NGP発表
■第14回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
今年もこの時期がやってきました。2/2~2/13、国立新美術館にて開催です。作品展示とともに気になるシンポジウムは、2/13の湯浅政明さん登場回が個人的に注目です。同じ日にあるアニメーション部門で優秀賞を受賞した「わからないブタ」の作者、和田淳さんの回も気になるので、見に行くかな。あとエンターテインメント部門で今回主査を堀井雄二さんが担当されていたんですが、シンポジウムには参加されないようでちょっと残念です。
映像上映については、去年アヌシー映画祭の受賞作上映を見てみたら、思いのほか面白かったので今年も海外フェスティバルの上映をどれか見たいなぁと思っています。「四畳半神話大系」の全話ぶっ通し上映や「チェブラーシカ」の上映もあるみたいなので行けたら見に行きたいです。
■「NGP」と「PSS」でSCEが狙うもの。平井CEOインタビュー
ついに発表されましたね、PSP2ならぬNext Generation Portableですか。すごいネーミングですがこれはコードネームだそうです。
画面サイズと解像度の拡大はもちろん、3G通信まで内蔵するなど性能的には予想を更に上回るハイスペックっぷりで驚きました。噂どおり「背面タッチパネル」も搭載してきましたし、UMDもちゃんと廃止になりましたね。いらない子ですからねあれ。
あとは価格が気になるという声が多いようですが、正直3万円でも5万円でも同じだと思うんですよね。どんな値が付いても買う人は買うだろっていう意味で。
それよりも「PlayStation Suite(PSS)」の存在の方が気になります。リンク先の平井CEOインタビューを読むと、どうもPSSを呼び水にして”トラディショナル”なゲームにも興味を持ってもらおうという仕組みのようです。
カジュアルゲームとコアゲームなんていう呼び方がありますが、現状コア層に強くてカジュアル層に弱いSCEとしては、この取り組みでユーザー層を拡大できれば、ということなんでしょうね。
反対にカジュアル層には強いけどコア層に弱いと言われる任天堂も、3DSではそれを補うために、コア層に人気のタイトルを各ソフトメーカーにお願いして開発してもらっているようです。が、そもそもなんでこんなにユーザー層が分断してしまったんでしょうね、コンシューマゲーム界は。
それに両社のこうした対策って、どちらも根本的な問題から目をそらしているようにも見えますし…。万人受けするゲームを企画・開発するのってそこまで難しいものになっちゃったんでしょうか。
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