みなさんセガは好きですか?
今回はセガの看板キャラクター「ソニック」についてなんですが、その前にみなさん、セガのゲーム機は持ってますか?「メガドライブ」、「サターン」、そして「ドリームキャスト」などです。「プレイステーション」しか持ってないですって!?だめですねえ。それじゃあ「ソニック」が出ているゲームは出来ませんよ。とか言いながら、僕も任天堂の機種しか持ってないのでやった事無いんですよ。すいません(^^)。
かわいいじゃなくかっこいい「ソニック」
「ソニック」の何が新しかったかと言うと、それはキャラの”かっこよさ”を売りにした事でしょうね。これが意外とそれまでのゲームキャラには無かったのでした。ゲームキャラクターの枠を広げたと言う意味で、この功績は大きいと思います。
そして「メガドライブ」のゲームとして登場した「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、カラフルでスピード感溢れるゲーム性もあって大ヒットとなりました。特にアメリカではすごくて、既に「マリオ」がミッキーマウス並の地位を確立していたにも関わらず、「ソニック」1人(匹?)でアメリカゲーム市場をセガが6割握った時代がありました。
キャラクターを生かし切れないセガ
では現在の日本やアメリカのゲーム市場でのセガはどうでしょうか。どちらも不信と言わざるを得ない状態です。
そしてここからが本題ですが、セガにダメダメなイメージがついているのは、キャラクターが大きく関わっていると思ったんです(いきなり急展開)。とにかくセガはキャラクターをうまく活かし切れていないと。
せがた三四郎、湯川専務、そして後藤喜男…
みんなが待ち望んでいたにも関わらず、サターンで「ソニック」が登場するゲームが出たのはずいぶん後のことでした。これに関してはセガの考え方もあるのですが、やっぱり「サターン」発売直後に出すべきでした。
サターンのCMに登場した「せがた三四郎」というキャラがいますが、これもタイミングが悪かった。「せがた」の登場で明らかに「サターン」は売れ行きを伸ばしました。しかししばらく(1年くらい)すると、セガは「サターン」に見切りをつけ、「せがた」は死んでしまいました。CMとしては成功していただけに、もっと早く登場していればこんなに早く死ななくてもよかったのにと思いました。
次に登場した「湯川専務」ですが、この頃からセガの取締役に秋元康が就任し、セガのプロモーションも秋元が考えるようになりました。秋元は自虐的と言われる程、これまでのセガの悪いところをCMなどに取り入れました。そんな大胆な手法もあってCM的には大成功となりました。しかし「ドリームキャスト」は売れませんでした。
なぜか?個人的な意見ですが「湯川専務」が常務に降格したあたりのCMがまずかったのではと思います。CMの展開が分かりにくかったし、「降格」によって不景気なイメージがつきました。それに「ドリームキャスト」は実際はそこそこ売れていたように思います。「売れていない」と言い出したのもセガ自身だったような気がします。
最近、今度は「後藤喜男」なるキャラを登場させました。「ドリームキャスト」の値下げの告知CMです。ちなみに「後藤喜男」とは秋元康の知り合いで、その昔、とんねるずの「オールナイトニッポン」と言うラジオ番組などで話題にされていたそうです。CM中でみんなが歌ってる歌もその時登場してたらしいです。ただ、それが分かったからどうだと言うのでしょうか。話題作りにしようと思ったのかもしれませんが、残念ながらほとんど話題になりませんでした……。
ある日、セガのアミューズメント施設の看板になっている「ソニック」を見て思いました。
「ソニック…、店番なんかしてる場合じゃないだろ!」って。(^^;)。
ちなみにドリームキャストの値下げと同時に、何本かのゲームソフトも今月末までの期間限定で値下げしました。その中に昨年暮に発売された「ソニック」が登場するゲーム「SONIC
ADVENTURE」もあります。ちょっと難しそうですが、かなり完成度の高い作品だそうです。本体19900円、ソフト1990円。そしてインターネットにも繋げられる。会社や学校からホームページを見ている方、思いきって買ってみては?
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