MEMO

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■先日、「まだある。 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ キャラクター編」(amazon)という文庫本を買ってみました。2年くらい前に発売された本で、懐かしい昭和の品々をテーマにしたシリーズの中の1冊です。1つのキャラクターにつき見開き2ページを使って紹介されていて、ページの右側がコメント、左側がキャラクターの画像という構成になっています。紹介されているのは企業や商品のキャラクターやマークなどで、たぶん現在40歳前後の首都圏で育った人が読んだらかなりビンゴな感じなんだと思いますが、そうじゃなくても知らないキャラとかもいたりして面白いです。
この本でいいなと思ったのが、キャラクターごとに添えられた文章が著者の思い出話になっているんですね。単なる解説文よりもそういった個人的なエピソードの方が、キャラクターがその時代に生きた人にとってどういう存在だったのかって想像できるので楽しいなぁと思いました。
たぶんこのシリーズの他の本もそういう内容になっているんだとは思うけど、やっぱりキャラクターと思い出って密接な結びつきがあるんだなと改めて感じました。

このサイトも当初はキャラクターにまつわる個人的なエピソードを書き連ねるコーナーをメインで更新していたのですが、途中で「こんな文章UPしたって意味ないかも」と思いだしてやめてしまったんですよね。まあ、思い出話なんてよっぽど文章が上手いか話自体が面白いかじゃないと、誰も読みたいなんて思わないのは事実だろうし、ほっといてもそのうちネタ切れしただろうから、やめたこと自体は正解だったと思うけど、思い出の大切さみたいなものに気付いていればもうちょっといいコーナーになっていたのかもしれないなぁ…なんて思ったのでした。