日本マイクロソフト株式会社の詐欺行為について
■震災でうやむやになった事(カクカク速報さん)
このまとめを見て、僕もなんか忘れていたような…と振り返り、思い出したのが下のニュースです。
・『Torchlight』日本語版 配信中止のお知らせ(Xbox.com)
これは、Xbox360の配信向けタイトルとして3月9日に世界同時発売を予定していたゲームソフトの日本語版が発売中止になったことをお知らせするリリースなんですが、この告知が出されたのがなんと当日になってからなんですね。それだけでもひどい話だとは思うんですが、更に続きがあるんです。
・Runic Games 「日本でのTorchlight配信中止は翻訳バグが理由ではない」(Choke Pointさん)
マイクロソフトのリリースには、中止になった理由として日本語表示に不具合があったためとの記載があったのですが、その後開発元の社長が「元々日本語版なんて作っていなかった」と取れるコメントを発表したんですね。ということは、マイクロソフトは作ってもいないゲームソフトの発売を告知しておいて当日になってキャンセルしたことになります。
・「春の新作キャンペーン」が開始、Xbox LIVE アーケード新作情報(インサイド)
しかもこのゲームソフトは元々「春の新作キャンペーン」と称してマイクロソフトが告知を行っていた3タイトルのうちの1つでした。作ってもいないソフトでキャンペーンってどういうことなの?
そしていちばん問題なのが、このソフトは配信タイトルだったために、購入を考えていた人は事前にポイントを購入していたことです。つまり、今回マイクロソフトがやったことはこういうことになります。
作ってもいないソフトの発売を告知
↓
ユーザーにポイントを買わせる
↓
発売当日になって中止を発表
↓
マイクロソフト、何もせずして売上ゲットだぜ!
…。これを詐欺と呼ばずしてなんと呼べばいいのでしょうか。「円天」と同じですよこれは。これだけのことをやっておきながら、マイクロソフトが取った対応はわずか230字のリリースを打ったのみ。ポイントの返金にも応じていません。こんなことがまかり通ったらなんでもありですよ。
・2011 年 2 月 1 日付で、社名を「日本マイクロソフト株式会社」に変更
マイクロソフトは、今年2月に日本法人の社名をマイクロソフト株式会社から日本マイクロソフト株式会社へと変更しました。なんでも、”日本に根ざした、日本の社会から信頼される企業を目指して”という思いを込めてのことなんだそうですが、その舌の根も乾かぬうちにご覧の有様ですよ。2000名を超える社員の方々はこれが信頼される対応だと思っているんでしょうか。
・日本マイクロソフト株式会社に行ってきた!(blog::941さん)
社名を変更したり、こんなにも素晴らしい職場環境を構築したりする前に、すべきことがあるように思えるのは僕だけでしょうか。
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