世界観と物語性
■10月ももうすぐ終わりですね。今月は毎日更新ということで頑張ってみましたが、結局1日飛んじゃったし、思うような内容にならなかった部分はありますが、やっぱり更新頻度が高い方が楽しいなぁ~という発見があったのでやってよかったなと思います。
あとヘッドラインも更新しようか迷ったんですが、やめました。さすがにもうしんどいなぁと。楽しみにしてくれて方がいたかどうかは分かりませんが、たぶんもう更新しないと思います。形を変えながら10年以上続けてきたコーナーだったので名残惜しい気はするんですけどね…。その分気になる事柄があったらMEMOの方で取り上げようと思います。あとはてなブックマークもあるし。はてブでクリップしたネタを並べ替えて見せるっていう、それ自体は好きな作業ではあったんですけどね。なんせ時間が掛かりすぎるのが難点でした。
明日はちょっと前に予告していたエントリーをUPする予定です。
■だいぶ前に「こちらはキャラクターの話題を扱うサイトだそうですが、どんなキャラクターを取り上げているんですか」みたいな質問をされたことがあります。そのときは「かわいいキャラクターを取り上げてます」みたいな曖昧な返しをしたことがあったんですが、あれって何て答えるのが正解だったのかなぁと今でもふと考えることがあります。中心にあるのはファンシーキャラクターって呼ばれているようなキャラだとは思うんですが、それだけじゃないしね…。
あのー、鉄道ファンってすごく細分化されてるじゃないですか。撮り鉄だとか乗り鉄だとか言って。そこまで層が厚くないから分かりづらいのかもしれないけど、たぶんキャラクターファンの中にもいろんなタイプの人がいると思うんですね。
僕は自分のことをキャラクターファンだという自覚もそんなにないんだけど、その輪に入れてもらえるんだとしても、おそらくその中でもすごく分母の小さいカテゴリーにいるんだと思うんですよ。その、特定のキャラクターそのものに対してじゃなくて、キャラクター全般やそこを取り巻く環境や現象に対して広く浅く興味があるっていう人は。
で、そんな僕がサイトの中でキャラクターを取り上げる際に、基準…と言ったら変だけど、いちばん注目して見ているところってどこなんだろうって改めて考えてみると、それはフォルムとか造形とかそういった部分じゃなくて、グッズ化など幅広い展開を行っているか、といった部分でもなく、やっぱりどんな世界観を持っているか、という部分だな…ということに気づきました。
よく”オリジナリティのある世界観”なんて言われるけど、これは「変わった設定」というような意味ではなくて、そこに強い物語性があるか、もしくはどれだけ受け手に物語を想起させることができるか、っていうところが重要なんですね。僕の中では。
なので、(僕の中では)何らかの作品の中で物語そのものが描かれているキャラクターの方が、そうじゃないキャラクターよりも目に留まりやすいのは確かなんだけど、一方で、イラストと簡単なプロフィールとかちょっとした付加情報だけで、ちゃんと物語を見出すことができるキャラクターもいたりするところが、この世界の面白くて飽きないところだったりもします。
おまえはさっきから何を長々と語ってるんだと言われそうなので、この辺でやめておきますが、こういうとりとめのない話ももっと書いてみたかったなぁということなのです。
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