MEMO

一部ゲーム情報サイトの誤報について(コナミ株式会社)

なにこのリリースって思ったら、先月の10日頃にコナミのビルの上からもくもくと煙のようなものが立ちのぼっている写真をTwitterにUPした人がいて、それがまわりまわって「コナミが火災!」みたいなネタニュースになって世界を駆け巡るという話題があったそうですね。

コナミのあのビル(ミッドタウン・イースト)って上層階は高級マンションだったと思うので、もし本当に火事だったとしてもコナミには影響ないと思うし、わざわざリリース出して否定するようなものではないような気はしますが、一方で最近はなんでもかんでもネガティブ材料にされてしまうような話も聞くので、公式に否定しておいて損はないということなのかも知れません。
ところで、最近コナミが発売するゲームソフトが低評価続きでとんでもないことになっているという話を聞きました。そこでこの年末年始に発売されたコナミタイトルのAmazonレビューを「参考になった」の票が多いものを中心に、確認してみることにしました。

[PSP]ポップンミュージックポータブル2…普通の評価
[DS]パワプロクンポケット14…概ね好評
[PS3/PS2/PSP/3DS]ワールドサッカーウイニングイレブン2012…PS2版、3DS版は割と好評、PS3版はバランス崩壊、PSP版は変化なさ過ぎと酷評
[DS]とんがりボウシとおしゃれな魔法使い…フリーズバグがあり酷評
[VITA]麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版…オンライン対戦が前作の定額課金制から従量課金制に変更された上、人がいないと不評
[3DS]ペンギンの問題ザ・ウォーズ…評価なしのため不明
[VITA]ASPHALT: INJECTION…好評
[PSP]FRONTIER GATE…好評
[PS3/PSP]実況パワフルプロ野球2011決定版…PS3版、PSP版ともに酷評
[3DS]ラビリンスの彼方…まあまあの評価
[PS3/XBOX360]ネバーデッド…操作性とカメラワークが悪く不評の声が多いが、面白いという意見もそこそこあり、好き嫌い分かれる評価。
[PSP]幻想水滸伝 紡がれし百年の時…期待はずれと酷評
[3DS]NEWラブプラス…バグが多く未完成と酷評

という感じで、さすがに全タイトルが不評というわけではないようですが、傾向として人気がありシリーズを重ねてきた自社製の看板タイトルが軒並みすべっているため、手堅く人気作を買ったと思ったらとんでもない地雷だったという、思いがけない状況に陥る人が続出してしまっているのが問題のようです。

なんでこんなことになっているのか。一言で言うと「手抜き」が原因のようです。バランス調整や、バグ取りができていないという。

「とんがりボウシとおしゃれな魔法使い」で発生している症状について

これは公式サイトに告知されている案内ですが、それによると長時間ゲームを続けているとフリーズしてしまうんだとか。その対処法がこまめにセーブして本体の電源を切るというのがすごいです。そんなゲーム、聞いたことないよ。Windows Meじゃないんだから。

コナミはソーシャルゲーム部門が好調らしいですが、もうコンシューマゲームはどうでもいいんでしょうかね。昨年はスクリブルノーツのローカライズをしてくれたりと、個人的に好印象だっただけにちょっと残念です。

MEMO

小沢健二、ひふみよライブCD含む「我ら、時」作品集発売

昨日Ustream中継がありましたが、なんだかすごいものが発表されましたね。ライブCDにうさぎ!にドゥワッチャライクまでついてくるとは。けどそれよりも驚きだったのが、中継の中でナタリーのタクヤさんが書いた「小沢健二「ひふみよ」雑感」について触れた件ですよ。あのオザケンが。

このエントリーって、好きなものに対して、ただただ深く、純粋な気持ちだけで書かれていることが伝わってきて本当にすごいんですが、届いちゃうんだね、本人に。

かつて、タクヤさんが企画したフリッパーズ・ギターのイベントを見に行ったことがあるんですが、そのときにも小沢健二に対するただならぬ愛を感じたものでした(当時の感想はこれ)。あれから7年、こんな日が来るとは。いろいろと感慨深い気持ちになったのでした。

TOPICS雑誌

広告・マーケティングの専門誌「宣伝会議」で、「ソーシャル時代のキャラクター活用」という特集が組まれています。

宣伝会議 2012年2月15日号
[雑誌]宣伝会議 2012年2月15日号(amazon)

宣伝会議 2012.2.15発売 800円

企業向けの内容ですが、こういう雑誌を消費者目線から読むのもなかなか面白かったりするんですよね。内容は小池一夫さん、小田切博さんによる論説にはじまり、活用事例としてリクルート「SUUMO」のスーモと大阪ガス「エネファーム」のインコの紹介、ローソンのあきこちゃんとニコンイメージングジャパンのニコンちゃんによる”中の人”対談、ドワーフの合田さん、松本さんへのインタビューなどなど、結構なボリュームがあります。

「ソーシャル時代」とわざわざ銘打っているわけですが、テレビCMのように一方的に流すメディア向けのキャラクターとは、つくり方のポイントとなる部分が明確に違うんだろうなっていうのは僕みたいな素人にもなんとなく分かります。この分野は今後はますます重要になってくるでしょうね。

紹介するのが遅いため、2日後の3月1日には次の号が出てしまいますので、店頭で確認してみたい方はお早めにどうぞー。

宣伝会議(公式サイト)

TOPICSDVD,絵本

オリックス・バファローズの”萌えるマスコット”として人気のバファローベルが、写真集に続いて今度は絵本になっちゃうそうです。

バファローベルのえほん ベルとおにいちゃん
[本]バファローベルのえほん ベルとおにいちゃん/幸池重季(amazon)

ぴあ 2012.3.23発売 1050円
ISBN:978-4-8356-1808-1

「ベルとおにいちゃん」、このタイトルと表紙イラストを見る限り、お兄ちゃんのバファローブルも登場するようですので、ブルくんとそのファンの方も拗ねなくてよさそうです(笑)。

作・画はキャラクターをデザインした幸池重季さんによるものですが、タッチが公式イラストのものではなくて、きぐるみをベースにしたデザインで描かれてますよね。これにはちょっと驚きました。
公式イラストも魅力的だし、完成度の高いものでしたが、昨今のきぐるみ人気を踏まえて、そちらをベースに描き起こした方が受け入れられやすいと判断したんでしょうね。
そんなわけで、二次元から三次元、そして再び二次元へ戻ってくるという複雑な工程を経てリデザインされたわけですが、きぐるみならではと思われていたかわいさがしっかり再現されていて、さすがだと思いました。バファローブルの方はきぐるみよりもかっこよくなっている気がするので、この絵を元に再きぐるみ化したらもっとよくなるかも…、ってそこまでやったらさすがにややこしいか(笑)。
発売前なので絵の感想ばっかりになってますが、兄妹の絆が描かれているというストーリーの方にも期待です。

ちなみに、セブンネットショッピングで購入するとオリジナルポストカード(非売品)が1枚ついてくる特典があるそうです。このポストカードにはランダムでバファローベルのサインが入っているとのことなので、ネットで買うならAmazonよりもこちらの方がよさそうです。
 

更に、発表はこちらの方が先でしたが、バファローベルはDVDにもなっちゃうそうですね。せっかくなのであわせて紹介です。

ベルといっしょ。
[DVD]ベルといっしょ。(amazon)

ポニーキャニオン 2012.3.21発売 3990円
品番:PCBP-12076

どんな中身なのかは不明ですが、バファローズの本拠地である神戸の街を舞台に、バファローベルがいろいろやってくれる内容らしいです。収録時間は60分とのことなので、けっこうありますね。

こちらは完全にバファローベルメインの構成になっているようですので、結局ブルくんは拗ねモード発動しそうな感じです(笑)。この兄妹間格差を埋めるためにも、今度はバファローブルメインでも何かやってほしいな。

マスコット紹介(オリックス・バファローズ)
イラスト、キャラクター制作のAUN(幸池重季さんのサイト)
かわいすぎるプロ野球マスコット バファローベルの萌える絵本が発売!(ぴあ関西版WEB 2012.2.27)…発売日の3/23には球団直営店「Bs SHOP」にてイベントを予定しているそうです。今回は都内でのイベントはないのかな? 追加で発表されるかもしれないのでチェックです。
“かわいすぎる”マスコットキャラ「バファローベル」のDVDが3/21に発売(はてなブックマークニュース 2012.2.24)

[本]バファローベル公式フォトブック ベルがいっぱい(2011.10.22)

MEMO

■NEWSポストセブンの記事ですが、東京電力のキャラクター「でんこちゃん」がコスト削減を理由にリストラされる? なんて話があるそうですね。

東電のキャラ「でんこちゃん」経費削減のため3月でリストラ
「でんこちゃん」リストラ 作者・内田春菊氏は知らなかった

う~ん、まあしょうがないでしょうね。コストもそうですし、東電は他にやることいっぱいあるでしょうしね。ただ、2つ目の記事によると内田春菊さんは震災後にタダでも描くと打診していたそうで…。ということはどういうことなんでしょうね。

作者がタダで描くって言ってるのにリストラされるなら、お金だけの問題じゃないとも取れるんですが、そもそもこの「タダで描く」というのは、文字通り無料ででんこちゃんのイラストを新規に描き下ろしますよという意味だと思うんですが、それってキャラクター使用料とは別にある原稿料をタダにするってことなんでしょうかね? それだと結局コストが掛かるわけだから、東電の言い分にも納得がいきます。

単にでんこちゃんを存続させるだけなら、別に新規に描き下ろさなくても、過去のイラストを使いまわせばいいような気もしないでもないんですが、それだと難しいんでしょうかね。本当に「タダ」でいいのなら、過去のイラストの使用権を東電へ譲渡するような方向でもう一度打診をしてみてほしい気がします。

あと、キャラクター使用の契約金額について、内田さんは「タレントさんを起用するより非常にリーズナブル」と聞いたことがあるそうですが、大企業のCMに出演するようなタレントの契約料って1本数千万円とかするやつですよね。さすがにそれと比較するならどんな金額だって「リーズナブル」になると思うんですが、どうなんでしょう。

MEMO

■昨日のエントリーについてですが、よく考えたら新規出店のために既存店舗を閉店する可能性もあるか…と思ったので、「一気に倍増~」のあたりの表現をちょっとだけ変えときました。
 

ジュンク堂新宿店、3月末で閉店へ-新宿三越アルコット閉店で

閉店といえばこのニュース、いよいよ来月に閉店とのことで残念ですね。新宿三越アルコットが閉店してビックカメラになること自体は昨年の5月に発表されていたんですが、ジュンク堂書店はその後、ビックカメラの中にテナントとして入居する形で営業を継続できないか独自に交渉を続けていたらしいんですが、結局それも不調に終わり、改めて正式に閉店を発表したという流れです。

僕は新宿に行ったら必ずといっていいくらいここのジュンク堂書店には寄っていたので、なくなったらどうしたらいいんだろう。路頭に迷ってしまいます。三越アルコットって中に入っているお店は悪くなかったと思うんですよ。何がいけなかったのか考えてみると、やっぱり「三越」という名前を中途半端に引きずってしまったのがダメだったんじゃないでしょうか。ただでさえ外観が無駄に重厚感あるでしょ。そして1階はブランドのお店だし。中に入るとカジュアルなお店もあるのに、気づきにくい構造になっているんですよね。
数年前にはLOFTも入ってたんだけど、あのときも閉店するってなってはじめて、「新宿にLOFTがあったなんて知らなかった!」なんて声が出たりしてましたし。撤退してしまう前に、試しにもう一歩踏み込んだ改装をしてみてほしかった気がします。

アルコちゃん・その1

アルコちゃん・その2
▲アルコットのキャラクター、アルコちゃんも見納め…ということで昔撮った写真を引っぱり出してみました。

後にできるビックカメラはかなりの大型店舗になりそうです。ビックは西口にも大きいのがありますが、東口は微妙な規模の2店舗体制になっていたので、1つに統合するのも戦略としてはいいでしょうね。ヨドバシとも差別化ができますし。ただ、家電量販店って、ちょっと前に比べて重要度が下がっている気がするんですよね。ネットで買うという人も年々増えていますし。

まぁそれでもヨドバシビックはまだまだ頑張れるのかもしれないけど、都心部のヤマダ電機、あれってどうなんでしょう。新宿に2つも作っちゃってるけど、ちゃんとやっていけてるのかな。気になります。