開発中止について
皆さんご存知のように、昨日糸井さんの「ほぼ日」にて、「MOTHER3 豚王の最期」の開発中止が発表されました。先日ドルフィンへの変更を覚悟しておいた方がいいなんて掲示板に書いたとおり、僕はスペースワールド前後に何らかの発表があるものだと思って、いろいろ自分なりに覚悟を決めていたつもりでしたが、まさか開発中止になるとは夢にも思っていませんでした。
7月29日の最新情報のコーナーにちらっと書いたことも、あらゆる可能性を考えて書いたこととは言え100パーセントの冗談でしたし、それは僕の考える範疇には全くない答えでした。
そんな今の感想としては「仕方がないな」としか言えません。いろいろ考えてみても「仕方がない」という言葉にしかたどり着けませんでした。
また、結果として発売に至らなかったゲームソフトの情報を集め、ホームページまで立ち上げ、そして運営に費やした時間、労力、そして何より今までMOTHER3をずっと待ち続けてきたということに対しては、僕は無駄だったとは思っていません。ゲームとしては遊べなかったけれど、僕はMOTHER3でずいぶんと遊ばせてもらった気がします。
僕は当初から「MOTHER3」が発売されたらこのサイトの運営をやめようと思っていました。と言うのもこのサイトを立ち上げる際、『まだ見ぬ「MOTHER3」というゲームを少ない情報から空想し、思いを馳せつつ待ちわびよう』というコンセプトを決めたからでした。それはまさに発売前からMOTHER3で遊んじゃおうということであって、つまりこのサイトは、発売までの繋ぎにと思って作ったのです。
「MOTHER3」の発売がなくなった今、このサイトには繋ぐものがすっぱりとなくなりました。しかし、運営期間の束縛がなくなったとも言えます。もう待ちわびることはできないかもしれないけど、空想なら永遠にできる状態になってしまいました。
とりあえず区切りとして、今までこのサイトを見てくれた人に感謝します(ありがとうございました!)。そしてもうすぐ開設から1年です。僕はこれからもこのサイトを通して、MOTHER3で遊ぼうと思っています。また何か、いいお知らせが紹介できる日を夢見て…。
2000.8.23
「キマイラの森」管理人 なべねこ
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