● あーみんポイント こいつら100%伝説篇 ●
こいつらはあーみん密度がかなり高いです。
はちゃめちゃやってるおちゃめなあーみんをごらん下さい。
1巻P89〜92
第6話 白鳥城にて傲慢城の貴佐光と対決するはなしにて
どさくさにまぎれて、シャウトするあーみん。以下その内容。
イエーイ
B・G・M「こいつら100%伝説のテーマ」みんなっ
いくぜ!!
ヘイヘイレッツゴー
ワントゥースリー ワンダバ ダバダー ダバダバー ダバダ
目もとがいかすぜきわまるー
オーイエ〜
いつもキュートなまんまるー
やっぱり変だぜ あぶの〜
オーアイウォンチュー イエ〜イ ズダダン
イエーイ原稿料上げろーーっ
(あーみん きゃー あーみん ステキー)←歓声
しめきり延ばせーーっ
毎年友だちがお盆休みの時にしめきりなんてあんまりだーイェーイ
オオーッベイビー 土・日も印刷所あけてくれー
サンキュー
(きゃー きゃー)←歓声
1巻P113
第8話
「薬草と毒草の研究」と「熊の生態」について勉強する回
麻は勝手に植えられないことを描いた箇所で
ぶち切れる編集長に向かってあーみん様からのお言葉、
「なにがバカモンですか
法律でなにが禁じられているかを
知らなければ
うっかりやってしまうかもしれないじゃないですか
こんな教育的なまんがありませんよ」
「岡田あーみんほど子供たちの将来を
心配している漫画家はいません」
「ほんとですよあんた」
「だからコミックス買え」
ちなみにその下のコマでは
ドクダミの説明にくけ加え、重要と名のついた囲み文がある。
「なお「少女マンガ界に咲くドクダミの花」といえば
変態漫画界の巨匠・岡田あーみんに担当がつけたキャッチフレーズである」
ホームページのタイトルもこの文章に由来があります。
1巻P157〜163
第10回
ターミネーターを追いかけ現代へ、光太郎とも出会う回
お父さんは心配性のキャラクターも登場するという
豪華な回です。こういう特殊な回には必ずあーみん様も登場しますなあ…。
ここでの登場の仕方には感服です。
更にその後、わけのわからんアングラ芝居を披露。
挙句にかけそばを食べながら帰っていきます。
2巻P15〜16
第12回 お姫さまは極丸に恋の風雪あばれ太鼓!?の回
「好き」と「鋤」。こんなことまでネタにしてしまう
しめきり地獄の怖さを味あわされた新しい担当が
漫画を描いているあーみんにガーンと。
オチのコマでは
お姫さまに「いったい何なのですかこのオチは」と詰め寄られるも
あーみんは「じゃー
あっしは編集長が殴りこみに来る前にちょっと旅に出ます」と退散。
左下の隅に「知んないよ もう」との書き置きが…。
2巻P66
第16回 仮面の忍者垢影の回
「ニセ医者つかまる!」のニュースを報じた新聞に
「岡田あーみん 早くも夏バテ」。
2巻P97〜108
第19回 時は現代 しめきり地獄の回
最初から最後まで、あーみんが締め切りに追われて
変になっているのをネタにした、衝撃的作品。
もちろんあーみんも危脳丸ら漫画キャラクターとともに登場。
すごすぎる回です。
以下、面白かったフレーズを抜粋。
「ひー 時間泥棒さん出てらっしゃ〜い」
「生きてるんやな〜おいら…
指の一本一本にまで神経がはりめぐらされてるんやな〜」
「人生って不思議やな〜〜」
「文句があるなら山田英樹に言え」
「フッ おいらにおまかせ」
「そ〜ら どこにでもある 首つり死体だよ〜ん」「ぎゃー」
「ふふ… おかしいなあ…
それともおかしいのはおいらの頭かえ?
ええ あんたさんよ」
3巻P16
第25話
荷物が増えたから庭の木を切り倒して蔵でも作るかの回
ドリフのような回転ステージがオチの回。
「どーでもええんや
もう」「しるか」と客席でグチるあーみん。
3巻P38
第27回 捨て子の母親を探す回
「テレビ公開捜査」というテレビ番組にあーみんの担当が登場。
どうやらあーみんの行方を探しているらしい。
担当、「しめきり前に蒸発してそれっきりです」
「「イチゴ畑へ妖精をさがしにいく」とかきおきを残してました」
(はしっこの方には編集部の悪口をかいてました)
司会、「テレビをごらんのみなさん
この人をみかけたら今すぐテレビ局に連絡を……
特徴は顔色の悪さと足の小指のツメがほとんどないところです」
3巻P178
あーみんじゃないけど、中森編集長が登場。
危脳丸の、山田編集長は?との問いに対して
「あの人はもう遠い遠い 遠いいにしえのおとぎ話さ…」
3巻P211
第39回 ピアノや習字などの情操教育をする回
むりやり歌舞伎舞台になってオチという、
強引な展開が多いあーみん漫画の中でも屈指の強引さ(^^;)。
「どうなってんだ」とうろたえる主人公たちに
袖から登場したあーみんがひとこと、
「ハイハイオチですよぉ 帰って帰って」。
観客の中にはなんと集英社社長(!)とその手下(?)がいて、
以下そのやりとり。
手下「社長
あれがわが社の少女雑誌りぼんに生息しているあーみんです」
社長「消せ」
3巻P233
第41回 最終回
インチキ占い師が水晶に映し出したものは過去のあーみんの姿だった…。
その頃のあーみんは「お父さんは心配性」の連載が始まったばかりで
かなり生活が苦しかったらしく
家に来る友だちに、りぼんのパーティーでもらったと言う
唯一のオブジェ、”光るガラスの犬の置物”を見せびらかそうと思っていたところ、
足を滑らせ犬の頭を思いっきり蹴ってしまい
ゴン バキ ゴン バキ ゴロゴロ グ〜ロ グ〜ロ
という悲しい思い出に…(泣きながら語るニセ商売屋)。
こんな挿話を約2ページも使って、しかも最終回で語ってしまうなんて
あーみん、なんて素敵な人なんだ…。