TOPICS絵本

「ポンキッキ」のキャラクターとしておなじみのガチャピンとムックを主人公にした絵本シリーズが来月から発売されるそうです。「ガチャピンとムックのものがたり」と題された全3部作で、1作目のタイトルは「ふたごのせんちょうとふしぎなたまご」。扶桑社より10/24発売予定となっています。

で、注目なのが絵本の文章を谷川俊太郎さんが手掛けているんですね。そんな大御所の作家さんが、ありもののキャラクターを使って物語を作るってすごいですよね。谷川さんのキャラクターに関する仕事と言うと、「ピーナッツ(スヌーピー)」の翻訳などが思い浮かびますが、今回のような作品は珍しいんじゃないでしょうかね。

そして、最近はブログ本の出版などでも活躍中のガチャピン・ムックですが、ストーリー性のある絵本の出版となるとこちらも非常に珍しいのでは、と思います(ちゃんと調べたわけではないので、あるのかもしれませんが)。

でもなんでこんな強力コラボが実現したんだろうと思って検索してみたら、「ほぼ日刊イトイ新聞」内の「谷川俊太郎質問箱」と言うコーナーの中で、ガチャピン・ムックが質問を寄せていて、そのビデオメッセージの中で半ば強引に「ぼくたちの絵本を作ってくださーい」とお願いしているじゃないですか。もしかしてこれがきっかけなんでしょうか。そうだとすると、ガチャピンの営業力ってただものじゃないかも…と思ってしまいました。

谷川俊太郎さん作 ガチャピン・ムックの絵本 もうすぐ発売!(フジテレビKIDSクラブ 2008.9.17)…絵を担当されているのは大野彰子さんという方。表紙が公開されていますが雰囲気のある絵です。
ぼくとムックの絵本(ガチャピン日記 2008.9.12)…ガチャピン日記内での報告(なんと、ガチャピン・ムックが阿佐ヶ谷でお買い物)。絵本にはガチャピンが卵から生まれるシーンがあるとか…。

2008.12.13追記:発売されましたので書籍の表紙画像とamazonへのリンクを追加します。
ガチャピンとムックのものがたり
[本]ガチャピンとムックのものがたり ふたごのせんちょうとふしぎなたまご(amazon)

ガチャピンのチャレンジをまとめたDVDが登場(2003.10.25)

TOPICSサンエックス,新キャラ

サンエックスの新キャラの紹介ですが、このキャラはなんだかすごいですね。

普通キャラクターを作る時って、何かモチーフになるもの(人、動物、あるいはくだもののキャラを作りたいなど)があると思うんですが、このキャラのモチーフは”かんたん”ときました。とってもかんたんくん。確かにとってもかんたんなキャラクターです。

よく見ると、とってもかんたんくんにもうさぎやねこに見える脇キャラが存在しているので、メインキャラもきっと”人”をモチーフにしているんだろうとは思うんですが、でも人とか動物とか、そんなの意味をなさないくらい、「かんたん」を前面に押し出しています。

でもグッズの方はかんたんには済まさず、ちょっとひねりのあるデザインになっていて面白いですね。手足がぶら下がってるコインケース、ちょっと欲しいと思っていまいました。

とってもかんたんくん(サンエックス紹介サイト)…グッズは10月発売です。あと関係ないけど鉛筆の削る方と反対側の丸くなってる部分って「チョン付」って言うんですね。はじめて知りました。でもなんて読むんだろ…。

TOPICS新キャラ

今月初めに「Dominino(ドミニーノ)」というキャラクターのサイトがオープンしています。ドミノのような外見のカラフルなキャラクターで、現在のところサイト上には物語的なコンテンツはありませんが、元々はクレイアニメ用のキャラとして作られたようです。

ちなみにこのキャラクターの展開には芸能プロダクションのホリプロが関わっているようで、ホリプロサイト内のタレントファイルコーナーでも紹介されています。ホリプロのキャラクターというと「お茶犬」が真っ先に思い浮かびますが、気がつけば他にもいろいろと増えているようですね。

9/19頃にはMONO COMME CA店頭にて、グッズやTシャツなどの商品が発売されるそうなので要チェックです。

Dominino(公式サイト)…コムサ系店舗を展開しているファイブフォックスはネット上に情報を載せない方針とかで、どこに店舗があるのか思い出すのに苦労しますが、ドミニーノの取扱店舗についてはこちらのエントリーにて詳しいリストが公開されていました。

TOPICSブログ

東京タワーのマスコットキャラクターとしておなじみのノッポンブラザーズですが、今日9/14からブログをはじめると言う記事がIT Mediaに掲載されました。

「ライバルはガチャピン」――東京タワーの「ノッポン」がブログ開始(2008.9.12)

ノッポンと言えば、注目を集めていたのが公式サイトに設置されていた掲示板。みんなからの素朴な書き込みに対してノッポン兄が付ける、マスコットキャラとは思えぬ冷めたコメントが話題を呼び、かつてフジテレビ系列で放送されていた「トリビアの泉」で紹介されたり、書籍が出版されたりもしていました。

その後、ネット上ではブログをはじめたガチャピンが話題になったり、”ゆるキャラ”ひこにゃんが注目を浴びたり、動画サイトでドアラの奇妙な動きに盛り上がったりと、度々キャラクターが話題になる現象が起こるようになりました。

しかし、そうやっていろんなキャラが注目を集めるうちに、ノッポンのことはあまり話題に上らなくなってしまったのでした。ちょうどお笑いブームが来る直前にブレイクしてしまったため、微妙な存在になってしまった「テツandトモ」のような状況です。

そんな中、今あえて掲示板を捨ててブログをはじめることにしたノッポンに、どんな心境の変化があったのかは分かりません。最初の更新ですでに「今さらキャラクターがブログかよ」とぼやくノッポン兄ですが、今振り返ってみても、ノッポンのような類い希なるセンスで存在感を放つキャラクターって他にはいないんですね。
掲示板での経験を活かして、今までのキャラクターブログにはない旋風を巻き起こしてくれることを期待したいです。

ノッポン(東京タワー公式サイト)
ノッポンブログ ~双子のセレナーデ~

[本]東京タワーのノッポン/ノッポン(2006.8.21)

TOPICSイベント,レポート

ヘッドラインには書きそびれてしまっていたのですが、8/22から昨日(9/11)までの期間、渋谷ロフトにて「POP BOX -祭-」というイベントが開催されておりまして、最終日の昨日に行ってきたのでした。

これは新宿にあるグッズショップ兼ギャラリー、FEWMANYがプロデュースした催しで、新進気鋭なクリエイターの方達の作品を小さなボックスに区切って展示・販売しているというものなんですね。今回が2回目の開催となります。

イベントに参加されているクリエイターの方達は元々FEWMANYにゆかりのある方なんだと思うんですが、実はそっち方面の方には全然詳しくないんですよね。今回も30組近い方がボックス展示されていたようですが、その中で過去にこのサイト内で触れたことのある方というと、デビルロボッツ、タケヤマ・ノリヤさん、デハラユキノリさん、NEKONOKOさん、マッシュルームカフェ、浦山亜由美さんくらいでしょうか。なので僕にとっては普段触れない作家さんたちの作品がたくさん見られるところが新鮮で楽しいイベントだったりします。

今回見た中で、特に目を引いたのはヨシカワナオヒデさんのイラスト。独特の透明感のあるイラストだなぁと思いましたです。サイトを見てみると色は指で塗ってるらしいですね。

あと、なにげにコンドウアキさんが「ニャーおっさん」のイラストを展示されていました。今はなきキャラクターサイト「chara.cc」のマスコットキャラクターだったニャーおっさんですが、また日の目を見る日はやって来るのでしょうか…?

冊子 
▲会場で配布されている冊子。左は前回のものです。

こうしてたくさんの方達の作品に触れると、ただただ「すごいなー」という感想になっちゃいますね。みなさん、自分の掴んだものを信じて、研ぎ澄まして、世界を構築していますもんね。

それに比べると僕なんかは元々何も掴もうともしていないし、たまたま何か手に引っかかったかと思えば、「これは泥だんごなんじゃないか」と疑って、すぐに手放してみたり、「そのうちきれいな水晶玉が手に引っかかるんじゃないか」なんて思ってぼーっと待ってみたりしているだけですもんね。最初から水晶玉を掴む人なんていないのにね。

と言うことで最後はなんだかよく分からん話になっちゃいましたが、また次回開催されるようなことがあれば、今度はライブペイントなどのイベント開催中に見に行ってみたいなと思うのでありました。

POPBOX-祭- 渋谷ロフトにて…FEWMANYによる特設サイト。ライブペイントなどのイベントの模様や、各ブースの様子などが公開されています。

TOPICSゲーム

プレイステーション3用ソフトとしてソニー・コンピュータエンタテインメントより発表されていた「リトルビッグプラネット」の発売日が10月30日に決定しました。価格は5980円です。

ゲームソフトをトピックスとして取り上げるのは久しぶりで(遡ってみるとWiiの「ラビッツ・パーティー」以来です)、しかも発売日が決まっただけで浮かれすぎのような気もしますが、前からずっといつ発売になるのかと待っていたので、勢いで取り上げてしまいました。

「リトルビッグプラネット」はかわいい見た目のキャラクターが登場する横スクロールのアクションゲームなんですが、最大の特徴は自分の好きなようにステージをデザインすることができるところなんですね。これが、公開されている映像を見る限りでは完成度、自由度とも半端じゃなく高そうなんですよ。しかもネットを使って他の人が作ったステージを共有したり、協力プレイまでできるという至れり尽くせりっぷりなのです。

前にもちょこっと書きましたけど、僕はこのゲームがやってみたいがためだけにPS3本体を買ってしまったんですよね…。でもネットで検索してみると他にもそう言う人がちらほらいるみたいでちょっぴり安心しました(笑)。

ちなみにマスコット的な存在になっている茶色いキャラクターは、以前はSackboyと呼ばれていたんですが、正式に「リビッツくん」という名前が付けられたようです(ただしこれは、日本だけでの呼び方のようです)。

また、現在東京・お台場で開催中の「お台場冒険王ファイナル」の中で、このゲームが遊べるブースが設置されています。フジテレビの「めざましテレビ」とのコラボで、めざまし君などが登場するこのイベントでしか遊べないオリジナルステージになっているそうです(詳細はこちら)。

僕も行って遊んでみたい気もするけど、発売前に遊ぶと気が抜けてしまうといけないので発売まで我慢なのです。

 

2008.12.13追記:パッケージ画像とamazonへのリンクを追加しておきます。
リトルビッグプラネット
[PS3]リトルビッグプラネット(amazon)

なお、ソフト単品の他に本体同梱版、コントローラ同梱版が発売されています。
[PS3]PLAYSTATION 3(80GB) リトルビッグプラネット ドリームボックス クリアブラック(amazon)
[PS3]PLAYSTATION 3(80GB) リトルビックプラネット ドリームボックス サテンシルバー(amazon)
[PS3]PLAYSTATION 3(80GB) リトルビッグプラネット ドリームボックス セラミックホワイト(amazon)
[PS3]リトルビッグプラネット(DUALSHOCK3クリアブラック同梱版)(amazon)
[PS3]リトルビッグプラネット(DUALSHOCK3サテンシルバー同梱版)(amazon)
[PS3]リトルビッグプラネット(DUALSHOCK3セラミックホワイト同梱版)(amazon)

 

リトルビッグプラネット(公式サイト)…いろんな映像が公開されています。が、テキストでの説明もあった方がいいような…。
Media Molecule…イギリスにある開発会社のサイト。
LittleBigPlanet For the PS3!!(YouTube)…初期に公開された協力プレイの映像。これを見てこのゲームに惚れました。今見てもわくわく感がすごいなー。ちなみにバックで流れているのはThe Go! Teamの「Get it Together」という曲です。