■昨年の終わりから突然始まったハンバーガーの旅ですが、さすがにもうそろそろ気が済んできました。が、もうちょっとだけ続きます。今回はグルメバーガーの有名店として知られる2つのお店に行ってきました。
1つ目はベーカーバウンス。本店は三軒茶屋にあるのですが、行ったのは東京ミッドタウンにある支店です。
▲チーズバーガー(1029円)とクランベリージュース(367円)をオーダー。バーガーにはポテトとコールスローがおまけで付いてきます。
そしてここではじめて、ナイフとフォークが出てきました。…ということは、やっぱりバーガーをナイフで切って食べるのがいいのかなと思い、とりあえずバーガーを組み立てて上からナイフを入れてみたけど、どう考えても上手く切れずにむちゃくちゃになりそうだったので早々に諦め、バンズもパティも高さがあるのでちょっと大変でしたがガブリと食べました。
ここのバーガーはパティが特徴らしく、かなり荒いミンチを炭火で焼いているそうです。おいしかったですが、こだわりのパティの荒い感じがあまり好みじゃなかったかも。チーズももうちょっと存在感があった方がいいかなー。特製のケチャップは酸味が少なく、普通のケチャップだとつけすぎるとケチャップ味しかしなくなっちゃうので要注意ですが、これはたっぷりつけても味のバランスが保てるように工夫されているようです。ポテトはちょっと揚げすぎなんじゃないの? という印象。こういう切り方のポテトには珍しくカリッカリでした。
全体的にはおいしかったんだけど、細かい部分が好みとあわなかったという印象です。やっぱり僕みたいな貧乏人は高級バーガーなんて食べずにおとなしくマックでも食べてろってことなんでしょうか…。
そんな一抹の不安を抱きつつも続いて向かったのが7025 フランクリン・アベニューというお店。島津山と呼ばれる高級住宅街の一角にある、一戸建てを改装してつくられたというハンバーガーとサンドイッチ専門のレストランです。
このお店ではパティのサイズをMedium、Large、Ex.の3種類から選べるようです。この時はおなかがすいていたのでチーズバーガーのLargeを注文しました。ちなみにこのサイズはクアアイナの1/3LB(1/3パウンド)とほぼ同じくらいのようです。
▲先に一緒に頼んでおいたフレンチフライ(S)とクランベリージュースが来ました。
この前からクランベリージュースばかり頼んでいますが、別にそんなに大好きというわけでもありません。飲み比べた感想でも書ければいいんですが、やっぱりほとんど違いもありませんでした。ポテトは間違って(L)が来てしまったのではと心配になるほどの量です。くるくると螺旋を描いた形は変わっていますが、味付けはシンプルでこれと言ったこだわりは感じられません。この量だとちょっと飽きますね。
そしてこのお店もナイフとフォークが用意されていましたが、今回は最初から無視です。
▲しばらくしてお目当てのチーズバーガーが運ばれてきました。おいしそうな見た目です。
▲横からはこんな感じ。変わっているのがブロック状のチーズが挟んであるんですね。
じっくり眺めた後、手に取ってぱくっと一口食べたところ、「!!!」と、頭の中にビックリマークが浮かびました。パティがおいしすぎる!! 焼き加減が絶妙で、脂っぽくはないのにしっとりとしていて、食べた瞬間に芳醇な味と香りが口いっぱいに広がります。
バンズはやわらかくて食べやすく、チーズも独特の味わいがあっておいしかったのですが、とにかくパティがおいしすぎて夢中になって食べてしまいました。ネット上の感想を見るとこのパティにはハンバーガーとしてどうなのかという賛否があるようですが、僕的には確実に”賛”ですよ。こんなおいしいバーガーがあったんだとびっくりでした。
そして最後に値段にもびっくり。チーズバーガー(L)1300円、フレンチフライ(S)350円、クランベリージュース700円で合計するとまさかの2000円オーバー。ジュース代だけで松屋の豚めし(みそ汁付き)が2回行けてお釣りがくるじゃん…なんて頭が勝手に計算してしまう僕はやっぱり根っからの貧乏脳なのでしょうか…。