キャラコラム２８．ピチューはピカチュウのなんなのさ！？

アニメを見たりゲームをやった事がある人なら知っていると思いますが、ポケモンは成長すると進化します。進化すると外見が変わり、別種のポケモンになります。例えばピカチュウならライチュウというポケモンに進化するんです。ピカチュウの場合はそれ以上の進化はないのですが、フシギダネはフシギソウ→フシギバナと２段階に進化します。
「金銀」の世界にもこれは当てはまるのですが、なんと、一部のポケモンについては、「赤緑」の世界には登場しなかった進化前のポケモンがいるのです！

ここまで理解していただいた人ならお分かりだとは思いますが、
「ピチュー」はピカチュウの新化前のポケモンなのです！

つまり、今までの世界では登場していなかった、ピカチュウの１世代前の姿が発見されたんですねえ。ネット上でも噂はあったんですが、それがついに現実のものとして目の前にあらわれたってわけです。
これにはやっぱりポケモンファンはびっくりなんじゃないでしょうか。僕はびっくりしました(^^;)。

↑似てるとか似てないとか、そういう事はどうでもいいことなのさ(^^;)。

このように、たまに表が２つに分かれているときがありますが、これにはあまり深い意味はありません。しいて言うならばここはおまけです(^^;)。

もっと深く考える。

さてこのおまけコーナーでは、少しいやらしい視点から「ピチュー」を見てみましょう(^^;)。
まずこのピチュー、ピカチュウのような存在になるのでしょうか。
これについては実際ふたを開けてみないとなんとも言えないところもあるのですが、僕がピチューのイラストを見る限りそこまで大きな存在にはなれないような気がしました。多分これはピカチュウが凄すぎるからなんでしょうね。僕が最初にピカチュウを見た時に感じたオーラが、ピチューにはありませんでした。ポケモンで言えば「トゲピー」と同程度の存在になるのではないでしょうか。
ここまでの意見は外見的な側面で見た判断です。
いや、実際にはピチューはじゅうぶんかわいいんです。でも、ピカチュウのような「本当にいそうな感じ」もしないし、「ぬいぐるみ的かわいさ」もピカチュウよりも少ない。そしてもうひとつ、意外だったポイントがありました。

新化前と進化後のポケモンを比べた場合、人気があるのはだいたい進化前のポケモンなんです。新化前のほうがかわいいからです。なぜかわいいか。それは新化前の方が顔が幼く、デザインがシンプルだからだと思います。
そこで新化前のピチューと進化後になるピカチュウを比べてみた場合、顔はピチューのほうが幼いのですが、デザインはどうもピカチュウの方がシンプルなのです。これは作成過程（の順番など）が違うからそうなったのかもしれません。でも僕は「シンプルでないピチュー」に少しだけ違和感を感じてしまいました。

ついでに言わせてもらうと「金銀」で初登場となる、他に公開されているポケモンのデザインについても違和感を感じるものがあります。これは、３年の間に「赤緑」のポケモンに見慣れすぎてしまったせいかもしれません。

ピチューの位置付け

この先ピチューはどういう位置付けになるのでしょうか。製作サイドだって「金銀」とともに注目の新キャラを１つは用意しておきたいと考えていると思うんですよね。これまでにもターニングポイントでは「トゲピー」、「マリル」、「ルギア」といった「金銀」に登場するポケモンを、先行的にアニメなどに登場させてきたのです。注目のキャラとしてはピチューは持ってこいな気がします。ただ、この位置付けに関しては製作サイドの考えに大きく左右されると思います。

ここがピカチュウの時とは少し違った立場なんですよね。ピカチュウはゲーム発売当初、１５１分の１以上の存在ではなかった。これは、ゲーム中でかわいいポケモンとして「ピッピ」や「プリン」などがプッシュされているのを見れば明らかなのです。そう考えると、ピカチュウはそのかわいさがユーザーに受けたところからヒットした、だからアニメでレギュラーの地位になり得た。すなわちピカチュウは、製作サイドの考えには無かったヒットだった。と、ここではそういう事にしておきます(^^;)。

だけど、ピチューの人気はある程度コントロールできてしまいます。
ゲームでの登場回数をあらかじめ多くすればどうでしょうか。
アニメでレギュラーにして可愛いしぐさを見せつけたらどうでしょうか。
更に小学館の学年誌で毎号表紙を飾ったらどうでしょうか。
更にキャラクターグッズを優先的に増やせばどうでしょうか。

ピチューはピカチュウほどのかわいさはないかもしれない。でもそのピカチュウが４年近くにわたって築いてきた頑丈な土台が、ピチューにはあるんですよね。

1999/12/17：★来年の４月に「ポケットモンスターＸ」（後に「ポケットモンスタークリスタル」という名称で発売されました）ってゲームがゲームボーイで出るそうですね（どうせ延期するからもう少し先になるだろうけど）。
携帯電話を使ってサーバーに接続、同じく接続している人とポケモン交換等が出来るらしいです。
任天堂は来年の８月に携帯電話通信を前提に開発した「ゲームボーイアドバンス」というゲーム機を投入予定ですが、今回のはそれに先駆けて携帯通信第一弾ソフトとしてゲームボーイ用として発売されます。
でも「金銀」出したばかりなのにもう新作？って感じですが、どうもシナリオは同じっぽいようです。つまり「赤緑」に対する「青黄」のような。そして巷で噂のポケモンもこの通信によって手に入るのではという憶測も呼んでおります。
どうでもいいけど「ポケモン」やってる子のうちどのくらい携帯持ってんでしょうね。

★「ポケットピカチュウカラー金銀といっしょ」って売ってますか？あまり入念に調べたわけじゃないけど、もうすぐ発売１ヶ月なのにいまだに目撃できず。一部では一時期の「たまごっち」並みの品薄らしいとも言われているらしいし…。生産に時間がかかるのかもしれませんね。

★先日ポケモン新作映画発表会見が行われました。２０００年夏公開予定、いつものように２本立て、「結晶塔の帝王」と「ピチューとピカチュウ」です。ここでようやくこのページの主役”ピチュー”が出てきました(^^)。東宝サイト内のこちらのページで会見の様子が少しだけ紹介されています。

11/25：★１１月２１日遂にゲームボーイソフト「ポケットモンスター金・銀」が発売！パチパチ…、といきたいところだけど、中には買えなかった人もいるみたいですね。３００万本の予約に対し、１８０万本しか初回出荷ができなかったんだとか。１８０万本”しか”ってのがもう何がなんだか…って感じですが、更に年内累計５００万本の出荷を予定しているんだとか。もちろんこんなに短期間でこれほどの量が出荷されたゲームソフトは過去には存在しません。だいたい日本で５００万本販売したソフトってのが思いつく限りでいくと前作「ポケモン（赤緑青黄で１０００万本強）」とファミコン版「スーパーマリオ（約６３０万本）」だけですからね。

★１１月２１日は「ポケモン金銀」だけじゃなく、ポケットピカチュウの新バージョン「ポケットピカチュウカラー金銀といっしょ」の発売日でもあったのをご存知でしょうか。「ポケピカ」は万歩計がついた携帯ゲーム機です。今回のは液晶がカラーになり、そして赤外線通信機能を搭載、「ポケモン金銀」と連動するんだそうです。ただ、こちらもかなりの品薄になっており、現在入手するのは困難かと思われます。もう少し待ちましょう。ちなみにお値段は３０００円です。

★話は変わって海外の話題。日本では９８年に公開された映画「ポケットモンスターミュウツーの逆襲」がアメリカで公開、第１週の興行成績ランク１位という日本映画始まって以来の快挙となりました（２週目は３位に後退しました）。この映画、テレビで見た事がありますが、僕はそんなに感動しませんでした。重いテーマに見せかけた薄っぺらいストーリーに感じました。これなら３０分の通常アニメのほうがよっぽど面白いなあっていうのが正直な感想です。ちなみに映画は来年第３弾が日本で公開決定しています。

★海外映画関連情報なのですが、アメリカでポケモン映画公式サイトというものが立ち上げられました。壁紙などのプレゼントもあるらしいです。まずトップにあるタイトル画像をクリックしてみましょう。そこからは各自で(^^;)。

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