MEMO

■久しぶりにトップページの絵を更新しました(過去の絵ページもUP)。絵を描くこと自体が前回(1年半前)ぶりだったのでどうなるんだろ…と思いましたが、相変わらずな感じのができました。
 

■さて、2013年ももうすぐおしまいになってしまいました。今年を振り返ってみると、やっぱり空前のゆるキャラブームの話題になっちゃいますね。特にくまモン、ふなっしーの2人はキャラクターの世界を飛び越えて、今年の日本を象徴する存在になったと言っても過言ではないくらいの活躍ぶりでした。

ふなっしーを最初に認識したのは世間の多くの人と同じタイミング、ゆるキャラがたくさん出ているCMに非公式なキャラが紛れてるって話題になってたときでした。その当時の僕はかなりネガティブ寄りの印象で、「あー、ゆるキャラの世界にも”終わりのはじまり”が来たのかなぁ」なんて思ったものでした。だって、ここまで露骨にお約束を破ることを売りに注目を集めるような存在が出てきちゃったら、ねぇ。
でも、ふなっしーはそんな僕の心配をよそにあっという間に世間に受け入れられ、トップスターになっちゃったのでした。そんなふなっしーをテレビで見ていると、まず気がつくのが尋常じゃないサービス精神。絶えずトリッキーな動きで見てて飽きないんですね。更にタレントとしての受け答えが並の芸人なんかよりよっぽどしっかりしていて、なんなんだこれはって思っているうちに気がついたら僕も好きになっちゃっていたのでした。本当にすごいよ、ふなっしー。

そしてくまモン。まあくまモンは前から人気者でしたが、更に認知度を拡大させましたよね。そしてなんと言っても10月に天皇皇后両陛下の御前でくまモン体操を踊るという偉業(!?)を成し遂げたことが印象深いです。
東京五輪開催決定の瞬間などと並んで、2013年を象徴する出来事と言ってもいいのではと思います。

そんな行き着くところまで来た感のあるゆるキャラブームですが、来年はどうなるんでしょうね。仮にブーム的な現象が落ち着いたとして、その後の状況ってどんな感じになるんでしょうか。

よく一発屋芸人なんて呼ばれてる人が、すっかりテレビで見なくなってしまってから、地方の営業で食いつないでいるなんて後日談をたまに出たテレビで語っていたりしますが、ゆるキャラの場合は芸人と違って主戦場は中央のメディアではなくまさに地方にあるわけなんだから、そう考えると今まで異常だったのが元に戻るだけで何も困ることはないとも言えるのかもしれません。ただ、第2のくまモンを目指すものの中央のメディア露出を当てにして無駄に税金使って批判殺到みたいな、残念なケースもひょっとしたら出てくるかもしれませんね。

あとは、くまモンもそうだけど、ゆるキャラって年々洗練されていってるでしょ。一方でオカザえもんみたいなのもいるからいいんだけど、あんまり洗練されたキャラばかりが前に出るのもつまらない感じがしますよね。存在が世間に認知され、社会に組み込まれてしまったために、自由さを失いつつあるというか。元々注目されるために活動しているんだからそれ自体は悪いことでも何でもないんですが、一方で費用対効果がどうのとか今までスルーされてきたようなこともどんどん言われるようになっちゃうわけで、そういう状況の中でゆるキャラたちが自分たちのアイデンティティでもある「ゆるさ」をどう発展させていくのかも気になっています。

そんな感じで1年を振り返るとゆるキャラの話ばっかりになっちゃいましたが、それ以外のキャラクターの話題ってなんかありましたっけ。書きたいんだけど思い浮かばないのでやめときます(笑)。
 

■あとはなんだろうなー。今年はなんかメディアでえらい里田まいさんが持ち上げられていましたね。実際にすごい人なんだけど、ちょっと前まで「おバカ」扱いだったのに手のひら返しに笑いました。
以前、里田さんによる朗読とイメージソングが収録されたCDがついてくるトゥイーティーの絵本を紹介したときに、里田さんのことを苦労しているので頑張ってほしいみたいなことを書いていたんですが、その翌月に交際報道があったんですよね。僕なんかに言われなくても頑張ってるわな。そりゃそうか、なんて思った記憶があります。でも本当にすごい人だと思っているので、これからも密かに応援したいと思います。
 

■最後に1つ、今年のうちに触れておきたいことがあって、2月にゲームクリエイターの飯野賢治さんが42歳という若さでお亡くなりになったことが言葉では言い表せられないくらいショックでした。飯野さんの生き様、好きだったんですよね。

先日、パソコンの中のファイルを整理していたら、飯野さんがWeb上で書いていたある日の日記の文章が出てきました。大好きな文章だったのでローカルに保存していたのでした(日付を見るに13年前、飯野さんが30歳のときの文ですね)。今はWebには存在しないみたいなので、ちょっとズルいけど全文を引用というか転載するかたちで2013年を締めたいと思います。それでは、また来年です。
 

2000年11月15日(水) 
baloonman 
 
いつの間にか11月も半ばになった。
なんか「ノストラダムスは…」とか言ってた時から
もう1年が経つんでしょ。
なんか、早ぃなぁ。
 
もう21世紀かい。
2001年宇宙の旅のようにはならんかったなぁ。
シャトルで地球のちょいと外(宇宙的にみたら
ほぼ地球範囲内)に行って帰ってくることばかり
だもんなあ。
月に人間の足跡が付いたりと、宇宙に人間の
進出が激しく進んでいたのも
もう米ソ宇宙パワー&見栄合戦の頃。
シャトルじゃ、月へも火星へも行けまへん。
まず燃料的に。
 
そういえば、今月の25日、スペースシャトルの
アストロノーツだった方と
同志社でディスカッションがあったっけ。
キャサリンソーントンさんだよな、確か。
あと、僕の好きな東大松井さんと。
後は誰だったか忘れた。
 
宇宙に人類、また地球上の生物が進出した時
DNAのスイッチon的なことが起こるのか?
今の僕らの体は地球上の1Gという状況的条件の
上で出来た(進化してきたor適応してきた)
ものだから、それが宇宙に行ってしまうと
この身体の形の意味を失うわけじゃない。
宇宙慣れした生物(がいるかどうかは別にして)
から見たら僕らは
「意味ねぇ~!」
って形しているんだもんね。
四本足とか、二本足とか、口が上とか
真空じゃ、耳の意味はどうなるんだ?
つうか、上とか下とかないぞ。
本人は止まっていると意識していても
時速1000km/hで近付いてくるヤツから見たら
時速1000km/hで走っている危ねぇヤツになる。
太陽の方に顔を向ける、向日葵のような
なんか、そんなうまい作戦も必要そうだ。
代替わりの早い生物を宇宙に持っていって
ドンドコ世代交代をさせたら、驚くような
生命のマジックというか、ロジックが見れるのか?
「やっぱDNAってすげぇのぉ」と
「殆どがジャンク……では、なかったのぉ」と
いろいろと感心して
ちょっとは、謙虚になったりもするのか?
人間は。
しないのか、それが人間か?
極端に「闇」を怖がり
きちんと「死」を捉える生物つうだけか、やっぱ。
そんだけか、どうしても。
あと、そういったことと、宇宙に行った
アストロノーツ達が「神憑かり」になる
っていう事実と
うまく、まとめて議論していこう。
って、そんな内容でいいんだっけ?
つうか、テーマ関係なく、俺はそれでいくぞぉ!!
ジーンサーナンの
「月面に立った男-the last man on the moon-」を
読んで臨むぞ。
わけわかんなくなっていくから、この日だけは
量子力学的な、観念的な方向に持っていかないようにしよう。
って、楽しみだ、こりゃ。
前日つうか、当日の朝までオールナイトで
Underworldだってのが、ちょいと不安だが。
いいねぇ
Under the worldと
Above the earthが連続だ。
下も上もどっちもいいぞぉ(適当)。
 
で、本題(やっとかい)。
この「11月の中旬」となると
毎年、ちょっと心が痛くなる。
ある男のことでだ。
宇宙とまでは言わないが
単身、アメリカ大陸まで
しかも、風船と桧のゴンドラという
誰が聞いても「無茶」っていうか
ほぼ「ギャグ」としか受け止めてもらえない
プランで
本当に飛び立ってしまった男
そう
「風船おじさん」のことだ。
 
そして、7年が経った今、彼はまだ
「着いた」とも「帰った」とも
何も言ってこない。
そして、誰も「どこかで発見した」とは言わない。
永遠にファンタジーの世界で
僕の頭の中で
ガンダムの最終回の
アムロが乗り捨てたコアファイターのごとく
ずぅ~っと飛び続けてくのだろう。
イマジネーションの宇宙を、これからも。
 
そのころと言えば、僕は精神的に絶不調だった。
一生に一度であろう、もしかしたら精神病のような
ものの状態だったかもしれない。
やる気が出なかった。
この世の中に「余裕」というか「面白み」を
感じなくなっていた。
息苦しかった。
バブル崩壊後の時代の空気も重かった。
どこにも、世の中にファンタジーはなかった。
ウルトラ警備隊のシューティングの企画してた
頃だったなぁ。
ボムをおすと、セブンが「とりゃ!」。
なんか、合わない。
 
そんな時に、おじさんは夢のような企画と共に
ブラウン管から僕の前に現れた。
町の話題だった。
デビ婦人とか、そういうレベルでだが。
みんなが笑っていた。
仮面ノリダーみたいなもんだ、当時では。
それは、もうちょっと前か。
とにかく、僕はその存在に泣いた。
嬉しかった。安心した。
固まった世の中に吹いた元気な風だった。
ファンタジーだった。
メルヘンだった。
なんだか、救われた。
でも、すごく心配だった。
 
そして、11月23日午後4時30分。
ついに、おじさんは飛び立っていった。
そのニュースは、家で聞いた。
小学校の時の合唱の自由曲
「気球に乗ってどこまでも」が頭に流れた。
状況は「危急に乗って」だったけど。
 
おじさんは僕の中でアーティストだった。
あの時代感に、ちょうどぴったりな
テーマである「ファンタジー&メルヘン」を
表現したアーティストだった。
体言したから、大変なことになったのだけど。
 
「奇人・変人」の部類で終わり
あまり語られていないので、ここで書いておくが
アメリカを目指した理由も
「なんとなくアメリカン」ではない。
危機的状況にあったネバダの鳴き砂保護のためだった。
だから、当初の出発地もその現象が見られる
島根県からだった。
でも、無茶だった。
彼のアメリカ行きのプランは
ジェット気流に乗るさらにその上の
高度1万メートルへの上昇にかかっていたからだ。
そこは、成層圏だ。
無理っつうか、呼吸困難だ。
でも、彼は「イケる!」と思っていた。
メルヘンだからだ。
本当のCojiCojiだ。
 
テーマは危機的な環境問題への保護の訴えと
なかなかなものだったが
なぜか、その具体的な手段になるとメルヘンだった。
保護したい環境も、彼のメルヘン世界で大事な
ものだった、ということなのかもしれない。
まず、そのネーミング元にもなった
とにかくインパクトの強い
「風船」という手段は
おじさんが高校生の頃見た
無声フランス映画「赤い風船」からきている。
映画マニアである僕の親父の好きな映画ベスト5に
入るだろうこの映画は、僕もベスト20に入ると思う。
昔の日本の都市のイメージで「夢」を象徴する
デパートの上に上がるアドバルーン製作会社製の
風船ってとこが、彼の哲学だ。
ゴンドラだって、桧だった。
江戸川の桶職人が作った桧のゴンドラだ。
アドバルーンに浴槽を付けたような
昭和日本的な乗り物だ。
シャトルにはほど遠いが、夢は乗せている。
普通、重量の調整(これが冒険のキィになる)に
「重石」を使うのだが、彼はなんと
「沖縄焼酎「どなん」」をビニール袋に詰めた。
ただの飲みたがりの合理性だ。
っていうか、命がかかっているからすごい。
ここにも夢がある。
腰の強い焼酎でさぞかし夢心地だったろう。
そして、彼はIT派だった。
普通、無線機を持っていくところを
携帯電話で出かけていった。
当たり前だが、アメリカへのローミングサービスなど
やっていない。
つうか、今日でさえ、NTT Docomoのバカ機械は
できていない。
その携帯電話がある意味命取りになってしまった。
高度1万メートルではIT革命が進んでいなかった。
 
彼は何処を冒険していたのだろう。
何が彼を冒険させたのだろう。
 
それは、彼が「生きていく」ためのものだった
のではないだろうか。
あのつまらない息苦しい世の中で。
それは、自分の哲学のアドベンチャーだった。
そんなことがうまくいかないようじゃ
あの世の中では生きていけなかったのではないか。
僕も精神的にとても辛い時期だったので
なんだか、その思想と行動に頷けた。
というか、いろいろともらってしまった。
 
今日現在、彼の声は聞こえてこない。
だけど、僕の頭の宇宙を笑顔で飛んでいる。
風船おじさん。
 
借金に対する生命保険とかいう
くだらない報道が当時「嫌」と言う程なされていた。
本当に「嫌」だった。
ファック!
そんなヤツはどっかへいなくなれ!
つまんない世の中に勝手にもっていくな。
今日も彼の奥さんは生存を信じて
左手の薬指に結婚指輪をはめているという。
だから、死亡届は出ておらず
もちろん、生命保険など請求すらしていない。
奥さんの宇宙には永遠に彼が勇気と希望を
もたらし続けながら飛び続けているだろう。
 
今から7年前、おじさんは飛び立っていった。
僕は大きなものをもらった。
 
その約3ケ月後、やっていた開発会社をたたみ
独立宣言しWARPを作った。
WARPの一番最初の3DOソフトの
表紙をめくったところには
「風船おじさんに捧げる」と1ページ使って
大きく書かれている。
 
それから7年。
僕はまた、ちょっと疲れているのかもしれない。
だから、思い出した。
僕の中のアストロノーツを。
そして、今月末にはリアルなアストロノーツと
ディスカッションだ。
僕はアストロノーツである彼女に
「風船おじさん」の話をしてみようと思う。
 
何かのシンクロを感じるからだ。
だって、彼の夢と希望が詰まっっていた
アドバルーン製作会社産のその塩化ビニール風船の
中に、本当に詰まっていた大量のヘリウムガスは
そのディスカッション会場である
同志社大学から買ったものだからだ。
誰か、同志社大学にメルヘンとファンタジーに対する
大きな理解者がいるのだろうか?
 
さて、もう16日、風船の日まで後1週間。
風船おじさんは
今日はどこを飛んでいるのだろう?
 
みなさんの頭の中には誰か、何かが飛んでいますか?

TOPICSBOOK

アランジアロンゾがキャラクターの描き方についての本を発売しました。

わたしだけのマイキャラクターの描き方
[本]わたしだけのマイキャラクターの描き方/アランジアロンゾ(amazon)
大和出版 2013.11.16発売 1200円+税
ISBN:978-4-8047-6224-1

アランジアロンゾと言えば、愛知万博の「モリゾー&キッコロ」やたまごクラブ・ひよこクラブの「たまちゃん」「ひよちゃん」など、有名なキャラクターもいろいろと手掛けていますが、この本にはそういったヒットキャラクターを生み出すノウハウが書かれている…、というわけではありません。

この本で書かれているのは自分だけの”マイキャラクター”の描き方。らくがきを描くように自分だけのキャラクターを楽しみながらどんどん作っちゃおうっていうスタンスの本なんですね。

なので特別な手法が書かれているわけではないんだけど、適当な落書きをベースにしながらちょっとしたステップを踏んでいくことで、自分の中にある世界やバリエーションを広げていくことができるよってことがさっくりと説明されていて、「キャラクターを作るのってこんなに簡単でいいんだ!」と背中を押してくれる内容になっています。

この本では何度も、面倒なことは考えなくてOK! 下手で大丈夫! と書かれています。
本来ならクリエイティブな行為って頭を使うし、センスも技術も、それから根気もそれなりに必要だったりします。
でも、キャラクターを作るっていう行為については必ずしも当てはまらないっていうか、もちろん、多くの人にメッセージを発信するための目的を持ったキャラクターを作ろうってなると、全然違うんだろうとは思うんですが、基本的にフリーダムじゃないですか。誰でも作れて、自由で楽しくてかわいくて…っていう、「キャラクター」のそういうところが好きだったんだよねと、そんな気持ちを改めて呼び起こしてくれました。

あと、本の中ではアランジキャラの描き方を解説したページやよむらさんが子供の頃作ったキャラクターを紹介したページなんかもあったりして、ファンの方なら更に楽しめますので要チェックです。

[本]わたしだけのマイキャラクターの描き方(出版社の紹介ページ)…出版社の公式ツイッターによると、以下の書店で販売されている初版本には表紙になってる「たれみみちゃん」のオリジナルポストカードがついてくるそうです。近所の本屋で買った後に気づいたよ…。

【首都圏】紀伊國屋書店豊洲店・新宿店、旭屋池袋店、紀伊国屋ららぽーと横浜店、有隣堂ルミネ横浜店
【東北】紀伊国屋仙台店
【関西】紀伊国屋梅田店、旭屋天王寺MIO店
【中国】紀伊国屋広島店

アランジネット(アランジアロンゾ公式サイト)

おまけ・最近のアランジアロンゾの本(リンクはAmazon)
[本]アランジアロンゾ…宝島社のバッグ付きムック
[本]ミミ&リリ フエルトマスコット大作戦…ストーリー仕立てでマスコットの作り方を掲載。メディアファクトリーより。
[本]フェルトのこもの…フェルト小物の作り方の本。文化出版局より。

[本]カッパでもどうにかやっている/アランジアロンゾ(2007.4.2)

MEMO

■年々元気になっていく不思議なおじいちゃんだったやなせたかしさんがお亡くなりになりました。94歳、大往生です。だけど、やっぱり悲しいです。

やなせたかしさん :アンパンマンの生みの親、94歳で死去

やなせさんにまつわるエピソードをいろいろ思い浮かべるんですが、面白い話が多いので、気がつくと笑ってしまったり。死んだのに、悲しいのに笑わせてくれるやなせさん、すごいです。

個人的に好きなエピソードといえば、新宿が好きでずっと住んでいたという話。年をとると新宿のような賑やかな繁華街って避けそうに思うんだけど、ネオンがきらきら光って綺麗なので好きだったっていうんですよね。やっぱり感性が違うんだなぁと。

あと印象深いのは、やなせさんが脚本・演出、更には出演・歌まで手掛けたミュージカルを2回見に行ったことです。2回目を見に行ったときのことはここでレポートも書きました。

やなせたかし脚本&出演のミュージカル「白雪姫と人魚王子」レポ(2004.12.16)

下手っぴな文章で申し訳ないけど、その内容の凄まじさの片鱗は伝わるんじゃないかと思います。いや、本当にすごかったんですよこれ。やなせさんの歌もね、生で聞くとパワフルとかソウルフルとかそんな言葉じゃ足りないくらいの迫力なんですよ。もうホント、魂の叫び。こんなにはち切れんばかりの生命力を体中から溢れさせている人っているんだと衝撃でした。

ちなみにもうひとつの方のミュージカル、「赤ヅキンちゃんと狼男」はレポートを書きそびれていたんですが、これにはちょっとだけ理由があって。岡崎裕美さんからだったと思うんだけど、僕、ステージ上から何度もいじられてしまったんですよね(笑)。というのも、開演直前に当日券買って会場に入ったら席が最前列しか空いてなくて。それでやっぱり、ぽつんと若者(←当時)がいるのがステージ上からでも目立ってしまったらしく、アドリブ客いじりの対象になっちゃったのでした(どんないじり方だったか忘れたけど「あなた、私のことが好きなのね!?」みたいな感じだった(笑))。一方的に絡まれるだけだったけど、そのタイミングが絶妙で、会場も僕が絡まれるたびに大受けだったんですよ。

終演後にやなせさんが「今日のステージはよかった」って感想を言ってて、僕もまるで参加者の1人のように嬉しくなっちゃったりしたんだけど、これを文章にまとめるのは恥ずかしすぎるという理由で書けなかったんですよね。今更だけど、そんなことを思い出したので書いてみました。

いつも元気で、すごい人でした。天国に行ってもこれからもずっとみんなを元気にしてくれるんじゃないかな? と思います。

MEMO

■そろそろ何か書こうかなと思いながらうだうだしていたらもう8月も終わりになっちゃいました。うだうだうだうだ……。はっ! またうだうだしてしまいました。

今、何かについて触れるとしたら、やっぱり「ふなっしー」についてだよね、なんて思っています。最初に見たときはゆるキャラ界もついに”終わりの始まり”がやってきたのか!? なんて思ったものですが、気づけば普通に世間に受け入れられてブレイクして、テレビにも引っ張りだこだったりするんだからすごいもんですよね。この前も「行列~」に出ているのを見たけど、ゆるキャラというか普通に面白いタレントでしたもんね。そこらの芸人なんかよりよっぽど安定して笑いも取ってたし。すごいよね~。

ただ、テレビってやっぱり消費のメディアだから、半年先がどうなってるのか分からないじゃないですか。そこがちょっと不安ですけどね…。こういうメディアでの一発屋芸人的な消費のされ方に対して、ゆるキャラファンの人達や携わっている人達はどう思っているんだろうってあたりが気になります。

また時間があるときにでもまとめて書いてみますね。

■あと全然話が変わるんですけど、今年に入って体重が減り続けているんですよね…。理由としてはいろいろ思い当たる節はあるのでいいんですけど、5~6年くらい前のいちばん太ってた頃は68kgくらいあったのに、今年の5月に量ったら55kgになってて。さっき量ったら更に減って53kgになってました。こんな数字見たのいつ以来だろう…。高校? 中学?

もうちょっとちゃんとしたものを食べようと思います…。

MEMO

■6年前に買ったデスクトップのパソコンの調子がやっぱり悪くて、ついに新しいのに買い換えました。買うに当たっていろいろ選択肢はあったんですが(例えばいっそMacにしちゃうとかノートにするとか)、結局普通にWindowsのデスクトップにしました。今まではメーカー製のパソコンしか買ったことなかったんだけど、今回はショップのBTOパソコンをネットで注文です。
OSは「Windows 8」。「8」はよく電源の切り方が分からないっていうのを目にするけど、さすがに大げさに書いているんだと思ってたら、本当にさっぱり分からなくてびっくりしました(笑)。結局検索して調べましたよ。すごいOSを作ったもんだ、マイクロソフト。でもあんまり書きすぎると、2エントリー連続でマイクロソフト批判みたいになっちゃうのでやめときます。

Windowsエクスペリエンス
▲Windowsエクスペリエンスの数字です。

デスクトップだけどオンボードなのでグラフィックスは低めです。それ以外はけっこうガチな構成にしてしまったので高めです。

ストレージはSSD+HDDの構成。SSDはPLEXTORのPX-0256M5Sというやつです。最近は東芝の「HG5d」という最新シリーズを採用した製品が人気だそうですが、こっちの方が少し安かったのと体感的にはそこまで変わらないんじゃってことで選んでみました。

CrystalDiskMark
▲CrystalDiskMarkの結果はこんな感じ。

正直言って、数字を見てもすごいんだかなんなんだか分かりません(笑)。体感的には…どうだろ。MacBook AirでSSDの速さは体験済みなのでそこまでの感動はなかったけど、やっぱりストレスがないっていうのはいいことですね。

今回は電源ユニットとかにもそれなりにこだわってみたので、末永く大事に使っていきたいと思います。まずはWindows 8の操作に慣れないとね(笑)。

MEMOGAME

E3 2013特設サイト(4gamer.net)

先週の11日から13日まで開催された、家庭用ゲームの見本市「E3」。今年もネットで関連ニュース見ながら1人で盛り上がってました。今回は新ハードの発表が2つもあって、いろいろとすごかったです(以下、ネットでよく見るゲーム業界好きの戯言が最後まで続きますので要注意です)。

そんな新ハードのプレイステーション4とXbox Oneですが、まだベールに包まれている部分が多いはずの現時点で評価に明暗分かれているのが面白いです。さすが広報戦略が巧みなソニーと言ったらいいのか、勝手に自爆しすぎだろマイクロソフトと言ったらいいのかよく分かりませんが、確かにPS4のあのスペックで399ドルという価格には驚きました。

プラットフォームホルダー3社がE3を通して打ち出してきたものを眺めていると、それぞれが前世代の何を反省し、どこを目指しているのかが見えてきてちょっと面白いです。
 

ソニーはハードもソフトも完全に「ゲーマー」に絞った見せ方をしてきました。まずはゲーマーに興味を持ってもらえるような環境を用意して、そこを核にして徐々にライトな層へもユーザーを広げていくという方針です。これはPS3が取ったやり方と同じなんですが、あの時は高額な価格設定でのスタートになってしまったため、肝心のゲーマー層にすら思ったペースで普及させることができませんでした。今回はある程度価格を下げた状態でのスタートになるので、とりあえず核となる層へ一気に普及させることで「ゲームをやるならPS4」というイメージを既成事実化させようってことなんだと思います。
不安要素としては独占タイトルがやや少なく思えるのと、オンラインマルチプレイが有料化する点、そして上記の方針が携帯ゲーム機の「PlayStation Vita」のものと同一な点くらいでしょうか。Vitaも発売前は高性能かつ低価格だとしてゲーマーの間ではかなりの高評価だったにも関わらず、専用タイトルが揃わず現時点では存在感に欠ける展開になっています。というわけで今度はPS4ならではなソフトの充実にも期待したいところです。

マイクロソフトはゲームという面で見るとソニーと似た、というかほぼ同じ方向を向いています。だけど、ゲーム機と言うよりはテレビ・映画・音楽といったリビングルームでの娯楽を集約した未来的なマシン、つまりホームターミナル的な側面を強く打ち出してきました。今風な言葉で言うと「スマートテレビ」って言うんだと思うんですが、これがどうにもゲーマーには不評でしたね(当然といえば当然ですが)。
でも、この方針はマイクロソフトがゲーム業界に参入した当初から目指していたものなんですよね。「リビングルームの覇権」を握ることこそが最終目標ですもんね。ゲームで築いた土台を元に、本格的にそっちの方面へも攻めてきたのがXbox Oneということになります。
で、新たな娯楽装置なわけだから、マイクロソフト的にはこの際に旧態依然とした商習慣を見直していきたいわけですよ。音楽業界がCD→ダウンロードへとシフトしていったように、ゲームソフトもオンラインの時代だろうということでいろいろ”未来的”な方針を発表したんですがこれもやっぱりゲーマーには総じて不評で、結局この辺のことは後日撤回してしまうことになっちゃったのでした。
といった感じで発売前からなにやら雲行きの怪しいマイクロソフトですが、そうは言っても「勝つまでやめない」がスローガンの巨大企業のやることですから、今後どんな策を取ってくるか分かりません。Apple TVとかあの辺の機器すら過去の遺物にしてしまうほどの大成功を収めるのか、ZuneやSurfaceなどとともにマニアの間で密かに語られるハードになってしまうのか、今後の動向にも期待です。
個人的には次世代Kinectとか興味深いし、上手くいけば未来を感じることのできる他にはないシステムになると思うんですけどね…。ただ正直、マイクロソフトじゃなくてAppleあたりに同じコンセプトのハードを作ってもらった方がうまくいきそうな気がします。ご時世的に。

そして、既に先行してWii Uを発売して半年が経過した任天堂ですが、新ハードを大々的に発表した2社とは対照的にとことんマイペース。いつもの自社タイトルの新作をいくつかお披露目しただけで終わりました。
当初、任天堂はWiiのソフトラインナップがファミリー向けに偏りすぎていて、ゲーマーを満足することができなかった点を反省し、Wii Uではそっちへ向けてのテコ入れを行うような動きを見せてはいたんですが、結果としてスタートにつまづいてしまい、「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざ通りの展開になっちゃっているのが現状です。
この状況を改めて仕切り直しするために任天堂が取った方針というのが、値下げとか、他社が製作する有力タイトルのWii Uへの誘致とか、そういったインパクト重視のものではなくて、「ある程度の販売規模が見込める自社タイトルを定期的に発売していく」というものでした。恐ろしく地味かつ地道な方針の上、任天堂ハードに任天堂製のタイトルが出ることなんて「当たり前」の話です。なので、何らかのサプライズを期待していた人達には肩すかし以外の何者でもなかったのですが、今の任天堂にはやっぱりこの「急がば回れ」とも言うべき方針が必要なんだと思いました。
晴れて3月にWii Uユーザーになった僕的にも正直今回の任天堂の発表には、物足りなさを感じたのは事実ですが、長い目で見た場合、「やっぱりそうだなぁ」という気がしてくるんですよね。少なくとも、ああいう場で「Call of Duty」とか「Grand Theft Auto」みたいなタイトルを嬉々として発表する任天堂なんて、見たくないのは確かだし。
ゲームがどんどんリアルになって任天堂の居場所はなくなるとか、ライトなユーザーはスマホで遊ぶので任天堂のゲームなんて買わなくなるとかいろいろ言われていますが、そういった声に対するポジティブな回答を出せるかどうかという意味でも任天堂にとってのこの1年は非常に重要です。ただ、時代に流されることなく自分が正しいと思った道を突き進んでいってほしいんです、任天堂には。
 

最後に、話の流れで途中に使おうと思っていたデータがあったんですが、せっかく用意したので掲載。プラットフォームホルダー3社が過去に発売した家庭用ゲーム機の世界累計販売台数のデータです。

■任天堂
ファミリーコンピュータ 6191万台
スーパーファミコン 4910万台
ニンテンドウ64 3293万台
ニンテンドーゲームキューブ 2174万台
Wii 9984万台
Wii U 345万台
2013年3月末時点

■ソニー・コンピュータエンタテインメント
プレイステーション 1億249万台(2005年4月末時点
プレイステーション2 1億5000万台(2011年1月末時点
プレイステーション3 8040万台(2013年3月末時点

■マイクロソフト
Xbox 2400万台(2006年5月公表
Xbox360 7720万台(2013年3月末時点

こうやって見ると、現行機(Wii/PS3/Xbox360のこと)ではWiiが最も普及したハードというのは疑いのない事実なんだけど、他の2つも約8000万台売っているわけで、それだけ売れたらもう大成功と言っても差し支えないクラスなんですよね。だってあのファミコンが6000万台なんだから…。

でも、Xbox360がファミコン以上の大成功を収めたハードと言われても、日本に住んでいる人からするとにわかに信じがたいわけで。まあ、国内では160万台しか売れていないのでしょーがないんですが、でもこの国内と海外の温度差みたいなものは次世代になっても埋まることなく続いていくんだろうなという気がします。

テレビの解像度がSD→HDになった現行機と違って次世代機なんて素人目には違いなんてほとんど分からないし、一部のゲームマニアが買うだけのハードになるのではという見方もあるけど、数字で見ていくと少なくとも海外では売れるんじゃないかなぁという感じがします。ただ、日本はどうなるんでしょうね? DS/PSPあたりから携帯機の方が強くなってますし。今のところマイクロソフトのハードが国内で売れるとは思えないのでソニーと任天堂に頑張ってもらわないとね。