田中秀幸 PV一覧
■唐突ですが、アートディレクターの田中秀幸さんが手掛けたミュージックビデオの一覧を作ってみました。歌手別に新しい順に並べています。日付は楽曲が収録されたCDの発売日(一部を除く)。
●電気グルーヴ
・Upside Down [2009.11.18]
動画サイトに投稿された"踊ってみた動画"をつなぎ合わせたかのような作品。同名シングルにはDVD付きの初回限定盤がありますが、このPVは収録されていません。
・Fake it! [2008.10.15]
アルバム「YELLOW」収録曲。PVはシングル「The Words」の付属DVDに入っています。第13回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞受賞作品。
→[CD]The Words(amazon)
・少年ヤング [2007.12.5]
80年代アイドルの時代を鮮やかに現代へと蘇らせています。PVはアルバム「J-POP」初回限定盤に収録。なお、シングル「The Words」にはこの曲のAlbum mixのPVが収録されていますが、こちらはDEVICEGIRLSが手掛けています。
→[CD]J-POP 初回生産限定盤(amazon)
・volcanic drumbeats [2000.7.19]
これはプリンストンガ(ピエール瀧とのユニット)名義で制作されたPV。原曲はアルバム「A」に入っていますが、PVで使用されているのはアルバム「イルボン2000」に収録されているもの。
・Nothing’s Gonna Change [1999.12.1]
今回挙げた中でいちばん好きな作品。ほぼ全編3DCGで制作されています。一升瓶で米を搗く卓球がツボ。PV集「ノモビデオDVD」に収録。
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・FLASHBACK DISCO [1999.7.1]
色彩鮮やかな作品。田中さんの作品すべてに共通しているかもしれないけど、ぱっと見かわいいのに思いっきり狂気を描いているところが好きです。PV集「ノモビデオDVD」収録。
・Popcorn (Single Mix) [1994.8.1]
テクノポップの名曲のカバー。3DCG作品で、正直むちゃくちゃかっこいい。曲はアルバム「VITAMIN」に収録。これと次の「新幹線」のPVはライブビデオ「ケンタウロス」の初回限定特典ビデオ「シミズケンタウロス」に収録されたのが最初。昨年末に他のライブビデオとセットにしてDVD化されています。
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・新幹線 (TAB EATER MIX) [1994.8.1]
これもCG作品。ビデオドラッグ的な映像が続きます。原曲はアルバム「VITAMIN」に収録されていますが、PVと同じMIXはアルバム「The Last Supper」の初回限定盤ディスクに入っています。
●石野卓球
・The Rising Suns [2004.3.24]
このPVも好きだな~。人がわらわらと出てくるところが好き。PVはアルバム「TITLE#2+#3」にCD-EXTRAとして収録されています。ちなみにこのアルバムは当初レーベルゲートCD2として発売され、後でちゃんとしたCDとして再販されています。PV収録確認したのはレーベルゲートCD2の方ですが、たぶんCDの方にも入ってるんじゃないかな。
→[CD]TITLE#2+#3(amazon)…これはCDの方。
・Anna ~letmein letmeout~ (takkyu ishino’s montag mix) [1999.6.2]
ホラーな作品。繰り返しに見えるけど細かいところが凝ってます。この曲はアルバムにも収録されていますがPVで使用されているのはシングルバージョンです。PVは電気グルーヴの「ノモビデオDVD」に収録。みつまJAPAN出演。
・Polynasia ~VJ EDIT~ [1998.4.1]
非常にスリリングな猫吹っ飛び動画。子供が遊んでいるゲーム機がエポック社のカセットビジョン(笑)。アルバム「BERLIN TRAX」収録曲ですが、PVの方が倍くらいの長さになっています。これも「ノモビデオDVD」に収録。
●ピエール瀧
・WORLD MECHANO TRIANGLE [1995.8.2]
これはPVではないんですが、一応入れてみました。ピエール瀧のソロ映像作品として発売された「メカノ」に収録されているものです。このビデオには他に「PLASTIC GUN MAN」と「灰色ヶ丘の総理大臣」というアニメーションが収録されていて、3作品とも昨年末に再販された「ノモビデオDVD」に収録されています。ただし、再販前の最初に発売された方のDVDには収録されていないので要注意です。
●DISCO TWINS feat.吉川晃司
・Juicy Jungle [2006.8.23]
KAGAMIとDJ TASAKAとのユニット「DISCO TWINS」が吉川晃司と組んで制作した作品。PVではカメラの前に吉川を連れてきた時点で勝ち、といった感じのカッコイイ仕上がりになってます。曲はアルバム「TWINS DISCO」に収録。DISCO K2 TWINS名義のシングルバージョンにも別のアニメーションPVが作られているんですが、そっちは違う人(マサオ & TEXXXXXAS)の作品のようです。ただ、世界観(?)には共通点があります。
●DJ TASAKA
・SPEAKER TYPHOON [2005.7.6]
いちばんPVらしい作品かも。曲はアルバム「GO DJ」に収録。
●Hakan Lidbo
・FIELD WORK THOMAS SCHUMACHER REMIX [2005.1.28]
坂本龍一とトーマス・ドルビーの共作曲「FIELD WORK」をスウェーデンのエレクトロ・クリエイターがカバーした楽曲。PVに使われているのはリミックスバージョン。このPVはテクノレーベル、Frogman Recordsが発売したアルバム「Fine: The Best Of Frogman」の購入特典としてタワーレコード、HMVで配布されていたDVDに収録されていたようですが、現在は入手困難と思われます。
●HALCALI
・桃源郷 [2007.3.14]
見てるとラーメンが食べたくなってくるおもしろPV。アルバム「サイボーグ俺達」の初回限定盤に付いてくるDVDに収録されています。
→[CD]サイボーグ俺達 初回生産限定盤(amazon)
・マーチングマーチ [2004.6.9]
妹が結婚した時期にこのPVを繰り返し見てたと言ってたのを聞いて「へー」と思った記憶があります。DVD化はされていないみたい。
・ストロベリーチップス 田中ちがいMix [2004.3.24]
これも素晴らしすぎる作品。この曲の通常PVはタナカノリユキさんが手掛けているんですが、これはその映像を大胆にミックスして仕上げた”田中ちがい”なPVです。HALCALIのダンス、かっこいいよね~。ちなみに僕はクリスマスの時期にこの曲をよく聴きます。両PVともDVD「春狩デーヴィーデー (仮)」に収録。
→[DVD]春狩デーヴィーデー (仮)(amazon)
・ギリギリ・サーフライダー [2003.7.9]
これもザ・80年代、ですね~。楽しい。DVD「春狩デーヴィーデー (仮)」収録。
・タンデム [2003.1.8]
HALCALIのデビュー曲。ポップでパロディたっぷりのインパクト大なPVになっています。DVD「春狩デーヴィーデー (仮)」収録。
●Mean Machine
・スーハー [2001.10.24]
CHARAやYUKIが参加していたガールズバンドのデビュー曲。この曲のPVにはインディーズ版とメジャー版の2つが存在していて、田中さんが手掛けたのはインディーズ版。Youtubeには中島哲也さんが手掛けたメジャー版しか上がっていない様子。インディーズ版はソニーのサイトで少しだけ視聴可能。両PVとも2ndシングル「Knock On You」付属のDVDに収録されています。
→[CD]Knock On You(amazon)
●慎吾ママ
・慎吾ママの学園天国~校門編~ [2001.8.22]
当時一世を風靡した慎吾ママの2ndシングル。デビュー曲に比べて印象が薄いけど、PVは手の込んだ楽しい作品に仕上がっています。吾郎ちゃんも友情出演。
・慎吾ママのおはロック [2000.8.18]
そしてこちらがデビュー曲(なんと10年前の作品!)。慎吾ママ、昨年1度だけ復活したのが嬉しかったな。久しぶりに見たサタッペスマッペの身長が伸びていたのも笑った。PVは大物ゲストが大量に登場する贅沢な内容になっています。
●UA
・プライベートサーファー [1999.9.22]
雨の中、町を疾走するUAをハイスピードカメラで捉えた情緒ある作品。このあたりの時期のUA好きだったなー。ちなみにリンク先のYoutube動画はビクターが公式にUPしたもの。DVD「Illminate ~the very best clips~」収録。
→[DVD]Illminate ~the very best clips~(amazon)…期間限定で発売された廉価版もあり。内容は同じ。
●FLIP-FLAP
・たんぽぽ [1998.1.21]
YUKOとAIKOによる双子ユニットのデビュー曲。最近AIKOが結婚したというニュースを見て久しぶりに思い出した。DVD「FLIP FLAP FILMS」収録。
→[DVD]FLIP FLAP FILMS(amazon)
●篠原ともえ
・ウルトラ・リラックス [1997.3.1]
石野卓球プロデュースとしては最後のシングル曲。CGと実写のごちゃ混ぜ感が楽しい。
・クルクルミラクル [1996.8.1]
篠原の出世作。いきなりマギー司郎が登場。シノラーのかわいさ全開のPVです。
・チャイム [1995.7.1]
石野卓球+篠原ともえ名義でリリースした実質デビュー曲。このPVは田中さんかどうか確認できなかったんですが、内容的にたぶんそうだろうということで記載。歌詞の浮遊感がすごいです。ちなみに2ndシングルの「やる気センセーション」にもPVがありますが、これは違う気がしたので未記載。
2011.11.6追記:2010年に発売された篠原ともえのアルバム「スーパーモデル」復刻版のDVD付限定盤に「チャイム」「クルクルミラクル」「ウルトラ・リラックス」のPVが収録されています。それによると「チャイム」は高城剛さんの作品とのことでした。
…以上です。一応、自分なりに調べているんですが、おそらく間違いもあると思うので要注意です。抜けている作品もたぶんあると思うので、知っている方は教えて頂くと嬉しいです(自分でも見つけ次第、このエントリーに追加していく予定)。
あと、電気グルーヴの「誰だ!」のPVもそうだったっけ? と思ったけど、確認できなかったので入れていません。これもはじめて見たとき爆笑したなぁ。
ディスカッション
コメント一覧
素晴らしいまとめありがとうございます!
「誰だ!」は外注したPVの出来が酷かったので、
ああやってビデオを編集して作ったという話を
メロン牧場か何かで読みましたが、田中さんですかねー
コメントありがとうございます。
「誰だ!」のPVにはそんな経緯があったんですね。
元はどんな内容だったんだろ…。
電気グルーヴは好きなんだけど、ラジオ関係はノーチェックなので、
よく考えたら片手落ちですね。あとでメロン牧場読んでみないと。
昨年発売された、篠原ともえの15周年記念の
復刻アルバムにDVDが含まれてまして、それによりますと、
「チャイム」は、あのハイパーメディアクリエイターの作品みたいです。
ブックのクレジットにも、DVDでも
すみません、途中で送ってしまいました(汗
とのことで、残念ながら田中さんの作品ではないようです。
情報ありがとうございます。
「チャイム」はあの方の作品みたいですね~。
あとで追記しておきます。
当時、主にCGを使用したPVを多数制作されていたようですが、
今はそういったお仕事はされていないんでしょうかね。
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