絵本雑誌『MOE』 で毎年1月発売号にて発表されている「MOE 絵本屋さん大賞」をご存じでしょうか。全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者へアンケートを実施し、1年間に発売された絵本の中から"おすすめしたい絵本"に選ばれた30冊をランキング形式で発表している人気企画です。
今年発表分でちょうど10周年を迎え、本日からは雑誌創刊40周年を記念した展覧会も開催されます。そこで、僕なりに絵本屋さん大賞の10年を振り返ってみようと思い立ち、10年分の得票数(ポイント)を集計して、「作家別得票数ランキング」という謎のランキングを作成してみました。こういうお遊び企画は超久しぶりですね。
普段絵本なんて読まない人もこのランキングを見れば、この10年にどんな絵本作家さんが注目を集めたのか一望できるかもしれません。
※ランキングについての注意事項
このランキングは、「MOE 絵本屋さん大賞」の各年30位までに入っている絵本のポイントを作家別に集計し、多い順に並べたものです。共作の場合は、それぞれの作家に同数のポイントを加算しています。ただし、訳者については今回は無視しました。
また、年々アンケート対象者数が増えているため年ごとに票の母数が違っています。当初は1票の格差を修正するための計算をした上でランキングにする予定でしたが、そうすると逆に古いランキングの影響が強めに出てしまったので、ポイントには特に手を加えることなく単純に加算することにしました。
今を起点にしてこの10年をふんわり振り返る、といった趣旨のランキングと思ってもらえると幸いです。
※表紙画像のリンク先はAmazonです。
作家別得票数ランキング
1位 ヨシタケシンスケ(2641P)
りんごかもしれない(2013年1位 )
ぼくのニセモノをつくるには(2014年9位)
りゆうがあります(2015年1位 )
ふまんがあります(2015年24位)
もうぬげない(2016年1位 )
このあと どうしちゃおう(2016年2位 )
なつみはなんにでもなれる(2017年1位 )
つまんない つまんない(2017年3位 )
栄えある1位はヨシタケシンスケさんでした! 上の注意事項のところにごちゃごちゃ書いてますが、どういう方法で集計しても圧倒的な差でヨシタケさんが1位でした。これはMOE読者なら余裕で予想できる結果です。だってここ数年ずっと1位ですもんね。強すぎです。
デビュー作の『りんごかもしれない』がいきなり1位を獲得しています。それほど衝撃的でしたよね、この作品は。僕もこの最初に読んだときは思わず「やられた!」って思いましたもん。まあ、何にもやってない奴にそんなこと思われたくないでしょうけど……。ヨシタケさんの絵本って発想がすごいんですよね。新作に触れるたびに、まだ誰もやってなかったことがこんなにあったんだと驚かされます。
2位 工藤ノリコ(1360P)
たこきちとおぼうさん(2011年29位)
ペンギンきょうだい ふねのたび(2011年30位)
ピヨピヨ ハッピーバースデー(2012年21位)
ノラネコぐんだん パンこうじょう(2013年4位)
ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ(2014年2位 )
ノラネコぐんだん おすしやさん(2015年3位 )
ノラネコぐんだん あいうえお(2017年5位)
ノラネコぐんだん そらをとぶ(2017年7位)
2位は「ノラネコぐんだん」シリーズが人気の工藤ノリコさんです。MOE読者にはおなじみの作家さんですね(というかここに出てくる作家さんはみんなおなじみか)。工藤さんの絵本の特徴はなんといってもその個性的な見た目のキャラクターたち。"ぶさかわいい"なんて呼ばれて愛されています。そんなキャラたちのおかげか絵本だけど漫画的な親しみやすさもあって楽しいです。
3位 tupera tupera(1054P)
ぼうし とったら(2012年5位)
しろくまのパンツ(2013年3位 )
パンダ銭湯(2013年6位)
うんこしりとり(2014年3位 )
おばけだじょ(2015年8位)
おならしりとり(2016年12位)
あかちゃん(2016年15位)
わくせいキャベジ動物図鑑(2017年20位)
tupera tupera(ツペラ ツペラ)は亀山達矢さんと中川敦子さんの2人で活動しているユニット。その活動範囲は絵本だけにとどまらず多岐にわたっています。そんな2人だからか、手掛ける絵本も枠にとらわれないアイデアと驚きに溢れているんですね。
パンダの衝撃的な秘密が発覚する『パンダ銭湯』や、定番のおばけ絵本かと思ったら読み進めるにつれて意外な事実を目の当たりにする『おばけだじょ』など、一癖も二癖もあるアイデアが込められています。絵本ごとにがらっと作風を変えているのにどの絵本もtupera tuperaらしさを感じてしまうのがすごいです。
4位 鈴木のりたけ(863P)
しごとば(2009年3位 )
続・しごとば(2010年16位)
ぼくのおふろ(2010年25位)
しごとば 東京スカイツリー(2011年6位)
おえかきしりとり(2014年13位・共作)
たべもんどう(2015年7位)
す~べりだい(2015年10位)
とんでもない(2016年4位)
綿密な取材を元にいろんなお仕事の現場を描き込んだ『しごとば』シリーズが人気の、鈴木のりたけさんが4位にランクイン。他にも『す~べりだい』など、読み聞かせで盛り上がりそうな遊び心満載の作品も人気です。
そんな鈴木さんの絵本から感じるのは、絵へのこだわり。絵本が絵にこだわるのは当たり前のことではありますが、素人目で見ても何か違う凄みを感じるというか。
ファーストインパクトだったり、繰り返しの鑑賞に堪えうる仕掛けだったり、きっといろんなことを考え尽くされた上で描かれているんでしょうね。
5位 長谷川義史(731P)
ぼくがラーメンたべてるとき(2008年6位)
いいからいいから2(2008年12位)
てんごくのおとうちゃん(2009年12位)
いいからいいから3(2009年15位)
だじゃれ日本一周(2010年3位 )
いいからいいから4(2010年18位)
おかあちゃんがつくったる(2012年12位)
シバ犬のチャイ(2013年11位・絵)
へいわってすてきだね(2014年1位 ・絵)
僕がはじめて触れた長谷川義史さんの絵本は『ぼくがラーメンたべてるとき』。表紙を見て「うわー、楽しそう!」と思いページをめくると……、まんまとやられてしまいました(笑)。
2014年1位の『へいわってすてきだね』は当時小学1年生だった安里有生さんの詩を絵本化した作品。この2作は当たり前に存在しているわけじゃない平和の大切さについて考えさせられます。
6位 なかやみわ(656P)
くろくんとなぞのおばけ(2009年11位)
どんぐりむらのぼうしやさん(2010年6位)
どんぐりむらのおまわりさん(2012年20位)
どんぐりむらのどんぐりえん(2013年22位)
どんぐりむらのほんやさん(2014年29位)
そらまめくんのあたらしいベッド(2015年5位)
やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち(2016年9位)
くろくんとちいさいしろくん(2017年19位)
6位は人気シリーズを多数手掛ける、なかやみわさんがランクイン。なかやさんは絵本作家になる前はサンリオでデザイナーのお仕事をされていたそうです。そらまめくんも元々はサンリオ時代に社内コンペ用として生み出したキャラが元になっているんだとか。なんとなくキャラクターに親しみを感じてしまうのはそのせいなのかな?
なかやさんの絵本は横長の判のものが多くて、絵もそんな空間を生かした作りになっていています。画面いっぱいにかわいい絵が広がっていて、思わず絵本の中の世界で暮らしたくなってしまいます。
7位 いわいとしお(652P)
100かいだてのいえ(2008年5位)
ちか100かいだてのいえ(2010年11位)
うみの100かいだてのいえ(2014年4位)
ゆびさきちゃんのだいぼうけん(2016年13位)
そらの100かいだてのいえ(2017年10位)
いわいとしおさんはこの10年ですっかり人気絵本作家になっちゃいましたね。当サイトでは岩井さんのことを「ウゴウゴ・ルーガ」や「エレクトロプランクトン」などのキャラクターデザイナーとしてその活動をちょくちょく追っかけていたので、『100かいだてのいえ』も発売直後に速攻で買いに行って紹介 したのを覚えています。斬新で楽しい絵本だとは思ったけど、ここまで大人気になるとは予想できなかったなぁ。
8位 酒井駒子(650P)
くまとやまねこ(2008年1位 ・絵)
BとIとRとD(2009年2位 )
はんなちゃんがめをさましたら(2013年24位)
しろうさぎとりんごの木(2014年16位・絵)
まばたき(2015年10位・絵)
ヨクネルとひな(2016年17位・絵)
酒井駒子さんは普段絵本を読まない人にもファンが多い作家だと思います。黒が印象的な独特の世界観。本を開くと心の奥底に沈んだまま忘れていた感情が蘇ってきます。
9位 谷川俊太郎(596P)
きもち(2008年16位・文)
こっぷ(2008年22位・文)
むかしむかし(2010年23位・文)
かないくん(2014年7位・文)
せんそうしない(2015年22位・文)
生きる(2017年6位・文)
詩人の谷川俊太郎さんが9位にランクイン。『かないくん』は漫画家の松本大洋さんが絵を手掛けて話題になりました。2008年にランクインの『きもち』と『こっぷ』は1970年代に刊行された作品の復刊。人の生死について問いかける作品からユーモア溢れる作品まで幅が広くて息が長くて、今なお現役で活動されていて……。すごいです。
10位 ヒグチユウコ(588P)
ふたりのねこ(2015年22位)
せかいいちのねこ(2016年7位)
すきになったら(2016年16位)
いらないねこ(2017年9位)
ヒグチユウコさんもMOE読者にはおなじみの作家さんです。繊細に描き込まれた個性豊かな猫たちがいる中で、独特の表情で佇むぬいぐるみのニャンコ。その重苦しいまぶたの奥の瞳には、どんな世界が映っているのでしょうか。
11位 荒井良二(548P)
オツベルと象(2008年20位・絵)
あさになったのでまどをあけますよ(2012年1位 )
どーしたどーした(2014年24位・絵)
きょうはそらにまるいつき(2016年11位)
そりゃあもういいひだったよ(2016年26位)
荒井良二さんの絵本は、溢れるイマジネーションをそのままぎゅっと本に閉じ込めたかのような、フレッシュな魅力が特徴です。
2012年1位の『あさになったのでまどをあけますよ』は何気ないいつもの日常こそがかけがえのない大切な瞬間なんだと気づかせてくれます。
12位 かがくいひろし(491P)
だるまさんが(2008年4位)
だるまさんの(2008年18位)
おしくら・まんじゅう(2009年8位)
だるまさんと(2009年23位)
まくらのせんにん そこのあなたの巻(2010年5位)
おふとんかけたら(2010年8位)
がまんのケーキ(2010年28位)
うめじいのたんじょうび(2016年10位)
「だるまさん」シリーズでおなじみのかがくいひろしさんがランクイン。この絵本、面白いですよね! 最初手に取ったときびっくりしましたもん。
この絵本について疑問なのが、本当に10年前までは存在していなかったの!? という部分。昭和からのベストセラーと言われても全然疑わないくらいの謎の普遍性があります。なんなんですかねこれ。たぶん100年後の子供たちにも読み継がれていると思います。
13位 西村敏雄(449P)
バルバルさん(2008年7位・絵)
うんこ!(2010年1位 ・絵)
どうぶつサーカスはじまるよ(2010年19位)
わたしはあかねこ(2011年25位・絵)
アリのおでかけ(2012年10位)
アントンせんせい(2013年25位)
ふたごのウィンナー(2014年30位・絵)
西村敏雄さんはデビュー作の『バルバルさん』がランクインして以来、コンスタントに上位へ作品を送り込んでいる絵本屋さん大賞の常連作家です。
西村さんの絵本に共通するのは、なんとも言えないキャラクターの表情。いいですね。飾り気はないけどどこか引っかかる……、そんな絵に惹かれます。
14位 トーベン・クールマン(438P)
リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険(2015年3位 )
アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険(2017年10位)
14位はトーベン・クールマンさん。ここに来てはじめての外国人作家の登場です。
もしあの偉人よりも先に空を飛ぶ偉業を小さなネズミが達成していたら……? そんな大冒険が壮大なスケールで描かれています。小さな生き物の視点で描かれた緻密な背景には思わず息をのみます。
15位 minchi(419P)
いっさいはん(2017年2位 )
minchi(ミンチ)さんの『いっさいはん』は元々Twitter上で「1歳半ぐらいの子供の行動」 という文を添えてUPしたイラストが反響を呼び書籍化されるという、今どきの経緯で生まれた絵本です。書籍になることで更に反響を呼びデビュー作にしてベストセラーになりました。
絵をよく見るとところどころに歯のキャラクターが描かれているんですが、今月21日にはこのキャラをフィーチャーした『にゅうしちゃん』が発売予定です。
16位 加藤久仁生、平田研也(407P)
つみきのいえ(2008年21位、2009年1位 )
『つみきのいえ』の加藤久仁生さん、平田研也さんコンビがランクイン。これは同名の短編アニメーション映画を絵本として再構築した作品です。映画は日本の作品としては初めてアカデミー短編アニメーション賞を受賞した作品としても知られています。絵本屋さん大賞としては唯一2年にまたがってランクインしている作品でもあります。
加藤さんはもう絵本は描かないのかな? また描いてほしいなと思います。
18位 ジョン・クラッセン(375P)
どこいったん(2012年2位 )
サムとデイブ、あなをほる(2015年20位・絵)
みつけてん(2017年13位)
サンカクさん(2017年30位・絵)
18位はジョン・クラッセンさん。2人の外国人作家の登場です。長谷川義史さんが訳を担当した「ぼうしシリーズ」(『どこいったん』『ちがうねん』『みつけてん』の3部作)や『サンカクさん』は、スタイリッシュな絵柄にミスマッチすぎるコテコテ大阪弁が乗り、謎のグルーヴ感が醸し出されています。
19位 町田尚子(373P)
いるの いないの(2012年3位 ・絵)
ネコヅメのよる(2016年6位)
町田尚子さんの絵は空気感が素晴らしいです。京極夏彦さんとの共作、『いるの いないの』はその才能がいかんなく発揮された一作。ページをめくるたび、日本家屋のどこかひんやりとしたあの感じが体にまとわりついてきます。そしてあのラスト。「ヒエッ」と声が出そうになりましたよ。
『ネコヅメのよる』は猫のイヤーな顔を大胆に配した表紙のインパクトがすごいです。でも本物の猫もよくこういう顔しますよね。
20位 大森裕子(340P)
へんなかお(2011年4位)
へんなところ(2012年19位)
へんなおばけ(2012年29位)
なにからできているでしょーか?(2014年18位)
おすしのずかん(2017年12位)
20位には大森裕子さんがランクイン。『へんなかお』は動物たちのへんなかおが次々に出てくる楽しい絵本。『へんなところ』、『へんなおばけ』とシリーズ化されました。『なにからできているでしょーか?』と『おすしのずかん』はどちらも食べ物図鑑的な絵本で、普段食べているものについての理解を楽しみながら深めることができる作品です。
以上、上位20人の作家さんの紹介でしたー。
出版社別ランキング
これはおまけで、別の角度から10年を振り返ってみようということで、出版社別にランクインしている絵本の冊数をランキングにしてみました。
1位 福音館書店(33冊)
1位 ブロンズ新社(33冊)
3位 白泉社(29冊)
4位 偕成社(22冊)
5位 講談社(20冊)
6位 岩崎書店(16冊)
7位 BL出版(14冊)
8位 学研プラス(8冊)
8位 PHP研究所(8冊)
8位 あすなろ書房(8冊)
8位 教育画劇(8冊)
12位 アリス館(7冊)
12位 童心社(7冊)
12位 ポプラ社(7冊)
15位 光村教育図書(6冊)
15位 絵本館(6冊)
17位 クレヨンハウス(5冊)
17位 文溪堂(5冊)
19位 WAVE出版(4冊)
19位 佼成出版社(4冊)
19位 イースト・プレス(4冊)
集計する前から「1位は福音館書店なんだろうな~」とは思っていて、当たってはいたんですが、ブロンズ新社も同率1位というのには驚きました。ブロンズ新社は今までにない面白い絵本を出版する会社として注目はしていましたが、こんなに打率高かったんですね。すごいです。
3位の白泉社はMOEの発行元。4位の偕成社は元・MOEの発行元です。5位には講談社がランクインしていますが、いわゆる大手出版社では唯一のランクインなんですね。他の大手出版社はあまり絵本には力を入れていないんでしょうか。もっと頑張ったらいいのにな。
CHARA PITで紹介した絵本
最後に当サイトではこの10年どんな絵本を紹介していたか、いくつか見てみたいと思います。ここではいわゆるキャラクター絵本はよく紹介していたんですが、絵本屋さん大賞に出てくるようなちゃんとした絵本は気まぐれで取り上げている程度なので、そんなに多くはないです。
・[本]まるさんかくぞう/及川賢治、竹内繭子 (2008年19位)
・[本]5つごモンスターがやってきた!/たちもとみちこ
・[本]ヘンなあさ/笹公人・作、本秀康・絵
・[本]ゆきがふるよ ねこがいるよ/ごうだつねお
・[本]コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本/ユーフラテス
・[本]もぐらバス/佐藤雅彦+うちのますみ (2010年2位)
・[本]みんなであそぶひ/天明幸子
・[本]りすでんわ/高橋和枝
・[本]ほげちゃん/やぎたみこ (2011年3位)
・[本]ともだちぱんだ/やましたこうへい
こうして見ると別の分野で活躍している人の作品を紹介することが多いですね。この中で特に印象に残っている作品を挙げるとすれば、やぎたみこさんの『ほげちゃん』でしょうか。本屋さんで表紙を見たときは衝撃でした。「なんだこのキャラは!?」と。
ここ数年はサイトの更新をサボり気味だったので、絵本も全然紹介できていませんでしたが、これを機にまた取り上げていければと思います。
→MOE (公式サイト)…絵本屋さん大賞は毎年2月号(1月発売号)で発表されています。2018年2月号(amazon) には過去10年を振り返る企画ページもあるのでバックナンバーもチェックしてみてくださいね。
→MOE創刊40周年記念 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ 5人展 …冒頭でも触れましたが、本日から松屋銀座にてMOE40周年を記念した展覧会が開催されます(5/7まで)。島田ゆかさんは『バムとケロのもりのこや』で第4回の1位を獲得していましたが、今回の集計方法ではランクから漏れてしまいました。寡作な方には不利な集計でしたね…。
◇[雑誌]MOE 2011年12月号「スージー・ズーのやさしい庭へ」 (2011.11.4)