"騒動"への接し方
このサイト、昔はけっこう下世話なネタや出所不明な噂話を取り上げたり、炎上ネタ的な話題に首を突っ込んだりしてたんですが、最近はそういうことをしなくなったと思いませんか(更新しなさすぎることは置いといて)。
これは別に自分の嗜好が変わったわけではなく、そういうネタも相変わらず好きなんですよ。
でも長くサイトをやっていくと、いろいろと思うことも多くなり、自然とそういうネタを取り上げることもなくなっていきました。
今考えたら、昔はいろんなことに無頓着でした。自分がその時思ったことをできるだけそのまま書くのが一番誠実な姿勢だと思っていたし、"読み手"のことなんて一切考えていませんでした。
仮にその文章を読んだ人が不快になったとしても、「そう思ったんだからしょーがないじゃん」くらいな感じで。自分のサイトなんだから自分の好き勝手に書いて何が悪いのと。そんなスタンスでした。
"自分のサイト"なんていうとプライベートな空間と錯覚してしまうんだけど、実際には広いネットの海と地続きのパブリックな空間なんですよね。ここは自分の庭だと言い張っても、道路から丸見えだったら何やってもいいとはならないのと同じです。
なにかの情報に触れて、条件反射的に反応してしまったとして、実はその情報が間違っていたらデマの拡散になりますし、更にその情報が意図的に歪められたものだったとしたら、知らないうちに片棒を担がされていたみたいなことになりかねません。
以前、このサイトでも間違ったことを書いてしまったことがあり、掲載してから数年後に当事者の方から指摘されたことがありました。その時はお詫びの上、該当の記述を削除をしましたが、他にもこのサイトの中には、地雷のように間違ったことが埋まっている可能性があります。
そう考えると、昔の文章をそのまま残しておくのなんて、リスクでしかないのかもしれません。いっそ全部消してしまったらすっきりするのかもしれません。ただ、それでも、1度は外に向けで公表した文章です。もしかしたら今じゃなくてもいつかどこかに僕の文章を求めている人が現れるかもしれませんし、なにより自分がいちばん愛着があるんですよね。どんなに駄文だったとしても、やっぱりネットに残しておきたいんです。
なので、もし間違っていたことが書かれていたら申し訳ないですが、その時は全力で謝りますので、今はこのわがままを許して欲しいです。
さて、実はここからが本題なんですが、最近、とあるキャラクターの騒動みたいな話がありました(何のことかわからない方は3つ前くらいのエントリーに掲載された写真をご覧ください)。
このサイトをずっと見てくれている人がいるならわかって頂けると思うんですが、僕がこの数年推してたキャラクターが絡んだお話しなんですよね。なので、もちろん思うことはあるんだけど、やっぱり書くことに対しては躊躇してしまいます。
情報が断片的だし、裁判とかそういう話らしいし、見守るしかないですよね。
そんなあやふやな状態なのを承知でもう少し今の気持ちを書くとすれば、やっぱり円満に収まってほしいというのがすべてです。
あとね、キャラクターって、1度この世に生まれてきた以上、そんな簡単になかったことにしていいわけないと思うんだよ。そんな軽い存在じゃないと思うんだ、キャラクターって。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。
このサイトのことを知ったのは、もろこし輪太郎の検証からでした。読んでいるうちに、メインはキャラクターのことなんだなと分かりました(すみません)。今は何でも動画の時代ですが、この形態のファンです。あのキャラのことも心配ですね。うまく収束しますように。これからも、マイペースで更新なさってください。
poltaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
あのもろこし輪太郎の記事、
いまだにアクセスがそこそこあるんですよね。
でもそこから他の記事も読んでくださっている方がいたとは
知りませんでした。嬉しいです。
ネットの世界は流れが速いですが、
この形態でまだまだやれることがあると思っているので、
この先も楽しく続けていきたいと思います。
私もこのサイトを知ったのはあるキャラクターについて調べている時でした。
その事実を知ったのは今から8年前の2011年で、とにかく経緯を知りたかった私は、色々情報をかき集めていたのですが、誕生前後の情報を記載しているサイトがほとんど見当たりませんでした。
そんな中、その頃の状況や感想を思いのまま記載なされているこのサイトを見つけ、当時の状況を知れ非常に嬉しくもあり参考になりました。
あのキャラクター、確かに心配ですね。
なあなあにならずにしっかりと解決し、また元気な姿を見たいです。
>ネルミンさん
あるキャラクターって一体何のことだろう…と思ったけど、
例のリスのことですよね。
数奇な運命をたどったゲームキャラなので今でも思い出深い存在です。
どうせなら他のサイトには書いてなさそうなことを書きたいと
思っているので、そういうものがちゃんと引っかかって
くれていたんだというのは嬉しいです。
ちなみに、日本では発売されなかった例の64ソフトも
ちゃんと持ってるんですが、
難しいし英語読めないしで早々に挫折したまま
箱にしまっています。もったいないですよね…。