MEMO

■先日、漫画家の井口真吾さんの個展「26」を見に行ってきました(今月14日まででした)。場所は神保町のサテライツ・アート・ラボというところ。内容は井口さんがライフワークのように続けている「Z-chan(ゼットチャン)」に関するものなんですが、26歳のときに始めて今年で26年目になるということで、こういうタイトルになっているんですね。

Z-chanのイラストを眺めているとちょっと不思議な気分になるんですが、やっぱり原画の方がその作用が強いみたいで、なんだか時間が止まったような、現実とは切り離された別の世界に迷い込んでしまったような感覚になりました。建物から出て時計を見て、ああちゃんと進んでいるんだなと確認するような。ちなみに絵の他にもいろいろ、服とかも展示されていました。

僕は井口さんの著作の中では「Zちゃん かべのあな」(amazon)という絵本がすごく好きなんですが、図書館で借りて読んだので持っていないんですね。会場で売られていたので、井口さんがいたら買ってサイン貰うのにな~、なんて思っていたら外からご本人が入ってこられて、どうしようと思ったけどやっぱり恥ずかしいのでそのまま帰ってしまいました。

サテライツ・アート・ラボ
 

■その日はお茶の水のジャニス(レンタルCDショップ)にも行こうと思っていたのでそのまま歩いて向かっていたら途中でハンタマくんの看板を見つけたので一応撮っときました。

ハンタマくん 
このへんってスポーツショップ、というかスキー用品店が異様に立ち並んでいるような気がするんだけどなにか理由があるんだろうか…と思って検索してみたところ、ナビブラ神保町というサイトに書かれているおじさんの話よると、昔の学生はほとんどスポーツの趣味を持っていて、スポーツと言えばテニスとスキーだったから、学生街だったこの一帯にそういうお店ができたとのことです。分かったような分からないような…。

あと、1月にこのへんを通ったときには、道に謎の雪だるまが等間隔に置かれていて、「何事!?」と思っていたんですが、これは「神田雪だるまフェア」というイベントだったようです。最終日の夜9時頃で人もいなかったのでイベントだとは気づきませんでした。雪だるまって存在がけっこう好きなので、来年はちゃんと昼間に見に行ってみようかな。

DOSKOI PANDA 
▲ちなみにこれは「ONE PIECE」のDOSKOI PANDAの雪だるま。順番に撤去作業中でした。

HEADLINE

ジョジョやハルヒに超電磁砲! 見どころだらけのプライズフェアをフォトレポ…19日に開催されたプライズフェアの模様です。いろんなキャラがいるなぁ。
カピバラさんの世界に神降臨、5周年を迎えた「カピバラさん」の新キャラプライズいろいろ…ここから3つはGIGAZINEより。こちらも写真いっぱい。
ロシアの監獄でぬくぬく暮らすウサギ「ウサビッチ」のプライズいろいろ
初音ミクのコスプレをしたトロなど、バリエーション豊富な「どこでもいっしょ」プライズ…クロ、ノリノリだなぁ。

「リサとガスパール」日本語版刊行10周年記念 リサとガスパール&ペネロペ展…3/19-29、松屋銀座にて。
オレ♡劇場…うるまでるび×秋元きつね×木原庸佐によるアニメーション上映イベント。楽しそうです。3/12、渋谷ユーロスペースにて。
リラックマがなめらかプリンに!Pastelとキャラクターが初コラボ…Pastelのプリン、おいしいよね。
圧倒的なキュートさで頭痛のタネを食べてくれる“バファリス”のマスコットが公開 
いろんな顔のドラえもんをお箸や手でつまんで楽しむゲーム 
バンプレスト、「一番くじ夏目友人帳 〜続 ニャンコ先生の徒然帳〜」を3月より発売
ノイタミナが4月より1時間2本立て!全貌判明の会見レポ…「もやしもん」の実写版、笑い飯の西田はもちろん、長谷川さんや沢木役もけっこうイメージ近いかも。
ドナルドテーマのデラックス客室
「のびのびBOY」のiPhone/iPod touch版が登場…PS3からiPhoneへ移植。
大塚愛が絵本作家デビュー!全編手描きのネコ絵本を制作…大塚さんって前にも絵本付きCDって出してなかったっけ?
24日から泉谷しげるさん初のコミック展 「うびょーとん」も登場…2/24-3/8、新宿高島屋美術画廊にて。泉谷さん、顔に似合わずかわいい絵を描くよね。
「人形を旅行へ」事業が話題に、チェコ版「マネーの虎」から誕生

天神ロフトに全国「ゆるキャラ」グッズ一堂に-ひこにゃん、せんとくん人気に
リラックマストア福岡パルコ店がついにオープン
3月19日(金)「天神キャラパーク」オープン…スヌーピー、リラックマ、トミカのショップとキデイランドが1フロアにまとめてオープン。ところで福岡にパルコなんてあったっけ? と思ったら、岩田屋旧本館跡に新しくオープンするんですね。キャナルシティ博多にもディズニー、サンリオ、ポケモンなどのショップが揃ってるしキャラショップが充実しますね。

瀬川康男さんが死去 ロングセラーの絵本画家 
 

蕨市の新マスコット、エンジェルワラブー!! 高見沢俊彦さんが制作…芸能人が市のキャラクターを手掛けるのは珍しいね。
名前は「ひこどん」 鉄砲サミットキャラ決まる…彦根はキャラ作りすぎな気が。
県営名古屋空港、開港5周年 「なごぴょん」お披露目
水道水『ちばポタ』 ポタリちゃんとPR…頭の蛇口がかわいいな。
メタボ恐竜 袖ケ浦にはガウラくん
「むすび丸」にチョコ84個…すごいね!
むすび丸、声優は23歳院生の室井さん
浜松大生ら企画・編集『モザイ童話集』完成 市内の小中学校に配布
スカイツリーの足元、「おしなりくん」人気 土曜は散歩 
ぐんまちゃん誕生日 園児47人らが祝う
円山動物園の「マルヤマン」歌手デビュー…北海道

TOPICSイベント,レポート

渋谷パルコ パート1にあるパルコファクトリーにて開催中の「ポップルズの世界展」を見に行ってきたのでどんな感じだったかちょこっと報告です。

ポップルズの屋外広告
▲パルコのスペイン坂入口にはでっかい広告も出ていました。

会場では1980年代当時に描かれたという原画やグッズが展示されていたり、他にもアニメーションが上映されているコーナーや、原宿のファッションブランド「6%DOKIDOKI」がプロデュースした「ポップルズルーム」なんていう凝った展示もありました。

ポップルズ撮影ポイント
▲これは撮影コーナー。ポップルズは背中に袋があって、そこに体を包み込んで丸くなるという特徴があるんですが、同じように顔だけ出して、ポップルズになれちゃう…という企画です。

展示物はどれも色彩がキラキラとしていて、まばゆいですね。グッズ販売のコーナーもあったんですが、ぬいぐるみやTシャツなど、意外と種類がたくさんありました。ぬいぐるみはちゃんと袋に収まるようになっているみたいです。

ポップルズのフライヤー 
▲フライヤー(A4)と会場でもらった「Popples ミニブック」。ミニブックには9種類のキャラクター紹介や6%DOKIDOKIの増田セバスチャンさんからのコメントなどが掲載されています。Vol.1とあるからいつかは「2」も出るのかな?

ちなみに、今回のイベントは有料(と言っても300円)なんですが、展示品の点数自体は多くなかったので、同じパルコ内にある無料イベントスペースのロゴスギャラリーでやってもよさそうな気もしました。その方が知らない人へのPRにもなりそうだし…。ただ「ポップルズルーム」の奥行き感だけは出せないと思うので、きっとそこを優先させたんでしょうね。
イベントは3/1まで開催されているので気になる方は要チェックです。

ポップルズの世界展 スペシャルサイト…11日に開催されたプレイベントの様子や会場内の様子が写真付きで掲載されています。
ポップルズの世界展(parco-art.comの告知ページ)
PopplesPopp.com…こちらはアメリカで展開している新しいシリーズのポップルズ。ちょっとイメージが違いますね。

TOPICSBOOK

これは僕の管轄外というか、知らない世界に関する本なので、ちょっと躊躇する部分はあるのですが、すごくいい本だなと思ったので紹介です。

ニュースクール・カイジュウソフビ大図鑑
[本]ニュースクール・カイジュウソフビ大図鑑/石坂和(amazon)

グラフィック社 2010.1発売 2940円
ISBN:978-4-7661-2039-4

ということで、「怪獣ソフビ」をたくさん紹介した本です。内容は「日本製であること」と「オリジナルデザインである」という2つの基準を満たした500種類以上のソフビキャラクターを掲載しているとのことで、大図鑑の名にも恥じない内容になっています。著者は「月刊ハイパーホビー」でソフビに関する連載を持っている石坂和さんという方。

僕は冒頭にも書いたとおり何も知らないので、怪獣ソフビなんて言われてもゴジラみたいなのしか頭にイメージできなかったんですが、本を見てみるともちろんそういうタイプもあるけど、それだけじゃなくていろんなタイプの怪獣がいて、どれもがすっごく独創的でカラフルで、1つ1つに独自の世界があって、これはすごいな~、と思ったのでした。

興味のない人が買うにはちょっと高いけど、僕みたいに何も知らない人でも怪獣ソフビの世界を楽しく垣間見ることができました。ちょっと本物のソフビがほしくなってしまったかも。

[本]ニュースクール・カイジュウソフビ大図鑑(出版社の紹介ページ)
Super7 Store…書籍に協力として名前が出ているブライアン・フリンさんが運営するショップサイト。

MEMO

■平日の夜に酒に酔ったと見られる20代の女性がJR高円寺駅の中央線快速・上りホームから転落するという事故が立て続けに2件も発生しました。こんなことってあるんですね。
とっさに女性を仰向け 高円寺駅、奇跡の救命に感謝状
電車にはねられ女性教師死亡 別の女性救助のJR高円寺駅

1件は転落を目撃した男性に救助され、もう1件ははねられて亡くなったとのことで、なんとも言えない気持ちになります。
JR山手線には数年後にホームドアが設置されるという話があるそうですが、中央線にも付けてほしいものです。

TOPICS

衝撃の発言が飛び込んできました。タレントの”ゆうこりん”こと小倉優子さんが、今月19日に開催されたゴルフのイベントに出席した際の囲み取材時に、報道陣から「こりん星にゴルフを教えてくれる人は?」との質問を受けて、こりん星のことを「2009年の年末でやめました」と返答したとのこと! ゆうこりんの「こりん星」にまつわるトークが大好きだった僕としてはショックの一言に尽きます。

せっかくなので「こりん星」とは何か? ということついておさらいしておきますが、これは小倉優子がテレビなどで自分のことを「こりん星」という星からやって来た「りんごももか姫」というお姫様であると自称しつつ発した一連の発言から構築されていった一種の世界観のようなものなんですね。

ところが、10代の頃ならかわいらしい妄想を話す女の子としてアピールポイントの1つにでもなるんでしょうが、20代も半ばになるのに一体いつまで”ももか姫”を続けるのかと事務所的にも問題視されるようになったらしく、3年前の2007年にはゆうこりんがテレビ番組に出演した際に「マネージャーから、そろそろこりん星を爆破したいと言われている」と告白。この時は”爆破”という衝撃的かつメルヘンの世界にそぐわないミスマッチな単語のチョイスが話題となり、そこそこのバリューを持つ芸能ニュースとして報じられたのでした。

しかしその後のゆうこりんは、僕たち視聴者の予想を上回るしたたかな立ち振る舞いをはじめます。なんと、自身がこれまで披露してきたこりん星にまつわる話を半ば自虐的に語ることで笑いへと転化するという荒技をやってのけ、新たに”方向性に行き詰まりを感じているのにやめられないキャラ”というポジションを開拓するに至るのでした。

それ以外にも事務所が始めた「焼肉小倉優子」などの事業により、事業家アイドルとしての顔も持つことになり、なんだかんだで順風満帆に見えたゆうこりんだったのですが、やはり「こりん星」についていちいち突っ込まれるのがめんどくさくなってしまったのか、ここにきて「やめました」発言が出てしまった、というわけです。

今回の発言でちょっと残念だなぁと思うのが、「こりん星」をやめるのはいいとしても、「やめました」という発言は完全な放棄になっちゃってるところなんですよね。対して3年前の爆破発言は、言葉としては物騒なものの、ちゃんとストーリーとして完結させようという姿勢が見られたという点で、今まで作り上げた「こりん星」という世界に対しての思い入れを感じさせてくれるものでした。

ただ、そういった思い入れがあるのかないのかよく分からない感じも、こりん星トークでは魅力の1つだったんですよね。例えば、「こりん星ってどこにあるの?」って尋ねられたときに、千葉県の茂原にあると言ったかと思えば、別の番組では東京の港区にあると答えたりして、かなりいい加減なところが笑いに繋がったりしていました。

こういうところはキャラクターデザイン的に見ても非常によくできていると思っていて、キャラクターの世界観ってガチガチに作っちゃうと独りよがりなものになって、他の人が興味を持ちにくくなってしまうんですね。そこへいくと「こりん星」の場合は突っ込みどころが多いから、いろんな疑問が浮かんでしまって、思わず「それってどういうこと?」って尋ねたくなってしまいます。
僕はキャラクターの世界観って細かく設定を作り込むのではなくて、いかに受け手に想像の余地を残すか、に掛かっていると思っているので、そういった観点から見た「こりん星」ってまさに理想の世界観だったんですよね。

なので本当は、今からでもゆうこりんには「やっぱりこりん星は続けます」って言ってほしいくらいなんだけど、ダメなのかなぁ。いい歳して自分のことを悪魔とか言って顔を白くしている人だっているんだから、こりん星くらいいいじゃん! って思うんだけどな~。

小倉優子、突然の“こりん星”終結宣言! 今後は等身大の自分で勝負(ORICON 2010.2.19)
ついに!小倉優子、「こりん星やめました」(時事ドットコム 2010.2.19)

小倉優子のこりん星のお食事って?(公式ブログ)
小倉優子ファンサイト ももか姫の☆星(ファンサイト)…こりん星についての詳細はこちらの「こりん星とは」が詳しいです。
[本]小倉優子photo & story book―りんごももか姫(amazon)…この写真集にりんごももか姫のストーリーが載っているらしいです。どんなんだろ。