が連載されていて、今回の書籍にはその連載作品や描き下ろしが収録されています。
作品に登場するブクブクたちは、ブクブクと泡立っている場所によく現れる謎の生物らしいんですが、子供からの目撃情報しかないために詳しいことはよく分かっていないそうです。
ふわふわした見た目なのでぬいぐるみにするとさわりごこちがよさそうでいいかも。今後の展開にも期待です。
→新キャラクター「ブクブクアワー」がデビュー!!(Dream News 2009.2.17)
→ブクブクアワー(公式サイト)
→YOSHIYASU PARK(ヨシヤス公式サイト)
タイトルどおりですが、NIKKEI NETによるとオリエンタルランドがディズニー以外の独自キャラクターを開発する事業から撤退するそうです。
→オリエンタルランド、独自キャラクターの育成から撤退(NIKKEI NET 2009.2.12)
オリエンタルランドと言うと東京ディズニーリゾートの運営会社としてのイメージが強すぎるので、世間的には「独自キャラなんていたの?」ってな感じですが、たぶんそういうディズニーのイメージが独自キャラを展開していく上で足かせになっちゃったんでしょうね。それにディズニーと無関係のキャラをディズニー関連施設で売り出すわけにもいかないですし。そうやって考えると、ディズニー事業で築いてきたノウハウや強みを活かす機会がなかったというのが敗因なのかもしれません。
記事によるとキャラクター開発事業を手掛けていた子会社のOLC・ライツ・エンタテインメントについて売却を検討していて、売却先が決まらなければ3月末で解散する方針だそうです。
オリエンタルランドの独自キャラと言えば「ネポス・ナポス」を思い出します。イクスピアリにこのキャラクターを使ったキャンプ・ネポスという子供向け施設があったんですが、昨年なくなっちゃったんですよね(事業自体は今も続いているようです)。
OLC・ライツ・エンタテインメントのサイトに掲載されているキャラクター一覧を見ると、オリジナルキャラの他に海外キャラクターの権利元と契約して、国内での展開なども行っていたようなんですが、それもあまりぱっとしなかったんでしょうかね。ちょっと残念なニュースなのでした。
→OLC・ライツ・エンタテインメント(公式サイト)
■利用する人がいるかどうかは謎ですけど、このブログ、携帯電話からもちゃんと見られるようにしてみました(WordPress向けのプラグイン、「Ktai Style」を導入)。携帯電話以外でもPSPやDSのブラウザにも対応しているとのことなので、PSPで動作確認しながら調整しました。せっかくなのでQRコードも用意。
■日本では報道されなかったみたいだけど彼の勝利の背景には(極東ブログさん)
ベネズエラのチャベス大統領の話。中南米の話って報道でも優先順位がかなり低いみたいだから、何が起こっているのかなんてホント分かんないですね。う~ん。
■「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」発売日変更のお知らせ
先週の話ですが、はいはい延期延期ということで。今回の延期は発表1週間前にまこなこさんが言い当ててたんですよね。根拠も明確だったし、すごいな~と思いました。
■ハワイで一番有名なハンバーガーショップ「クア・アイナ」で全トッピングを追加して超ド級サイズにしてみた(GIGAZINEさん)
あははは。全トッピングかー。すごい見た目になってますね。見てたらまたクアアイナに行きたくなってきました。でも行きたいハンバーガー屋さんがまだ数店舗あるので、とりあえずそこが終わってからだな。
■ブログサービス「Doblog」で障害発生。1週間経過も復旧せず
1週間経過しても復旧しないとはのんびりした話ですね。でもまあ、ブログが1週間更新できないからと言って誰かが死ぬわけでもないし、細かいことは気にしないでおおらかに生きましょうよっていうNTTデータさんからの提言なのかもしれませんね。ははは…。
■「笑っていいとも!」タモリ降板か、後任にSMAP中居や福澤朗の名前も。(Narinari.comさん)
数年前から噂だけは何度も出てますが、今度はどうでしょうか。中居くんか…。まあ司会もできるし、そつなくこなしそうではあるけど、正直毎日だとね~。いいともの時って、毎回眠そうで、死んだような顔して出演してるし。うたばんとかだとよく、自分より立場が下の若手芸人とかを地味に追い込んでいって、陰湿な笑いにしていくじゃないですか。あれもたまにならいいけど毎日だとうんざりしそう。
かと言って誰が適任かと考えてもぱっと思いつく人はいないんですよね。とにかく、あっと驚くキャスティングじゃなければダメなことは間違いないかと思います。
今年もメディア芸術祭の季節がやってきました。毎年、見てきた作品について、芸術とは無縁の僕が好き勝手な感想(という名の駄文)を書き連ねていますので、今年もやってみましょう。ちなみにイベント自体は今日(2/15)までの開催となっています。
「アート部門」「エンターテインメント部門」「アニメーション部門」「マンガ部門」の4部門の作品があるんですが、どれからいこうかな。アート部門からにしようかな。でもこの部門の作品は全体的にちらっとしか見ていないんですよね。見た中では優秀賞に選ばれている「OUTSIDE」という作品が面白かったかな。一見普通の写真のようなのに、よく見ると背筋がむずがゆくなるような違和感を感じるという。↑のリンク先によると、イスラエルの人の作品なんですね。あー、イスラエルって兵役があるんですね。はじめて知りました。
大賞になっている「Oups!」という作品はちらっと横から見ただけなんですが、インタラクティブな楽しさのある作品だったようですね。アート部門の大賞って小難しそうな作品が選ばれているような印象があったので意外でした。
「エンターテインメント部門」はシンポジウムにも行って、大賞受賞作品の「TENORI-ON」と優秀賞の「FONTPARK 2.0」のおもしろい話をいろいろ聞きてきました(これについてはまた後で書きます)。
あと、この部門ではシアターで映像作品も見たんですが、13作品でトータル1時間の上映だったにも関わらず、このうちの1作品だけが異様に長くて40分近くもあるんですね。その作品と言うのが推薦作品で辻川幸一郎さんが監督した短編ムービー「きまぐれロボット」。元々は携帯電話向けに配信されている浅野忠信主演、星新一原作の作品なんですが、これはかなり面白かった! 一見普通のドラマっぽくも見えるけど、画面の中におかしな風貌のロボットがいるために不思議なテンションの映像に仕上がっています。ロボットの口から紙が出力される様が間抜けで好きです。
他の作品ではJemapurの「Mardict car」という曲のミュージックビデオ(これも推薦作品)。こういう加工自体は特に目新しくはないんでしょうけど、映像のチョイスも面白いし、曲とあっててずっと見ていたくなる感じがしました。
CM作品もいろいろありましたがどれも面白いですね。1つ挙げるとすればやっぱり「リゲイン的出社風景」篇かなぁ。ばかばかしくてよいです。
そしてこれも推薦作品になっていたけど、「ストリートファイターIV」のトレーラームービー(こちらのサイトの「Special Promotion Trailer 1(リュウ vs ケン)」とほぼ同じもの)。この映像がはじめて公開されたときにはネット上でも話題になった記憶があるんですが、発売前のゲームにこんな格好良すぎるトレーラーを用意されたらほとんど反則ですよね。高揚感がすごいです。
映像作品以外では、優秀賞の「君の身体を変換してみよ展」。展覧会の展示内容の受賞だったんですが、さすがにその展示を再現することはできないので、会場では映像が上映されているだけでした。でも映像を見ているだけで楽しいです。手が伸びるやつとか、実際にやってみたかったなー。
あとは部門内の「ゲーム・遊具・キャラクター・その他」の推薦作品になっていた「ペンギン爆弾」というおもちゃがすごく面白かったです。見た目はペンギンのペーパークラフトなんだけど、手で上から押さえつけるとペチャンコに潰れるようになってるんですね。この時点で既になんだかすごい気がするのに、その状態で少し高い場所から地面に落とすと、着地した瞬間にぴょん!っと元のペンギンの形に元通りになるんですね(映像はこちら)。テレビとかでも紹介されてけっこう有名らしいんですが全然知りませんでした。詳しくはこちら→紙のからくり「カミカラ」
次に「マンガ部門」ですが、今回はほぼスルーしてしまいました。諸星大二郎さんの「栞と紙魚子」という作品が優秀賞に選ばれていて、原画が飾られていたのを見たくらい。あ、あとマンガ閲覧コーナーで前から読んでみたかった「聖☆おにいさん」をちょっとだけ読みました。なんか、一発ネタみたいな設定で何話も描いてすごい作品ですね。
最後に「アニメーション部門」。長編作品で唯一優秀賞を受賞している「カイバ」だけは既に見ているので、残りの受賞作を見るべく短編作品の上映を見ました。以下感想です。
大賞の「つみきのいえ」。この作品はアヌシー国際アニメーション映画祭のグランプリ獲得作品でもあるから、さぞかしすごい作品なんだろうと思って期待して見たんですが、なんというか、意外と普通というか、いやさすがに普通ってことはないか。でも大賞とかグランプリなんていう仰々しくて権威的なフレーズよりも「知られざる佳作」みたいな言葉が似合いそうな、ひっそり感のある作品でした。それがこの作品のいいところなんでしょうね。たぶん。でも、もしかしたらよく分かっていないのかも。
個人的には優秀賞の「KUDAN」と「こどもの形而上学」の方が好きなタイプの作品でした。「KUDAN」は日常と異次元空間の描き方が面白いし、登場するキャラクターのデザインもそれぞれにくせがあって楽しかったです。ただ、この作品も大賞っていう感じではないですね。それに3DCG作品というハンデもありますし(今まで3DCG作品が大賞受賞した例ってないんですよね)。
「こどもの形而上学」は山村浩二さんの作品。山村さんらしい発想力が光ります。子供に見せて反応を眺めると面白そう。
もうひとつの優秀賞である「DREAMS」という作品はかわいいし、楽しげではあるんだけど、それ以上には特に何も思いませんでした。もうちょっとストーリーのようなものがあってもよかったような。
奨励賞の「ALGOL」は「KUDAN」と並んでけっこう好きな世界観です。博士のいたずらっていう設定や、四角くてシンプルなキャラクターもかわいいです。
ちなみに「カイバ」は僕の好きな湯浅政明さんの作品なんですが、この作品も大賞っていう感じではない気がします。実験的ではあるんですけどね。
あとは推薦作品についてですが、この中で面白いと思ったのは「DEVOUR DINNER」、「swimming」、「オーケストラ」、「ギンガムチェックの小鳥」、「コルネリス」、「パンク直し」あたりの作品。中でも「オーケストラ」は無駄のない線で躍動感あふれる動きが展開され、見ていて気持ちよかったです。完成度も高いし、優秀賞でもよかったんじゃと思いました。
キャラクターで見るなら「DEVOUR DINNER」に1票。生き物が食べ合うことだけをテーマにした作品で、細胞をモチーフにしたような気色悪いキャラが続々と登場するのがよいです。
というわけで、駆け足で感想(と言う名の駄文)を書いてみました。でも実際にはちらっと掻い摘んだくらいでは本当のことなんてわからないんですよね。だんだんとすごく不毛な感じがしてきたが、そのへんはなるべく気にしないようにして次回「エンターテインメント部門シンポジウム編」へ続きます。
◇第11回文化庁メディア芸術祭に行ってきた(その1)(2008.2.10)…これは去年の感想です。→その2はこっち
この本は作家、イラストレーターなど色々な肩書きをお持ちのD[di:]さんが、季刊S(エス)という雑誌等で連載していたコミックを1冊にまとめたものです。
[本]チェルシー/D[di:](amazon)
飛鳥新社 2009.1.13発売 1680円
ISBN:978-4870318939
D[di:]さんのことは名前は知ってはいましたが、正直なところ「自分には関係なさそう」と思って今まで作品を手に取ったことはありませんでした。この本もたまたま本屋で見かけただけだったんですが、何の気なしに立ち読みしてみたところ、そこには今まで見たことのないようなエキセントリックな世界が描かれていて、「これはひょっとしてすごい本かも…」と思い、気づいたらレジに持っていってました。
簡単にストーリーを説明すると、片目を眼帯で覆った優しい女の子の「チェルシー」と、謎の雑貨屋で購入したパソコンの「もぐタン」との生活を描いた物語、ということになるんですが、とにかく変わってるのがもぐタンの存在で、生きてて勝手に歩いたり喋ったり悩んだりするので、それって全然パソコンじゃないですよね。でも物語の中では”アナログPC”と呼ばれていて、普通とはちょっと違うパソコンということになっています。
本の前半部分ではそんなもぐタンの言動がいちいちツボにはまってしまい、「今読んでる本ってギャグマンガだっけ?」と錯覚しそうになってしまいましたが、チェルシーの過去を解き明かす内容になっている後半部分では、物語全体のテーマでもある「悲しい」という感情をキーワードにして、完結へ向けて一気に核心へと迫っていきます。このラストへ至る描き方がすごくて、連載期間が10年にも渡っているとは思えない、ブレのない綺麗さが見事。悲しみを背負うことの大切さに気付かせてくれます。
それでは最後に一言。僕ももぐタンみたいなパソコンがほしいです。