TOPICS漫画

手塚治虫の代表作、「鉄腕アトム」を漫画家の西島大介さんがアトムをかわいくリメイクしたトリビュート・コミックが登場するそうです。

アトムちゃん
[本]アトムちゃん/西島大介(amazon)

角川書店 2009.10.1発売 882円
ISBN:978-4-04-854394-1

その名もアトムちゃん! これは、もうすぐ映画「ATOM」が公開されると言うことで、それを記念して企画されたものらしいです。アトムのリデザインってこれまでにもいろいろありましたけど、”西島アトム”はロボットだと言うことを完全に忘れてしまいそうなふにふに感が実現されていてすごいです。

おおまかな内容は、人間の学校に転校してきたアトムちゃんのちょっとシュールでマイペースな日常を描いたショートストーリーとのこと。西島さんと言うと、「凹村戦争」や「アトモスフィア」とかの描き下ろし作品が大好きだったんですが、今連載中の「ディエンビエンフー」はなんとなく全部終わってから読もうと思っているので最近の作品は読んでないんですよね。てなことで中身にも期待です。

西島大介がアトムをゆるかわリメイク!「アトムちゃん」発売(コミックナタリー 2009.9.28)
[本]アトムちゃん(出版社の紹介ページ)
映画『ATOM』オフィシャルサイト…10/10公開です。
TezukaOsamu.net(手塚治虫公式サイト)
Daisuke NISHIJIMA simasima(西島大介公式サイト)

MEMO

■週末まで東京ゲームショウが開催されていましたが、おっと目を引くような話題は特になかったみたいですね。そんな中ちょっと気になるのが、ショーにも展示されていたらしい「セカイカメラ」というiPhone 3G用アプリです。
知っている人は知っていると思いますが、簡単に説明すると現実空間にデジタルのメモを貼り付けることができて、それをユーザ同士で共有することができるというソフトなんですね。例えば、前からちょっと気になる洋食屋さんがあったとして、試しにiPhoneのカメラごしに覗いてみたら、誰かが「ここはオムライスがおいしかったよ!」なんてメモを残しているのが見られたりするわけです。体験レポートとしては下の記事が動画付きで分かりやすかったかな。

『セカイカメラ』体験レポート 京都国際マンガミュージアムの特大“火の鳥”を覗いてきた

こういう技術のことを拡張現実(AR)と言うそうですが、「セカイカメラ」はまだまだ一部の新しもの好きのためのお遊びツールっていう領域を出ていないようです。ただ、もっと進化していくとどんどん面白いことができるようになるのは間違いないと思うので、今後この分野がどんな発展を遂げるのか、今から楽しみなのです。

MEMO

ロンドンから図書館に関する大阪府政に怒りを露わにす
大阪府知事の図書館利用に関する問題提起(これ)についての批判エントリー。図書館のレファレンスサービスって、元々そういった「事実の調査」まで業務内容に含まれているんですね。あまり知らなかったのでなるほど~、と思いました。そういえばこの前googleで検索しても分からなかったことがあったけど、図書館で聞いてみれば分かるのかな。
 

■前にWiiの「プロゴルファー猿」って言うソフトがすごいという話のときにリンクしたことがある「絶対SIMPLE主義」さんが、読者に対してお金の無心をするという荒技をやってのけてちょっと話題になっているようです。さすがに批判が多いみたいですが、他にない切り口のブログだったので、どうにか生活を立て直して再始動してほしいです。
 

■2006年にリットン調査団・水野の初冠番組として始まった「水野キングダム」ですが、昨日遂に最終回を迎えました。絶対に半年で終わると思っていたのに3年も続くとは、それだけでも奇跡と言って過言ではないですが、ラストも奇跡的な終わり方でした。なぜかTM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」がバックに流れる中、王国最大の危機を前にした水野国王は自らを犠牲にして国民を救う…かと思いきや自分だけ助かっちゃうという、この番組らしいオチの付け方。最後まで本当にいい番組でした。
 

■報道もされていましたが、先日、小室哲哉がサイン会を開いたんですよね。偶然のタイミングで申し込むことができたので、参加してきたのでした(ちなみに行ったのはマスコミのいない2回目、9/26に三省堂書店有楽町店で開催された方です)。

参加の前に、本人を前にして何を伝えるかを考えましたが、やはり1ファンとしての希望や応援の気持ちを伝えるのがいちばんと考え、”またいつかglobeでライブをやってほしい!”という方向で行こうと決めました。でも当日、列に並んでいるとやっぱり緊張するんですよね。こんな状態で話しかけることができるのかと思っていたけど、どうにかglobeが好きだと言うことと、特に「LEVEL4」以降の曲が好きだけど、ライブでほとんど披露されていないのでぜひやってほしいと伝えることができました。それに対する小室さんの反応としては、「ああ、どうしてもベストみたい(な選曲)になっちゃうから~」「僕もエレクトロニカが好きなんで、またああいうのもやってみたい」というものでした。「ベストみたいに~」って言うのは、decadeライブか、先日のa-nationのことを指しているんでしょう。「エレクトロニカ~」については、たぶんこれは僕が「LEVEL4」っていう作品名を出したから、またああいう作品も作ってみたいという意味なんでしょうね。あのアルバムはトランスに傾倒していた頃の作品だから…。と言うわけで、微妙に伝わったのかどうかはよく分からない結果となりましたが、自分にできることはできたかな? という感じです。

サインのほかに握手もしてもらったのですが、温かくてふわふわで、まるでレンジでチンしたマシュマロのようでちょっと感動。この手があの曲やあの曲を生み出したあの手なのか…と思うと気が遠くなりそうでした。

本はどうせ幻冬舎のタレント本だし、話題だけの本だろう…なんて思いながら読んでみたら意外や意外、読みやすくてすごく面白かったです。特に事件のことよりも、音楽についての部分。過去、そして今の邦楽シーンをそんなふうに見ているのかー、と感心する内容でした。

今回の出版・サイン会もそうだけど、判決後の活動について批判があるのは、あれだけのことをやったんだから当たり前だし、もしかしたらこういうイベントに浮かれて参加するファンに対しても冷ややかな見方をされる方が多いのかもしれません。それでもやっぱり小室哲哉の作る音楽は僕にとって掛け替えのない存在なんですよね。
最終的には結果をどう出すかに掛かってくるんだと思うし、僕はこれからも小室哲哉という人物を見守っていきたいと思ったのでした。

TOPICSBOOK

すっかりプレイステーションの看板キャラクターとして定着した感がある「どこでもいっしょ」の10周年記念ファンブックが発売されました。

どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK
[本]どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK(amazon)

ソフトバンククリエイティブ 2009.9.24発売 2310円
ISBN:978-4-7973-5651-9

内容はこれまでの歩みを振り返るべく、トロをはじめとするポケピたちの紹介やゲームソフト紹介にはじまり、グッズカタログや開発者へのインタビューのほか、モバイルサイトで連載されていた「トロの旅日記」などのイラストを担当されていたニコ・ニコルソンさんによる描き下ろしマンガも収録。おまけでPSPをどこいつ仕様にできるクリアシールもついてくるとのこと。
オールカラーとは言え96ページでこの価格ということで、ファン以外にはちょっと手が出しにくいかもしれませんが、改めて振り返りたい人にはうってつけの1冊です。

どこでもいっしょ.com(公式サイト)
[本]どこでもいっしょ 10th ANNIVERSARY BOOK(出版社の紹介ページ)
[本]まいにちいっしょ トロクロおきらくBOOK(amazon)…こちらは現在PS3、PSPで展開中の無料コンテンツ「まいにちいっしょ」のファンブック。ついでに紹介。
PlayStation3/PSP用無料オンライン配信専用タイトル『週刊トロ・ステーション』2009年11月サービス開始 『まいにちいっしょ』3周年を機に名称を変更し、大幅リニューアル(PlayStation.com(Japan) 2009.9.24)…そんな「まいいつ」ですが、ちょうど昨日大幅リニューアルを発表。これまでの毎日配信から、質と量を増量して週1配信の番組形式スタイルになるとのこと。個人的には毎日チェックするのもしんどかったのでちょうどいいかも。11月からスタートです。

MEMO

98%の確率でお金がもらえるが、2%で死ぬボタン
ゲームと呼ぶには単純すぎる気がするけど、やってみると意外と楽しいですね。夢中になって2億まで増やしてしまいました。でも実際にそんなボタンがあったら、大変なことになるんだろうなぁ…。
 

■修理に出し、ハードディスク交換して戻ってきてから約1年。番組の録画予約をしようと思い、東芝のHDDレコーダーの電源を入れるとこんなメッセージが。

「録画状態に問題があり、このディスクは録画も再生もできません」

\(^o^)/
思わず↑のAAが頭の中に浮かんでしまいました。また修理に出さないのダメなの~? とがっかりしながら検索してみたら、リモコンで「ズーム」→「931」→「ズーム」と押してピピっと音がしたら電源OFF→ONしたらとりあえず再生はできるようになる場合があるとの報告を見つけ、「何その裏技」と思いながらも試しにやってみたら本当に再生できるようになったので、とりあえず一安心しました(数字部分は機種によって違ったりするようです)。
あとは必要な番組をDVD-RAMに保存してからHDDを初期化して問題なければOKらしいです。この現象はタイトルの不要部分を削除しての編集を多用していると発生することが多いみたいなんだけど、気を遣っていたからそういう編集はしていなかったし、HDDの容量も半分以上あったはずなんだけどなぁ。なる時はなるってことなんでしょうね。

MEMO

ミンティア
■以前、とある場所にあるコンビニをよく利用していたんですが、そこにいつからか妙に元気なおばちゃんが働き始めました。店に入ると大きな声で「いらっしゃいま~せ~?」と、妙な節をつけて挨拶されるので笑いそうになってしまうのです。ある日、思わず本当に笑ってしまったところ、それで打ち解けたと思われたのか、レジ打ちの途中で「いつもこれ買っていますよね」とか、「何のお仕事されているんですか」とか、”そんなことをコンビニの店員が聞いてくるか~?”ってなことを矢継ぎ早に尋ねられたのでした。その時は、戸惑い半分で生返事してやり過ごしたので、以降は質問されることはなかったのですが、それからも店を出る時には「今日も元気に行ってらっしゃ~い!」みたいな、ここは田舎の個人商店かと思わず突っ込みたくなるような掛け声を掛けてくるのでした。

正直僕は、ハートウォーミングすぎる人と人とのふれ合いとかって、どう振る舞っていいのか分からなくなるのでちょっと苦手なのです。おばちゃんには一切の悪気がないのは分かるんですが、お店の店員さんなんて無機質なロボットのように対応してくれた方が、逆にほっとするのです。

そんなおばちゃんですが、やはり都会のコンビニには合わなかったのか、1ヶ月ほどでぱったりと見なくなってしまったのでした。こうして再び自分が望んでいた”どこにでもある普通のコンビニ”に戻ったわけですが、それにも関わらず、ちょっぴり寂しくも思うのでした。わがままな話です。

とか思っていたら、それから1年後になんと近所のスーパーでレジ打ちしているおばちゃんに出くわしたのでした。しかもあの時のコンビニとは違って、すごく馴染んでいる様子でした。突然の再登場にびっくりしつつも、”うんうん、コンビニよりスーパーの方が似合ってるよ。ぴったりの場が見つかってよかったね”なんて心の中で思いながら、支払いを済まそうとしたところ、おばちゃんがこちらを見据えて不意に口を開くのでした。

「○○のコンビニによく来られていましたよね」

なんと、僕のことを覚えていたのでした。でもなんで無個性なただの客だったはずの僕のことなんかを覚えているのでしょうか。意外すぎる展開にちょっとパニックです。更におばちゃん、いつかの時みたいにマシンガントークがスタートですよ。

「今はここのスーパーで働いているんですよ」
「そうなんですかー」
「お住まいはこの近くなんですか」
「そ、そうですね」
「私、山本(偽名です)って言うんです」
「そうですかー」
「山本って言うんです」
「そうですかー」

このおばちゃん、自分にも名乗らそうとしていないか? と思うとなんだか急に怖くなり、返事もそこそこにすっ飛んで帰ったのでした。そしてこの一件で、さすがのおばちゃんにも拒否の姿勢が伝わってしまったのか、それ以降一切話しかけられることはなくなったのでした。

この話はこれで終わりですが、結局のところ「めでたし」としていいのかどうか、微妙なところです。僕も頑なですが、おばちゃんはおばちゃんでちょっと極端な気が。一体僕はどうすればよかったんでしょうか、キリンジの堀込高樹に激似なおばちゃん…。
 

マスカットとピーチ
■最近、ミンティアを食べるようになりました。口の中がさわやかになっていい感じです。ただ、なくなるともう1粒食べたくなり、止め時が分からなくなるのがちょっと難点です。しかも成分表示を見ると1粒で25kcalもあるとのことなので、5、6粒も食べればちょっとしたおにぎりレベルのカロリーを摂取したことになってしまうので注意が必要です。

そういえば、小さい頃にも「ハイレモン」っていうタブレット菓子(というかラムネ?)が大好きで、よく買って食べていたなぁと思って検索したら今もちゃんとあるみたいで安心しました。

明治製菓:ヨーグレット ハイレモン

サイトを見ると、なんとも僕好みのキャラクターがいるじゃないですか。名前はなんて言うんだろうと思って調べてみましたが、どこにもプロフィールが書かれていなかったので分かりませんでした。更によく見ると、ヨーグレットとハイレモンにはキャラクターがいるのに、姉妹品のピーチアップとハイマスカットなる商品にはどうもいないみたいです。ということで、せっかくなので自分で作ってみようと思い、絵柄を真似して描いてみたのが↑の絵……なんですが、やっぱり本物が持ってるかわいさには到底及びませんね…。完全に余計なことをしてしまいました。宇宙人の触覚みたいなのを真似してつけてみたらニコちゃん大王みたいになってしまったし。イラストレーターさん、ごめんなさいです。