オリエンタルランド、独自キャラクターの育成から撤退
タイトルどおりですが、NIKKEI NETによるとオリエンタルランドがディズニー以外の独自キャラクターを開発する事業から撤退するそうです。
→オリエンタルランド、独自キャラクターの育成から撤退(NIKKEI NET 2009.2.12)
オリエンタルランドと言うと東京ディズニーリゾートの運営会社としてのイメージが強すぎるので、世間的には「独自キャラなんていたの?」ってな感じですが、たぶんそういうディズニーのイメージが独自キャラを展開していく上で足かせになっちゃったんでしょうね。それにディズニーと無関係のキャラをディズニー関連施設で売り出すわけにもいかないですし。そうやって考えると、ディズニー事業で築いてきたノウハウや強みを活かす機会がなかったというのが敗因なのかもしれません。
記事によるとキャラクター開発事業を手掛けていた子会社のOLC・ライツ・エンタテインメントについて売却を検討していて、売却先が決まらなければ3月末で解散する方針だそうです。
オリエンタルランドの独自キャラと言えば「ネポス・ナポス」を思い出します。イクスピアリにこのキャラクターを使ったキャンプ・ネポスという子供向け施設があったんですが、昨年なくなっちゃったんですよね(事業自体は今も続いているようです)。
OLC・ライツ・エンタテインメントのサイトに掲載されているキャラクター一覧を見ると、オリジナルキャラの他に海外キャラクターの権利元と契約して、国内での展開なども行っていたようなんですが、それもあまりぱっとしなかったんでしょうかね。ちょっと残念なニュースなのでした。
→OLC・ライツ・エンタテインメント(公式サイト)
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