「のりスタ」…人はそう呼ぶ。
「のりもの」という、大人になると触れる機会すらとんとなくなってしまう単語をタイトルに掲げたこの番組、その中身は「のりもの」が好きな保育園に通ってるくらいのお子様ならきっと夢中になっちゃうような、楽しい内容です。だけど、それだけでは終わらない何かが「のりスタ」にはあります。その魅力とは!
「なんか、おかしいぞ」
ということです。え? それじゃあ全然分からないって?
でも全体を語ると「おかしい!」としかいえないんですよね。あとは実際に番組を見てどうおかしいのか確認をお願いします(^^)。
まあ、それじゃあここで取り上げる意味がないので部分的に「のりスタ」ワールドを見ていくことにしましょう。
「のりものスタジオ」キャラクター紹介
まずは個性豊かなのりスタキャラクターを紹介していきましょう!
ひゃっぽくん…地球から400光年離れたところにある「のりーぽん星」という、歩いて一周できるほど小さな星に住む王子さま。ママと一緒に地球に買い物にきていたんだけどはぐれてしまったのでした。のりーぽん星から乗って来たのりものを友達になったハンドルくんたちと探しています。
性格は天然ボケ(^^;)。
ハンドルくん…ひゃっぽくんの相方。よき突っ込み役かな。ちょっとお調子者。からだの色は紫で、ハンドルくんだけに頭にハンドルが乗っています。おなかには初心者マークが。
ハンドルじいさん…「ハンドルじいさんののりもの大百科」というコーナーに登場するハンドルくんのおじいさん。体の色は黄色で、ハンドルくん同様に頭の上にハンドル、そして初心者マークのかわりに高齢者ドライバーのマークがついてます。ひゃっぽくんが乗って来たのりものを一緒に探すと同時に、いろんなのりものを紹介しています。↓のドン・ファンとは級友(?)らしい…。
ドン・ファン…謎多き愛の舞踏家で、メインキャラ中唯一の人間(?)。テレビの前のみんなにパラパラダンスをレッスンしてくれます。好きな飲み物は牛乳、好きな花は薔薇、口癖は「ビューティフル」。ことあるごとに体中に電撃が走ります(というか雷?)。最近は「愛のビーム
じゅうテーム」という光線銃(?)をハンドルくんが発動させることにより登場。僕もじゅうテームほしい!(^^;)
ミスター・コンコード…今話題の超音速飛行機コンコルドをモチーフにしたと思われるキャラクター。ひゃっぽくんたちからは「コンドウさん」と間違って呼ばれています。そんなミスター・コンコードの担当するコーナーは「コンドウさんのマッハイングリッシュ」。ってコーナー名もコンドウさんになってる(^^)。ちなみに番組中挿入される小学館ホームパルという英会話教室のCMにも登場。
おはニン…みんなからのイラストはがきを紹介する正体不明の忍者。でも自らが落としてしまった「おはニンデータファイル(←絵日記?)」により、次々におはニンの趣味趣向が暴かれていってます。ひゃっぽくんやハンドルくんに比べてやけに小柄だけど、多分ひゃっぽたちが大きいんだと思う…。
しんごう3きょうだい…「かがやけ!しんごう3きょうだい」他、複数のコーナーを担当。兄弟で性格も違います。
ガードレール4にんしゅう…謎の顔をした4人衆。詳しくは不明。
ロケット夫人…「ロケット夫人の数えてあそばせ」というコーナーで数の数え方を教えてくれます。他にもひらがなを教えてくれるコーナーも。正統派子供番組的なコーナーですね。
ステハニー…ハンドル族(!?)の女の子。ちょっと気が強そう。ハンドルくんはステハニーのことが好きみたいだけど、そのステハニーはひゃっぽくんに一目惚れのよう。謎の三角関係!?
ひゃっぽくんのママ…ひゃっぽくんを探して、まだ日本に滞在中。ピンク色で頭には王冠が。この前はなぜか名古屋でドン・ファンと世間話していた…(ひゃっぽくんの居場所を教えてあげろよドンファン、と思ったけどそうなると番組が終わってしまうのでやっぱりいいです(^^;))。
2つの独立したコーナー
これから紹介する2つのコーナーは番組内番組とでも言うような、本編とは独立しているコーナーです。製作しているところも違います。普通はこういうコーナーってちょっと中だるみしてしまいがちなんですが、「のりスタ」は違う!!こっちも引けを取らず面白い!番組のテンションをちゃんと維持できてるのが「のりスタ」のすごいところだと思います。
・「おもちゃ大陸プトラパトラ」について
「プトラパトラ」はおもちゃののりものがたくさん住んでいるおもちゃの世界でのお話。そこにはるかちゃんとまことくんという人間のこどもが呪文を唱えて遊びに来て、いろんな騒動を体験します。
「オモチャけいびたい」に所属するポット(パトカー)とゼット(消防車)は2人と友達で、行動を共にします。
微妙なボケがのりスタ本編と通ずるところがありますが、基本的にはかなり純粋に子供向けとして作られた内容です。
・「ボブとはたらくブーブーズ」について
「ボブの工事サービス」という建築事務所を営んでいるボブとその仲間たちが繰り広げる約10分のおはなし。仲間とはスクープやマック、ディジーなどと名付けられた建築作業車たちのことで、車たちはボブと話ができるし、自由に動き回ります。
車の他にも友人で仕事仲間のウェンディやかかしのスパッドなど、個性的で楽しいキャラクターが登場します。
実はこのコーナー、本編よりも好きなんじゃないかってくらい本気ではまってしまってます(^^)。原題は「Bob
the Builder」といって、イギリス制作の人形と粘土を使ったアニメーションなんだけど、ストーリーが本当にいいんですよね。斬新ではないけどほっとする感じで。本当はこのコーナーだけ別枠でコラムで取り上げたかった程なんです。
絶対この番組見ているこどもたちは将来ボブのような建築作業員になりたいと思っているに違いないです!
僕もちょっとなりたくなったもん(^^;)。
←かかしのスパッドを描いてみました。怖がりクレーン車のロフティがスパッドのことまで怖いと告白したのには正直笑ってしまいました。僕が特にお気に入りなキャラはそんな2人とボブ、ウェンディの計4人。ボブとウェンディって恋人同士ではないのかなぁ〜。 |
番組のもう1つのよさ
この番組のよさを書くとすればどうしても挙げておきたいのが、挿入される曲のよさです。番組冒頭ではひゃっぽくんとハンドルくん、そしてドン・ファンとみんなでパラパラを踊っちゃうんですが(手足の短いCGキャラが踊るさまはかなりかわいいです)、この曲は毎回同じなんですよね。でも飽きないんです。
他にも毎回のように使われている曲がいくつもあるんだけど、どれも録画してビデオで見てても飛ばさないで毎回見てしまうんですよね〜。これは本当にすごいですよ。サントラ出した方がいいと思います(言わなくてもすでに準備中だとは思うけど)。
番組中流れる曲一覧
オープニングテーマ
「世界はピーポー(超ムゲン大MIX)」
唄 ASACO
…パラパラの曲。つい踊り、そして歌いたくなるような曲です。
おもちゃ大陸プトラパトラ
オープニングテーマ
「のりものりものりも!」
唄 TAIGA
…ゼットゴーゴー!シュッポゴーゴー!往年の特撮番組の主題歌を彷彿とさせるノリのいい曲です。
うたうた王(のりものにまつわるオリジナルソングをかけるコーナー)
「くるまにあっく」
唄 くるまによんじん
…いろんな車の名前を羅列した歌詞です。最近ではバージョン違いが放送中。よりマニアックなリミックスとなっています。バックでゆるく踊るひゃっぽくんと熱く踊るハンドルくんにも釘付けですね。
ボブとはたらくブーブーズ
オープニングテーマ
…この歌も大好きなんですよね〜。ボブのあったかさが出ている元気のいい曲です。そーうさみんなはともだちー♪
グッズは出てる?
グッズはどんなのが出ているのかよく知らないんですよ〜(現在調査中です)。とりあえず「ボブとはたらくブーブーズ」はイギリス製のおもちゃがあるのと、日本ではトミーがいくつか発売しているようです(イギリス製おもちゃはYahoo!オークションで出品されてるのを見かけます。原題とかでも検索してみるといいかも)。
「おもちゃ大陸プトラパトラ」のおもちゃ(トミカ)もありますね。CMもやってたような気がします。まあ、このタイトルでなかったらおかしいですよね(^^)。
ひゃっぽくんたちのグッズはどうなんでしょう。番組中に出ていたシールは小学館の「めばえ」か「幼稚園」か、そのような雑誌の付録になっているらしいです。
あと、同じく小学館からのりスタ関連の本がいくつか出ている(出る)ようです。まあ、幼児向けの内容ですけどね。
のりものをさがそう!
ボブとはたらくブーブーズ
ボブとはたらくブーブーズ
シールであそぼう
↑僕がよく行くネット書店bk−1よりリンク。ボブはこの他にもストーリーに沿った本もあるっぽいです。
LINK
もしのりスタのHPを作ってるとか、HPにのりスタのコーナーがあるとか、そういう人がいたらぜび教えてください!アドレスを!
のりものスタジオ…テレビ東京内のページ。キャラクター紹介とコーナー紹介があります。
トミー…ボブやプトラパトラのグッズ発売元。ひゃっぽくんたちのグッズもぜひ。
Bob the Builder…「ボブとはたらくブーブーズ」の本家イギリスの公式サイト。日本にもこんなサイトがあったらなあ。
HIT ENTERTAINMENT PLC…ボブとはたらくブーブーズを制作したプロダクション(かな?)。こちらでは制作風景の画像が!1枚だけど感動です。
円谷映像…「おもちゃ大陸プトラパトラ」を制作。けど情報はなし。
謎のギャラリー
僕もおはニンのイラストコーナーに負けじとイラストを描いてみたぞ。でもやっぱりこどもにはかなわないねえ。うーん、中途半端。
↑ドン・ファンです。いまひとつあのあやしさが出せなくて残念。
↑ハンドルくんとひゃっぽくん。こっちはかわいくできたかな。 |
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