「ガリガリ君」とは
「オレ ガリガリ君、君
何ガリ君」というわけで、今夜のテーマは「ガリガリ君」です。ガリガリ君とは、「ガリガリ君」というアイスのパッケージに描かれた男の子のキャラクターです。ネーミング、キャラクターデザイン、そして商品、全てにおいてハイレベルなセンスで統一され、そのインパクトに嫌でも記憶にあるという方もいることでしょう。
ガリガリ君に社運を賭ける
僕はこの度、ガリガリ君にまみれたサイトにたどり着きました。「ガリガリ君」の製造・発売元、赤城乳業のホームページです。
行ってみるとお分かりでしょうが、トップページからしてガリガリ君です。更に、並の有名キャラクターサイトを凌駕するであろうガリガリ君コーナーの充実ぶりには、ただただ呆然と立ち尽くすのみでした。
それらのコーナーを眺めながら、やっと理解しました。
「この企業はガリガリ君にすべての社運を賭けている!」と。
ガリガリ君にすべてを託して
赤城乳業のホームページを見ると、ガリガリ君以外の商品の画像もあるのですが、そのどれもが見たことありそうなんだけど、はっきりとした記憶にはありません。そう考えると、ガリガリ君の商品キャラクターとしての「凄さ」には並々ならぬものがあると言えるでしょう。
ただ、ホームページのトップに堂々と登場するキャラクターとして考えた場合、多少の疑問が残ります。ホームページのトップに登場するという事は、すなわち企業マスコットキャラクターとしての役割も果たさなければならなくなります。
企業というのはイメージが大事です。普通ならおふざけ度の高いガリガリ君なんて、ちょっと違うんじゃないかという声が挙がりそうです。
でも赤城乳業はやった。やってしまった(^^;)。でもこれはある意味、どうしても保守的にならざるを得ない数多の日本企業にありがちだった姿勢を崩す、大きな前進ともいえます。
21世紀のガリガリ企業像
これは大げさじゃありません。これからの企業はこのくらいのことはやってかないと、生き残っていけませんよね。そこで僕からの提案があるんですが、企業名、今のままではちょっと硬いですよね。ここは「株式会社ガリガリ」でいっとくしかないでしょー。これは21世紀前半を目標にぜひ実行して頂きたいものです。
そして21世紀も後半になると更に凄くなっていきます。社員は全員「ガリガリ一族名」を襲名するのです。そして営業や電話応対、更には社内での社員同士の呼びかけにそのガリガリ名を使うのです。もちろん名刺にはガリガリチックな似顔絵を添えてね。
「ガリエさん、ちょっとこれコピーして」「はいガリジロウ課長」なんてね。
え? そんな会社イヤ!?
そうかなー。僕には素敵に思えるんだけどなぁ…。まあ、あと少しすればそういう意見も社会的に認められてくると思いますので、今のうちからビジョンを描いておくに越したことはないと思われます。関係者の方でこのページを見られた方は、これらのことを是非とも会議の議題へと提案して下さい。まあ、その後に起こったいかなることについて、僕は何の責任も持ちませんけどね(*^〜^*
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