ジャニスの時代
お茶の水にあったレンタルCDショップ、ジャニスが本日で閉店ということで、28日に最後の訪問をしてきました。
趣味が「CDのレンタル」な僕としては、ジャニスは神のような場所で、SHIBUYA TSUTAYAにも置いてないようなレアなCDを借りることのできる最後の砦のようなお店でした。
邦楽よりも洋楽に強いお店だったので、邦楽中心の利用だった僕はこのお店の良さを半分くらいしか実感してなかったんだと思いますが、それでもずいぶんお世話になりました。
スピッツのインディーズ時代のレア盤「ヒバリのこころ」や岡村靖幸の「岡村ちゃん大百科」なんかはとりあえず借りましたよね。他にも渋谷系関連のCD、CorneliusのTrattoria関連のコンピレーションや小沢健二のアルバム未収録のシングル、PIZZICATO FIVEの「スーヴニール2001」とか、こんなの置いてるんだ! という発見も楽しかったです。
インディーズ移行後の曽我部恵一や、川本真琴の変名でリリースした作品、山本精一関連、柴田聡子、スカートのインディーズ盤、ムーンライダーズやYMO、加藤和彦などの大御所どころの作品たち、group_inou、水曜日のカンパネラのヴィレヴァン下北店のみで販売された限定盤やら、PUNPEEの「Mixed Bizness」、今聴いてるtofubeatsの「lost decade」もジャニスで借りたんだったっけ。「テクノ歌謡」とかのマニアなコンピレーションも揃っていたり、他にもまだまだ書き切れないくらい、ジャニスのおかげでいろんな音楽を知ることができました。
南阿佐ヶ谷の書原が閉店したときも、心に大穴が空くような感情になったけど、今回の閉店も同じかそれ以上の寂しさがあります。
この先も「こんなときジャニスがあったら!」って何回も思うんだろうな。
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