MEMO

新サービス「空き巣に入ってね」―Foursquareなどの位置情報公開に警鐘
空き巣っていうよりもストーカーとかには利用されそうですよね、位置情報って。僕もちょっと前にfoursquareに登録してみたんだけど、携帯からだとGPS機能もうまく使えないようだし、文字化けするしで(←これはauだけらしい)、今のところはダメみたい。ということで放置中です。

[Wii]MADWORLD
先週スパイクから発売されたゲームなんですが、Wii初のCERO Z(18才以上のみ対象)ということで、どのくらい売れたのかちょっと気になってます。激しい(というか、ぶっ飛んだ)残虐表現があるとのことでZ指定になっているんですが、元々は海外のみの発売を前提に日本のプラチナゲームズが制作したものなんですね。それがひょんなことから日本でも発売されることになったそうです。
個人的にはやらないジャンルのゲームですが、こういう作品をわざわざWiiで作るという心意気がすごいなぁと思うのでした。

TOPICSイベント,レポート

年末、実家へ帰るついでに神戸大阪あたりもふらっと見てくるかも、ということを書いていたんですが、実際に行ってきました。時間がなかったのでちょこっとですけどね。その中で梅田のキデイランドにも行ってきたんですが、ちょうど催事場でカピバラさんのイベントが開催中とのことだったので見てきたのでした。

ちょっと遅いんですが、せっかくなのでどんな感じだったのか報告です。

イベント会場全景
▲通路から撮影。

カピバラさんの顔出し看板
▲顔出し看板です。

カピバラさんぬいぐるみ 
▲スイーツなカピバラさん。

カピバラさん年表 
▲2009年ふりかえりコーナー。ふむふむ、いろんなことがあったんだねぇ。そして今年で5周年。なんかもっとたってた気がしてたのでちょっと意外。

カピバラさんおみくじ 
▲おみくじで今年の運勢も占ってきました。えーっと、なにが出たんだったっけ。忘れた(笑)。

カピバラさんスタンプ 
▲記念スタンプもゲット。

新年カピバラさん
▲新年コーナー。和風な感じも似合います。

小さいカピバラさん 
▲小っちゃいのもかわいいです。

カピバラさんチロルチョコ 
▲カピバラさん仕様のチロルチョコ。

カピバラさんもいいけど、カピバラと言えば本物派の僕でしたが、やっぱりこうやってカピバラさんに囲まれているとやっぱりかわいいなぁ~って思います。特にぬいぐるみの造形がいいですよね。目と鼻の離れ具合といい、ぼてっとした感じのフォルムといい。見てると「よしよし」ってなでたくなってしまいます。

カピバラさんのイベントは各地で開催されていて、今月21日までは東京・北千住マルイで開催していますのでお近くの人は要チェックです。

カピバラさん(公式サイト)…ちなみに、トライワークスのキャラクターはカピバラさん以外にもいます(→otherworks)。でもなんだかカピバラさんの影に隠れて地味な存在なんですよね。なんでなんだろ。

[本]カピバラさん2~のんびり一週間編~/トライワークス(2007.1.24)…フォトブックシリーズは現在2巻とも新装版が発売中。書籍は他に「マンガ カピバラさん」シリーズが3巻まで発売されています。

MEMOグッズ

■お正月、実家に帰っていた時のことなんですが、地元にあるでっかいショッピングセンターに行ったら、キャラクターのスケジュール帳がたくさんワゴンに入れられて投げ売りされていたんですね。たくさんあるなぁ、なんて眺めていたら、その中になんと! 「カリメロ」のスケジュール帳があるじゃないですかっ! というわけでゲットしてきたのでした。

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▲真っ赤な表紙です。ハードカバーで、サイズは約15.5×22.5cmとちょっと大きめ。厚さも1.5cmくらいあります。発売元はDELFINO

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▲中身は全ページに違うイラストが掲載されていて、カリメロ好きにはたまらない仕上がりになっています。プリシラやピーターだけじゃなくて、スージー、ロシータ、ジュリアーノ、それからパパやママもちゃんといました。

ちなみに売り場で確認した限りだと、もう1種類、カリメロとプリシラの2人が表紙になっているバージョンもありました。
検索してみたところ、そっちは楽天で売ってるお店を発見。
【カリメロ】変形A5タイプ手帳(ピンク)★2010年スケジュール帳★
違うのはカバーだけで中の絵は同じようです。

カリメロのグッズなんてもう出てないのかと思っていたけど、ちゃんと新商品が出ているんですね。一応、僕はカリメロのファンサイトというのもやっている(と言ってももう8年くらい更新していない気がするけど…)ので、あとでそっちにも追加しておこうと思います。

MEMO

ウイルス感染したPCにおける保存パスワードの窃取問題へ対策した「FFFTP」v1.97
FTP接続でサイトを更新している人以外には関係ない話ですが、マルウェアに感染した際にパスワードが抜き取られる問題が発生していたFFFTPに対策バージョンが出たとのこと。
ちなみに僕はFFFTPではなくて別のフリーソフトを使っていたのですが、そのソフトは10年くらい前に更新が停止していて、おまけに作者がサイトを閉じて居なくなってるという、このまま使い続けるには別の意味で不安の残る状態だったのと、そもそもFTP接続自体がヤバイという話(パスワード等が暗号化されずに通信されるので)もあるので、この騒動を機にWinSCPというソフトに乗り換えてSFTP接続することにしました。
にしてもFFFTPをターゲットにするというウイルス制作者のピンポイントな狙い方にちょっと感心してしまいました。FTP接続するときってだいたいこれ使うもんねぇ。
 

■先月の話ですが、こんなニュースがありました。
小沢健二ライブ活動再開!13年ぶり全国ツアー決定(ナタリー 2010.1.19)
びっくりでしたね。しかも「LIFE」の頃の曲をやるというので2度びっくり。楽しみです。チケット絶対取れない自信があるけど。

僕の中での小沢健二はすっかり「うさぎ!」の人になっていたんですが、ネットで反応を見ていると、どうも最近のオザケンはよく思われていないというか、変な服着て胡散臭い活動に没頭しているらしい、みたいに思っている人が多いみたいですね。
確かにいろいろ唐突すぎていぶかしがられるのも当然だけど、この「うさぎ!」を読めば、少なくとも今の小沢健二がどんなことを考えているかは分かるはず。僕はこのおはなしの、”童話”という形態を取りながらもデンジャラスな思想をぶちまけているところがたまらなく好きです。

「うさぎ!」第6話(「子どもと昔話」第30号 P61~62)より

「豊かな」国々でのデモは、たいていは役所に許可を取ったものですが、「貧しい」国々で灰色と戦う人たちは、デモの許可など取りません。許可を取らないことが、怒りの表現の、大切な一部だと思っているのです。怒りを表現するのに許可など取るのは、怒りに誠実ではないと思っているのです。
そういうデモをする人たちは、銃や、ダイナマイトや、草を刈る一メートルほどの長さの刀を持っています。
(中略)
「スイッチといえば、」すこし勢いのついた様子で、クィルが言いました。
「許可を取らないとか、武器とか聞くと、突然スイッチが入って、『民主主義的に、合法的にやりましょう! 非合法はいけません!』って言い出す人もいるよね。けれど、いわゆる『民主主義』とか『デモクラシア』の歴史は、根幹が非合法の運動の歴史なんだよね。基地帝国の建国も、絵本の国の何とか維新てのも、当時の法律から見たら、みんな非合法。人種差別政策に反対した人たちも、非合法。」

ここまで書いてる人が、今改めて、ライブで「LIFE」時代の曲をやるっていうのは素直に面白いなぁと思います。しかも当時のツアーメンバーがちゃんと集まってるようだし。
これまで小沢健二って過去を切り捨てて次へ進んでいく人なのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだね。過去の作品と今の自分の間に、どんな繋がりを見つけたのか、楽しみです。

TOPICSGAME,イベント,レポート

先日ちらっと書きましたが、現在開催中の第13回文化庁メディア芸術祭で、功労賞を受賞した任天堂の宮本茂さんが出演するシンポジウムが開かれるというので行ってきました。

第13回文化庁メディア芸術祭の受賞者シンポジウムに宮本茂氏が登壇(ファミ通 2010.2.5)
文化庁メディア芸術祭、功労賞を受賞した宮本茂氏がシンポジウムに参加(GAME Watch 2010.2.5)
第13回文化庁メディア芸術祭で任天堂・宮本茂氏のシンポジウムが開催(MdN Design Interactive 2010.2.5)

2010.2.9追記:すごく詳しい記事が出てたのでリンク。
第13回文化庁メディア芸術祭「功労賞受賞者シンポジウム」レポート(4Gamer 2010.2.8)

詳しい内容は上記の記事のとおりですが、せっかく行ったのでここでも僕なりにもまとめてみようと思います。
ステージには宮本さんの他に、エンターテインメント部門の主査を務めたスクウェア・エニックスの河津秋敏さんが登壇されていました。河津さんが聞き手として進行していったんですが、多くの時間は事前に用意されていた「宮本茂 作品集」という映像に出てくるゲームについて宮本さんがコメントしていくという形で進められました。この映像はおそらく任天堂が用意したものだと思うんですが、宮本さんが関わったゲームの中からターニングポイントになるような作品をいくつかピックアップして時系列順に繋げたものになっていました。
この映像で取り上げられていた作品は以下のとおりです。

・ドンキーコング
・スーパーマリオブラザーズ
・スーパーマリオワールド
・スーパーマリオ64
・スターフォックス64
・ポケモンスタジアム
・ゼルダの伝説 時のオカリナ
・ピクミン
・ゼルダの伝説 風のタクト
・マリオカート ダブルダッシュ!!
・nintendogs
・Wii Sports
・ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
・スーパーマリオギャラクシー
・Wii Fit
・マリオカートWii
・Wii Music
・Wii Sports Resort
・Wii Fit Plus
・New スーパーマリオブラザーズWii

映像を見ながら個々のゲームについての思い出話や、入社当時の話、ゲームの面白さに関する考え方、今後の展開について、メディアアートについてなど、いろんな話をしてくれました。覚えている範囲で書いてみます。
注:これは録音したものを書き起こしたのではなく、思い出しながら書いたものなので、正確な発言を記したものではありません。だいたいの意味合いは合っていると思いますが、もしかしたら解釈が間違っているものもあるかもしれません。

・ゲームにはよくできたゲームと面白いゲームがある。よくできたゲームというのは経験を重ねるとだんだん作れるようになってくるが、ファミ通のレビューで満点を取っても売れないということが出てきて、よくできたゲームと面白いゲームは違うものだと考えるようになった。

・(2Dマリオについての話で)変わらないことがいいということもある。変えたことで、以前のものを越えられるかと言えばそうではない。”最初になぜそう作ったか”を考えずに変えてしまうと、結局おかしなことになって、最初に作った人がやってきたことを辿っていく作業をしなければいけなくなってしまう。

・(2Dのマリオを作った理由を聞かれて)3Dで失ったものがあるのではないかという思いがあって、DSで原点シリーズをやろうと思った。
初めてゲームを遊ぶ人のことを考えて、「(ゲームに無関心だった)うちの嫁をゲームで遊ばせようプロジェクト」というのを始めた。おかげで今の嫁はレイトン教授をクリアしたり、勝手にWiiで好きなソフトをダウンロードできるようにもなった。

・(オンラインゲームについて)大勢で遊ぶのは面白いに決まっている。ただ、そういうものを作れる人はたくさんいる。だから自分はこれからもその場にいる人で遊ぶものを作っていこうと思っている。
対戦というかたちにするとなんでも面白くなってしまう。お椀とサイコロがあれば無人島にいても飽きないでしょ。対戦というかたちに逃げるのではなくて、対戦にしなくても面白いものを作るのがゲームデザインだと思っている。その上で対戦にすると更に面白くなるというようにしたい。

・人それぞれに面白さの感じ方には違いがある。例えばおじいちゃんなら、リモコンをさわっただけで(そのこと自体が)おもしろいかもしれない。それを従来のゲームの面白さと照らし合わせて「それは面白さの基準を満たしていない」と潰してしまうのは違うと思う。

・(ワールドワイドに売れるゲームの作り方について)特に意識したことはない。ただ自分が面白いと思ったものを素直に作っていくことが大切だと思う。まわりのものを越えようと思いながら作るよりも、自分の中にあるものを作ろうとした方が楽しい。
ただ、ゼルダを作っていた時は作品の中で差別、文化、宗教には触れないようにしようと意識した。が、それもあまり関係ない気がしてきた。
あと、日本で流行っているものとは基本的には組まない。そういうものを作っても海外では意味をなさないばかりか、逆に足枷になる場合もある。糸井(重里)さんと組んでMOTHERを作ったときも、(日本だけで通用する売れっ子コピーライターという肩書きと組んだのではなく)”糸井さんの物書きとしてのセンス”と組んだ。

・よくゲームのターゲットは? と聞かれることがあるけど、設定したことはない。「多いほどいい」と答えています(笑)。

・(nintendogsについて)ペンで何かと触れあえるゲームを作ろうと思い、それなら犬だと思った。でも人に言うと「育成ゲームですね」と言われる。全然違うのに。これは育成ゲームではなくて触れあいをテーマにしたゲームです。

・(Wii Musicについて)これは期待ほど売れなかった(笑)。それでも世界で300~400万本くらいは売っている。バンドでアドリブを楽しむのは本来なら難しいけど、これなら簡単に楽しめる。

・(スーパーマリオギャラクシーについて)当時ハムスターを飼っていて、部屋の中を縦横無尽に走っていた。同じようにマリオを走らせたいと思った。

・(Wii Fitについて)40歳になった頃から水泳を始めて、毎日体重を量ってグラフをつけていた。グラフをつけていない日に家族から、「今日つけてないんじゃないの」なんて言われて、そこからコミュニケーションが生まれるようになった。そういったコミュニケーションをゲームの中に持ってきたいと思った。
ちなみにWii Fit(バランスWiiボード)は世界でいちばん売れた体重計。1種類で2500万台以上売ってる。

・(ピクミンについて)いつもマリオやゼルダばっかりと言われるので、たまには違うキャラクターを作ろうと思い、「女子高生に受けるものを作ろう」と思った(笑)。結果としては歌が人気になってヒットした。ただあの歌は海外では意味が分からないと言われてしまった。フランス語バージョンも作って、これがすごくよかったんだけど、現地の人からはやっぱり意味が分からないと言われた(笑)。

・(Wiiの似顔絵機能「Mii」について)最初はまわりから「宮本さんは絵が描けるからいいけど、絵が下手だと似せることができないからダメだ」と言われたけど、似せる似せないが問題ではなくて、Wiiを買ったら家族の分のMiiを作ると思うけど、その時に孫がおじいちゃんのMiiを作ったら、おじいちゃんとしてはそれが似てなくても嬉しく思うだろうし、そこに生まれるコミュニケーションこそがいちばん大切だと思っている。

・(スーパーマリオブラザーズについて)これからディスクシステムに移行すると思っていたから、カートリッジ最後の作品として、ジャンプゲームの集大成として作った。マリオは自分で描いたけど、クッパは新入社員に描かせた。

・(次のゼルダについて)今度はWiiモーションプラスでリンクを動かすことになる。もっと体感的なものを作りたい。

・(メディアアートについて)メディアアートは好きで、岩井(俊雄)さんとも交流がある。メディアアート展にもよく行くけど、正直ゲームショーよりも面白い。ただ作家が作っているので「オレの作ったものを見ろ!」という感じがすごくする。こういう人にもゲームの仕事をしてもらって、人に使われるものにも取り組んでもらいたいと思っている。ゲーム、マンガ、アニメ、アートなど、ジャンルを作って分類するんじゃなくて、もっと繋がっていってお互いの良さを高めていけるようになっていってほしい。

以上、だいたいこんな感じでした。ちなみにこのシンポジウム、ほぼ満席のようでしたが、若干席が空いていたようでした。まあ平日だからだと思うけど、もっと注目度が高くてもいいのになぁ。

第12回文化庁メディア芸術祭に行ってきた(その1)(2009.2.15)…去年のイベント感想です。その2は結局書かずじまいでした。今回のイベント自体の感想はまた今度書こうと思います。

MEMO

■先日、渋谷・パルコファクトリーで開催されている「MOE絵本フェスティバル」に行ってきました。絵本雑誌「月刊MOE」の30周年を記念したイベントということで、ゆかりのある作家さんたちの貴重な原画がたくさん展示されていて、見応えのある内容になっていました。

MOEの表紙
▲これは会場の外に展示されていた歴代の表紙たち

原画の他にも幅広くいろんな作家の方から送られたお祝い色紙が飾られていて、これも面白かったです。みんなお祝いコメントを添えてたりするのに、1人宮崎駿さんだけ「30年は喜ぶにはまだ早い」みたいなことを書いていて笑ってしまいました(もちろん、それが宮崎さん流のお祝いのしかたということですよ)。あと中川李枝子さんからのメッセージも含蓄があるというか、すごかったです。地に足をつけて、流されず歩み続けるMOEってすごいんだなぁと改めて感じました。

僕が最初にMOEを手に取ったのはこのサイトを始める前の年、だから11年前になるのかな。絵本の世界って奥が深いんだなぁと思ったものですが、それとほぼ同時くらいにアランジアロンゾの本とも出会ったんですね。たぶんこの2つの出会いがなければキャラクターをテーマにしたサイトなんて始めなかったと思うので、そういう意味ではかなりの影響を受けたとも言えます。

あ、そういえば当時MOEでもアランジアロンゾの特集がよく組まれていたけど、お祝い色紙はなかったなぁ。もうそういうあれじゃないんでしょうかね。
 

■帰りに原宿のキデイランドにも寄ってKL Vol.9ももらってきました。キキララことリトルツインスターズが表紙です。かわいいな~。ちなみにインタビューのコーナーは水森亜土ちゃんでした。元気そうでなにより。

KL Vol.9

売り場も見て回ったんですが、ざっくりとした言い方になってしまうんだけど、なんとなく”アメリカっぽい感じ”のグッズが増えたような気がしました。見慣れないキャラクターのグッズもいくつかあったので帰って調べてみようと思っていたけど、何ていうキャラだったか忘れてしまいました。やっぱりメモしないとダメですね。