ただいま。

お帰りなさいと言ってくれる人がいるかどうかはわからないけど、とりあえずそう言ってみます。
今までほっぽりだしておいて、都合がよくなると復活させるなんて
勝手なもんだと思われるかもしれません。そのとおりです。

2003年4月15日、「MOTHER1・2」がゲームボーイアドバンス用ソフトとして発表されると同時に
「MOTHER3」もゲームボーイアドバンス用ソフトとして開発中だとアナウンスされました。
（詳しくはここやここをご覧ください）

「MOTHER3」は、このサイトをご覧の方ならご存知の方も多いと思いますが、
かつてはNINTENDO64用ソフト（その前は64DD用ソフト）として開発され、
多くの期待を集めていたにも関わらず、
開発中止という最も残念な結末を迎えざるを得ない状況に陥ってしまった、
不遇としか言いようのないタイトルでした。

そして僕は、そんな結末が待っているとは思いもしないで、
ちょうど開発中止が発表になる1年ほど前の1999年8月27日に、このサイトをスタートさせました。
テーマは「MOTHER3の発売を待ち焦がれるサイト」。
僕と同じように発売を待っている人たちとみんなで、
首を長くしながらひたすら待とうっていうスタンスでした。

サイトの内容はこれまで断片的にアナウンスされてきた、
MOTHER3に関する情報をできる限りたくさん集めたものでした。

2000年8月22日に開発中止の発表がされてからは、
この先どうしようと、さすがに途方にくれてしまいましたが、
「MOTHER3を忘れないページ」ということにして、続投することにしたのでした。
しかし、このまま続けることに、本当に意味はあるのだろうか、
という疑問が僕の心につきまとわない日はありませんでした。
「MOTHER」と言うゲームは少年が広い世界を冒険するというゲームです。
なのに僕は、このままひとつの小さな世界にこだわって、
新たに何も生まれないこの場所を、ずっと気にしながら暮らすのだろうか、
などと考えると、暗澹たる思いになるのでした。

そんなこんなで、とうとう根気が続かなくなって、
開発中止から更に1年後の2001年8月22日、サイトを閉じてしまったのでした。


あれから、もう2年近くもたっちゃうんですね。
「恥ずかしながら帰って参りました」とでも言うような気分なのですが、
新しいタイトルが発表されたからには、それを待たないわけにはいきません。
なんたって、もう趣味が「MOTHERの発売を待つこと」ですからね、僕は。
履歴書にもそうやって書こうかな。ははは。

今度はきっとその日が来るはず。次は気軽にほにゃ～っと待ちます、夢にまで見た発売日を。






2003年4月15日 なべねこ

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