TOPICS漫画

手塚治虫の代表作、「鉄腕アトム」を漫画家の西島大介さんがアトムをかわいくリメイクしたトリビュート・コミックが登場するそうです。

アトムちゃん
[本]アトムちゃん/西島大介(amazon)

角川書店 2009.10.1発売 882円
ISBN:978-4-04-854394-1

その名もアトムちゃん! これは、もうすぐ映画「ATOM」が公開されると言うことで、それを記念して企画されたものらしいです。アトムのリデザインってこれまでにもいろいろありましたけど、”西島アトム”はロボットだと言うことを完全に忘れてしまいそうなふにふに感が実現されていてすごいです。

おおまかな内容は、人間の学校に転校してきたアトムちゃんのちょっとシュールでマイペースな日常を描いたショートストーリーとのこと。西島さんと言うと、「凹村戦争」や「アトモスフィア」とかの描き下ろし作品が大好きだったんですが、今連載中の「ディエンビエンフー」はなんとなく全部終わってから読もうと思っているので最近の作品は読んでないんですよね。てなことで中身にも期待です。

西島大介がアトムをゆるかわリメイク!「アトムちゃん」発売(コミックナタリー 2009.9.28)
[本]アトムちゃん(出版社の紹介ページ)
映画『ATOM』オフィシャルサイト…10/10公開です。
TezukaOsamu.net(手塚治虫公式サイト)
Daisuke NISHIJIMA simasima(西島大介公式サイト)

TOPICSBOOK

すっかりプレイステーションの看板キャラクターとして定着した感がある「どこでもいっしょ」の10周年記念ファンブックが発売されました。

どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK
[本]どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK(amazon)

ソフトバンククリエイティブ 2009.9.24発売 2310円
ISBN:978-4-7973-5651-9

内容はこれまでの歩みを振り返るべく、トロをはじめとするポケピたちの紹介やゲームソフト紹介にはじまり、グッズカタログや開発者へのインタビューのほか、モバイルサイトで連載されていた「トロの旅日記」などのイラストを担当されていたニコ・ニコルソンさんによる描き下ろしマンガも収録。おまけでPSPをどこいつ仕様にできるクリアシールもついてくるとのこと。
オールカラーとは言え96ページでこの価格ということで、ファン以外にはちょっと手が出しにくいかもしれませんが、改めて振り返りたい人にはうってつけの1冊です。

どこでもいっしょ.com(公式サイト)
[本]どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK(出版社の紹介ページ)
[本]まいにちいっしょ トロクロおきらくBOOK(amazon)…こちらは現在PS3、PSPで展開中の無料コンテンツ「まいにちいっしょ」のファンブック。ついでに紹介。
PlayStation3/PSP用無料オンライン配信専用タイトル『週刊トロ・ステーション』2009年11月サービス開始 『まいにちいっしょ』3周年を機に名称を変更し、大幅リニューアル(PlayStation.com(Japan) 2009.9.24)…そんな「まいいつ」ですが、ちょうど昨日大幅リニューアルを発表。これまでの毎日配信から、質と量を増量して週1配信の番組形式スタイルになるとのこと。個人的には毎日チェックするのもしんどかったのでちょうどいいかも。11月からスタートです。

TOPICS絵本

メディアアーティストの岩井俊雄さんが初めて手掛けた本格的な絵本ということで、このサイトでも刊行直後に取り上げた「100かいだてのいえ」という作品がありますが、その第2弾となる作品が来月登場するそうです。

 
[本]ちか100かいだてのいえ/いわいとしお(楽天ブックス)
偕成社 2009.10下旬発売 1260円
ISBN:978-4-03-331660-4

↑のリンク先(楽天ブックス)で、表紙画像と中身の一部が公開されていますが、今回はなんと地下へと続く100階建ての家ですよ! そんな発想があったとはびっくりです。

前作はその内容が子供に受けてすぐに大人気になりましたが、実際僕も昨年の帰省時に持って帰って甥に読んであげたらすごく面白がってくれたんですよね。今回も人気作になることは間違いなさそうです。

ちなみに前作の主人公はトチくんという男の子でしたが、今回はクウちゃんという女の子だそうです。トチという名前は”土地”と掛けている、みたいな話があったと思うけど今回はなんでしょうね。空洞のクウかな?

ちか100かいだてのいえ(出版社の紹介ページ)…楽天ブックスでは先着でポストカードプレゼントがあるようですが、他の書店でも何かあったりするのかな。
いわいさんちweb…岩井さんのブログ。今回の絵本についての告知はまだありません。

[本]100かいだてのいえ/岩井俊雄(2008.5.29)

TOPICS絵本

青年漫画誌「イブニング」で連載中の農大を舞台にした菌マンガ「もやしもん」ですが、新たに絵本シリーズが登場となりました。

えほんもやしもん きんのオリゼー ~てをあらおう~
[本]えほんもやしもん きんのオリゼー ~てをあらおう~/いしかわまさゆき(amazon)

講談社 2009.8.28発売 980円
ISBN:978-4-06-364789-1

青年漫画が絵本になるのって珍しいんじゃないかと思いますが、「もやしもん」に限って言えばそこまで意外性はないですよね。だって、かわいい菌たちがたくさん登場しますもんね。

内容は完全に子供向けで、タイトルのとおり、手洗いに関するおはなしになっています。今後全10巻の予定で、隔月のペースで新作が発売されるそうなんですが、子供の頃って菌と言っても”ばい菌”のイメージしかなかったので、それだけじゃない菌の世界をわかりやすく伝えてくれるようなシリーズになるといいなぁと思います。

[本]えほんもやしもん きんのオリゼー ~てをあらおう~(出版社の紹介ページ)…初版限定でシールが付いているんですが、ネットショップだと既に初版ではない可能性があるので確実にほしい場合は書店で在庫を確認した方がよさそうです。
 

ちなみに、7月に発売された漫画「もやしもん」の8巻には、今回の絵本シリーズの販促も兼ねてか、単行本と同じサイズの絵本付き特装版が発売されていました。
[本]もやしもん 親子で楽しむ8巻
ところがこの特装版、事前に予約を受け付けなかった上に発行部数も少なかったようで、欲しくても買えない人が続出し、こうした販売方法についてちょっとした物議を醸していたようです。僕は発売当日にAmazonで注文できたので、そんなことになっていたとはしばらく気づきませんでした。

もやしもん8巻特装版
▲こんな絵本でした。

この絵本の内容は「オリゼーのおしごと」というタイトルのとおり、菌たちは目には見えないけれど身近なところで頑張ってるよ、というようなことをオリゼーが伝えてくれる16ページのおはなしでした。
今回の「てをあらおう」のカバーにこの絵本の中身が載っているので見たかったけど買えなかった人はチェックです。

TOPICSアニメ

キャラクターブックなどでおなじみの「うさるさん」がテレビアニメになるそうです。ショートアニメとして、10月からキッズステーションなどで放送されるとのこと。

うさるさんは、うさぎのうさくんがおさるのきぐるみを着て変身したヒーローなんですが、一直線に進むタイプの情熱的なキャラクターなので動いてる姿を見るのはちょっと楽しみです。ただ見られる環境じゃないのが残念。ネット配信とかもしてほしいです。

うさるさん(公式サイト)

[本]うさるさん。/たみやともか(2006.9.4)…キャラクターブックはこの他に2作目の「うさるさん2。」(amazon)が2008年8月に発売されています。
 

おまけで、1年くらい前に配布されていたうさるさんの小冊子を紹介です。うさるさんの小冊子
▲中身は1巻冒頭のおはなしが収録されています(左はその1巻)。ちなみにこれを手に入れたのはららぽーと豊洲にあったアソビットシティだったんですが、このお店、5月に閉店しちゃったみたいですね。ああ、ラオックス。

TOPICSキャラ本,マスコット

日本のプロ野球やサッカーチームのマスコットを集めて紹介した書籍ってないのかなぁと思っていたら、ちょうどそのとおりの書籍が発売されたので紹介です。

スポーツ・マスコット図鑑
[本]スポーツ・マスコット図鑑/綱島理友・監修(amazon)

PHP研究所 2009.9.2発売 1680円
ISBN:978-4-569-77238-7

この本では、セ・パ両リーグとJリーグの他に、野球の独立リーグであるBCリーグ、関西独立リーグ、四国・九州アイランドリーグ、更にはプロバスケットボールのbjリーグに所属するすべてのチームのマスコットが完全網羅されていて、スポーツマスコットについてはこれ1冊あれば完璧なんじゃないの? と思える内容になっています。

内容はマスコットの画像(イラストではなくすべて本人(?)の写真)を中心に、色々な情報を織り交ぜた作りになっていて、判が大きくオールカラーなのでパラパラとめくるだけでも楽しいですが、マスコットに関する小ネタもたくさんちりばめられていて、意外と読み応えもあります。

サブキャラに関してもしっかり紹介されていて、例えば横浜ベイスターズならホッシーの他にホッシーナとホッシーゾもしっかり写真付きで掲載されています。こういう情報ってインターネットを使えばある程度は調べられますが、やっぱり本としてまとめられるとそこからまた違った発見があったりするんですよね。
スポーツマスコットが大好きな人もそうでもない人も、楽しく見られる1冊になっていると思います。
 

[本]スポーツ・マスコット図鑑(出版社の紹介ページ)

ちなみにこの書籍を監修された綱島理友さんは、以前にキャラクターに関する書籍を2冊出されているのであわせて紹介です。ちなみにこの2冊はマスコットと言ってもスポーツマスコットではなく、「ペコちゃん」や「コアラのマーチ」といった企業や商品のキャラクターを対象にした内容になっています。
[本]マスコット物語/綱島理友(amazon)
[本]マスコット物語2/綱島理友(amazon)

キャラコラム62.ハリー・ホークの思い出(2001.10.30)…個人的なマスコットの思い出といえばやっぱりこの時のハリー・ホークだなぁ。今にして思うと、キャラクターのサイトを作るきっかけの1つになったと言ってもいいかも。