それでも僕は水嶋ヒロを信じる
(※タイトルに意味はありません。)
■「私の中のカツマーVSカヤマー論争」(文化系ママさんダイアリー)
かつて「Beltorchicca」という個人サイトを運営されていたことでも知られる堀越英美さんのコラム。まるで浜辺で変態チックな海水パンツを履いてる男を目撃してしまった子供のように、「すげぇ…」と思いながら読みました。
ちょうど今日発売されたCORNELIUSの「Fantasma」リマスター盤を聴きいていたので、端々に出てくる90年代な例えもツボでしたが、途中で引用されているオノ・ヨーコさんのコメントがすごいね。母親としての心構えとして大切なのは、母親としてこなさなければいけない仕事そのものにはなくて、社会から問答無用で押しつけられる”美しい母親像”という価値観を受け止める覚悟にあると、たった数行で答えていて。
そして堀越さんは、「ホメオパシー」をはじめとする疑似科学や、「パワースポット」などのスピリチュアルにハマってしまう女性が多いのは、社会から一級市民であるかのようにおだてられながらも、その実態は国が違えばメイドがやってるような二級市民の仕事を押しつけられているというギャップを、それらが美しく埋めてくれるからなのではと指摘。
更に、二級市民としての面倒を合理的に短縮し、一級市民としてキャリアアップに生きる勝間和代さんとその生き方を批判した香山リカさんを文中に登場させ、香山さんの主張の中にある葛藤を見出したうえで、「好きな相手に二級市民として扱われる哀しみ」を世の女性のように女子力アップやスピリチュアルでは癒すことができないという点において、勝間さんと香山さんは同じ絶望を抱えているんだとまとめています。
”女子”をめぐる消費の渦には、かねてから独特の近寄りがたい雰囲気を感じてはいましたが、その渦の中心がここまで根深い問題と直結していたとは知りませんでした。
■さて、先月末のことですが、こんなものを購入しました。
AppleのMacBook Airです。その前の月にiPod touchを買ったばかりなので、いきなりApple大好きっ子のような状態になってしまいました。
構成は11インチ/1.4GHz/4GB/128GBで、人生初Macのうえ、初ノートです。初代Airが発表されたときは「なんだこの変態仕様は」と思ったクチだったので、まさか自分が買うことになるとは思いませんでした。
まだ操作にも慣れてないし、そんなに使えていないのですが、SSDってやっぱりすごいと思いました。しばらくは遊ぶものに困らなそうです。
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