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■5/9にスチャダラパーの20周年記念ライブ、「スチャダラパー20th. Anniversary 『スチャダラ2010~オールスター感謝祭』」を見に行ってきました。これがね、本当の本当に最高にして最強、凄まじすぎるライブでした。

今回のライブ、日比谷野外大音楽堂で開催されたんですが、本編の前に同日の11:30から同じ日比谷公園内にある小音楽堂にてスチャダラ20周年を記念したフリーライブも開催されるとのことで、それも見に行ってきました。フリーライブに登場されたのは以下の方々(僕調べなので抜けや間違い等はご容赦下さい)。

星野源(SAKEROCK)
塚本功(SLY MONGOOSE)
ロボ宙
かせきさいだぁ&ハグトーンズ
渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)+トーイ
ハナレグミ+原田郁子(クラムボン)+おおはた雄一
AFRA

全体的にアコースティックな雰囲気の内容で、朝の木漏れ日が似合うさわやかなライブでした。個人的によかったのは原田郁子さんが「はなれ ばなれ」を歌ってくれたところ。まさか無料で聴けるとは思いませんでした。あと、トーイくんは渡辺さんの息子さん。1曲一緒に歌っていました。 

小音楽堂の様子

このライブは14:30までの3時間開催されたんですが、終演時間が本編ライブの開場時間でもあるんですね。そのまま行ってもよかったんですが、おなかがすいたので公園の外に何か食べに行くことに(多くの人は公園内の屋台で何か買っていたようでした)。戻ってきたら開演10分前の15:20だったのでちょっと焦りました。
 

そして予定どおりに開演し、総合司会の小籔千豊とバッファロー吾郎が登場します。芸人がライブの進行をするってどんなんだろと思ってたけど、今回の趣旨にも合っていたし、盛り上げに一役買っていました。

芸人が捌けた後、歴代アルバムの1曲目のイントロ(かな)をつなぎ合わせた曲が流れ、ステージ上部のビジョンにはアルバムジャケットをコラージュして作られた映像が流れます。今か今かと期待する中、BOSEとANI登場。そして始まったのが「ノーベルやんちゃで賞」! メドレーで懐かしい曲から順番に披露してくれました。

この後、たくさんのゲストが登場することになる今回のライブ。最初にアンコール前までのゲストをずらっと書いてしまうとこんな感じでした。

アルファ
RIP SLYME
AFRA
ハナレグミ
LB Nation(カートゥーンズ、かせきさいだぁ、四街道ネイチャー、スリーワンレングス、脱線3)
タケイグッドマン
シャシャミン
ロボ宙
TOKYO NO.1 SOULSET
THE HELLO WORKS
HALCALI
木村カエラ
電気グルーヴ 

もう豪華すぎるだろ、このゲスト陣! と、びっくりでしたよ。まずアルファとは「惚れたぜHarajuku」を披露。振りもしっかりやってくれて感動でした。その後のMCでこの曲のエピソードとして、BOSEが「曲ができたときのざわつき感がすごかった」というエピソードを話してくれました。「これ、きちゃうんじゃないの? 今の時代に求められてるのってこういうものっしょ! と思って発売したら、さーっとなかったことに(笑)」。自虐的に語っていたけど、僕は大好きですよこの曲!

RIP SLYMEとは「レッツゴー7、8匹」を歌ってくれました。当日には結婚報道があった最中、駆けつけてくれていたようです。あとは「ジゴロ7」をオリジナルメンバーで歌ってくれたのにも感動! 脱線3は1日限りの復活とのことでした。HALCALIとは「Under the Sun」を。木村カエラとの「Hey! Hey! Alright」が終わってトーク中にピエール瀧が乱入、ANIと「ANI VS 瀧」「瀧 VS ANI」を、その後石野卓球も参加して「聖☆おじさん」を披露(卓球はトークせず帰る)。その後僕も大好きな「Good Old Future」と「彼方からの手紙」を歌って一旦終わります。

しかし、もちろんアンコールがありました。スカパラホーンズ、そしてLB Nationのみんなが登場し、「これが最後の曲です」との宣言とともに始まったのが「GET UP AND DANCE」。「ポンキッキーズ」のテーマ曲だったあの曲ですね。客席はもちろんステージ上も大盛りあがりのままアンコールも終了したのでした。

本当にここで終わっても素晴らしすぎるライブなのは間違いないのですが、まだあと1曲、肝心のあの曲が聴けていません。心のベストテン第1位のあの曲ですよ。

実は僕は、今回のスチャダラライブのチケットを取った段階から、絶対に出てくると思っていたんですよ、あの人が。もしライブの開催が去年だったなら、そんな無理な望みは抱かなかったんですが、今の状況を考えたらそうでしょ。絶対出るって! と信じていたものの、あの人のことです。そんな常識的な考えが通用しないのも事実です。

そんな期待と不安入り交じる感情を抱きながら、ステージを見つめていると、端の方からすたすたすたと、白いシャツを着たやけに細い人が歩いてくるじゃありませんか! その瞬間、会場からは「うわぁぁぁあああぁ!」と、どよめきやら驚きやらいろんなものが合わさった、今日いちばんの歓声が沸き起こったのは言うまでもありません。手を振り客を煽る余裕を見せる、十数年振りにステージに立った小沢健二の姿がそこにはありました。

本当になんなんでしょうね、あの盛り上がりは。これまで来てくれたゲストの人達に申し訳なくなるくらいの盛り上がりでした。歌い終わった後、BOSEも「ちょっと引いた」って言ってましたもんね。
超久しぶりのオザケンのパフォーマンスは、ちょっと声が出てないなぁと思うものの、歌い方は「Eclectic」のときのものではなく、みんなが知ってるあの頃のものでした(ただ、歌詞の中の「ハーモニー」という単語を「ハーマニー」と歌ってたのでそこだけエクレクぽかった)。
(ちなみに、ナタリーtakuyaさんのtweetによると、オザケン出演に関してのメディア報道は止められているらしいです。あの人、なんでそういうことするんだろ…)

というわけで、最後に貴重なものも見られて、今度こそ本当に終わって時計を見たら20時まわってました。4時間半もやってたんですね。午前のライブも入れたら7時間半! そりゃ疲れるはずだわ。ともかく、これだけの人を集められるスチャダラパーの人望の厚さとサービス精神に感服しっぱなしの1日となったのでした。
 

20周年記念ライブは5/29に大阪でも開催されますが、内容は違ったものになるとのこと。また、今回の東京の模様が5/23にCS「MUSIC ON! TV」にて放送される予定です。放送時間も4時間半あるみたいだからばっちり放送されるんじゃないでしょうか。行きそびれた方はぜひチェックです。

余談
▲今回のライブ会場限定販売の書籍「余談」も購入しました。開演前には時間がなく買えなかったのですが、終了後だと売り切れたらマズイと思い、LB Nationのパフォーマンス中に買いに行きました。実際に終了後に売り切れたらしいので早めに買っておいてよかったです。

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