寝ながらライブ
■昨日、山本精一さんのライブ「Seiichi Yamamoto’ s "スイミンSHOW for Jesus"」に行ってきました。
六本木のスーパー・デラックスというところで開催されたんですが、出演者もお客も全員寝っ転がった状態でライブをやるという、奇妙な趣向のライブだったんですね。事前に参加者には枕やブランケットなどの持ち込みを呼びかけられていたので、僕も枕持参で六本木まで行ったんですが、内心は真に受けて本当に持ってきたのが僕だけだったらどうしようと不安だったんですよね。でもみんなちゃんと睡眠グッズを持ち込んできていて、さすが山本さんのライブに来るような人はみんなわかってる! と思いました。たぶん普段はおしゃれなライブハウスなんだと思いますが、演奏が始まる頃にはすっかりフェリーの雑魚寝部屋みたいな様相になっているのが面白かったです。
演奏は2時間半くらい。その間ノイジーな爆音が鳴りっぱなし、山本さんは寝転がったままノンストップでギターを弾きっぱなしという内容でした。音と映像の洪水に全身を委ねてぷかぷかたゆたう…、そんなイメージと言ったらいいんでしょうか。普通のライブにはない独特で新鮮な心地よさでした。山本さんのライブはこれまで歌ものライブにしか行ったことがなかったけど、こういうのもいいですね。
■家に帰ってパソコンを立ち上げてメールをチェックしていたら、ナタリーからの「フジファブリック志村正彦、12月24日に…」というメールが目に留まり(幅の関係で件名がここまでしか表示されていなかった)、「あれ? クリスマス・イブに突発イベントでもやったのかな。そういうことは早く言ってくれないと~」と思いながらクリックして、血の気が引きました。
才能のある人は若くして亡くなることが多いとは言うけれど、まだ29歳、いくらなんでもあんまりだと思いました。もっともっと、ききたかったなー。ライブにも行ってみたいと思っていたんですが、いつも気がついたら速攻完売状態で、結局行けずじまいとなってしまいました。今はただただ悲しいと言うしかないです。
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