★スタッフ一覧
ここではウゴルーキャラクターを生み出した
デザイナーのみなさんを中心に
スタッフ紹介をしていきます。
岩井俊雄(いわいとしお)
メディアアーティストとして世界で活躍する岩井さんは、
バックのCGセットなど、番組の基礎となる部分を作った方です。
テレビにCGを持ち込んだ第一人者とも言える方で、
ウゴルーの前身とも言える「アインシュタイン」という
フジテレビの深夜科学番組のCGも手掛けています。
この方が作ったキャラ「テレビくん」は
実は別の番組用に作られたそうで、
実際にはその番組が初デビュー(?)だったそうです。
どうやら「シュールくん」、「トマトちゃん」、「ロボットくん」など、
メインキャラクターのほとんどはこの方が作ったようです。
98年1月からフジテレビの深夜枠で放送されていた
『FLYER
TV』という雰囲気的にちょっとウゴルーぽい
番組の制作に関わっていたらしいです。
この番組は、モデルのあんじとCGキャラのナビゲーターで、
毎日いろんなコーナーを展開するといった内容です。
なおこの番組は数ヶ月続いたのち終了したそうです。
また、テレビゲームの分野でも独自のスタンスから多くの作品を手掛けています。
1987年に発売されたファミコンディスクシステム用ソフトの「オトッキー」は
当時では(今でも?)類を見ない「音」をテーマにした斬新なゲームでした。
さらに、1994年頃にはスーパーファミコン用に
「サウンドファクトリー」という、これも「音」をテーマにしたゲームソフトを開発。
しかし、完成していたものの、
別の理由から発売中止になってしまいました(残念)。
…と思いきや、そのアイデアはパソコン用ゲーム
「シムチューン」として生まれ変わり、1996年に発売されたそうです。
(詳しくはこちら)
2000年にはうるまでるび(後述)とともに、
プレイステーション2用ソフト「びっくりマウス」を発表。
「らくがきパフォーマンスソフト」というだけあって、
一見、お絵描きソフトなのに、それだけではない仕掛けが施されています。
→びっくりマウス公式サイト
また、同年に漫画家ばばかよとのコラボレーション・イベントとして
開催された「ハッピーテクノロジーラボ」という展覧会では、
携帯ゲーム機ワンダースワン用に発売された
個人向けプログラミングツール「ワンダーウィッチ」を使用して開発した作品を展示。
その後、「テノリオン」という作品がワンダースワン用ソフトとして実験的に発売されました。
このゲームは音楽シーケンサーになっていて、
16×16のマス目に、任意に印をつけることによりリズムパターン作成、
それを組み合わせることによって作曲できるという仕組みだそうです。
この作品は後に携帯電話iアプリ用コンテンツとしても発表されました。
(関連記事)
これらの作品にはどれにも、
「インタラクティブな映像作品」としてのゲームのあり方が問われていると同時に、
ゲームが産業としてハリウッド化しつつあることによって
失われつつある、新しい可能性を感じさせられます。
Toshio
Iwai Works…本人のサイト。更新は止まってるっぽい、
というか英語で書いています。ウゴルー関連では画像が2枚あります。
岩井俊雄の仕事と周辺…岩井さんの仕事について書かれた本です。
びっくりマウス…購入できます。
田中秀幸(たなかひでゆき)
デザイン会社フレイムグラフィックス代表。
番組では主にオープニングCG等を手掛けていました。
番組のシンボル的存在「おやじむし」は
この方が考えたらしいです。
最近はラヴァーズハウス、スーパーラヴァーズブランドのデザインや
ピエール瀧とのVJユニット「プリンストンガ」としての活躍が有名です。
前述『FLYER
TV』の1コーナーだったミニアニメ作品
「スーパーミルクちゃん」の原案・キャラクターデザインも担当。
2000年には「OH!スーパーミルクチャン」となりWOWOWで放送され、
多くのファンを獲得しました。
フレイムグラフィックスリンク集…ぼくが作った仮設コーナーです。
秋元きつね(あきもときつね)
この方は名作
「がんばれまさおくん」シリーズや
メインキャラクターの1人である「とのさま」
を生み出したお方です。
「まさおくん」は『週刊アスキー』というパソコン雑誌の
あるコーナーにて、
数年前までにお目にかかれてました。
99年6月にはゲームソフト『せがれいじり』を制作し発売、
当初は品切れになるほどの売れ行きを見せました。
主人公は黄色い矢印の頭を持っている「せがれ」ですが、
そのゲーム中に「とのさま」や「まさおくん」が
(隠れキャラ的に)出てくるということなのです。
ちなみにこのゲーム、
やっぱり(?)ちょっと変わったゲームだそうです。
なお、このせがれは
テレビ東京系朝の子供向け情報番組「おはスタ」の
『ハコいりせがれ』という短編アニメコーナーでも
お見受けできましたが、99年6月で終了したそうです。
と、思いきやなんと99年7月20日にこのコーナーをまとめた
ビデオ『ハコいりハコいりせがれ』が発売され、
他にも「せがれ」の絵本が数点発売されています。
まさおくん新情報!
「秋元きつね本」という本が99年9月15日に発売されました。
その本はDVD付きで、その中に
あの名作「がんばれまさおくん」が収録されています!
これはまさおファンならずとも注目の一品です。
詳しくは下のページへ!
秋元きつね・きつねの巣穴…本人のページ!きつねさんのすべてがここに!
むだ穴ぼこ…上のページはもうなくて、現在はこちらに移転しています。
青木俊直(あおきとしなお)
実はこの方のウゴルー作品の一部は
唯一(?)ネット上で公開されています。
公開されているのはミニ”脱力系”アニメコーナーです。
思わず懐かしいと言ってしまうはずです!
(マイナーコーナーばかりなので忘れている人もいるかも…)
ネット上には無いけど「てんざるくん」もこの方の
キャラクターのようです。
テレビ朝日系で朝から幅広い内容の
情報を放送していることで有名な
『やじうまワイド』で、
数年前から青木さんの
作品を見ることができます。
番組キャラクターの『やじ夫&うま子』こそが
この方の作られたキャラクターなのです。
そのほかには
『むしむしQ』というNHK教育のテレビ番組、
関連の絵本などの制作に関わっていたそうです。
『むしむしQ』はうっすらとウゴルーっぽい雰囲気があったそうで、
内容はむしさんと楽しくクイズをして遊ぶというもの。
現在は『なんでもQ』シリーズとして
『むしまるQゴールド』、『ぴりっとQ』の2本が放送中です。
ただ、『むしむしQ』が1番面白かったみたいです。
さらに、絵本というジャンルで、
短期間で脅威的なセールスを記録した
『ポケモンえほんシリーズ』。
その中でも、最も売れたであろう
『ピカチュウげんきでちゅう』の回は
この方のイラストです。
他にもポケモンカード等のデザインもいくつかしていたそうです。
ゲーム関連では、ニンテンドウ64用ソフトとして
発売が予定されていた『MOTHER3 豚王の最期』の
モンスターデザインを担当されていましたが、
残念ながら開発中止になりました。
やじうまワイド…ちゃんとコーナーがあるんですよ。すごい!
YURUYURU HEAVEN…本人のサイトです。すごく面白い!けど更新が止まってます…。
関連本・ビデオ紹介
むしむしQ
カマキリ―NHKなんでもQ
むしむしQ
チョウ―NHKなんでもQ
むしむしQ
カブトムシ―NHKなんでもQ
むしむしQ
トンボ NHKなんでもQ
むしむしQ
クモ NHKなんでもQ
NHK
むしまるQソングコレクション…この4作はビデオ
NHK
ETV「なんでもQ」から むしむしQ(1)
NHK
ETV「なんでもQ」から むしむしQ(2)
NHKビデオ「なんでもQ」むしむしQ
Vol.3
ピカチュウげんきでちゅう ポケモンえほん〈4〉
ラプラスくん
よかったね ポケモンえほん〈9〉
まんまるマルマイン ポケモンえほん〈19〉
どわすれピジョン ポケモンえほん〈23〉
ぼくカメックスになりたいんだ ポケモンえほん
(32)
ピカチュウじゃないってば! とくべつポケモンえほん
ピカチュウとたんけんちゅう―とくべつポケモンえほん
ルギアよめざめなさい ポケモン金銀えほん
(07)(在庫あり)
白佐木和馬(しらさきかずま)
この方が生み出したのは
今でも根強いファンの多い「ミカンせいじん」です。
僕もこのコーナーは大好きでした。
株式会社ムームーとう会社に所属している方
(注:2000年7月からフリーになったそうです)で、
引き続きキャラクター制作やアートディレクションを
主にした仕事をしているみたいです。
『ジャンピングフラッシュ』に登場するムームー星人も
白佐木さんが手掛けられたようです。
MMTV…ムームーのサイト。『アストロノーカ』のコーナーでは
白佐木さんご自身がアートディレクターとして
設定資料の解説などをしています。
…白佐木さんの公式ページ。
ドメインはなんと「ミカンせいじんドットコム」ですよ!
これまで手掛けた仕事の一覧やミカンせいじんのイラストが
展示されていたりします。ミカンせいじん好きなら必見です。
うるまでるび
『うるまでるび』とは
『うるま』と『でるび』の2人組のイラストレーターです。そして夫婦です。
「しかと」や「ぶるたぶちゃん」の作者ですね。
それと「しかと」にはファンサイトがいくつかあります。
確かに「しかと」の不思議生物ぶりには
心引かれるものがあります。
ぶるたぶちゃんのファンサイトは無いのかな?
現在もイラスト&アニメーションで
絶好調のようです。詳しくは
うるまでるび本人のサイトまで。
著書紹介
にんぷのぷ―お笑いにんぷ観察日記(在庫あり)
びっくりマウス
公式たっぷりBOOK
森川幸人(もりかわゆきひと)
あの「あにき」を手掛けました。
森川さんは株式会社ムームー代表。
ということで、先程の白佐木さんよりも先に紹介しないと
いけないような気もするんですが、ちょっと遅れてしまいました。
森川さんはプレイステーション用ゲームソフト
「がんばれ森川くん2号」の作者として有名です。
他にも「ジャンピングフラッシュ」「アストロノーカ」
「ここ掘れ!プッカ」(どれもプレイステーション用)など、
常に斬新で独創的なゲームソフトを発表されています。
(僕は64しか持ってないのでどれもやったことないけど)
他にも糸井重里のホームページ、「ほぼ日刊イトイ新聞」内で
「がんばれ森川くんの遺伝子くん」、「マッチ箱の脳」というコーナーを
連載していたことでも有名です(こちら)。
MMTV…またまたムームーのサイト。トップページに
森川さんのコラムが連載されています。
アソビヲツクルオトコタチ…デジキューブサイト内にある
ゲームクリエイターへのインタビューコーナー。
森川さんのゲーム観が熱く語られています。
著書紹介
テロメアの帽子−不思議な遺伝子の物語…2002/4に発売された最新刊の絵本です。
絵本なんだけど、「遺伝子の物語」とあるように、実は科学の本でもあるんだけど、
それすらも超えて、人間のいちばん奥にある哲学すら感じてしまうような
そんな本です。って、どんな本なのか分からない方はとりあえずこちらへ…。
マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話(在庫あり)
がんばれ森川君2号
おさんぽファイル
その他のスタッフについても追って紹介していきます!