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どんぐりメモ 2002.1


#23 はまじ、本を出す

2002.1.20

「ちびまる子ちゃん」に出てくる「はまじ」のモデルになった浜崎憲孝さんが、なんとエッセイを出版すことになったそうです。
タイトルは「僕、はまじ」、2/5発売だそうです。
あのはまじなら、そんなこともやりかねない感じもしますが、1つ気になるとすれば「なぜ今なのか?」ってことですよ。
こういう本を出すならもっといいタイミングがあったと思うんですよね。
そう思って、出版社の紹介ページを見てみると、はまじは最近までトラックの運転手だったのに、酒気帯び運転で捕まってしまい、今はフリーターなんだそうです。
ということは、不安定な時期のやけくそで本を出してしまったと言うこと? とも思ったけど、本を書くにはそれなりの時間が必要と思うので、そういうわけでもないのかもしれないけど。

でもこのはまじこと浜崎さん、なんと漫才師を目指して上京したこともあるとか。
もしかしてこの人、想像以上に漫画そのまんまの人なのですか?
思わずエッセイを読んでみたくなりそうなエピソードに、頭の中ははまじでいっぱいです。

彩図社…出版元。紹介ページはここ。2/10にはブックファースト渋谷店で、はまじサイン会なるレアなイベントが開催されるそうです。はまじファンは要注目!

どんぐりメモ#9 「ちびまる子ちゃん」2話構成になる(2001.12.24)

 


#22 ウォレスとグルミットの新作、ネット公開へ

2002.1.20

日本ではプッチンプリンのCMでもおなじみの、イギリスの人気クレイアニメ「ウォレスとグルミット」が帰ってきます。
しかもネットで!
長さ1分の短編を12本用意して、今秋から公式サイトで公開するそうです。
しかも無料! なんですよね〜。
これはいい試みだぁ。僕も応援します。

ニュース記事で知ったんですが、「ウォレスとグルミット」ってここ7年くらい新作が出てないんだってね。
そんなブランクがあるのに、すごい人気ですよね。
改めてウォレスとグルミットのすごさを思い知りましたよ。

で、本格的なウォレスとグルミットの長編映画も、数年後の公開を目指して制作されているそうです。
タイトルの「The Great Vegetable Plot」は直訳すると「すごい野菜陰謀」ってなったんですが、なんだかよくわからないなりにおもしろそうなタイトルです。はい。

「ウォレスとグルミット」新作12本、秋からネット公開(CNN 2001.1.18)
Wallace & Gromit…アードマン・スタジオサイト内の本家公式サイト。このサイトで今回紹介した短編が発表される予定です。
ウォレスとグルミット…公式サイト。


#21 326選曲のコンピレーションアルバム発売

2002.1.20

イラストライターの326(ナカムラミツル)がCDを出すと聞いて、「歌うの?」と心配していたところ、いろんなアーティストの作品を集めたコンピレーションアルバムを手掛けたということだったので、ひとまず安心したわけなんだけど。
レコード会社の紹介ページにある収録曲一覧を見てみると、326とクレジットされている曲がある! あるんだよなぁ〜。
ってことで、当初の心配がますます強くなっていったわけなんですよ…(なんで心配なのかはわからないんだけど)。

それから数日後に、再び紹介ページに行ってみたところ、なんと326の楽曲2曲が視聴できるようになってるじゃありませんか。
恐る恐る聞いてみる…。
するとスピーカーからは女性ボーカルの声が〜!
なーんだ、やっぱりゲストボーカルがいるのかと、安堵とともにもう1曲のほうを聞いてみると、今度は男性ボーカル。
でも、歌うまいし、これは326じゃなくて歌手だろうな。
ということで勝手に納得したわけなんだけど…。

実は、2曲目のほうはやっぱり326本人のボーカルなんだってよぉ〜!

ってことで、不覚にも326の歌を「うまい」と思ってしまったわけで(^^;)。
でもホントにいい感じなんですよ、これが。ははは。
で、そういえば収録曲にあるスガシカオからはいいとものテレホンショッキングが回ってきたし、AIRの曲は共作だし、着実に音楽方面に知り合いを作っていってた結果がこのアルバムなのかなぁ、って思ったり。
なんか知らないけど、326もうまい感じでやるもんだ、と思ってしまいました。
では、最後に気になったことを一つ。

なんで19(ジューク)の曲は入ってないの?

326セレクトのコンピ盤発売イベントに本人登場!(ファミ通.com 2001.1.18)
326部…バンダイ運営の公式ページ。326って昔は19のメンバーだったのにいつの間にか脱退してましたよね。でも19のページは削除されずにあります。


#20 ピクミンの歌手、素顔公開

2002.1.21

ピクミンのCD、買った人いますかー。
僕はというと、レンタルショップで見かけたものの借りなかったんですよね。
あんなに騒いでいたわりに、変なところで気おくれしてしまう性格なんですよ。はは。
しかもゲームの方もまだ買ってないし(ゲームキューブ、いつになったら買うんだか)。

まあ、そんなこんなでこの曲を歌うストロベリー・フラワーの素顔が公開されました。
素顔公開とともに2人が歌っているビデオも発表されたんだけど、そうすると音楽ランキング番組などでは、これまでのゲームの映像から、2人の映像を流す場合が多くなってしまいました(ピクミンが見られないよ〜)。

あと、素顔以外ののプロフィールは以前から公表されていたんだけど、ボーカルは元コケッシーズのわたなべともえさんという方。
もう1人は会社員の友妻タケシさんという方で。
そして最近になって、友妻さんの詳しいプロフィールも公表されてたんだけど、これがびっくりで。
なんと、電通の方なんだそうですね。
ということは、もちろんCMの企画をした方ですよ。
ありゃー、そうだったのか、という感じです。はい。

ワイドショーなんかでは「たいやきくん」や「だんご3兄弟」に続くヒットとなるか? なんて言われてるけど、この2つはケタが違うのでそこまではいかないでしょうね。
ただ、実は「たいやきくん」とは共通点があるという噂が。
というのも、「愛のうた」も印税契約じゃないって言う話なんですよね。
これ、本当だとするとまさに21世紀の子門真人って感じなんですが、ホントのところはどうなんでしょ…?

ピクミンの「愛のうた」素顔初公開(スポーツニッポン 2001.1.8)
ピクミン…任天堂のゲーム紹介サイト。試聴も可能。


#19 モー娘。飯田はアート志向?

2002.1.21

この「どんぐりメモ」と言うコーナーは、まず集めたネタへのリンクを左フレームにばばばっと貼りつけておいて、その中から気になったものを右フレームで取り上げ、うだうだとどうでもいいようなことを書く、というのが基本スタンスなのですが、今回取り上げるのはモーニング娘。の飯田さんです。
かつては、「好きなモー娘。メンバーは?」なんて聞かれたならこの方の名前を挙げていた僕ですが、今ではすっかりこの方普通になっちゃったし、他のメンバーはと言うと、ようやく加護と辻の区別がつくようになったかと思ったら、今度は新メンバーが加入したりして、さっぱりわけわからないので矢口でも安田でも誰でもいいって感じです(でも吉澤はなんとなくニガテ)。

さて、そんなわけでリーダーという以外、特に目立ったところのなかった飯田さんですが、このところ立て続けに2つの記事を目にしたんですよ。
1つは、
モー娘。飯田は世界フィギュアのマスコットをデザイン(サンケイスポーツ 2001.1.8)
というもの。そしてもうひとつは
モーニング娘。の飯田圭織が絵画展に挑戦(ファミ通.com 2001.1.9)
というもので。
記事によると、飯田さんは昨年の12月に「心のスケッチブック」というイラスト詩集本を発売したとのことで、そこに来てのスポーツ大会の公式マスコットデザイン、そして絵画展のプロデュースということなんですよ。

それを知って、僕は
「飯田って、アートな才能があったんだなー」
って、思いましたよ。

まあ、本当に飯田さんにアートの才能があるかどうかは、僕の知る余地じゃないし、これが事務所の方針的なものだということはだいたい見当はつくんだけども、ね。

ただ、もし事務所的に「飯田=アート」という方向に持っていきたくて、こういう仕事を重点的に飯田さんに振ってるのだとしたら、それはそれでいい話ですよね。
もし、モー娘。から飯田さんが脱退する日が来たとしても、モー娘。時代にアートのイメージを印象付けることができたとしたら、ただ何もないよりも、その後の仕事に広がりを持たせることができると思うし。
売れなくてとっとと解散、気がついたらタイの無人島行き、なんていうのとは段違いにいい待遇です(^^)。

でも、キャラクターデザインまでできちゃうのはいいですよね〜。
自分のキャラクターをデビューさせたい本業の人だって山ほどいるのにね。
というわけで、そんな恵まれた環境を活かして、飯田さんには藤井フミヤや石井竜也を超えるような存在になってもらいたいものです。
これからもアーティスト飯田圭織に要注目です。


#18 「特命リサーチ200X!」リニューアルの謎を究明せよ!

2002.1.20

日本テレビ系列で放送中の「特命リサーチ200X!」が「特命リサーチ200X・II(セカンド)」と名称変更し、稲垣吾郎を除くキャストを総入れ替えすることが我々「キャラピットリサーチ社」の調査で明らかになった。
その調査によると、稲垣吾郎は新チームへ異動になった、と言う設定だという。
しかし、ここで幾つかの疑問が浮上する。

・なぜ稲垣吾郎だけが続投することになったのか。
・なぜ新キャストは、こんなにも「ばたくさい感」があるのか。そしてなぜそうする必要があったのか。


我々「キャラピットリサーチ社」はこの2点の謎を解明するべく、直ちに詳細なリサーチを開始し、いくつかの仮説を立てるに至った。
それでは、これらの仮説について検証してみることにしよう。

ピコンピコーン(←効果音)

CASE1.視聴率低迷説

これは、ここ最近の「特命リサーチ200X!」が視聴率低迷に晒されているのではないか。
そのため、番組の抜本的改革を迫られたのではないか、という説である。
しかしながら、我々「キャラピットリサーチ社」には、この番組の視聴率に関する資料がなかったため、この説はあくまでも想像の域を出ない。
しかもこの説ではなぜ稲垣吾郎だけが残ったのか、なぜばたくさい感のあるキャストにしなければならなかったのか、という最初に挙げた2点の疑問に対する回答にはなっていないのである。


CASE2.ドラマ内容のつじつま合わせ説

これは、昨年夏の例の一件で稲垣吾郎が番組を一時降板していたことを起因とする説である。
途中から吾郎がいなくなったことについて、番組内では、現時点で一切の説明がなされていない。
しかし、番組を続けるにあたって、吾郎を復帰させるにしろ、させないにしろ、何らかの説明が必要になってくるであろう。
そこで考え出された苦肉の策と言うのが「吾郎は昨年夏の時点で別チームに異動になっていた」という設定である。
これだと、今まで吾郎がいなくなったことについて、番組内で触れられていなかったのにも納得がいく。
そして今後異動先のチームを追っていくことによって、吾郎も復活できるというわけだ。
ただ、この説だと、番組スタッフは吾郎のために吾郎以外のキャストをすべて切ってしまったことになり、これが正しい説だとすると、なんとも後味の悪い話である。
さらに、異動先のチームがばたくさい件については何の立証もできないことを付記しておく。


CASE3.本当は番組の終了が決まっていた説

これは、本来ならばこの3月(もしくは昨年の9月)で番組自体が終了する予定だったとする説である。
ここでポイントになってくるのも、稲垣吾郎が番組を休んでいる件だ。
このまま稲垣吾郎不在のまま番組が終了してしまうとなると、やはり後味が悪くなってしまうし、「吾郎のせいで番組が終わった」などという、あらぬ風説を招かざるとも考えられなくもない。
そこで、吾郎を復帰させるためしばらく番組自体を延命した、というわけなのである。
この説だと、全面的にキャストを変更する必要がないようにも思われるが、他の一部のキャストのスケジュールが既に決まっていたため、この際吾郎以外を変えてしまおうという流れになったと推測することが可能だ。
しかし、なぜ変更後のキャストをばたくさくしなければならなかったのかについては未だ謎である。


この他にも、「やっぱり菅野美穂が…説」など、いくつかの仮説が挙がったのだが、どれも決定的証拠に欠ける説だったため、現時点では理由をはっきりと特定できないと言う結論に至った。
しかし、これまでの調査により吾郎復帰に関するとばっちり説が色濃くなったことは免れ得ない事実である。
今後も、我々「キャラピットリサーチ社」では、この方向でリサーチを継続していく予定である。

新しい情報が入り次第、追って報告する!

謹慎明けの稲垣吾郎、竹中直人組に“人事異動”(ZAKZAK 2002.1.17)
特命リサーチ200X!…ファーイーストリサーチ社、インターネットセクション。
発掘?あるあるトンデモ大実験…あるある大事典や特命リサーチなど、情報番組の内容について考察しているページ。

参考資料:旧キャストと新キャストの勝手に対応表。
佐野史郎  →  竹中直人
稲垣吾郎  →  稲垣吾郎(変わらず)
高島礼子  →  戸田恵子
中野秀雄  →  田口浩正、山口智充
川平慈英  →  阿部寛
関口知宏  →  ラルフ鈴木(日テレアナウンサー)
菅野美穂  →  酒井美紀

特に高島礼子→戸田恵子のあたりが…(^^;)。いや、戸田さんのことは大好きなんですよ。


#17 ホフディランとキャラクター

2002.1.13

ホフディランのアルバムを借りてきたんですよ。
あ、ホフディランっていうのはボブディランではなくて、日本のアーティストですよ。
で、アルバムって何の、って話ですが、去年の4月にリリースされた「31st CENTURY ROCKS」なんですよ(遅)。
ホントはもっと早く聴きたかったんだけど、いつも行ってるレンタルショップには活動再開後の新譜が全然置いてなかったんですよね〜。
だから、別の場所で借りないとと、もたもたしてたらこんなに遅れちゃったわけなんです(それにしても時間かかりすぎだけど)。

んで、久々のホフディランとの再開に大感動なのですが、そんな中、なんで行きつけのレンタルショップには置かれなくなったのかを考えてみたんですよ。
というか、考えるまでもなく売れてないみたいなんですよ(最新シングル、オリコン初登場99位って)。
ホフディランの曲ってポップで聴きやすいのに、なんでこんなに売れないんでしょうかー。
せめてレンタルショップには置かれるくらい売れてくれないと困るぞ(僕が!)、ということで、これからはこのホームページでもキャラトピックに紛れ込ませてホフディラン情報を紹介してみるという、草の根的な活動を思いつき、今こうやってキーボードを叩いているという次第なのです。

んで、まずはホフディランの公式サイトを見るべしー! と思って行って見てびっくりですよ。
最新シングルのジャケットはユウヒとエイプのNIGOの共同デザイン!?
ガンビーのビデオにユウヒがオリジナルテーマ曲を提供!
そしてそれぞれTシャツ作ってるし!

と、そんなわけで、別に無理してホフディラン情報を紹介しなくてもキャラクター的な話題がたくさんあるじゃないですか〜。
なーんだ、じゃあ普通にしてればよかったのかー、と思ったわけなのです。
思えば、ホフディランとキャラクターにはこれまでにもいろいろとつながりがありましたもんね。

携帯電話の番号が11ケタになる時に出てきた「11ケタウサギ」の声&曲がホフディランだったし、
アニメ「コジコジ」のオープニングテーマ「コジコジ銀座」を歌ってたのもホフディランだったし、
チロルエッグタルト
のCMに使われていた曲はベイビーさんのソロ曲だったし、
ソロ活動前に出したシングル「STAND」は「バグズライフ」のイメージソングになってたし(でもこの”イメージソング”ってなんだったのか、よくわからないままなんだけど。知ってる人いますか?)。

やっぱりあのポップな曲の数々が、キャラクターの世界観を引き立てるってことなのかな。
うーん、それにしてもこんなにキャラクターと密接なつながりのあるアーティストがかつていたでしょうか。
これはもうキャラクターサイトでホフディランを取り上げることは必然と言ってもいいのかもしれません。
というわけで、これからも僕はホフディランとキャラクターの関係について追っかけていきたいと思います。
ではっ!

キャラコラム24.エッグタルト味のチロル、もう食べた?(内部リンク 1999.11.2)…最近、こうやって関連する内部リンクを最後に貼ってるんだけど、ホントにキャラコラムっていろんなことを書いてたんだな〜、って自分でも思うよ。


#16 柿本幸造さんの絵

2002.1.13

これは、僕がよく見に行ってて、そしてよく話題にする絵本作家の「のぶみ」の公式サイトにある「のぶみ日記」のはなしです。
先日の日記で、絵本画家の柿本幸造さんの絵が大好きだと書いていたので、どんな絵を描く人なんだろうと気になって調べてみたら、本当にかわいかったので、僕のページでも紹介しとこうと思ったわけです。
下に表紙が掲載されているサイトをリンクしているので、気になったら見てみてくださいね。
のぶみのおすすめの「どんくまさん」は絵として味わいのあるものですが、その次の「どうぞのいす」のうさぎなんて、単純にキャラクターとして見ても、有無を言わせぬかわいさがあってちょっとびっくりします(^^)。

どんくまさん教文館
どうぞのいす(以下bk1
くまのこくまきち
どんぐりぐりちゃん
もりのおくのちいさなひ
おさなごころの風景 柿本幸造作品集

えほん・いんふぉ…絵本作家のデータベースが充実しているサイトです。柿本さんのデータはこちら。3年前にお亡くなりになってるんですね。このページの作品リストを見て気がついたんですが、なんと僕の好きな本もあるじゃないですか。「天使とくつした」は僕の大好きなおはなしですよ。あの絵の人だったのかー、と思わぬ発見でした。


#15 売れないSCEのゲーム

2002.1.13

はい、またゲームの話が始まりましたよ。
わからん人は置いていきますからね(←テント風)。

この冬のテレビゲーム商戦はとにかくPS2が強い! と前から言われてて、まあ実際すんごく強かったらしいんですよ。
でも、僕がおもしろそう! と思ったPS2のソフトのいくつかがあまり売れなかったのが気になったんですよね。
3つばかしタイトルを書くと「ICO」と、「ジャック×ダクスター」、そして「トロと休日」なんですけどね。
しかも、この3つともハードメーカーであるソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)のゲームなんですよ。
これは偶然の一致なのか?
うーん。

でもよく思い出してみたら、僕が以前にも「おもしろそう!」と思ったSCE発のPS2ソフトが全然売れなかったことが何度かありました。
タイトルを書くと「びっくりマウス」、「TVDJ」、「チェキッティービー」あたりで。
でもまあ、この3つはもともとそんなに売れ系のゲームではないんだと思うし、もし僕がPS2持ってたとしても買ったかどうかも疑わしい感じなんですが、どれも発想がおもしろいゲームなんですよね。
ちょっとむずむずしそうな言葉で言うとクリエイティビティーというか、新しいゲームの可能性を感じるというか。
そんな新しいゲームがたくさんあるのに、SCEのゲームで売れるのってほとんど一発ネタのような「蚊」みたいなソフトだったりするんですよね〜。
これって、いつもメディアを巧みに利用して宣伝活動してるのが裏目に出てしまってるのかなー、という感じです(メディア受けの良い悪いで売れ行きが決まる、みたいな)。

対する任天堂はメディアを利用することはヘタなんだけど、地道に「どうぶつの森」のような良作ソフトをちゃんと売ってるんですよね。
SCEも「ICO」のような良作ゲームを埋もれさせないようにするのが、今後の確固たる地位を築く上での課題なのかもしれません。

ソニー・コンピュータエンタテインメント 2001年12月の1カ月間で500万台のPS2を販売(GAME Watch 2001.1.9)
ほどよい制限と魅せ方のシンクロが美しい アクションアドベンチャー 「ICO」(GAME Watch 2001.12.21)
『ジャック×ダクスター』はアクションゲームの新境地を切り開いた!(後編)(週刊WebSPA! 2001.12.25)
ジャック×ダクスター体験版が30万枚配布決定(GAMESPOT 2001.11.9)

ICO…少年が、言葉の通じない女の子の手を引いて、お城から脱出するというゲーム。SCEのCMって、ゲームの世界観を無視したものが多くてあまり好きじゃないんだけど、このソフトのCMはすごく雰囲気があって印象的でした。
ジャック×ダクスター…PS系ではめずらしい本格的な3Dアクションアドベンチャー。「クラッシュ・バンディクー」のスタッフが制作に関わる。体験版を30万枚配布するも、売り上げがそれを超えるのにはもう少し時間がかかりそう。SCEの看板キャラにするには少しバタ臭いかも。なんとなく任天堂の「バンジョーとカズーイの大冒険」とイメージ的にかぶります。
トロと休日…実写映像と3Dキャラを高度に組み合わせたゲーム。でも、それにどんなおもしろさがあるのか、ちょっと伝わってこなかったのかも。
びっくりマウス…お絵描きパフォーマンスソフト。うるまでるび&岩井俊雄というタッグにウゴルーファンとしては感動。
TVDJ…遊びながら映像をコラージュしていくゲーム…、ってこの説明であってるのかな。実際おもしろいのかはちょっと謎。
チェキッティービー…投稿ソフトという変わったゲーム。これもおもしろいのかは謎だけど、キャラはかわいい。
…プレイヤーは蚊になって、人の血をうまく吸うというゲーム。これはこれでおもしろいんだろうけど。

どうぶつの森+…爆発的に売れた「スマブラDX」や、話題の「ピクミン」の陰に隠れながらも密かに売れているゲームキューブ用ほんわかゲーム。僕はロクヨン版を所有。

SPECIAL ISSUE7.コナミからクラッシュ・バンディクーが(内部リンク 2000.9.23)…奇しくも同じ12/20に発売されたコナミの「クラッシュ」と、SCEの「ダクスター」。知名度の差か、ゲーム内容の差なのか、キャラの見た目の差なのか、クラッシュの方が売れ行きはいいようです。


#14 年末年始のテレビ番組

2002.1.10

そろそろ正月ボケもおさまってきた頃でなんですが、年末年始のテレビ番組の話です。
毎年、年明け早々に年末年始のだらだら長いテレビ番組のことで1人で盛り上がっているのがこのサイトの常だったのですが、今年はちょっとタイミングがずれてしまって、こんな時期になっちゃいました。
それならもう書かなくていいような気もするのですが、このためにメモまで取ってしまっていたので、書かざるを得ないのです!
今回はいろんなキャラクターの話も出てくるってことで。
それではさっそく本題へどうぞ。

★せっかくテレビに出たマシマロ。しかし…
年末の「世界まる見え」のスペシャルでのこと。
韓国の巨体4歳児を紹介したVTRのあと、スタジオにも本人が登場。韓国の料理(だったかな)を載せたテーブルとともにやってきたんだけど、そのテーブルにはなんと韓国で大ブレイク中といわれている「マシマロ」のぬいぐるみが飾られていたのです!
テレビではじめて見て感動だったのですが、スタジオではぬいぐるみには一切触れられず、とっとと次のVTRに行っちゃったのでした…。

★トミーのAIBOがなぜか安室に!
トミー・フェブラリーが、AIBO(ラッテ&マカロン)が登場するアニメ「ピロッポ」の主題歌「KISS ONE MORE TIME」を歌いに「HEY!HEY!HEY!」に出たときのこと、なんとダウンタウンの2人にラッテとマカロンをプレゼント!
ソニーグループの懐の深さを垣間見せると同時に、高価なもの(というかお金)が大好きな松っちゃんをたいそう喜こばせるという超荒技を披露したのでした。
そして、しばらくたった年末の「HEY!」のスペシャルでのこと、なんと安室とのリベンジ対決の吹き矢勝負の商品に、あの時のAIBOが勝手に出品されているじゃありませんかー。
しかも安室ちゃん、しっかりとAIBOをゲット。
松っちゃんは「せっかくなついてきたところだったのにー」と、すごく残念そうだったのでした。

★明石家サンタ、セットのうしろに
ガンビーがいましたよね。
そして商品の中には「ソニック」のゲームキューブ版と、ゲームボーイアドバンス版がそれぞれの本体とセットで提供されていました。
でもソニックの宣伝というより、キューブとアドバンスの宣伝っぽかった…。セガ的にはそれでもOK?

★紅白歌合戦に出たキャラクターたち
ハム太郎、千と千尋の神隠し、トトロ、どーもくん、ゴーヤーマン。
このあたりかな。
ゴーヤーマンはキロロの歌の時に出てきたんだけど、その時「天下無敵のゴーヤーマン」を歌ったガレッジセールもしっかり登場してました(さすがに歌は披露しなかったけど)。

★NHK、藤子不二雄作品の実写ドラマ
「キテレツ大百科」を原作にした「キテレツ」という実写ドラマ(コロ助は3DCGだったらしい)があったかと思いきや、今度は「エスパー魔美」の連続ドラマがスタートしました。
うーん、今度は「21エモン」をお願いします。

★正月といえばおじゃる丸
以前お正月に「おじゃる丸」を見て以来、僕の中で「お正月といえばおじゃる丸」という図式ができつつあるのですが、今年のお正月もおじゃる丸が何作かまとめて放送される番組があったので、予約録画しておいたのでした。だけど、前の番組か何かがずれてて、最後まで録画できていないんでやんの。
これだからNHKって…。
でもキスケの角が取れる話はおもしろかった〜。

★ぼく生きスペシャルにサンリオキャラが登場
 ダニエル・スター、ポムポムプリン、けろけろけろっぴ、ハローキティ、マイメロディ、ポチャッコがサタッペ・スマッペに引き連れられて登場。
「男の子と女の子の境界線を引いてください」という問題。
普通に考えたら、キティとマイメロだけが女の子なんだけど、いつも引っ掛けのあるこの番組、もしかしてプリンとけろっぴも女の子なのか!?
と思っていたらやっぱりキティとマイメロだけでした…。
深読みしすぎ。
ちなみにキティちゃんはいつものように体重や身長の話でいじられてました。
さらに中居くんからは「ハローキティっていうのはフルネームなの?」なんていう質問も(本名はキティ・ホワイト)。
それよりも、ほとんどの着ぐるみが2〜3頭身の中、1人だけ5頭身くらいありそうな気がするマイメロディが、びみょ〜に気持ち悪く見えたのは僕だけ?

★ゴローちゃん復活の裏にもう一つの復活が
 先日月曜日の「SMAP×SMAPスペシャル」では、いよいよ稲垣吾郎復活か?
なんて囁かれていたので、途中から見ていたんだけど、結局来週復活というメンバーからの告知だけでした。
し・か・し!
今回のスマスマにはもうひとつの復活劇が隠されていたのです。
それは「おやスマナイト」!
「おやすまなさい」にかわるエンディングのあいさつとしてゴローちゃんが考案したものだったのですが、まさか今になって復活するとは思ってもみませんでした。おやスマナイトファン(なんだそりゃ)としては、それだけで感動だったのでした…。

というわけで、すべてを書き終えてすっきりです。これを読めば年末年始テレビを見なかった人も見た気になれると思います。
あと強いて言えば、この時期トミーズの漫才をよく見かけた気がするのですが、僕だけの思い違いかもしれません。
そうえいば大阪では今いくよくるよの「どやさ」が流行っているっていうのは本当なのでしょうか…。

キャラコラム35.おじゃる丸を見た感想(内部リンク 2000.1.22)…実は、おじゃる丸を見たのはこの時以来2年ぶり(去年のお正月は見逃した)。


#13 祝!スーパーミルクチャン復活

2002.1.5

なんと、僕の大好きなアニメ「OH!スーパーミルクチャン」が復活するそうです。
最初はフジテレビの深夜番組の1コーナーとして放送されたミルクチャンですが、その後WOWOWで新シリーズが放送され中ブレイク! でも1クールで終わっちゃって寂しい思いをしていたんですよね〜。
今度の舞台は「Grasshoppa!(グラスホッパー)」というビデオマガジンなんですが、これは「ショートフィルム映像マガジン」というコンセプトで作られたレンタルビデオで、新進気鋭の映像作家が作った映像作品(アニメ、実写)がオムニバスで収録されているんですよね。

11月に1号が登場、隔月のペースで新作が投入されるという仕組みなんだそうです。
で、今月30日に登場する2号でミルクチャンの新作が見られるということなのです。
レンタルビデオというちょっと閉鎖的なメディアの特性を活かして、テレビよりも過激な内容になってるらしいです。
ちなみにサブタイトルは「ミルクのノーマーシー! 不倫は文化だ!」(^^;)。
今から楽しみだなぁ。
というか、主にTSUTAYAに置いてあるというこのビデオ、ちゃんとうちの近くのTSUTAYAにもあるんだろうか…。

OH!スーパーミルクチャン公式サイト…告知ページはこちら
OH!スーパーミルクチャン(スタジオぴえろ)…告知ページはこちら
Grasshoppa!(公式)…紹介ページはこちらこっちには監督の田中秀幸さんと脚本の椎名基樹さんのインタビューが。ミルクチャンの声の子は中学生になったとか(ホントに小学生だったんだね)。ちなみに、このビデオに連載されている別作品に登場する「もち君」というもちのキャラが、以前「王様のブランチ」で紹介されていました。
キャラコラム29.OH!スーパーミルクチャン(内部リンク 1999.12.2)


#12 アランジアロンゾの福袋、オークションは禁止

2002.1.5

アランジアロンゾの福袋の応募受付が昨日から行われています。
今日の朝10時までなので、ここを見たほとんどの人はもう終わっちゃってると思いますが、まあ、熱烈なアランジファンの皆さんはメールマガジンを取ってるでしょうし、問題ないですよね。

この福袋、アランジアロンゾのネットショップで限定60個、10000円で売り出され、中身は20000円相当の品々が入っているという、アランジアロンゾがよくやるお楽しみ企画なんですが、応募にあたって、いろいろと注意書きがあるんですよね。
トラブルを避けるためなんだとは思うんだけど、その中にひとつ気になるものがあるんですよ。
それは「購入後に商品をネットオークションで売買することを固く禁じます。」というもの。
前にも限定グッズの販売時にはこのようなことが記載されていたと思うんだけど、それにしてもなんか、もうちょっと書き方がないのかな〜、と思ってしまいます。

だって、普通に考えたら、購入した時点で所有権はその人にあるんだし、法律的には何の意味も持たないお願いなんでしょ。
だったらこんな命令口調で書くよりも、「ファンの皆さんへのお願い」という感じで、もっと親しみのある文体で、なんでネットオークションに出品してほしくないのかという理由つきで、僕たちファンを納得させてほしいです。
じゃないと、「なんでなの?」ってことになって、不信感が募っちゃうと思うし。
特にネット上のファンとは、これまでに何度かあったファンページの閉鎖の件でぎくしゃくしてるんだからさ…。

多くのファンは、なんでオークションに出品してほしくないかなんてこと、最初からわかってるし、アランジアロンゾの嫌がることをわざわざしないと思います。
でもこういう文章を見ると、僕たちファンのことは全然信用されてないみたいで、ちょっとがっくりしてしまうんです。

アランジネット(公式)…福袋の告知ページは「SPECIAL」にあります。
ペロリなきもち(内部リンク)…アランジキャラの1人、ペロリに特化したページです。最近更新ない。


#11 手塚治虫ワールド、計画を大幅縮小へ

2002.1.5

手塚治虫の作品たちを活かしたテーマパークが神奈川県の川崎市にできる予定だったんだけど、今回の計画大幅縮小により、手塚治虫以外のアニメキャラも取り入れたり、ショッピングセンターなどを併設したりするそうで、手塚治虫のテーマパークとは呼べないようなものになってしまうようです。
残念。
原因は資金調達がうまくいかなかった、とのこと。

この事業を推し進めていた「手塚ワールド企画」という会社のコメントによると、「通常のアトラクション型テーマパークでは、東京ディズニーランドに勝てない」ということらしいんですが、、なんか微妙に納得がいかない気がするのは僕だけかなぁ。
だって、集客とか、華やかさといった面では、ディズニーランドにはどうやっても絶対に勝てないのは最初からわかってることですよね。
そういうところでディズニーのタメを張ろうと思ってたのかなぁ、と思って…。
そういう方向じゃなくて、規模や華やかさでは負けたとしても、手塚治虫の世界を使えば、ディズニーランドにはない要素を持った新しいテーマパークができると思うんですよ、僕は。
例えば、アトラクションが終わって建物から出てきたら、みんな泣いてたとか、そんなことだってできそうだし。あ、この泣くって言うのは怖くて、じゃなくて感動して、ね。

というのも、ディズニーランドってよく、園内に入るともう別世界、夢の国で、現実を忘れさせてくれるっていいますよね。
でも手塚治虫の世界は違うんですよ。
手塚作品にも夢や希望はたくさんあるんだけど、それはおとぎの国の中に広がってるんじゃなくて、シビアな現実の中にあるんですよね。
アトムにしろ、ジャングル大帝にしろ、ブラックジャックにしろ、子供向けに描かれたとは思えないほどシビアでつらくて、でもそこに希望があるからこそ一段と輝いて見える、、っていう物語だし。

つまり、おとぎの国にいざなうだけがテーマパークじゃないってことを、手塚治虫が遺したたくさんの作品を使うことで、できると思うんです。
そしてそれができるのはたぶん、――ただの子供の娯楽だった漫画の世界ではじめて「死」という表現を描くことができた――手塚作品だけにしかできないことだとも思うんです。
でも、違う人のアニメキャラも取り入れたりするということは、おそらくそういう路線じゃかたちにすることが難しかった、ということなんでしょうね。

もしかしたら、手塚キャラがダンスしたり、パレードしたりといった、ディズニーランドのキャラをそのまま手塚キャラに差し替えて、ランクを2ランクくらい落としたようなテーマパークができるのかもしれません。
でもそれだったら、手塚治虫を使う意味がないんですよね。

今回の規模縮小計画でアトラクションの数は42から、20へと減ったということなんですが、それでも20もあるんですよ、実は。この20のアトラクションがどんなものになるのか。
僕は期待を寄せています。

川崎の「手塚ワールド」、計画を大幅縮小(読売新聞 2001.12.28)
手塚ワールド大幅縮小(日刊スポーツ 2001.12.28)
手塚治虫@ワールドこちらに「手塚治虫ワールドかわさき」の概要が紹介されています。
伴俊作の推理手帳(内部リンク)

・記事などによると、「手塚治虫ワールドかわさき(仮称)」は今回の計画見直しで名称を「21st Century Park in Kawasaki(仮称)」に変更し、敷地面積を38ヘクタールから約20ヘクタールに縮小、オープン予定の2007年度予想来園者を400万人に半減したそうです。ちなみに東京ディズニーランドの年間来場者数は約1700万人(この数字は世界のテーマパークで1位)、東京ディズニーシーの年間予想来場者数は約1000万人くらいのようです。


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