MEMO

■昨日、姉から電話が掛かってきて、「ショックなことがあった!」と言うので、「あれだろ、ホンマでっかの門倉さんの件だろー」と言ってみたところ、正解でした。どうですか、この僕の透視能力は。というか普段テレビの話ばっかりしてるから、だいたいのことは予想付くだけなんですけどね。

「ホンマでっか!? TV」を評論家の門倉氏が出演辞退、ブログで不満爆発。

この件は、僕も「ホンマでっか!? TV」大好きなのでショックでした。まさかあの門倉さんがこんな風に思っていたなんて! でも、ここまで不満があるというのなら、今後の出演は辞退した方がよさそうですね。というか、ここまで思っていながらよく今まで出演していたな…と思いましたです。

今回批判のやり玉にあげられている澤口さんは、番組出演者の中では僕のいちばん好きな人なんですが、確かにびっくりするくらい協調性に欠けてますもんね。ここまで人の気持ちがわからない人も珍しいんじゃないかっていうくらい。でもそこが面白いんですよね。特に太田光代がゲストで来た回は涙が出るほど爆笑しましたもん。

僕も姉も太田光代好きなので、あのときも電話で話したんですが、姉は僕と逆で、「怒りで本気でフジテレビに苦情の電話掛けようかと思った」と言っていて、やっぱり受け取る人によって感じ方も違うんだなぁと思いました。まああの時は、不妊という非常にデリケートなテーマが絡んでくる話をネタにしていたので、反応としてはそっちの方が当然だよなぁとは思ったんですけど。やっぱり澤口さんってテレビに出したらいけない人なんでしょうか。

MEMO

■B’zの松本さんをはじめ、日本人が4人もグラミー賞を受賞ってすごいですね。これまで日本人の受賞者って3、4人しかいなかったですもんね。一挙に倍です。

B’zで思い出したんですが、昔、姉からこんな話を聞いたことがありました。姉の友達に稲葉浩志の大ファンという女性がいて、もうそれが好きすぎて、まだ当時はネットが普及していない時代だったと思うんですが、どうやって調べたのか稲葉の自宅の住所を突き止めて、稲葉に会うことだけが目的の東京一人旅を計画したそうなんですね。

んで、実際に渋谷にある自宅の近くで1日中待ち伏せをしていたそうなんです。ずっと待っていると、なんと本当に稲葉が自宅へ向かって歩いて来るじゃありませんか。彼女は慌てて駆け寄り、「ファンなんです。握手してください!」と言ったそうです。すると稲葉は、表情1つ崩さない真顔のままで

「ありがとうございます」

と言って、握手をしてくれたんだそうです。そんな稲葉の対応に感激した彼女は、よせばいいのに、なんと翌日も自宅前での待ち伏せを敢行してしまったそうなんですね。そしてこの日も運が良かったのか、自宅へ戻る稲葉を再び目撃することができたんだそうです。ただ、ここから先が昨日とは少し違いました。彼女が話しかけようとしたところ、稲葉は彼女を見るやつかつかと歩み寄り、昨日と同じ、表情1つ崩さない真顔のままで、

「もうやめてもらえますか」

と言ったんだそうです…。
僕はこの話を聞いて、「自宅へ押しかけてくるような痛いファンにも真顔で対応する稲葉」というその光景が頭の中にありありと浮かんできて、不覚にも爆笑してしまったのですが、去年だったか、姉に「そういえば、稲葉に会いに行った友達いたんだよね~」と話を振ってみたところ、「なにそれ、知らん」と言われてしまったのです。

そんなおもしろエピソードを持った友達のことを忘れるかね? というかもしかして、姉から聞いたという部分もひっくるめて、僕が考えた想像上の話だったりして…? と、いろいろ不安になってしまったのですが、もし例えそうであったとしても、どんな状況においてもファンには真顔で対応する生真面目な人物、それが僕の中での稲葉浩志像なのであり、きっと本物の稲葉もそうに違いないという気持ちに今も変わりはないのです。

MEMOアニメ

■明日まで開催中の文化庁メディア芸術祭ですが、今年も行ってきました。その感想はまたあとで書こうと思っているんですが、昨年もそんなふうに思っていたら結局書かないままになっちゃったんですよね。

昨年、書きたかったのに書けなかったことのひとつに、アイルランド出身のアニメーション作家、デイヴィッド・オライリーが2009年に発表した「PLEASE SAY SOMETHING」という短編CGアニメーション作品について、があります。

これは受賞作品として出展されたものではなく、海外フェスティバル招聘作品の1つとして上映されたものだったんですが、もう本当に度肝を抜かれたんですよね。こんな表現があるのかと。僕はコンピュータアニメーションって嫌いじゃないし、というかむしろ好きな方だと思っていたんですね。だけど、感情を繊細に描写するための表現方法として見た場合、手描きの作品に適うはずがないという勝手な思い込みをしていたことに気づかされたのでした。

ネコとネズミのキャラクターデザインにちょっと日本的なものを感じたので、ひょっとして作者は日本人? と期待したけど、あとで確認してやっぱり違うか~、なんて思ったりも。

「おねがい なにかいって」という邦題が付けられて、日本語字幕入り動画が公開されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

おねがい なにかいって [日本語版]
 

そしてそんなデイヴィッド・オライリーの最新作、「The External World」がネット上でも公開されたと言うので見てみたんですが、これもすごかった。

The External World

一応ある程度筋的なものがあった前作に比べるとカオスっぷりが半端じゃないので、正確な意図を汲み取るのは困難なシーンがほとんどですが、とにかくなんだかとんでもないものを見せられた気分です。

MEMO

ミスドで起こった珍事
どうしてこうなった…。でもこれはこれでかわいい気もしてきます。不思議。
 

決定!第3回 MOE絵本屋さん大賞 2010絵本ナビ
「MOE」先月号で発表されていましたが、紹介するのを忘れていたので今紹介。このサイトで取り上げた絵本も2冊ランクインしています(2位の「もぐらバス」と11位の「ちか100かいだてのいえ」)。
 

シロウト名鑑(テレビ東京)
最近お気に入りのテレビ番組です。宮藤官九郎と細川徹が町に佇むシロウト(一般人)の中から、希望に添ったキャラクターを持つ人物を探し出し、写真に収めて名鑑にしていくという番組なんですが、この説明では何のことやら分からないと思うので気になった方は今日の夜中に放送があるので見てみるといいと思います。

出てくるシロウトさんの絶妙加減がツボなんですが、個人的にいちばんツボだったのは1年前に放送されたパイロット版で登場した、人形町にある和菓子屋のハンサムなご主人。なかなかのハンサムっぷりがポイント高しでした。
レギュラー回になってからだと、スケバンを探せの回で出てきたユーキがイチバンかなー。気合いの入り方がホンモノな感じがしてよかったです。
 

■先日、量販店のパソコンソフト売り場をふらついていたらこんな商品が目に留まりました。
高いソフト

なんか知らんけど高けぇー。実際のところこれはソフトウェアの開発環境を構築するためのいろんなライセンスやらサポートやらがパックになったものらしいので、個人が買うようなものじゃないみたいだし、別に高くもないんだとは思いますが、結局このパッケージの中にはDVDが入ってるだけなんでしょ。レジに札束積んでこの箱1つ手にするところを想像しては納得できない気持ちになってしまうのでした。

MEMO

■先日のTOPICSでスージー・ズーのことを取り上げましたが、最初、ウィッツィーのことを「ひよこ」と紹介していたんですが、途中で「あれ、ひよこって言うとニワトリの子になっちゃうんだっけ??」と不安になり、こっそり「あひる」と書き換えておきました。
基本的に知ったかぶって書いてるだけなので、調子に乗って思いっきり間違ったこと書いているんじゃないかといつも不安で仕方ないという話です。
 

■先日、六本木ヒルズをうろちょろしていたらテレビ局の人(と思われる人)が僕の後ろを歩いていて、面接に来た人のことを大きな声で話していました。それによると、「入社したらどんなことをやりたいですか」と質問したら、「多くの人の心に残るような”CM”を作りたいです!」って言われちゃったんだそうです。
「テレ朝、CM作ってないから。一次面接の前に気がついてほしかったなー」と仰っていましたので、来年テレ朝の面接を受けようと思っている人が身近にいたら、こっそり「CMは作ってないらしいよ」と教えてあげようね。

MEMO

第14回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
今年もこの時期がやってきました。2/2~2/13、国立新美術館にて開催です。作品展示とともに気になるシンポジウムは、2/13の湯浅政明さん登場回が個人的に注目です。同じ日にあるアニメーション部門で優秀賞を受賞した「わからないブタ」の作者、和田淳さんの回も気になるので、見に行くかな。あとエンターテインメント部門で今回主査を堀井雄二さんが担当されていたんですが、シンポジウムには参加されないようでちょっと残念です。
映像上映については、去年アヌシー映画祭の受賞作上映を見てみたら、思いのほか面白かったので今年も海外フェスティバルの上映をどれか見たいなぁと思っています。「四畳半神話大系」の全話ぶっ通し上映や「チェブラーシカ」の上映もあるみたいなので行けたら見に行きたいです。
 

「NGP」と「PSS」でSCEが狙うもの。平井CEOインタビュー
ついに発表されましたね、PSP2ならぬNext Generation Portableですか。すごいネーミングですがこれはコードネームだそうです。
画面サイズと解像度の拡大はもちろん、3G通信まで内蔵するなど性能的には予想を更に上回るハイスペックっぷりで驚きました。噂どおり「背面タッチパネル」も搭載してきましたし、UMDもちゃんと廃止になりましたね。いらない子ですからねあれ。

あとは価格が気になるという声が多いようですが、正直3万円でも5万円でも同じだと思うんですよね。どんな値が付いても買う人は買うだろっていう意味で。

それよりも「PlayStation Suite(PSS)」の存在の方が気になります。リンク先の平井CEOインタビューを読むと、どうもPSSを呼び水にして”トラディショナル”なゲームにも興味を持ってもらおうという仕組みのようです。

カジュアルゲームとコアゲームなんていう呼び方がありますが、現状コア層に強くてカジュアル層に弱いSCEとしては、この取り組みでユーザー層を拡大できれば、ということなんでしょうね。

反対にカジュアル層には強いけどコア層に弱いと言われる任天堂も、3DSではそれを補うために、コア層に人気のタイトルを各ソフトメーカーにお願いして開発してもらっているようです。が、そもそもなんでこんなにユーザー層が分断してしまったんでしょうね、コンシューマゲーム界は。

それに両社のこうした対策って、どちらも根本的な問題から目をそらしているようにも見えますし…。万人受けするゲームを企画・開発するのってそこまで難しいものになっちゃったんでしょうか。